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2024-04-06 14:29

「トランスジェンダーになりたい少女たち」を現代の焚書にすることに抵抗する


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4月の6日土曜日です。
12月頃、門川からトランスジェンダーに関する本が出るということで準備されていたのに、出版ギリギリになって取りやめになるという事態がありました。
反対する人たちが脅迫をしてみたり、門川の会社の前に集まって大きな声で抗議をしたりというようなことが重なって、それに屈したという形で出版が取りやめになったんですね。
これって本当に現代の焚書講習と同じようなもので、自分の主義・主張に合わないものはキャンセルするという、今キャンセル文化というのが前世のような感じなんですけど、
もしね、主義・主張が違うのならば、それに対する何らかの自分の表現ですね、また自分が本を書くなり、レポートをするなりして、意見をどこかで表明をするということをするというのが正式なこの民主主義の社会の中でのルールだろうと思うんですけど、
合わないものを大きな声で潰すっていうのは、これは大変な表現の自由とかに関する脅威だというふうに思って非常に危惧をしてたんですね。
そしたらですね、2月ぐらいでしたかね、産経から出版されるということで、思い切ってやるんだということでですね、すごく安心をしてたんですね。
やっぱりそうやって頑張ってくれるところがあるんだなと思ってね。その本を編集して出版してくれる方もですね、ちゃんとしたポリシーを持たれた方で、しっかりとそのようなものに負けずにやっていくというようなタイプの方だということで安心をしていたところなんですね。
ところがですね、4月の3日ぐらいですかね、それがいよいよ発売されるという時になって、販売店の方にいっぱい強迫メールだとか言ってたらしくて、出版見合わせにしようかっていうようなことがちょっと聞こえてきたんですよね。
本部の方から出版の見合わせをというのがあったけれども、それに従って見合わせるっていう本屋もあればですね、そんな冗談じゃないと、そういうことしちゃいけんということで、納得いかないということで、店頭での出版に踏み切ったところとかね、いろいろあったらしいんですけども。
産経の方はですね、こんな感じですね、あの文書ついに発刊と。本書の発売をめぐっては産経新聞出版と複数の書店に対して出版中止を要求する強迫がありました。
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強迫によって発売を中止することは出版文化と表現の自由を脅かす前例を作ることになり得ると考え、産経新聞出版では予定通り勧告しましたということを書いてあるわけですね。
本当に門川が簡単に屈してしまったということで、もう相手にですね、本当に経験値を与えてしまったわけですよ。強迫によって発売が中止できるというね。今回もそれを同じことをやってきてるんですけど、そういうことを絶対屈しないぞということでやってるわけですが。
それでもですね、アマゾンとかでは1位になっているというような状況があるんですけど、それについてダイヤモンドオンラインの方に記事があったので、それを紹介したいと思うんですね。そのタイトルが、トランスジェンダーになりたい少女たちが強迫でバカ売れ、紛勝を求める人たちのバグった正義感というね、タイトルで書かれているんですけれども。
はい、このトランスジェンダーになりたい少女たち、SNS学校医療が煽る流行の悲劇ということで、アビゲール・シュライヤーという方が書かれた本なんですね。
これは、欧米諸国とかではですね、自分の性別に疑問を抱く子が増えており、国によっては幼い子どもでも容易に性別変更ができてしまうと。
多様性の時代、素晴らしいことじゃないかという、相賛する人もいらっしゃるが、実は全ての人がハッピーなわけではない。中には成長をしてから性別転換をしたことを後悔する子どももいて、心と体にダメージを負ったままつらい思いをしている子どももいる。
この本は、そういう悩みを持つ当事者200人、50家族に取材をして、問題の背景に行き過ぎたジェンダー教育やSNSへの影響があるのではないかと探究しているノンフィクションだと。
2020年に米国で出版された後、ベストセラーになり、エコノミスト誌やタイムズ誌の年間ベストブックにも選ばれ、フランス語、ドイツ語、スペイン語など9つの言語に翻訳されて、各国で出版され誰でも読むことができていたが、日本では文章扱いされていたという。
日本ってどんな国なんだと思いますね、これ見てみるとね。実はこの本はもともと門川からあの子もトランスジェンダーになったというタイトルで、今年1月に刊行の予定だったが、トランスジェンダー当事者への差別を先導するという抗議活動によって出版中止に追い込まれていたのであると。
そこでチューブラーニーになっていたこの本を引き取ったのが産経新聞出版だ。カチューの栗を拾ったわけなので、当然今度はこちらが標的になって取り扱う書店に放火するなんていう物騒な話になっていたのだ。しかしそこから脅迫者たちが驚くような事態が起きた。過激な脅迫をすればするほど当事者たちが誤解されるということですね。
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脅迫の事実がニュースで報じられると、SNSなどでみんなで応援しようという動きが盛り上がって注文が殺到したというのだ。同社の新聞広告にも皆様の激励にお礼申し上げますAmazon総合一位という文言が誇らしげに掲げられていた。つまりこの本を闇に葬り去ろうという脅迫行為が効果絶大なプロモーションとなって、発売前からバカ売れするという脅迫者の狙いと真逆の結果となったのだ。
さて、こういう現象を耳にすると、トランスジェンダー当事者に対して特別な思い入れのない一般の皆さんはきっとこう首をかしげるのではないか。今時なんで脅迫なんて愚かなことをするのだろう。
紙媒体しかない昭和の時代ならいざ知らず、これだけネットやSNSで自由な言論活動が行われている今、文書などと騒ぎ立てればかえって悪目立ちをしてそんなの必死に潰したい人がいるなんてどんな内容だろうと人々の好奇心をかきたててしまうのはちょっと冷静に考えれば誰でもわかる。
また出版が強行されたらされたね。よくも警告を無視したななんて仮に産経新聞出版や販売した書店に火を放ち、けが人や死者などの被害者を出そうものなら、脅迫者は世間から非難を浴びる。そうなるとトランスジェンダー当事者への差別や偏見が助長してしまうのも当然だろう。
文書していた人というのは自分たちが正しいと信じることを守るためには何の関係もない出版社社員や書店員の命などどうでもいいと考えている。暴力的で危険な人々なのだという認識が社会に一気に広まるからだと思いますね。
いやもう広まってますよね。こうやってアンチの活動をする人っていうのはキャンセルのためなら何したっていいというそういうような文化を持った人たちなので、もうそのことによってトランスジェンダーの人たちが迷惑をこむるなんていうことはどうでもいいというようなことを感じている人たちもかなり多いのではないかというふうに思うんですね。
そうじゃないとやらないでしょう。普通考えればそうなんだからね。
はいじゃあ続きます。
わかりやすく言えばこの本に反対するのは対話が通じないヤバい連中だというネガイメージが定着する。それに伴ってヤバい連中が人を傷つけてまで正当性を主張するトランスジェンダー当事者というのもヤバい連中に違いないという誤解が定着してしまうのである。誤解ですよね。そういう誤解が定着してしまう。
いやそうだろうと思いますね。車椅子の件でご存知の方いらっしゃいますかね。車椅子インフルエンザという人が自分が車椅子だということで合理的配慮をしろということで大炎上になっている状況なんですが、それによって本当に車椅子の方々がものすごく迷惑をこむってたくさんの人が発信していますね。
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この人が言っているのはただの自分勝手でこういうことをやられると自分たちが本当に困るんだというような人たちがいるんですよね。
そういうふうになっていて、続きます。
このあたりの構造は60年代70年代に日本中に吹き荒れていた暴力的な学生運動や先頃逮捕された東アジアの武装戦線メンバーの企業テロが社会の支持を得ることなく対話が通じないヤバい連中というイメージが定着して運動自体が徐々に下火になっていたことからもよくわかるだろうと。
このように今どき文書など全く理にかなっていないにもかかわらず人はなぜ火をつけるぞなどという不毛な脅迫を止めることができないのかということですね。
ここからがそうなんですけど脅迫者たちに共通する自己中な正義感と。
いろいろな考え方があるが個人的にはこのような脅迫者は正義感が異常に強くて善悪の判断がバグっているということがあると思っていると。
この善悪の判断がバグっているというのは非常にわかりやすいなというふうに思います。
続けます。
とにかく自分が正しいと信じて疑わないのでそれと1ミリでもずれて話が出版されたり記事にされたりしていることが許せない。
だからそういう社会悪が広まることを食い止めるためには脅迫や放火なども正義の暴力を行使するのは致し方がないという自己中心的な考えにとらわれているのだと。
そうでしょうね。
なぜそんなことが言えるのかというと実は筆者もこういう脅迫をする人たちと何度かお会いしてじっくりお話を伺う機会がかなりあったからだということでこの方の経験をずっと言われているんですけれども。
冷静かつ客観的に考えれば脅迫や放火でトランスジェンダーへの理解が深まることはあり得ないと。
その通りだと思います。
しかしとにかく自分が信じていることが絶対的に正しいのでそれを否定するようなこの本の存在が許せない。
こういう理不尽な社会悪をとにかくこの世から殲滅しなければいけないという強烈な使命感が出版したら火をつけるぞという正義の暴力につながってしまっているのではないかということですね。
この記事を書かれたのはノンフィクションライターの久保田さんという方なんですけど、実によくわかりますね。
ちょっと前もですね、ひまそらあかねさんという人がネトゲ戦記という本を出すときに、アンチの人たちが競馬に事件を起こすぞみたいなことを言って、
書店での販売を見合わせますというアニメートがですね、ことになったんですけれども、
一足先にひまそらさんが、これは実は口止めされているんだけど、アニメートにそういう脅迫メールがあったらしいですと。
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この件、僕は先にばらしますと。このばらしたことで何かあったら全て僕の責任だということでね、こう言われてありましたけど、結局その本3釣りまで行ってガンガン読まれているわけです。
まあそのような本当にこのキャンセルカルチャーというのが今の世の中に絶対認められないものなんだということを全く学習しようとしない人たちがですね、
本当になりふり構わずただ自分の正義化を振り回しているという状態が今の状況なんですね。
なのでこのような脅迫メールだとか脅迫電話とか、一切世の中に全く受け入れられないのだという事実がはっきりしているので、
こういうのが届いたらもうそれは全部開示してですね、こんなのが寄せられましたと。
そしてそれには屈しませんというようにですね、産経が今回行ったような声明をちゃんと発していけばですね、
もし何かあったとしても世間は絶対それは許しませんし、むしろそれを勇気を持って出版することを勧めた出版社に拍手を送ってみんなで応援するだろうというふうに思います。
ただね、どうもやっぱりわからないですね、なぜ今回のこの本というのは本当に苦しんでいる人がいるんだという事実に基づいたフィクション、
ノンフィクションなんですよね。事実に基づいたレポートなんですよ。非常な科学的な見地で書かれた良書なんですね。
それがなぜこうやってキャンセルしようとするのかと。おそらく読んでないんですよね。
読まずに色々と言っているという、そういう事があると思うんです。この本の良し悪しを僕は述べようとしているのではなくて、
この本は自分の思いに沿わない本だから脅迫してやめさせるというその行為が僕は許せないかなというふうに思いますね。
こういう事は絶対認めていってはいけないなというふうに思います。ということで、今日は現代の文書ということで、
ダイヤモンドオンラインに掲載された記事をご紹介しました。皆さんいかが思われるでしょうか。
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