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2023-01-19 08:42

「定年後は妻と同じ趣味でも」・・の勘違い#411

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リュウスタイルのハッピーライフコーチング。この番組は、プロコーチのリュウスタイルが、あなたのシニアライフを、そしてこれからシニアになるあなたのプレシニアライフを元気にする、様々なライフハックについて、時には博多弁で語る番組です。
今朝はね、配信できなかったんで、今15時40分くらいかな、配信してるんですけど、もう声がガラガラですね。やっぱり朝じゃないとダメだなぁと思いますね。
今日は、「定年後は妻と同じ趣味でも」という勘違いということについてのお話です。
定年前、50歳から始める定活という朝日新書の本があるんですが、そこに書かれていた内容からのお話です。
現役時代は妻の話も聞いてやらずに、家事もせずに、あれやこれや、いろいろと世話をかけてきたと。
定年してからは妻とも仲良く暮らして、二人で同じ趣味でも持って、一緒に出かけたりして楽しもう、というようなことを、著者はダメ、と言うんですね。
妻と同じ趣味を持つなんて勘違い、と言うんです。
妻と同じ趣味を持とうとして一体何が悪いんでしょうか。
はい、大半の男の人たちはそのように思うんじゃないでしょうかね。
何で悪いんだろう、と。
これまで全く相手にしてやれなかったんだから、今度はこちらから趣味も合わせて一緒に活動してあげたい、と。
そこなんですよね。
上から目線と言ったら言い過ぎでしょうか。
きっとこのように言えば、奥さんも喜んでくれると思い込んでいるわけですね。
しかしですね、よく考えてみると、そういう場合の奥様っていうのはもう長年放っておかれたわけですね。
何か話したいことがあってもろくに聞いてもらえないし、土日はゴルフで家にいないし、そんなことが何十年も続いたんで、奥様っていうのはもう、とうに愛想をつかして自分の世界を構築しているわけですね。
いくら夫とはいえ、せっかく構築した自分の世界の中にずかずかと入ってこられるような、そんなのは嫌だと、今さら何よと、そういうわけですね。
これまで長年放っておかれた妻と同じ趣味を持とうなどということは、いかに勘違いであるかということがこれでよく分かりですよね、という話なんですね。
定年後は妻のことをかまってやったら喜ぶだろう、なんて考えるのは夫の勝手な思い込みにすぎませんよ、という、そういうようなことですね。
聴者の方はね、男の人に濡れ落ち葉にはなるな、と言います。
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濡れている落ち葉ってペタペタくっつきますよね。
あれと同じで、家の中でも外でも奥さんにべったりくっつこうとするような状態を濡れ落ち葉というわけですけど、それになるな、というわけですね。
自分の居場所がないから、その居場所を妻に求めてペタペタペタペタくっつこうとするわけですね。
なので、聴者は一緒に過ごしていくからこそ、相手の領域に無遠慮に踏み込んでいくのは避けるべきだ、というふうに言っています。
無理に趣味を合わせようとするんじゃなくて、それぞれが趣味の世界を持っていること、そしてお互いに自分の世界を持っていることを受け止めて相手を尊重すること、それが大事なんだよ、ということですね。
適度な距離感ということです。
ここで、著者が一つのエピソードを紹介しています。
これは、聴く人が男性であるか女性であるかによって、もしかしたら感じ方が違うかもしれません。
そのエピソードというのは、夫婦旅行でシングルを二部屋とる夫婦ということなんですね。
旦那さんととっても仲が良くてしょっちゅう一緒に旅行する女性という方がいます。
理想の中高年ライフを歩んでいらっしゃるんですが、旅行に出て仲良く観光し、食事を楽しんだ後、それぞれ別の部屋にお休みなさい、と言って別れるという、そのようなエピソードです。
これを聞かれてどうでした?
この話は、男性は信じられないという顔をしがちなんだそうです。
しかし、女性はよくわかるという顔をされるそうなんですね。
一緒の部屋だと、ついつい何か世話をしなくてはと気になって落ち着かないんだそうですね。
なので、男性は女性のそんな気持ちに全然気が付かないと。
だからこそ、このような適度な距離感を持つことで良い関係が築けるよ、というようなことをおっしゃっていました。
そんな男性の僕ですけれども、随分前から感じていたことがあるんですね。
それは、男性って独立できなきゃいけないなということなんです。
飯、風呂、寝るとかよく言ってたじゃないですか、昭和の頃。
男が家で喋る言葉は、飯、風呂、寝るしかないみたいな。
そういう男性の話が、昔はよくあったんですけど。
非常に極端ではあるけれども、そんな感じの夫というのが、僕らの一つ上の世代には結構多かったんじゃないですかね。
こういう夫って、何でもかんでも奥さんから世話をしてもらわないと生きていけないと。
また、世話をしてもらわないと気が済まないというような、そういう方々がいらっしゃったわけですけど。
その後、熟年離婚とかそういうことでも、なった暁にはもう滅亡するんじゃないかなというようなね。
なので、自分のことは自分でする。
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当たり前ですけど、そういう当たり前のことをして、きちんと家の中で自分の居場所を確立しておくことが大事なんだろうなというふうに思っていました。
ちなみに、リュースタイルのところはどうなんだという話なんですけれども。
私も昭和に生まれた人間なんで、そういうようなことを感じるようなところっていうのはやっぱりあったと思うんですよね。
そんな私でもね、成長していく過程において、成長というか年を減るにつれてね、だんだんわかってきました。
いかに私の奥様が一生懸命、私のために心を砕いてくれていたのかどうかということですね。
なので、今ではそれぞれが勝手なことをして過ごしています。
私は早起きしてさっさと散歩に出かけますしね、土日の時はね。
奥さんはゆっくりと起きて、テレビを見ながらゆっくり過ごした後に買い物に出かけるというような。
お昼に一旦集合して、何してたとか、こんなことがあったとか報告会をして。
そしてまたね、それじゃまた夕食で会おうみたいな感じで、それぞれ午後の活動へと別れていくみたいなね、そういう土日を過ごしていますけど。
そうですね、そんな過ごし方ももう十数年続けてきてまして、定年退職後の今も全く変わりないというようなところでございます。
自分のことを世話してもらおうなんて全く思ってないし、自分の好きなことをして過ごしてもらったらそれでいいかなというふうに思っています。
今日は定年前という本に書かれていたことについてのお話だったんですけど、こういう本を本当に僕よく読みましたね。
そうやって気づいていたことっていうのも本当にたくさんありますね。
今はね、本当に若い方々っていうのはもういちいち僕がこういうようなことを言っているのを聞かなくても、もう大体もう皆さんわかってやって、本当に二人で協力しながら生活を作っていらっしゃいますよね。
だから今日のような僕の放送を聞かなきゃいけない人っていうのはね、50以上ぐらいのね、バリバリ生涯の人たちじゃないかなというような気がしています。
それではまた何か始めたのりゅうスタイルでした。
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