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今日は、50歳からの情報発信の3回目。
発信する内容は、成長や学びのプロセスということについてお話しします。
前回は、信頼構築のための情報発信は、蓄積型のメディアで発信するということをお話ししました。
これまでの内容を通して読まれたい方は、バックナンバーを置いていますので、概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらからお読みください。
今日は、情報発信をしたらいいことはわかったけど、一体何を発信したらいいのかなという、そのようなご質問にお答えしたいと思います。
何かを発信するときに困るのが、自分には発信する情報なんてないということですよね。
それに対する答えは、自分の成長や学びを発信するということです。
何かに挑戦して少しずつできるようになっていく自分の成長を発信するんです。
僕の経験からお話ししますね。
一つ目は、メルマガでの発信内容のことです。
僕は2017年に、現在書いているメルマガの前身である知的迷走通信というものを始めました。
何かの目的があったわけでもないし、何を配信するかを決めていたわけでもありません。
ただ、何か情報発信したいからメルマガを始めようと思って、それだけで始めたんです。
メルマガやろうと、みたいなとても軽い気持ちで始めました。
始めたのはいいんですけど、何にも決めていないので、読んだ本のことだったり、ライブハックのようなことだったり、
教師だったので教育論を話したり、もうめちゃくちゃですね。ごちゃ混ぜブログみたいです。
ところが、面白いと思ってくれたのでしょうか。じわじわと読者が増えてきたんです。
ある時、Kindleの本の進捗状況を始めたんですよ。
2021年9月に出版した、50歳からのブログ運営戦略ですね。
6月頃にこれの出筆を始めようと思い立ったんですけど、どうせならその進捗状況をメルマガに書こうかなと思ったんですね。
毎週金曜朝7時というのが、僕のメルマガ知的メソ通信の配信日だったんですね。
それで、1週間に一度Kindleの本の出筆状況をリアルに伝えていきました。
うまくいったとか、ここが詰まっているとかね。
もう完全に詰まったので、ゼロから書き直し始めたんだとか、こうした生の成長記録が良かったのでしょうかね。
本を書き終えた後に、誤字脱字を確認してもらおうと思って、モニターさんをメルマガで募集したんです。
すると10名以上もの方が手を挙げてくれたんです。
そして丁寧に誤字脱字を見てくれて、僕が全く気づかなかった誤字とか文字のねじれとかね、そういうのを指摘してくれました。
出版後はこぞって無料キャンペーンに乗っかってくれて、評価とかレベルをしてくれたんです。
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おかげで初めてランキング1位を取ることができたんです。
その方々が中心になって出版した本を押し上げてくれたんですよね。
書道がとっても良かったためか、この本はその後もずっと売り上げをキープしてくれています。
2年半経った今、有料売上ランキングのある部門で8位にあるんですよね。何万冊もある中での8位ですよ。
それも有料本でです。
2桁に入ることさえ難しいのが8位にあるということで、これだけの成果が得られたのは、それはもうメルマガ読者の方の最初の押し上げがあったからこそだと思っています。
その読者をその押し上げをしようという気にさせたのが、僕のメルマガのKindle出版の成長記録だったわけですね。
2つ目は僕のYouTubeチャンネルのことです。
僕のYouTubeチャンネル、シニアアップデート、これは現在YouTube登録者が1220名を超えています。
しかし2013年に開設してからの6年間、登録者なんと2人しかいなかったんですね。
1人は僕なので、僕は2013年から6年間ずっとたった1人に向けて投稿していたんですね、動画を。
それでも2020年の5月くらいまでには12人くらいにはなっていました。7年間で12人です。
ところがその頃から書評動画を始めたんですね。本を読んで分かったことを動画にして投稿したんです。
すると驚いたことに登録者が増え始めたんです。
そして翌年2021年2月、この頃にはなんと6年間たった1人だったのに94人にまで増えたんです。
そしてその後さらなる大飛躍が訪れました。
2021年1月頃にNotionに出会ったんですね。Notionというのはウェブ上のワークスペースなんですけれども、
それがあまりに効果があって面白いので、2月頃からこんなことが分かったとか、こんなことができるようになったという学びを配信し始めたんです。
Notion勉強日記という名前で始めたんですよ。
するとあれよあれよと登録者が増えていって、なんと1ヶ月で345人にまで増えました。
90何人だったのが一気に345人です。
それから3年たって現在は1220人になっているということですね。
たった12人のチャンネルが学びと成長の動画を上げ始めた途端、登録者が増えていったということですね。
それでこのことから言えるのは、誰かが何かに挑戦している姿というのは人々の関心とか興味をそそるんですよ。
そしてそれを応援したくなるということなんですね。
それというのは今まさに自分も同じようにそれを学んで、そして成長しているという、そういう人の共感を得ているのかもしれないし、
またこれから始めようとしている人が僕の学びの配信を見て勇気が湧いてくるということなのかもしれないし、
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それからすでに学びを得ている人が過去の自分を励ますつもりで私を励まそうと思ってくれていることなのか、
そのどれでもあるんじゃないかと思うんですけど、確実に読者を喜ばせてその行動に影響を与える配信になっているというわけです。
なのでこれからの情報発信について、自分には発信できる情報なんてないんだということはないということがわかっていただけたんじゃないかなと思います。
この放送なり動画なりを見てくださっている方というのは、何かを学んだりしていないということはないんじゃないでしょうか。
ということだったら、もうそれがそのまま発信できる内容になるんですね。
なので何かに挑戦し学び始めたら、その進捗状況を発信すればいいですね。
それでもこれから学んだり成長したりすることがないよというならば、極めつけの手というのがありますのでご紹介します。
それはゼロから情報発信をしていく様子を発信することですね。
何を発信していいかわかりませんというところから始めるんですよ。
メルマガでもブログでも何でもいいです。ポッドキャストのような音声配信でもいいし、YouTubeでもいいんですよね。
こんなことを学んだからやってみたとか、積んだとか、もうどうしていいかわからんとか、こんなことを配信したら読者が増えて嬉しいとか、お返事もらえてやったとかね、そんなことですよ。
これらの配信というのが、読者にこの人頑張ってるな、だんだん成長してるな、背中を押されたな、自分もやってみようかなと行動を呼び起こしていくことになるんですよ。
読んでくれる人に影響を与えることができるというわけですね。
するとその読者はもはやあなたのファンです。ファンがたった一人でもできさえすれば、その情報発信は大成功です。
おそらく数年後のあなたはいつの間にか見事にアップデートされているんじゃないかなと思います。
ぜひ学びや成長の実況中継を発表してください。
プラットフォームは何でもいいです。でも前回お話しした蓄積型媒体で発信してくださいね。
メルマガとかブログとかノートとか音声配信とか動画とかですね。
Xは蓄積されにくいので告知用に使った方がいいですね。そのXが読者の入り口になっていくので。
はい、ということで次回は50歳からの情報発信としての昔語りについてお話ししたいと思います。
それではまた。