00:05
リュウスタイルの知的瞑想ラジオ、夕方の雑談です。
昨日は20分以上もあるような音声配信だったんですけれども、たくさんの人が聞いてくださり、またコメントもたくさんいただき、本当にありがとうございました。
皆さんの役に立つというよりは、何か喋ることによるセルフカウンセリング的な配信だったので、なんか申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。
一つですね、昨日お話ししようと思ってしそびれていたエピソードがありました。
今日はそのことだけをですね、お話をさせていただきたいと思います。
そのお話というのは、指輪のことなんですね。
父と母がとても仲が良かったというお話は昨日しました。
晩年は二人で本当に手をつなぐようにして、あちこちに銀行、俳句を読む旅に行っていましたね。
それこそ世界各地に行っていましたし、日本のあちこちにも行っていました。
そして二人で俳句を読んではですね、それぞれの俳句雑誌に投稿して掲載されたといっては喜んでいるという。
いつもメモを持ち歩いている二人でした。
そのような堂々とした知的生活の姿が、僕にはとても誇りに思うような、そのような二人の姿だったんですね。
そんな仲の良さを表すかのように、母はずっと左の薬指に指輪をし続けていたんですね。
そして母親を見取った時にも、やはり左手の薬指に指輪ははめられたままでした。
総裁賞の方とお話をした時に、打ち合わせの時ですけれども、その指輪を係りの方が小さいビニール袋に入れて持ってきてくださいました。
お母様がはめたままにしていらっしゃいましたよということで、その時初めて気づいたんですね。
見取った時、手を握ってありがとうと言ったんですけれども、まさかその時に指輪をしているとは思ってもなかったんですね。
この指輪をかたみになさいますかということで持って来られたんでした。
私と弟は顔を見合わせて、亡くなるその時にまで指輪をはめていた、それほど大事にしていた父がくれた指輪。
これはもう一緒に天国に持って行ってもらおうよということにしました。
03:03
そしてまたお願いをして薬指に戻してもらったんです。
母が戻ってきた時、びっくりしました。
その指輪が全く焼けることもなくそのままの姿で残っていたんです。
総裁賞の方もこんなに全く無傷で残っていたのは見たことがないとおっしゃっていました。
私たちはその指輪を大事に拾って、そしてお骨と一緒に収めることにしました。
それを見て父は本当に幸せ者だなと思いました。
父が亡くなった後もずっと母は指輪をはめたままにしていたんですね。
そしてその指輪はしっかりと残っていました。
49日の納骨の日はもうすぐあるんですけれども、
その指輪を持って二人で一緒に旅立ってもらいたいなというように思います。
昨日の放送とそして今日の放送とで、僕は本当に心がまた元の自分に戻った気がしています。
今度の土曜日には完全撤収と施設の引っ越し業者に来ていただいて、
荷物とも全部引き上げて実家に戻すことになっています。
これから整理等を行うことになるんですけれども、
本当に施設の方にはお世話になったなと思います。
クリスマスだとか正月だとか、それから土日とかも全く関係なく、
いつも必ず誰かがいて、そして何時間ごとに回ってくれて、
時には健康状態を見てくれたり、時には寂しい気持ちを癒してくれたり、
時にはどうしてもイライラする人の気持ちの吐け口のようになってくださる方もいたりして、
そのような姿も何度か施設で見ることになりました。
その度に一生懸命になって、施設に入っていらっしゃる方のために頑張ってくださる姿を見て、
本当に心から手を合わせるばかりでした。
もちろん救急搬送をしてくださった方、そして夜中に受け入れてくださった病院の方々、
様々な方の裏の見えないところでの働きによって、
何とかお二人を送り出すことができたなと思っているところです。
施設の方にも病院の方にも救急隊の方にも、
06:01
それぞれ個別には感謝の気持ちを述べていますけれども、
ここで改めて日本全国、そして世界のこのような方々に向けて、
改めて感謝の気持ちを述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
さて、明日からまた新規一転、僕も元の自分に戻って、
ハッピーライフコーチングを頑張って放送していきたいと思います。
それでは、「また何か始めた!」のリュウスタイルでした。
