自公連立の解消
はい、10月11日ですね。三連休の始まりということで、福岡は非常な晴天に恵まれてますけれども、台風23号ですね、それが近づいているところ、どうかお気をつけください。
さて、昨日ですね、やっぱすごいことが起きました。
26年間ですかね、1999年から2025年の昨日まで、26年にわたって続いてきた、自公の連立というのが解消されるという、すごいことですね、これはね。
まさか、枠組みが変わってしまうっていうようなことっていうのは、本当に久しぶりな感じがしているところです。
昨日からね、いろいろなことがニュースで出てますし、いろいろと言われてますので、それに関しては私がどうか解説するわけでもないんですけども、私は一つだけですね、強烈に心に残っている言葉があるんですよね。
それは高市さんの質問の力なんですよね。これびっくりしたんです、僕。
高市さんがね、公明党との連立解消後のインタビューを受ける中で、次のように言われてたんですよ。
私は、公明党の斉藤さんに質問しましたと。この公明党の離脱というのは、私が総裁だからですか、それとも私でなくてもこれは起きたんですかというような、その質問をされたというんですよね。
それに対しての斉藤さんの答えは、いや、これまで積もり積もってきたことで起きたことであって、今回いよいよダメだと思っただけのことで、あなただからというわけではありませんと、そのように言われましたということをインタビューで言われたんですよ。
僕、それ聞きながらですね、うわ、すげーと思ったんですよね。もちろんお分かりと思うんですけど、それを公明党の口から引き出したことによって、高市さんは、高市、アンチの人たちからね、ほら見たことかと、高市になったからこんなことになったんだと、高市じゃやっぱりダメだったんだと、どう責任取るんだみたいなね。
そういうようなことを、もう言われずに済むということなんですよね。そのような、当然、起き得るであろう反対の意見ですね。高市さんを潰そうとする人たちの意見を封じることができたわけですよ。これでね、もう誰も高市さんのせいで公明党が離れたっていうことを今後、一切誰も言わないわけですね。
なぜかというと、公明党が自分から言ったからですね、高市さんのせいではないですよということを。この答えを引き出した質問を高市さんがやったということに、僕は驚いたんです。
なんで驚いたかというと、僕には到底できない質問だったからですね。あの質問怖いですよ、やっぱり質問者にとっては。
私だからこうなんですかって聞いた時に、そうですよ、あんたからですよって言われたら怖いですよ、やっぱりね。なので、そうやってそうなのかなぁともやもやしながらも、なんかその場をですね、誤魔化してしまうっていうようなことっていうのはね、やっぱしがちなんで、僕だったらもやもやしながらも、なんかその場スルーしてしまったような気がするんですよね。
もちろん僕にそんなことは起こり得ないけれども、もしそういうようなことが起きた場合ですね。でもそうする、そうやってもやもやにしておくと、そこははっきりしないまま過ぎてしまうので、ほらお前のせいでっていうことに、やっぱりなってしまう火種を残すということになりますよね。
その火種をピシッと最初に消してしまったというところで、そういう僕なら怖くてできない質問を、やっぱりね、そういう必要な時にピシッとするっていうことにですね、やっぱりさすがに総裁まで上り詰める人なんだろうなということをすごく思ったということなんです。
そういうことですね。これが今日の話のコアの部分なんですけどね。そうは言ってもですね、斉藤さんは高市さんの私だから連立離脱するんですか?という質問に対して、そうですよ、あなたになったから離脱するんですよって言いたかったんじゃないかと思うんですよ、本当はね。
そしてそれが本当の理由じゃないかとは思うんです。何でかと言ったらね、その前に高市さんに会う前に、なぜか中国の大使と国会で会って会談してるんですよね。あれ、ゲセナイですよ。一斉藤が中国のトップと同じぐらいのレベルの意味合いを持つ大使みたいなね、まあ大使って日本で言えば首相クラスの人ですよね。
大使が認知に赴くときには日本の天皇がわざわざ送りに行くという、それほどのレベルの人ですよ、大使って。それほどの人と一斉藤の公明党の党首が会うって、一体何が起きてんのとどうなったのかっていうね、そう思いますよね。何をやってんだと。
公明党の現状と影響
で、その後にそれを突きつけてるわけですね、森田知事として。じゃあその流れを見ると、高市とは組むなという指令が出たんじゃないのって。これはやっぱり素直にそう思うんですよね。だから斉藤さんとしても、いや、ちょっと多いと思ったんじゃないかと思うんですよ。
だって公明党は自民党と連立を解消したら、それはやっぱりデメリットありますからね。解消することによって国土交通省という長年もらってきていたポストを手放すことになるし、自分たちがやりたいと思ってきた政策をね、通すこともできなくなるわけですよね。
また内部からいろいろと自民党が提案しようとしてきたことも、悪い言葉で言えばね、ちょっと骨抜きにするようなね、中でいろいろコントロールすることもできていたということもやっぱりあったろうし。
何よりですね、やっぱりかなり公明党というものの力が落ちてきていてですね、池田大作氏が亡くなりになった後、もう求心力もなくなってしまっていて、このままではもう亡くなってしまうんじゃないかみたいなね、そういうような心配もされているようなね、そういう政党ということで、連立外れたらそういう危機も訪れるというようなこともあるしですね。
選挙にもますます通らなくなるだろうし、自民党からの推薦とかがなくなるわけですからね。もちろん自民党の方にも公明党からのボランティアとか票の支援とかがなくなるんで、自民党にも当然デメリットあるんですけど、公明党のデメリットはそれは大きいわけですよね。党の存続に関するようなね。
で、それのようなデメリットがある中で高市さんに離れますと言わなきゃならなかったというのは、大きな直前にあったようなね、そういうような人たちから何か言われたんじゃないのとしかね、やっぱりちょっと思えないんですけどね、これはわかりませんけどね。
まあその中で高市とは組むなと、もう離れろみたいなことになった場合ですね。そうだよと、高市さんあんたなったからだと、あんたじゃなければ今度は連立解消とかしなくてよかったのにと言いたかったんじゃないかなとは思うんですけどね、それを言っちゃったらですね、もういろんなことがばれちゃうからね。だから言えなかったんだろうと。
だからしょうがなしで、いやあなただけで、あなたというわけではありませんというふうに言わざるを得なかったんだろうなと思うんだけど、そこを引き出してしまったというわけですよね、高市さんがね。これを戦略的に考えてやったっていうならやっぱさすがだなぁと思いますし、戦略的にというよりも日頃のものの考え方とか語り方とかそういうものでもって自然にそういうような質問が出てきたのかなという気もしていますし。
まあそこはね、当然わかりませんけれども。なのでやっぱり質問力っていうことね、何かを自分がなそうとしているときにもやもやで終わらせてはいけないなと聞いて明らかになることで気づくことはあってもですね、やっぱりあえて聞いて明確にしないといけないことはあるよねということをね、考えたというようなお話でした。それではまた。