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2023-07-02 06:53

アメリカの最高裁の判決は時代の潮流を変えることになる

#アファーマティブアクション #毎日配信
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先週、時代の波の流れ、潮流が大きく変わるんじゃないかなと思うような出来事があったんですよ。
これはアメリカの最高裁の判決がありまして、弱者救済は大事だけど、行き過ぎると逆差別になりますよという判決が出たんですよね。
最高裁での判決です。
何かというとですね、皆さんのアファーマティブアクションという言葉をご存知ですかね。
アメリカの大学とかではですね、黒人とか有色人種ですね、彼らにある一定の入学枠を与えるということをもう45年間やってきてたんですよ。
これのおかげで黒人の人たちがですね、たくさん大学に入れて、
私はアファーマティブアクションというか、黒人であったからこそ今この大学にいられる。
もしこういう枠がなければ私は入れてないだろうという方のインタビューとか出てましたね。
それはそれで一定の良いことだったんだろうと思うんですけれども、そこから生まれたのがですね、白人差別じゃないかという、そういうことですね。
なぜかというと、白人の中にも同じぐらいの能力を持った人がいるわけですよね。
その同じぐらいの能力を持った白人が、白人であるという理由で落とされちゃっているということがもう40何年間が続いてきたと。
このアファーマティブアクションが始まったのは、公民権運動がアメリカで盛んになってきて、
それの多様性を大事にしなきゃいけないだろうということが一般的な見解になってきたときに、
これまでの黒人への差別的なこと、それをどんどん生成していこうという中で生まれた運動なので、
当初はみんな納得の上で、それは大事なことだろうということでやってきたわけですけど、
45年も続いているとですね、だんだん困った、困るなという人が出てくるんですよね。
制度疲労というやつですね。やっぱりそれで一番どんどん大きくなってきたのが、
もう白人の自分たちが、白人というだけで入れないという、そういうのを何とかしてくださいということでですね、
訴えてきたというようなことがありました。
これはですね、やっぱりかなり大きなことではないかなというふうに僕は思うんですね。
なぜかというとですね、黒人をこれまで強いたげられてきた人を優遇する、弱者を救済するというのは、
もうこれは金か玉上ですね、もう誰も否定できない大事なことだというように思うんですが、
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そのために作られたある制度が、その制度自体がもうこれは絶対動かせないことだというふうになってきて、
それがですね、やっぱりこういろんな不具合を生んできたと。
でもこれまでは、いやちょっと待ってと、白人にも力を持った人がいて、
白人であるというだけで入れないなら白人差別じゃないですかって言いでもしたらですね、
お前は多様性反対者か、とかで差別主義者かって言われるような、そういう雰囲気の中で過ごしてきたわけですね。
ところが最高裁がですね、最高裁がまあその通りですよと、やりすぎましたねという判決をしたんですね。
ということで今後大学はそれを撤廃していくことになるんですよ。
つまりフラットに能力で測るようになるという。
このフラットで能力を測るというのは非常に、それはそれで当たり前のことなんですよね。
それはそれで非常に大事。
同じ能力を持った人たち同士で、その能力ということで測っていけばいいんで。
ところがこれに対してやっぱり有色人種、特に黒人の人とそれを支援する人たちですね。
特にバイデン大統領の一般の人たちはですね、激怒してるわけですね。
そんなんじゃダメだろう、多様性に反対するのかみたいな感じで言ってるんですけど、
最高裁がこうやって決めたということですよ。
僕はですね、やっぱりそれは大事なことだと思ってて、
これは正しいよねって言われたことはもう絶対正しいんだってなってしまうとね、
やっぱりどこかで不具合が生まれますよね。
SDGsを何とかするのは大事だっていうのは、もう本当にそうだと思うんですよね。
環境問題をきちんとやろうと。
ところがですね、なんかその裏に活動家がいることが見え隠れしてくると、
ちょっと嫌だよねって思ってきたり、
またその裏にそれでお金が動いているっていうことが見えてきたりすると、
ちょっと嫌だねって思ったり。
つまり大事なことというのは大事なことなんだけど、
それをやっているやり方というのは正しいんですかっていう、
それは分けて考えなきゃいけないと。
SDGsが大事、それは間違いない。
じゃあそれを推進するためにやることは、
本当にその方法でいいんですかっていうのは
見直さなきゃいけないことだというふうに思うんですよ。
今ちょっとおかしいのは、その方法までもがですね、
その方法を批判したら、
お前は大元の大事なところの反対者かという言い方をされると言うとですね、
これはいろんなところにも出ています。
もちろんLGBTもそうですね、ポリコレにしてもそうです。
同和問題にしてもそうですし、男女問題にしてもそうですね、
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女性に関してもそうです。
これ大事なんだけどそれをやるやり方についてはね、
やっぱりそれぞれ時々見直されないといけないかなというふうに僕は思うんですね。
大元の大事さとその方法というのは分けて考えて、
方法については随時見直しが当たり前という、
そういうふうな世の中が僕はいいかなというふうに思います。
そして大切にすべき理念とそれを叶える方法と分けて考えて、
その方法というのは見直す必要があるんじゃないかなということをはっきりさせた、
このアメリカの最高裁の判決というのは僕は大事なことだったというふうに思います。
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