2023-08-19 21:32

ADHD 障害の本質


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00:06
放送の頭、枕のところに 一ネタ込めるようなことをやり始めてしまって
しかし、あっという間に言う内容が尽きてしまって こんなことやり始めなければよかったと非常に後悔している
で、おなじみバスウェイの精神科リブラでございます。 もう言うことがなくなってしまいました。やめとけばよかった。
でもそんなのは平気です。すぐにやめてしまいます。 飽きたらすぐやめる。そんなことは気にしない。
ワカチコ!ワカチコ!イエーイ!
今日はですね、お盆休みではないんだ。間違えた。 今日は土曜日か、日曜日か、土曜日か。
土曜日で、本来ちょっとお仕事あったはずなんだけど やっぱりお盆だということで、今日休みということで
ちょっと一つ仕事が抜けました。 まぁちょっと別の仕事があるので今遅刻しておりますけども
なので今日はちょっとバックヤードございません。 精神科のバックヤードにはおりませんが
まぁちょっとね、何回やりましょうかね。 昨日何日か前からASDやADHDの話をしているので
今日はちょっとADHDの話を深掘りというかな。 少し話をしましょうかね。ADHDが何かっていうね。
意外とですね、ADHDね。 みんなね、みんなっていうのは精神科にも含めてね
僕が思うにね、ちょっと分かってないなって思うところがあるんですよね。
なぜなら僕自身がちょっとADHD的なエラーが多いもんですから。
他の先生とかね、ADHDは薬があるんで、宣伝用の冊子なんかがあってね。
漫画があったりね。よくするんですけどね。 あー違うなーって思うことがあるわけね。
さて、そのADHD、症状としてはですね、集中力がなかったり、気がそれたり、
ハイパーアクティビティ、喋り続けたり、やたら喋るっていうね。
なんかソワソワ動くとかね。 喋ってないのにうるさいとかね。
喋ってないのにうるさいって言われる人はADHDの可能性が。
ASDかも分かんないけどね、結構多いかなと思いますね。
そういう発達障害の可能性が多いでしょうね。
僕なんか喋ってないのにうるさいね。
僕の親戚もうちの子どもも喋ってなくてもうるさい。
うるさいってよく、喋ってないって言われて。
喋ってないけどうるさい。
なんかこう、なんていうのかな、なんかこうわちゃわちゃするんだよねADHDの人って。
ものすごいわちゃわちゃする。
まあASDの人も空気読まずにわちゃわちゃするんで、
それでうるさいことあるんですけどね。
ADHDの人はうるさいね、落ち着かない、よく喋る。
いろいろあるわけですけど。
中心的な症状、中心的な問題は
03:00
前等用のドパミンの欠落によって起こる症状なんでね。
そうですね、中心的な障害部位は結構ね、
精神病の精神科の疾患の中ではASD含めてですけど発達障害、
特にADHD、どこに障害があるか結構わかっている分野の一つですね。
ADHDは前等用のドパミンの反応が悪いっていうのがメインの障害部位ですね。
前等用というのは意欲なんかを司ったりもするんだけども、
前等用という機能は1個じゃないんで。
大きい問題は我慢をしたりする部分と、
つまり本能的に例えば食べたいものがあってね、
お店に売ってるものを食べたいなと思ってもね、
それを取って食べてもダメでしょ、売り物なんだから。
売ってるからダメだ、こういった風に我慢する。
本能的な欲望を人間らしいルールに基づいて我慢したりするという理性ですよね。
そういうのを司るのが前等用ですね。
なので前等用でやられちゃうと我慢しなくなって物を勝手に取ってきちゃったりね、
前等用でやられちゃうビッグ病というのがありますけども、
そんなことになったりもしますね。
それと大事な機能は決断をするところですね。
ドパミンを使って物事を決断する。
取捨選択って言ったりしますけど、
取と捨を選ぶわけね。
何も捨てられない人は何も得られないんだよね。
何かを選ぶっていうのは何かでないということを捨てることになるので、
得ると捨てるは同義なんですよ。
またちょっと難しいこと言い出してごめんなさいね。
こんな話大好き。大好きなんです。
得ると捨てるっていうのは同じことなんだよね。
得るっていうことは得ないという可能性を捨てている。
捨てるということは、
とにかく得ると捨てるは捨てと同じことを言っているということですけども、
そういった決断、何らかの決断をするという機能が脳にあるわけ。
そこにはドパミンなんかが使われるんですけども、
そのドパミンの量が少ないのか何なのかよくわからないんだけども、
とにかくそのドパミンによって起こる決断の機能が不十分であるというのが
ADHDの人の重要な障害というか中心的な障害なんです。
実はあんなにADHD、僕も含めてめっちゃ喋るんですよね。
僕に会ったことがある人知ってるんじゃないか。
すぐに気づくと思うんですけど、めっちゃ喋るんですよね。
ずっと喋っているの。だからうるさいの。
喋っていなくてもソワソワするしね。ものすごいうるさいの。
というそのうるささですよね。
これね、めちゃくちゃうるさいので活動量が高いように見えるんでね。
もちろん高いんだけども、アクセルが踏まれすぎ。
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この人アクセル踏みすぎじゃないかというふうに見えるんですよね。
精神科の病気でいうとアクセル踏みすぎの状態は相状態と言いますけども、
相状態のように見えるんですよね。
素人の人が見ると同じに見えると思うんだが、
これがアクセル踏みすぎの相状態ではないんですよADHDは。
ADHDはブレーキが効かないんですよ。
アクセル踏みすぎであっちこっち走って回ってるんじゃないんだよ。
ブレーキが効かないから止まらないから
あっちこっち行ってぶつかってるっていうそういう状態なんですよ。
なので面白いのは、実はこれには治療薬があって
ADHDには治療薬があって
薬を飲むとちょっと良くなったりするんですけど
その薬というのはドパミン神経の反応性を上げるというのかな
ドパミンのような作用をする薬を入れたりとか
なので一見するとアクセルを踏むような
普通ドパミン入れたら元気になるんでね。
なので実はADHDの薬は元気になるような薬を入れるんですよ。
元気すぎるように見える人にですよ。
大騒ぎの人にね、元気を出すようなドパミン作用のある薬
ノルアドレナリン作用、ドパミン作用
ノルアドレナリンとかドパミンっていう
一般に言うと興奮するような方向の薬をね
ダーンと入れるんですよ。実は。
どうなるかと。
大騒ぎの人に大騒ぎのやつ入れたら
大騒ぎになっちゃうんじゃない。
大を大にしたら大々になっちゃうんじゃないか。
大々?まあいいんだけど
ブラス?オレンジ?違うそういうことじゃないんだよね。
そうなると思うでしょ。
それがね、それがまか不思議。
元気にする方の薬を入れると
おとなしくなるんですよ。
ADHDの人、まあ不思議。
不思議でしょ?
実はですね
結局ドパミンが足りない
踏み込む力がないことによって
ブレーキが効かないという症状が出ているところに
ドパミンの反応性を改善するような方向性の薬を
入れると何が起こるかというと
アクセルももちろん多分
踏む力を強化してしまっているんだが
その踏み込む力を足すことによって
一番起こるのはブレーキを踏む力も増えるんですよ。
要は踏む力をアップさせてるんだよ薬で。
そうすると今まで効かなかったアクセルも踏むんだけど
アクセルはあんまりね、もともとね
この先合流がありますよ。
ご注意しましょう。
アクセルも踏む力増すんだけど
ブレーキ踏む力が増す効果の方が前面に出てしまって
なんと
なんか来ましたけど今向かっておりますということで
遅刻してます申し訳ございません。
後で謝りのメールをしておきましょう。
両方踏むことによって
なんとブレーキの方の作用がメインに出てくるんですよね。
面白い。興奮するはずの薬なのに
ADHDの人にそれ投与すると眠くなるっていう人まで
いらっしゃるんだよね。
09:00
眠くなっちゃうんだよ興奮するはずの薬が。
ということで
ADHDの人っていうのはね
ドパミン神経の反応が悪いです。
決断ができない、決められない
喋ってるのも
ブレーキ抑制が効かない。我慢することがうまくできない。
ADHDの人の言葉は
垂れ流しなんだよね。ブレーキが効かなくなってて。
なのでね、眠くなるじゃないですか。
眠くなるとだんだん言葉数減るんですよ。
ADHDっぽい子供はね
眠くなってくるとどんどん言葉数が増えるんですよ。
めちゃくちゃ喋り始めるんですよ。
我慢がより効かなくなっていて、抑制がより外れて
ペラペラペラペラ喋るようになって
最後パタッと眠くなって、パタッと寝るんですよ。
だんだんうるさくなったなーと思ったら寝る。
僕らも大人でも眠くなってくると
オヤジがオヤジギャグ言うのは脳が衰えていて
ブレーキ効かないからですからね。
あれのひどい状態になるんだよね。
だからピコンって言っただけでピコーンって言ったりするんだよね。
そんなのいちいち言わなくていいんだよ。
いちいち言わなくていいことにいちいち反応するでしょ。
これはね、前頭腰が弱いんですよ。
前頭腰の機能が弱いんで、いちいち反応しなくてもいいことに反応しちゃう。
こういうの気になっちゃう。
いちいちいろいろなところに気がそれちゃうんだよね。
ということで、前頭腰の反応が悪い。
ドパミン神経の反応が悪いというのが
ADHDの特徴。
原因の話。
そうすると、決められないっていうのがメインになってくるんです。
デニーズに行くでしょ。
和風ハンバーグ頼むかなって思うんだよね。
迷うんだよね。
決められないわけ。
早く決めてよってなるでしょ。
もういいよ。もう読んで。
みんなが注文してる間に決めようと思いますけど、
みんな注文終わっちゃうんでね。
あっという間に。
早く決めてよ。
先に注文して。
いやー、左からの合流多いね。
で、結局、
和風ハンバーグ、定食、
Cセットみたいな感じで、
なんとか無理くり注文するわけですよ。
注文終わった途端に始まりますよ。
いやー、ビーフシチューのが良かったかな。
言ってこようかな。
いや、和風ハンバーグ。
やっぱビーフシチューだったかな。
ずーっと続くんですよ。
食べるでしょ。和風ハンバーグ。
やっぱビーフシチューのがうまかったな。
12:01
そっちにすればよかった。失敗した。
これはどちらに行っても言うんです。
これで結局ビーフシチューを頼んだ場合は、
あー、和風ハンバーグにしときゃよかったな。
が始まるだけなんで、
逆の方をパッと捨てないといけない。
みんな捨てるんですよ、普通は。
それがうまくいかない。
ずーっと後悔したりとか。
あー、どっちにしよう。これがずーっと続く。
じゃあなんで遅刻するんだって話ね。
これもね、この決断に関係するんですよね。
ADHDは忘れ物もするんだけど、遅刻が多いでしょ。
遅刻はですね、一般にはね、
時間に遅れちゃうとかね。
忘れっぽいからね、約束の時間を忘れるとかね。
夜寝ないからね、朝眠いからとか書いてあるんですけど。
もちろんそれもある。
それもあるんですけどね、基本ね、遅刻はですね、
決断力不足によって起こるんですよね。
皆さん朝何時に出ます?仕事。
6時ですか?7時ですか?
電車に乗るでしょ?まあいいや、7時にしましょうか。
7時に家を出てね、
7時15分か、電車に乗ることにしましょうか。
15分くらい、10分くらい離れたところに駅がありますよ。
そういうことにしてくださいよ。
10分くらい離れたところで、7時15分の電車があるから
7時に出るわけよ。
それはですね、あなたがね、決断をしてるから7時に出るんですよ。
実は。よく考えてみれば。
それってね、7時じゃないと間に合いませんか?
7時1分どうですか?
まあ1分くらいでしょ?10分歩くんでしょ?
ちょっと早足で行けば間に合うでしょ?
だから実はね、7時に出てらっしゃるかもしれないがあなたはね、
7時1分だって間に合うんだよ。
ということは、7時に絶対行かなきゃいけないわけじゃないのよ。
7時1分でもいいわけですよ。
つまりあなたは、7時1分に行ってもいいんだが、
7時の段階でもういいんだって合流の話はね、
決断して出てるわけ。
で、常に決断してるわけ。
つまり、7時に出ますよ。今出なくてもいいかもしれない。
でも出る。どうする?出る。どうする?どうする?
ここでよし出ると。あなたは決めて出てるんです。
ADHDはこれが決められないんです。だってどうなるか。
7時に出ようかな?どうしようかな?どうしようかな?
出ると出ないを迷うの。
7時に出ると7時に出ないという選択肢の決定を迷うんです。
時間というのは自動的に
今の僕らの現状で言うと時間というのは
だんだん流れていくわけでしょ。
7時に決断しなければ自動的に7時1分になるんですよ。
じゃあ7時1分になりました。どうします?
さあ7時1分に出るか出ないかという問題が
またやってくるわけです。
さあどうしますか?7時1分。
15:01
7時1分だったらギリ間に合うんだけどさ。
7時1分30秒でももしかしたら7時2分でも
間に合うかもしれないよねだって。
小走りからちょっと走りはいけんじゃん。
じゃあ結局7時1分に行くかどうか問題というのが
課題として上がるんですよ。
迷うわけよ。ADHD。
行くか行かないか。どうしよう。行ったほうがいいよな。
7時だったら7時1分。
行ったほうがいい。行ったほうがいいけど
1分後でも間に合うかもわかんないよね。
でも遅刻する確率がいっちゃうから。
もう行ったほうがいい。別にやることもないし。
やることもないけど行かなくてもいいか。
どうしようどうしようどうしようかな。
どうしようかなという問題を抱えていると
これ自動的に7時2分になるんですよ。
ということで7時に出なきゃいけない問題は
7時1分7時2分と決断を避けると
その時間だけが先に進んでいくんです。
実は当たり前ですよね。
しかし7時15分なんだよ電車は。
家から10分ぐらいかかるわけよ。
そしたら何これさ
例えば7時10分に出ちゃ絶対間に合わないじゃないですか。
どうですかね。8分7分どうなの。
7時5分あたりからかなりやばくなってくるんだよ。
やばくなるでしょ。さすがに。
どっかでさすがにやばいがやってくるわけよ。
これが7時1分7時2分7時3分
どうしよう4分5分
6分これもうダッシュじゃない
もう絶対無理だってなるでしょ。
もう無理なのよほぼほぼほぼみたいな
かなりの限界になったところで
人間はドパミン強めに出るんですよ。
この強めのドパミンが出たところで
ようやく脳が決断に至る。
何にせドパミンの反応が悪いんだから。
ここでまずいとなったところで
強めのドパミンでようやく反応して
バーッと出るわけ。
結果3割4割5割遅刻ですよ。
間に合うことがあるんだよね。ギリだからね。
間に合わないかもしれない。
これ例えば行った先の約束が
約束を破ってもあまり怒られないとなると
どんどんドパミンの出が悪くなるし
例えば今日行かなければ会社をクビになる
みたいな差し迫った状況だと
ドパミンの出はいいので緊張感のあるところでは
緊張感のある相手との約束は守りやすいけども
友達親っていうのはなかなか守りにくい。
なぜなら大丈夫かなって気持ちが
怒られたら生まればいいかみたいな
そうすると友達の約束はなおさら守れないとかね。
そういうことが起こります。
ので実はADHD遅刻するときって
ADHDの人が遅刻するときって
必ずしも寝坊してるわけじゃなかったりするんですよ。
18:02
起きてるのにね
出られたんだよ。
職場に行けたのよ。家から出られたにも関わらず
出なかったりするのよ。出てないのよ。
なぜ遅刻したか。
間に合う時間に家を出なかったからです。
起きてました。わけわかんないじゃん。
そういう人はね、合流が多い。
注意してるって言うんだよ。うるさいよね。
何の話かね。ほら抜けてきた。
だから嫌なんだよな。
これがADHDの症状でわかんなくなっちゃったね。
脳のキャパがそんなに大きいわけじゃないのに
他の気が揃えるからわかんなくなっちゃうんだけど
本当にわかんなくなってるんですよ。
なんだっけ本当に。
決断ができない。
だから遅刻するときにね。
本当は寝坊してるんじゃなくて起きてるのに遅刻してるんだけど
職場でね。なんだお前なんで遅刻したんだ。
起きてたんですけどなんとなく
間に合う時間にはどうしようかなって迷って出られました。
迷うってなんだお前。仕事なんだから来いよ。
そうなんですけども。
じゃあなんで来なかったの。
なんか出られなくて
出なかったっていう感じですかね。
出なかった。
アホですかって話じゃない。
壊れてるわけですけど頭いかれてるわけですけども
それは僕だって頭いかれてるんだって自称しておりますけどね。
これ言い方によっては言い訳するんだってことになるわけですけど
とにかくですね。そんな言いにくいでしょ。
そんなこと言いにくいから本当は出られたけど
自分でもそんなことありえんしおかしな話だしね。
そんな風には自分では思ってない人もいると思うんだけど
これ聞かれたらなんていうかというとちょっと寝坊しましたとか
ちょっとすいません朝
ちょっと遅く起きちゃったもんでなんて言ったらね。
そんなようなことを言うんだけど本当はそうじゃなかったりするんですよ。
分かってるのに今二度寝しちゃいけないって分かってるのに
もう堂々とベッドに行ってみたいな
ワンチャン間に合うんじゃないかみたいな
ワンチャンに賭けんじゃねえよっていうね。
仕事場に行くのにワンチャンに賭けんじゃねえよっていう
っていうようなことでADHDの
特殊な遅刻の仕方っていうようなところに
ADHDの人の前頭炎のドパミンの障害の具合とかの
特徴っていうのは結構ね
現れていくかなって
思いますね。
めっちゃ混んでるじゃんこれなんだこれ
ということでちょっと無理やりに並びましたが
このドパミンの反応の悪さ
この遅刻の特徴みたいなものを掴んでおくと
ADHDの人たちの障害の本質っていうのが
わかるんじゃないかなと僕は思います。
21:01
これなかなか臨床の深い話なんですよ。
こんなことわかってる精神科医そんなにいないから
もう20分を超えました。
めちゃくちゃでございます。
長すぎる。誰も聞かねえよ。
聞いてくれる人本当にありがとうございます。
こうして毎日楽しくやっていられるのは皆さんのおかげでございます
といったところをもちまして
ありがとうございました。
21:32

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