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2023-05-18 06:45

平凡すぎて面白すぎる「武士の絵日記」2〜5分間の本棚探検

私の本棚探検のライブ収録。ご紹介している「武士の絵日記」2回目です。
僕らの持っている江戸末期のイメージとは全然違う様子がそこに描かれています。
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はい、始まりました。
リュースタイルのハッピーライフコーチングのお昼の本棚探検の時間です。
今ですね、武士の絵日記についてのお話を、今ご紹介しているんですけども、
本当、武士ですね、江戸時代の下級武士の方、本来なら名前も何も残らないはずのですね、下級武士の方が、
ひたすら7年間、絵日記を描き続けたおかげで、
その方の、当時の江戸時代後半の後期ですね、江戸時代が終わる直前ぐらいの大変な時代なのに、
海の上の方では、波風がものすごいことになっているけれども、
海の底の方ではゆったりしているかのように、この下級武士たちは本当に平和な日常を送っていたその様子が、
絵からね、本当によくわかるんですけどね。
あまりにも日常的で平凡すぎて、それで面白いという不思議な本なんですね。
それをね、ずっと今ご紹介しているんですけど、
絵がね、出てて本当に面白いんですが、
今日ですね、ご紹介するのはね、1枚の絵なんですけど、
ある人が出発するからといって、出発の走行回みたいなところをしている絵なんですね。
障子で囲まれた広い部屋ですね。
ここに1,2,3,4,5,6、6人の人がですね、座っているんですね。
男性が1,2,3,4、女性が4人ですね。
なんか出る人が真ん中にいて、みんなでそれを囲んでいるみたいな感じなんですけど、囲み方もいろいろ。
囲んでいるというか、円になって囲んでいるんじゃなくて、みんなバラバラにいろんなことをやっているんですけど、
1人はコタツですね。今もあるコタツ。今もあるそのコタツがあるんですよ。こんなコタツが当時からね。
それに入って、背中向きで送る人を見ているとかね。
それとかですね、なんかおいしそうに食べているとかね。いろいろあるんですけど。
1人、老婆みたいな方がご飯を食べているんですけど、ピンと背中を伸ばして食べているんですよね。
これはまたね、すごくお行儀がいいおばさんだな、みたいな感じなんですけれども。
実はこの絵を紹介したのは、その次の時にも絵につながるんですけど、
これは夕食の時の絵があって、その絵にですね、3人の人が出てるんですね。
この絵を描いた尾崎関条さんが真ん中にいて、トロロ芋ですね。そのトロロ芋からご飯にそれをかけているんですよ。
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そしてそれを振る舞っているんですね。おそらくお母さん。
そして奥さんは横でご飯を、お室からご飯をついているんですけども。
そっか、奥さんはもう離縁をされてしまっているので、これは妹さんですね、確かね。
そしてね、一緒にご飯をお世話をしているんですけど、
まあね、男だから堂々と座っているみたいな感じでもなんでもなくて、
一緒にですね、奥さんじゃない、妹か、女性と一緒になってご飯の用意をしているんですが、
そのご飯を食べている人が、おそらくお母さんでね、この絵がまたピンと背中が伸びているんですよ。
さっきの絵に出てきた方ですね、これね。
これね、背中がピンと伸びてて、うおーっと思うんですけど、
武家の女みたいなね、そんな感じでしょうね。
何事にも動じずにっていう感じで。
気全と生きてますよっていうようなね、気概。
なんかそういうような武家のね。
失礼しました。
おばあさんってこういうようにあったんだろうなーと思ってですね。
そういう一枚があるんですね。
これですね、マルワンドンというのがあって、僕もこんなのがあるんだなって知らなかったんですけど、
今、縦型のストーブがあるじゃないですか、冬になったらね。
それもちょっと丸い感じの細長く、縦1メートルくらいかな。
その半径がもうちょっと大きい感じのアンドンですね。
それが出てるんですよね。
それはその前の最初のね、誰かお友達の出発の時の宴会の時にもあって、
これ同じ家なんだなーと思って見てるんですけど、
こういう大きなアンドンというのがあったんだなーと思ってね。
そしてコタツもね、最初に見たようにあったんだなーとね。
そういうようなね、ちょっと今日は一枚のお話だったんですけれども、
しかしね、なんかね、本当に、
思ってるイメージとか全然違いますよね。
そうやって集まる人たち、このまま言ったように、
中級武士、百穀取りの中級武士であろうが、
生活に瀕しているような下級武士であろうが、
みんな一緒に集まって酒飲んでるし、
その襖の向こうからはね、子供たちが顔見てニコニコしてるし、
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この前も言ったように、両邸のおかみさんみたいな人も来て一緒になって酒飲んでたりとかね。
本当になんかね、僕たちが知ってる江戸時代の、
身分差別、身分差別じゃないな、
身分の区別が厳しかった時代、
そういう時代だっていうのとはね、全く違う風景がここにね、描かれていますね。
はい、というようなお話でした。
またね、明日も武士の絵日記について紹介をしていきたいと思います。
それでは、また何か始めたのりースタイルでした。
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