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2023-01-21 10:30

「やさしい日本語」ってご存知? #413

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リュースタイルのハッピーライフコーチング。この番組は、プロコーチのリュースタイルが、あなたのシニアライフを、そしてこれからシニアになるあなたのプレシニアライフを元気にする、様々なライフハックについて、時には博多弁で語る番組です。
今日は、「やさしい日本語」って知ってます?というようなお話なんですが、「やさしい日本語」というこの言葉、ご存知でしょうか?
いやいや、何言ってんだって、やさしい日本語はやさしい日本語だろうって、知ってるものにもないだろうっていうようなね、お話だと思うんですけれども、聞いてみてください。
このやさしい日本語っていうことですね。日本語を母語としない外国人、日本に住んでらっしゃるけれども、日本語を自分の母語としない外国人ですね。
そういう方々に伝わりやすく配慮した言葉ということですね。通常よりも、とても簡単な日本語というようなことですね。
例えば、立ち入り禁止っていう言葉がありますよね。この立ち入り禁止っていう言葉、日本語を母語としている僕たちにはすぐ分かるんですけれども、
日本語をまだ十分に知らない外国の方に立ち入り禁止って言っても、結構通じないということで、それを入らないでくださいっていうふうに言うと通じますよねと。
そういうことなんですね。これが始まったのは、ちょっと歴史がありましたね。もう28年ぐらいあるんですよ。
1995年の震災、阪神淡路大震災がきっかけだったということです。
当時、陽気をご持参の上、中央公園にご参集くださいっていうようなアナウンスがなされたそうなんですけれども、
陽気とかね、持参とか参集とかいう、そういう言葉が日本に住んでいらした外国人の方にはとっても分かりづらくて、情報弱者に陥ってしまったというようなことがあるんですね。
そういうことで、彼らに分かりやすい言葉を使ってあげないといけないんじゃないのという、そういうようなことから始まった取り組みみたいですね。
なので、陽気をご持参の上、中央公園にご参集くださいという言葉を入れるものを持って中央公園に集まってくださいと、そのように言うというような取り組みです。
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東京外大の荒川陽平教授が、ハサミの法則というのを提唱されたんだそうです。
ハサミのハは、はっきり言いましょう。
ハサミのサは、最後まで言いましょう。
ハサミのミは、短く言いましょうという、このことなんですね。
はっきり言いましょうというのは分かるとして、最後まで言いましょうというのは、
例えばですね、私たちのよく使う言葉として、それはちょっととか、それはよいのですがとか、そういう点々で終わることってありませんか。
最後を明確にしないで、ぼかしてしまうようなしゃべり方。
こういう話し方というのは、外国の方に非常に通じづらいという。
なので、それはちょっと困りますとか、何々するのですが、こうですというように、最後までちゃんと言いましょうということですね。
そして、短く言いましょう。一つ一つのセンテンスを短く言いましょうという、そういうようなことです。
こうした取り組みはどんどん広がっていって、2011年の東日本大震災とか、2016年の熊本地震とかね、
そういうところで活用されたものだという、そのような話を聞いています。
これらが浸透してくると何がいいかというと、これは決して外国人のためばかりじゃなくなってくるということなんですよ。
優しい日本語をみんなが使うようになると、障害者の方とかね、高齢者の方とか、それから子どもとか、そういう方々にとっても意思の疎通がとてもしやすい。
言いたいことが伝わりやすいというようなね、そのようなみんなにとって良いというようなことになっていくわけですね。
ある特定の誰かのためだけじゃなくて、それをすることがみんなにとって良いというようなものを、ユニバーサルデザインという言い方をしますよね。
そのように考えてみるといいかなというふうに思います。
現在、学校では高学年の子たちにリフレットが配られて周知されているというようにも聞いていますし、観光庁にもそのようなリフレットが置いてあります。
また、優しい日本語の研修を行っていたりとか、新聞とかを優しい日本語の講師の方が監修して、
外国人に読みやすい言葉を使った記事に直したりというようなことも今行われているというようにも聞いていますね。
具体的にですね、さっきのハサミの法則、はっきり最後まで短くというそのことをより具体的に言っていくとですね、
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簡単な言葉を言いましょう。それから敬語をやめましょうということ。
それからカタカナ語とか擬態語ですね、オノマトペとよく言いますけれども、そういうことを使わないようにしましょうということですね。
もう少し詳しく言うと、簡単な言葉というのは和語に置き換えるといいわけですよね。
さっきのように容器じゃわからないので入れるものと言い換えしてみたりとかですね、
立ち入り禁止というのは入らないでねというように言い直したりという。
そういうふうに和語で言うと分かりやすいですよということですね。
それから敬語というような言葉、例えば召し上がる、これを召し上がりくださいとかいう言い方をするんですけど、
食べてください、お越しいただけませんかという言葉を着てください。
そういうように敬語じゃない言葉で使っていくということですね。
あとカタカナ言葉ですね、これって和製英語でやることがやっぱり多かったりします。
シルバーの方はってよく言ったりしますけど、日本語でシルバーの方はって言ったときに高齢者を表すことが多いみたいだけれども、
外国語母語とする方々の中にはシルバーというと銀貨を意味するということもあるんだそうですね。
なのでそういうようなカタカナ言葉をなるべく使わないにしようということですね。
あとオノマトペですね、擬態語。雨がザーザー降りますみたいな、このザーザーというのが何か分からないというようなこともあるみたいです。
なので雨がザーザー降るとかじゃなくて、雨がたくさん降ってますねというような言い方ですね。
こういうのって近くに外国の方とか高齢者とかそういう方がいないから使わないというのではなくて、
日々の生活の中でそのようにハサミの法則ですね、はっきり最後まで短く、そして簡単な和語を使い敬語をなるべくやめて、
そして擬態語とかカタコナ語をなるべく使わないというようなことを気をつけて話すということは、
引いてはみんなに思っていることが伝わりやすいということにもなっていくので、
そのように日頃考えている自分の姿勢とか考え方とかがやはり優しさにつながっていくかなというように思いますね。
はじめは外国の方のためにと思って始めたことが、だんだんもっとさらに広い優しさにつながっていって、
そして自分自身を助けていくことにもなるというね。
優しい日本語というのは、人にとってもそして自分にとっても優しい日本語という、そういうふうに感じますね。
これはKindleで本を書いたりブログを書いたりすることもそうですし、
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こうやって音声配信をすることにだって全てに当てはまることだというふうに思います。
やっぱり相手をいかに意識して、誰にどう届けたいのかという、そういうことを考えていくと、
無理にこう難しく言い回してみたりとか、長くダラダラと文を続けてみたりとか、
ブログを書くときそういうことをやめなさいと言うんですけれども、
まさにそういうことに直結する考え方だなというふうに思います。
ブログとKindleで死に合う元気にという、僕がいつも思っていることにぴったり合う言葉だなというふうに思ったところです。
それではお知らせです。
第5回目のブログKindleコーチングライブを1月27日、来週の金曜日に21時30分から行うかというふうに思っています。
ブログを運営したりKindleを書いたり、そういうことに関心がある人はぜひライブに参加をしてください。
また告知をしたいと思います。
それではまた何か始めたのりゅースタイルでした。
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