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リブラチャージレイディオ、おはよう、いや、こんばんは。リブラでございます。
バス絵で、世の中のバス絵で精神科医をしております。
密かに、そして強く、そしてたおやかに精神科医をしております。
最近の皆さん、ご存知、力さんの放送、ご存知でしょうか。
力チャージレイディオの力さん、最近極めて独特な放送を展開して、もうやりたいようにやるという、
吹っ切れて何かね、いいですねと、我々スタイフキング、我々の中のスタイフキング、
アオアオさんが辞めたりしたのとも関係あるような気がしますけど、
結局これはもうやりたいようにやるしかないというところに、
最近はみんながね、だんだんたどり着いてきたようなね、そんな感じがしておりますけども、
というね、力チャージレイディオを聞いてね、ちょっと今日もやっておこうかなと思っておるわけでございますがですね、
なんかそのセロトニーヤラ、ノルアドレナリーヤラね、アセチュルコニーヤラね、
僕ら精神科医はですね、そういったものを割とね、関係あるというかね、
一応ドパミン仮説なんてのがあってね、統合視聴者はドパミンが出過ぎるんじゃないかとかね、
レセプターが多すぎるんじゃないかとかね、セロトニー仮説ってのがあってね、
モノアミン仮説ですけどね、うつ病なんかはセロトニーが少ないんじゃないかとかね、
まあ僕からすると、そんなのは使用抹殺のことだなという感じはするんですけど、
まあ使用抹殺かつ本質っていうかな、人間の精神ってのは脳の上に乗っかって、
まあ違うんですけどね、正確に言うと違うと思うんだけども、
まあそういう面も大きいということで、
まあそうだな、末端というか本質というか難しいところですけども、
まあまあそういうことでよくね、関係するというか、よくそんなこと僕ら考えざるを得ないわけですよね。
で、確率の話をされていて、
それはちょっと僕は、力さんそこは違うだろうと思ったのを指摘しておこうと思うんですけど、
これは別に精神科医として言ってるわけじゃなくて、
普通にその論理の展開というかな、
事実認識と論理の展開がおかしいと思ったところだったんですけど、
えっとね、
ドパミンのD1、D2、D2レセプターがどうなのかというふうにおっしゃっていて、
僕ら精神科医はD2レセプターのことをよく考えるわけですけど、
D2、僕らが精神病統合症症に使う薬の半分以上は、
D2アンタゴニストっていうやつよね、
D2レセプター、ドパミンの2レセプターの移行薬なんです。
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ドパミンの2番目のサブタイプのアンタゴニスト、移行薬を使うんです。
ドパミンがドパミンレセプターにくっつかないようにするわけね、D2にね。
そうすると幻覚妄想が収まるというふうに言われてるんですけども、
D1、D2、D4とかね、そういうサブタイプによってあれが違うと、
ドパミンがくっついたときの感情の動き方が違うと。
なので、それはどうやってドパミンがね、
ドパミンって一種類じゃんと、同じドパミンなのに、
1についたり2についたり4についたりね、
その辺はどうなってるんですかというふうに、
チカラさんがGPTについたらそれは確率ですというふうに言ったもんだから、
なるほど確率によって感情が動くのかとチカラさんは思ってしまったんだよね。
気持ちはわかりますけどね。
よーく考えて、よーく考えて、
わからないんだけど、実は正確なことはわかってないんだけど、
少なくともね、脳の中にレセプターが3個か4個あるわけじゃないんだよ。
だいたい想定されてるのは数百万から数千万ですよ。
じゃないかと言われてるわけよ。
脳の中に数百万のレセプターと数千万のレセプターがあるわけよ。
そうすると数百万のD2、数百万のD1、数百万のD4、
D3もあるのかな、あるかな。
たまにねサブタイプでないのがあるんだよね。
あると思ったらなかったとかね、ないと思ったらあったとかね、
オメガ1、2と分類したけど、違うアルファベータの方がいいよね。
オメガ1と2じゃなくなったり、アルファベータじゃなくなったり、
名前が変わったり、あると思ったのがなかったり、ないと思ったのがあったり、
違うと思ったのが一緒だったりとかね、いろいろ変わるわけですけど、
犬だと思ったら狼だったり、狼と犬は別だと思ったら両方とも狼だったりとか、
まあそういうようなことですよね。
リンゴは別の動物かと思ったら家犬だったとかね、そういうことがあるわけですよ。
数百万ですよ。数百万のレセプターがあって、
それがある種のバランスを持って数が分布してるわけね。
そうしたらどうですか、そこに数百万ずつあるレセプターに、
そこに数百万のあるいは数千万のドパミンがやってきたとして、
それ確率的にもちろんくっつくんだけど、
確率っていうのは数が多いとだんだん均一化されるわけよ。
つまりさ、たとえば最近の、僕いつも見てて思うんだけれども、
バスケットボール、オリンピック見てて思うんだけど、
数百万のさ、間違えた間違えた、
スリーポイントシュートを打つじゃないですか、スリーポイント。
スリーポイントを打つんだけどさ、結構入らないんだよね。
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スリーポイントってよく入る人でも5割ぐらいだというふうに言ってましたね。
じゃあさ、やっぱさ、2ポイントのやつが何パーぐらい入るか、
僕はよく知らないからあれなんだけども、
スリーポイントがたとえば50パー入るんだとすると、
それは期待値は0.5なんだよね。
確率が0.5だから期待値は1.5点なんですよね。
だから50%の人が打つスリーポイントっていうのは1.5点なんだよね。
それ入ったり入らなかったりするから連続で3つ入ったり3つ入ったりいろいろするわけだけど、
その数いっぱいやると確率は段々段々期待値の方に近づいて、
結果は期待値の方に近づいていくわけで、
いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい打つと段々1.5点になっていくわけですよ。
1回あたりの点数は1.5点に近づいていくわけよ、基本的には。
そういうものですよね。それが確率の話だよ。
1個のドパミンがD1につくかD2につくかD3なのか4なのかにつくのか、
D3ってあんまり聞かないけどあるだろうなきっとね。
D2かD4かどこにつくかっていうのはもちろん確率ですけど、
それはくっつきやすさみたいな、結合の率みたいなものもあるだろうから、
必ずしも数の比にはならないと思うんだけど、
レセプターにはくっつきやすさみたいなものもあるもんだからね。
物質によっても違うしね、数値が違うんですよね。
ドパミンが必ずあればドパミンレセプターにくっつくわけじゃないから、
ドパミンに対して、例えば薬なんかもドパミンレセプターにくっついて
疎外するわけですけど、くっつき方に差があるのね。
食ったとくっつく時間に差があるんです。
なんならアリピプラゾールっていう薬はドパミンよりも
ドパミン親和性が高いんですよ。
つまりドパミンがくっつくよりもドパミンレセプターによりくっつくみたいなね。
そういう薬まではあってね。
いろいろなんですけども、と言われてるんだけども、
とにかく数が多くなってくると、だんだんだんだん
均質化されていって期待値通りになるというか、
だんだんだんだんたまたまじゃなくなる。
だんだんだんだん3ポイントが10本連続で入っているかもしれないけど、
1万回打ったら1万回のうちだいたい50%近づくんじゃないよ。
50%の確率の人のシュートに関してね。
1万回打つとだいたい5000回になっちゃうと。
10回とかだと5回になるとは限らんと。
回数が少ないと7回になったり3回になったりするんだけど、
100回にすると70回になったり30回になったりはあまりせず、
100回にすると少なくとも40いくつ多くても60いくつぐらいしか差がなくなって、
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1万とかになるとほとんど差がつかなくなる割合としてなるわけですよ。
そうするとね、ドパミンレセプターが100万とか1000万とかっていう数あるとすると、
そのドパミンのレセプターのD1とD2の結局数の比によってくっつくしかなくなる。
数の比と結局同じになってしまってほぼね。
あと神話性の部分があるから。
とにかくその運に任せた感情の動きっていうのはほとんどなくなりますよ。
だからドパミンのレセプターに効果に差があるから、
確率的な動きをするから感情に波があるわけではないと思いますよ、基本的には。
1000万とかだよ。1000万とかの割合であってさ、
そんなの動かないでしょ、と僕は思いますね。
もちろんたまたまってことはありますけどさ、まずまず起こらないことだからね。
確率ってのはそういう話ですよね。
とまず一つ思ったね。
あとチャットGPTは揺らぎがないけど人間には揺らぎがあるみたいなふうに力さんはおっしゃったけど、
僕が前から不思議に思っていたのはですね、
チャットGPTってAIっていうのが何が僕にとって不思議かというと、
今までのコンピューターと違ってインプットとアウトプットが確率じゃないんだよ。
つまりね、同じ質問をしてもチャットGPTってタイミングによって違うことを言うんですよ、あれ。
で、新しい情報を僕が喋った情報を記憶してるのかなと思ったんだけど、
そういうこともしてるらしいんだけどあれ、
記憶してなくても同じことを聞いても違うことを言うんですよ、チャットGPTって。
で、なんでってチャットGPTに聞いたことがあるんだけど、
そうするとやっぱりね、AIの中にチャットGPTの中に確率的な要素が入れてあるんですよ。
なので、実はAIも確率的な反応しますよ。
だから、確率的なものがないからチャットGPTに感情がないわけではないって思います。
チャットGPTがとても人間ぽいなと思うのは確率的な動きをするからで、
それはプログラム上入れてあるっていうふうにチャットGPT言ってたけどね、
確率で動くって言ってね。
なので、人間だけが別に確率で動くわけではないかなと一つ思いますね。
で、人間が確率的になるのはレセプターの結合に確率がつくわけだけじゃなくて、
環境とかね、いろんなタイミングとかいろいろね、
要は細胞の反応率とかね、細胞も一個一個一瞬一瞬違ってるんでね、
それが全く同じにすることはできないので、やっぱり同じ反応はしないかなとは思うんだけど、
ところがね、力さんね、面白いなと思うのはですね、
例えばね、人がアルツハイマーになったときね、
そうするとね、アルツハイマーの患者さんってね、
同じことをずっと言ったりするんですよ。
例えば車に乗っていてね、同じようなシーンでね、
同じように驚いたりするとき、同じことに同じ、何て言うかな、
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同じ場所に行くと同じ反応したりするんだわりと、
どういう例を言えばいいかな、
まあだからそうだな、もう一回、もう今日は家は帰るわ、みたいなね、
いいよ、お父さん、今日はもう病院に来たから受診してこいよ、
あ、そうか、まあしょうがないか、
俺もう帰るわ、俺もういいわ、
お父さんせっかく病院に来たんだから一回見てもらってこいよ、
あ、そうか、まあそうか、
俺もういいよ、もう俺帰るわ、
もう何回同じこと言うんだ、みたいなね、
それがね、普通の人でも同じことって何回か言うけどさ、
アルツアヤマの人はめちゃくちゃ同じこと言うんですよ、
で、それがね、同じ場面だから同じこと言うんで、
あの人たちを見てて思うのは、
人というのはやっぱり同じ場面だと同じことを言うなと思うんですよね、
っていう風に神田さんの家族に説明すると、
でも私は同じ場面でそんなに同じことは言わないけどって言うんだけど、
それはさ、あんた覚えてるからよ、それを言ったことをね、
だからまあ、あなたにとってはそれ同じ場面じゃないのよ、
環境が似てるだけで、あなたがそれを一回発した、
その言葉を発した上でのその場面と、
発してない上でのその場面は違うじゃない、もう。
だから一回言っちゃった場面ね、
もう一回言った、俺もう帰るわと言った状態でのこの場面だったら、
もう一回同じことは言わないとかね、
あるいは二回言った環境下でのとかね、
だから言うたびにさ、環境変わるじゃん、
それを一回言ったということか二回言ったということかね、
環境が変わるんでだんだん反応は変わっていくわけですけど、
アルツアヤマの人はそれ覚えてなかったりする、
まあわずかに覚えてるとは思うんだけど、
ほとんど覚えてなかったりする。
そうするとやっぱり人ってほとんど覚えていないと、
同じ環境に行くと同じ人がですよ、
同じことを結構言う。
だからむしろね、やっぱり人って同じこと、
同じ反応するなって僕なんかは、
アルツアヤマの人を見ていて思うわけ。
僕らが違う反応ができるのは環境が変わるからなんだなと、
いうふうに割と思うわけです。
個人個人で人によって差があるのは多分それは人によってその、
もちろん脳の結合も違うしレセプターも違うんだけど、
それは確率じゃなくて、
レセプターの数とかの比が物学的に違うからじゃないかなと、
そんなふうに思いました。
またいつものように書き込めばよかったんだけど、
もうちょっとね、今ね、今日ね、
もうお仕事もしてますし、
忙しいもんだからもう録音にしてしまいました。
はい、それではさよなり、帰る。