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2022-11-09 10:06

349 学級担任制の克服が創造できる教師を育てる


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リュウスタイルのハッピーライフコーチング。この番組は、プロコーチのリュウスタイルが、あなたのシニアライフを、そしてこれからシニアになる、あなたのプレシニアライフを元気にする、様々なライフハックについて、時には博多弁で語る番組です。
今日はですね、ちょっといつもと違って、少しちょっとですね、真面目っぽい話をしたいなと思ってて、タイトルがね、学級担任制の克服が今後の教育に必要というようなね、いつものリュウスタイルの感じじゃないっていう風にね、思われてるんじゃないかと思うんですね。
あまり僕はこの外ではね、教育に関する話をしてこなかったんですよ。もう既に自分は離れてますしね。でもね、今朝の木月の学校の今日のね、配信聞いて、あのまあね、ジョブ型雇用にね、耐えられる能力とか、創造できる能力を若いうちから磨いておかないとダメだよというね、そういうことを強く感じたということと、
それをね、どうしてもね、教育の世界に直してね、考えてみたんですよね。今のね、教育の現場を見てみると、どうしてもですね、やっぱり今はね、創造できる、あの作り上げる方ですね、創造できる教師を育てられる余裕というものが現場にはないですね。
気づき気づくような時間なんてないんですよ。こなすことしかできないんですよ。用意されたもの、自分が準備したものをひたすらこなしていくしかないんですよ。そこにはですね、クリエイティブなことっていうのができる時間ってないんですよ。
だって考えてみてください。朝7時半に教室に入ってですね、16時まで授業ですよ、6時間目だったら。16時まで授業して、17時で就業ですよ。たった1時間でですね、明日の準備をしないとね、いけないんですよ。できるはずがないですかね、1時間で6時間分の準備とか。
おまけに評価の時になったらね、通信票の書件とか一人一人書かなきゃいけないんですよ。一体いつ授業の準備しろというのかというような話ですよね。1時間でね、明日の準備ができるとはね、文科省ももう思ってないんですよね。
ちなみにですね、教科書さえあれば授業なんてできるだろうと、もし思われている人がいたらですね、大間違いですね、教科書書件で授業なんてできないんですよ。授業ってですね、45分という時間をね、本当に組み立てていくんですね。
絶妙なタイミングでの、絶妙な言葉での問いかけですね。僕たちは発問というんですけどね。あとね、資料を見せる順番とかね、そのタイミング、見せ方。あと和術ですね、当然ね。あと黒板に書く文字の構成とか。そういうものをね、いろいろ組み合わせてね、45分の授業をね、組み上げるんですよ。
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書研とかでやってたらね、5分も持たずにね、教室大騒ぎになって荒れてしまいますね。なので、その準備をしなきゃいけないんですよ。組み立てを作らなきゃいけないんですよね。なので、45分の授業の準備をするのに、少なくともね、2時間はかかるんですよ。
だから、6時間あったら本当は12時間ぐらいかかるんですよ、本当はね。文科省もね、本当はわかってるんですよ、そういうことは。無理ゲーだって。だからね、本当に大事なことっていうのは、もうやるべきことを減らしてくださいよと。教える教科も減らしてくださいよと。
そしてね、午前中は授業で、午後はね、社会教育にも任せて、午後は全部ね、翌日の授業のための研究の時間にしてくださいよって。これ当たり前じゃないのかなと思うんですよ、研究の時間を保証するっていうのはね。だって僕らは、その保証された時間の中で研究をして、準備をして、組み立てて、そして授業をするわけですので。
授業だけさせてですね、準備の時間は作らないっていうのはね、やっぱりこれ無理ゲーなんですよね。そしてこのね、準備をしっかりやれる時間をもらうというこの余裕がね、創造できる教師を生んで、そして創造できる子どもを育てる教育を生み出すっていうことなんですよね。
でもね、実際はね、たった1時間で帰れでしょ。教師はどうするかって言ったら、そーっと持ち帰るんですよね、授業の準備ができるものをね。そしてね、絶対に言えない、見えない残業をするんですね。家で夕食が終わったり、子どもが寝静まった後に、一生懸命翌日の授業の準備をせざるを得ないんですよね。
このね、文科省っていうのは、この教師の見えない残業に支えられてですね、それで今の学校教育、教育の水準っていうのがね、保たれているという、これ知ってるんですよね。知ってるけど、見て見ぬふりをね、せざるを得ないんですね。
それはですね、なんでできないかというとね、もうやることいっぱいのね、指導要領を改定してね、中身を減らすぞという大改革ね、できないんですよ、文科省にはね。なんでできないかというとね、いろんな団体とか組織からね、〇〇教育をぜひやってくださいという強い推しが来るからなんですよね。
例えばね、金銭教育やってください、健康教育やってください、納税教育やってください、キャリア教育、情報教育、図書館教育、性教育、職育、全部必要でしょ、子供のために必要だからやってくださいよっていろんな団体がね、文科省にね、やってくれやってくれて陳情をしてくるときにですね、断れないんですよね。もう入れちゃってるとね、もう今さら削れないと。
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こういうような〇〇教育と名がつくのはね、実は数十個あると言われてるんですよね。それをね、やめることができないんですよ。やめれないんですよ、もうね。やめるとね、なんでやめるんだみたいなね、不なことにやっぱなるから。
例えばね、給食時間とかね、清掃の時間というのをやめるだけでもね、全然違いますよ。海外の学校にね、給食とかね、清掃とかね、ないです。僕、いたオーストラリアとかでね、給食時間だったら子供は強制的に教室から外に出るんですよ。
そして外で食べるんですよ、自分たちでね。で、授業が始まったらまた教室に入ってくる。しかし日本ではね、やっぱり全人格の登屋ということがね、やっぱり大事ということになってますので、この学校の給食時間というのはね、給食指導なんですよ。教師の昼休みじゃないんですよ。
掃除というのはね、清掃指導なんですよね。この2つがなくなるだけでね、ものすごく余裕が出るんですけど、どちらも生徒指導という分野の内容なんです、これもね。で、書券とかに書くんですよ。掃除に一生懸命頑張ってますよ、みたいなね。
なんでこういうようなことをね、やっぱり減らしていかないと、想像できる、子供を育てるための想像できる教師なんて、育っていく余裕がないんですよね。
なんとしてでもね、やっぱりその余裕を作り出さないとダメなんですけどね。午前中は授業でね、午後は社会教育に任せて、教師は翌日の授業のための研究をするという、準備だって仕事のうちのはずなんですね。
そういうようなことをやらないと、教師の質問保障なんてね、もうできないんですよ。でも減らせないから午前中だけなんていうわけにはいかないと。16時まで授業せれってなるわけですね。
じゃあどうするかというと、タイトルのようなことなんです。学級担任制をもうなくさないとダメじゃないのっていうことなんですね。つまりワークシェアリング。午前中の授業をする人、午後から授業をする人と一日の学級経営をシェアするんですよね。
で、私が午前中の担任です、私が午後の担任です、みたいな。いやもう担任という言葉自体もなくしたほうがいいと思うんですけどね。少なくとも午前の担任、午後の担任だったらね、二人の担任ができるわけで。一人で背負い込んでいくということが少し緩和されるし。
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まあそのどちらにしてもね、準備の時間が午前一杯、午後一杯全部できるわけですよ。なので本来教師になりたい人っていうのは本来多いはずなんですよね。なのでこのシェアリングをすることでね、ブラック度が減っているとね、教師不足の解消もやっぱり進むんじゃないかなって思いますね。
学級担任制はね、もう終わらないといけないんじゃないかなって僕は思いますね。一人で背負い込むのはすでに無理の時代に入っているんですよね。
はい、そういうようなことでね、学級担任制の克服、それをすることによってね、時間の余裕を作り出すことによって、想像できる、子供を育てるための想像できる教師を育てる余裕ができるという、勝手なお話でした。それではまた、リュースタイルでした。
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