メルマガの歴史と読者との出会い
4月16日になりました。
メンバーシップに新しくおいでになった方と面談をしているんですが、
先日入られた方と面談をしている時に、
ぼーっと思うことがありました。
それは何かというと、僕のメルマガをずいぶん前から読んでいると。
今のメルマガは
2022年だったか、
その時に作ったんですけどね、
2022年の6月ぐらいに確か作ったんですけど、
その前身のメルマガがあって、知的迷走通信っていうね、名前なんですけど、それ5年ぐらいやってたんですよ。
スタートしたのはね、2017年です。
2017年から今年まで、もう8年ですよね。
8年間、僕ずっとメルマガを書いてきたんですけれども、
この2017年の最初のメルマガの時からの読者をしてくださっていたということなんですよね。
びっくりしましたね。
そこ、その時からの読者ですか?と言ったら、
そうですって言われましたね。
で、その方は僕のブログの知的生活ネットワークを読んでくれていて、
そして、あ、メルマガ始めるんだってということで、すぐに登録をしてくださったということなんですよ。
それから2021年の9月に50歳からのブログ運営戦略を出版した時にも、
すぐにそれを買ってくださって、自分も頑張ってきたというふうに言われていましたね。
で、今回メンバーシップに入って初めて僕と話せて、
とても良かったと言ってくださったんです。
とても良かったというのは、もう僕の方でね、感激でしたね。
で、その方が言われるには、本とかメルマガとかずっと読んで、一応理解はしているつもりだったけれども、
こうやって実際に話してみると、
全然やっぱり理解が違うところがあって、すごく興奮に落ちたと言ってくださいましたね。
僕も8年ぶりでようやくお話ができましたねって言ってね、
僕自身もちょっとね、すごくこう感激したのでね、話が盛り上がったところなんですけど。
情報発信のじわ伸びの重要性
でね、今日のタイトルっていうのは、情報発信はじわ伸びっていうふうに何か書いていると思うけども、
じわ伸びって、じわじわと伸びてくるよというような意味なんですよね。
で、情報発信っていうのは、
読者の人とか視聴者の人とかに役立つことを自分の経験とか学んだことをもとに発信をしていくものなんだけれども、
これって全然速攻性はないんですよね。
有名人とかが何かいいこと言ったらみんなワーッとフォローしたり、いいねをくれたり、
リツイートしたり、リポストしてくれたりとかするんだけども、
僕らのような何も知られていない一般人がちょっといいこと言ったって、
まあそうだろうねぐらいにしか思ってもらえなくてね。
この人すごいとか、全然そんなこと思ってもらったりとかはしないんですよね。
逆に今そういう人が増えすぎてて、
なんか、むしろ軽々しく見える人とかいますよね。
なんか急に目覚めたの?みたいなね。
そういうような発信する人っているんですけれども、なんか急いでるよね、というような感じですね。
なので、ほとんどねフォローとかないし、僕のTwitterももう全然フォロワーとかないですよね。
なので本当に情報発信というのは速攻性はないんですよ。
じゃあどうするのかというと、もうひたすら継続して時間をかけて発信し続けるということしかないんですよね。
その時間の積み重ねが信頼を生んでいって、
そしてたくさん地層のように溜まった自分の情報発信の内容にしろ、
一生懸命発信し続けるという態度にしろ、
それから普段の語り方から見えてくるその人間、人となりですね、そういうもの。
そういう様々なものが織り重なっていって、
で、この人いつも何か言ってるよねっていうような、いわゆるザイオンス効果ですね、接触効果によって少しずつ見てもらえるようになっていって、
そのうちうーんそうだよねって共感してもらえるようになって、
そしてようやくこの人の言うことは本当にそうだよねというように積極的に聞いてもらえるようになってという、
じわじわとしたそういうような低い低い階段を長く登っていくような、
そんな感じで情報発信というのは浸透していくわけですよ。
なのでものすごく効率悪いですね。
効率は悪いけど、万弱なものができるんですよ、万弱な情報発信が。
なんで、急ごうと思っている人はもうすぐやめちゃう。
ポッドキャストにしても、Xにしても、ブログにしても、YouTubeにしても、
全然再生数伸びないじゃんということでもうすぐやめちゃうわけですよね。
でもそうではなくて、何年も何年もやっていくうちに万弱なファンが一人増え二人増えとそういうふうになっていって、
そしていざコンテンツができましたよというような時にね、
ああこの人からだったら買ってみたいなっていうように思ってもらえるようになるという、そういうことなんですね。
なのでやっぱりこう、できるだけ早く稼ぎたいとか、できるだけ早く集客したいとかあまり思わないほうがいいですね。
時間をじっくりかけたほうがより信頼性が高くなっていくという、そういうことがあるのでね。
じわ伸びのコンテンツ販売戦略
なんでも情報発信は時間をかけて、そして定期的に何度も何度も繰り返して発信し続けると、継続するというところがね、本当に大事なことだと思うんですね。
面談をされた方とかもね、いくらブログを書いてもアクセスされないんですけどって言うんですけど、
アクセスされる記事を書くのは簡単なんですよ。そんなに難しくないです。
需要がある話題で、そしてそれぞれの検索需要を調べて、そしてそこにライバルがいるかどうかを実際に検索して確認してみて、
いなければそこで書けば、かなりの高確率で上位を書いて、翌日にはもう10位以内とかいうことはよくあるんですよ。
なんでそういうことっていうのはね、できるんですけど、そういうことばっかりやっててもね、
アドセンスとかで稼いでる場合には速攻的に稼ぐということにはなるけれども、信頼関係を構築していくための情報発信にはならないという、そういうことがあるんですよ。
なのでコンテンツ販売をしていこうとする人たちですね、僕らコンテンツクリエイターのような人たちは、
そのようなところでさっさと稼ぎましょうというようなことを考えるんじゃなくて、長い時間をかけて情報発信をし続けて、
そしてじっくりと信頼関係という土台を作っていく、そしてその先に万弱な読者とか、それとか将来のコンテンツの高読者とか、
そういう人たちが生まれていくのだという、そういう考えでいたほうがいいなというように僕は思っています。
なので、情報発信はじわ伸びをするものですよというように考えていたほうがいいかなって思うんですよね。
なのでなかなか伸びないと言ってもね、そういうものだと思っていれば続けることができるというように思います。
でもまあ無理にね、そのように意識するということよりもね、本当は好きなことをずっと言い続けるという、
そういうのはね、楽しいし、そしてそれは誰かの役にもきっと立っているという意味での情報発信にもなっているだろうし、
何より続けられるということで、それが最高の情報発信かもしれないですね。
僕らのやっている10年ブログというのは、そのようなじわ伸びの情報発信の一つの形です。
読者が読みたい記事とか、
キーワード選定とか、
アクセスとか、そういうことを何も考えないブログの運営ですね。
そして楽しいことを、自分の好きなことを長く発信しているうちに、読者が生まれてくるという、
まさにじわ伸びの典型のようなブログの運営です。
それではまた。
