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2023-08-23 19:27

視点を変えて生きていこう 〜発達障害の話、その2〜

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00:07
パワー!
バー星の精神科リブラでございます。どうも、こんばんは。
聞こえてますかね?
あの、たきびラジオをね、聞いていたら、あの、チカラさんがね、あの、急にパワーって言ってたんだよね。パワーって言ってたんだよね。
このパワーがね、今ね、流行ってない、流行ってません?これなんか。
うち子供なんかね、いつもなんかね、パワー!パワーパワー!よく言ってんだよね。
こういうのがね、僕、影響を受けちゃうんだよね。頭の中でさ、なんか今、流行っているのか知らないけど、このパワーが頭にね。
で、この前もね、なんだっけな、なんかその、ガストじゃねえな、どこだったかな?
どっか、ガストじゃない。ガストじゃないな。あ、分かった。サイゼリアかな?
違ったかな?サイゼリアだった気がする。行った時にね、子供がなんかそういうの流行ってるから言っててね。
で、僕は大人だから、そんなものはね、もうそんなこといいから早く注文やりなさいみたいなね、子供が言っていてね。
これ注文どうどう。で、確かね、注文、追加注文かなんかじゃなかったかな?最初注文して。
で、ちょっとお姉さん呼ぼうと、このムール貝のやつをもう一個頼もうみたいな話になってね。
だったかな?ポテトだったかな?なんか頼もうといったことで、あの、てぃどぅん!みたいなね、あれを押すわけですよ。
で、もうその時にはパワーはね、もうね、僕らのところにもね、流れてないのね、あの、僕らの世界ではね。
パワー言ってるやついねえわけ。うちの子供もパワー言ってねえわけ。言ってないんだけど、僕の頭の中ではひそかに、パワー、パワー、パワーかな?
パワーかな?パワー、パワー!このね、パワーがいろいろこう、こだましてるわけですよ。
ひそかにね、外から半分パワーに支配され、半分現実の方でポテトのことを考えみたいな、ポテト?ピザ?ムール貝か。
とにかくその注文のことを半分考え、頭の中で自然にパワー半分入っちゃったみたいな状態で、ぽちりますわね。
で、そうこうしてるうちにお姉さんが来たんだよな。お姉さんが、えっと、どうされましたでしょうか?というか、何だったかな?
なんか、要件は何?みたいな。聞きに来たわけ。そのお姉さんが来て、ここでどうされましたか?っていう、なんていうかな、この刺激がね、よくないんだよね。
その刺激に僕よくここでピコーンに引きずられたりするでしょ?そういうのと同じで、ちょっと、何の関係もない。何の意図もない。何にもないんだけど、お姉さんがトンって来た瞬間に、僕の口から何の、何でか分からない。
分かんないんだけど、お姉さんが来た瞬間に、パワーって言っちゃって、あのー、お姉さんちょっと、どうされましたか?みたいな。
聞きに来た瞬間に、パワーって言うか、どうされました?みたいな。あ、違う違う。あ、注文でって言って、注文したんですけど、変だったろうね、きっと。
03:09
お姉さん来た瞬間に、なんかあの、おじさんがパワーって言い出すんでね、全然こちらも、別にお姉さんの方向いて言ってるんじゃないんだよ。
お姉さんが来たっていう、なんかその、それが刺激になって、あの、ただ僕はうつむいてるっていうから、その、視線のままにパワーって言っちゃったんだよね。
あのー、気が触れてるでしょ。
まあでもそういった状態でも元気に毎日暮らしております。元気にやっております。
パワー!ね、うるさい。
そういうことじゃないんだよ。パワーの話じゃないんだよ。
ここ数日、発達障害が云々の話をしていてですね、昨日かな、昨日だったかな、犬の世界で生きるペンギンの話をしました。
皆さん覚えてますか?聞いてらっしゃいますか?聞いてないかも、聞いてるかもわかりませんけども、犬の世界で自分がペンギンだということをわからずにね、犬の世界であんまり走れないなと傷ついてるのはおかしいんじゃないの?無駄なんじゃないの?
それよりペンギンは海を目指せよペンギンよというような話をしたんだよね。
まさに、力さんだったかな、ちょっとはっきり言わないけど、コメントでですね、あるいはコメント以外でもね、そういう話よく言われちゃったんだけども、
ペンギンほど泳げりゃいいんですが、自分はただの走るのが遅い犬だったりして、へへみたいなね、そういう記載かな、なんか意見もあるわけですよ。
この車うるせーなー、あるわけですよ。
昨日までの車は代車だったんで静かだったけど、僕の自分の車はうるせー、安物の車はうるせー。
ごめんなさいね。
で、なんだっけ、ペンギン、ただの遅い、だから足の遅いペンギンだっているしね、足の遅い犬だっているんだよ。
足が遅ければみんなペンギンだってわけじゃない、そりゃそうだ、確かにおっしゃる通り。
ということで、そういう場合は救いがないのか、みたいな気持ちになった人もいたのかなと思って、ちょっと違う例え話をしようかなと思って今日は引き続きペンギンの話じゃない話をしましょう。
人っていうのは能力偏りがあるわけですよね。ペンギンのような人もいるし犬のような人もいるんだよ。
犬が大半だ、そこにペンギンがいるからやりにくいという面もありましょうよ。しかしさ、確かにおっしゃる通り、走るのが遅い犬っていうのもいるでしょうね、そりゃそうだ。
じゃあちょっと違うことを言いましょうよ。それと同じ話だけれども、背が高い低いも同じことなんですよ。背が低い人もいれば背が高い人もいるんだよ。
06:13
背が普通の人はいろんなことできますわ。普通っていうのは大体みんなと同じような。だけどさ、中には背が低い人もいるじゃないですか。そして逆に背が高い人もいるじゃないですか。どう越せば低すぎるとか高すぎるってことになると思うんですよ。
そんなときにね、やっぱりね、汎用性のあるのはやっぱり当然背が普通の背の人ですよ。だけどね、背が高すぎるという人は、汎用で背が高いところのものを扱う仕事もして、低いところのものも扱う仕事もしてという、いろんなことをやるのが普通の背の人だと思うんだけど、それはそれで便利というか普通のことだと思うんですが。
背が高すぎると言われる人は当然ながら低いところにあるものはうまく使えませんわ。低いところの掃除をしようと思ったらいつも腰をかがめてすごく大変。しゃがんでね、かがんでね、結構大変ですよ。だけど逆いうとでも高いところのものはひょいひょっとやれるわけですよ。
じゃあね、やっぱり高いところ、背が高いほうが有利なのかというとさっきの話、そうじゃないでしょ。低いところのものをやるのって大変なんだよ、背が高い人はさ。そういう場所の低いところの掃除をするのはさ、そりゃ例えば、マクロクロス家が、千と千尋のマクロクロス家が出てくるような低いところの掃除を、すすを払うみたいな仕事がもしあればですよ、そりゃ背が低い人のほうが有利でしょう。
一方で背が低い人は高いところの仕事は、そりゃ上手くできませんわ、そりゃね。だけど、背が低いから全てダメだというわけじゃないわけですよ。低いところの仕事をするっていうのがね、何も悪いことじゃないでしょ、すす。で、高いところのゴミをすすを払うのがえらいですか。そうとは限らないじゃないですか。
これも一つ、背が高い低いも、まあ確かに高すぎる低すぎるということで、真ん中の背の人よりは汎用には使えないんだけども、その可能性は高いんだけれども、しかし高い高所のものを扱うということにすれば高い人は有利で、しかし低いところにある仕事っていうのは高い人には不利で、逆に低い人っていうのは高いところの仕事は不利だけれども、低いところの仕事は腰をかかめずにシュシュシュッと拭けますわ、というようなことで、逆に便利なんてこともあります。
なので、背が高い方がえらい、低い方がえらいっていうことでもない場合もあるんだよねっていうのがまた一つね。
もうちょっと違う例で言いましょうか。
例えばね、さっきの足が遅いだけの犬という例で言えばですね、非常に残酷な言い方になりますが、精神科の外来にはですね、うつ病だと思ってくるけどうつ病じゃないっていうことはたくさんあるわけですよ。
09:03
それが残念ながら能力の問題だったりすることは当然ありますよね。
頭が良い悪いってことがあるわけだから。
こういう残酷な例の話をしてるんでしょ皆さん。
とはいえ僕は能力低いかもみたいな話。
これ話でしょ。
わかってますよ。
そうするとね、残念ながら故障じゃなくて使用だっていう残念な話はあるんですよ。
これは正直言えばそうですよ。
例えばですね、要はうつ病じゃなくてちょっと能力が低かったみたいな話なんだけども、
例えば病院に来るでしょ。
例えば自動車をちょっと例に挙げましょうか。
自動車が来るわけですよ、病院にね。
修理屋さんに来るんだ。
僕のこの車ね。
他の車が。
電話がかかってきて中断しました。
どこまで話したのかな。
僕のこの車ねって言ったかな。
東名高速道路で120キロでジャンジャン走るんですよと。
ところがね、この僕の車はそんなにスピードが出ないんだよね。
これ故障ですか?
治してください。
つまりうつ病ですか?
治療してください。
来るわけですよ。
非常にあまり言わない時もありますけど非常に言いにくい。
これ軽自動車だなって思う時あるわけですよ。
あるいは軽自動車じゃない時もあるわけよ。
これエンジン400ccしかないっていうね。
400ccでは120キロはもともと出ないんですよみたいなことあるわけですよ。
だから変わってるとかじゃなくてエンジンが小さいってことは正直あるわけですよね。
あるいは軽自動車ってことはあるわけですよ。
軽自動車200キロ出ないなみたいな。
150キロ出ないなみたいな。
要はエンジンが小さくてスピードが出ないなみたいに思うことはやっぱりありますよね。
故障じゃなくて使用だってことがあるわけ。
これは使用ですねって。
うーん、故障。
でも他の車ね120キロで走れるんだけどこの僕の車80キロしか出ないんで治してください。
正直僕ら医者っていうのは修理屋みたいなものなんですよね。
だからね自動車作ってるわけじゃないんだよ。
神様が作った自動車の不調をちょいとねほんの少しの技でちょっと良くしてる程度のことなんだよ。
あんまりこう自動車の構造自体を変えるほどの力が僕らにはないんです正直ね。
それはわかるでしょ。
医者なんだからさ。
人間は作ってるわけじゃないわけ。
修理してるだけなの。
明らかな故障がちょっと治せるだけ。
完全に元に戻せない。
要は正直言うと手術なんかも全部そう。
すっかり元気にはならないです。
非常に悪い状態がほどほどの状態に戻すっていうのが医者の限界なんです。
これは全部どの病気も大体一緒。
多分に漏れずご多分に漏れず精神科医というものも
12:01
精神が病んだ人をすっかり元気のなんともないみたいなところに生かすことはあんまりできなくて
できることもあるんだけども場合によるんだけども
多くはかなり良いですというところに持っていくというのが僕らの限界なんですよね。
故障をひどい故障をほどほど良い感じにするっていう具合なのよね。
つまり400cc600ccのエンジンを1200cc1500cc
あるいはターボをつけてあるいはハイブリッドの機械をつけてみたいなことはできないんですよ。
ちょっと何か異常をちょっと修理するわけ。
ということで故障ではなくて使用というものはもうどうしてもありません正直言うと。
じゃあねそこでですよね。
軽自動車でしたと普通自動車じゃありませんでしたと言うときに
さっきの例背の高い人が偉くて背の低い人がダメというわけではなかったですよね。
同じようなことがここでもありましてね。
結局ね例えば背が高い人は今回ここで言うところであれにしましょうかフェラーリですよ。
フェラーリっていうのはもちろんエンジンすごいしめっちゃ速いしすごい車なんだけど
ところが200kmで走るのはすげー得意なんだけどフェラーリすごいんだけども
100kmでずっと走るとフェラーリってどうなるかご存知?
僕なんか医者なんか車好きでみんなそういう車乗ってるけどね
僕はフェラーリは乗ってませんけどねそういう車があってね
そういう車の限界の話なんだけども
100kmでずっと走るとフェラーリのエンジン焦げ付くんですよ。
ごめんなさいそこまで大げさそうじゃないのもあると思うんだけども
スポーツカーって速く走らないとそうじゃないのもあると思うんだけども
全般的に言うとね
それは自動車屋さんが言ってた時々回してもらわないと
低速でずっと下道走られるとフェラーリのエンジン調子悪くなるんですよ
これやっぱりレーシングエンジンなんで
レーシング的な走行してもらわないといけないような作りになってるんで
ゆっくり走られると焦げ付きますね
つまりですねフェラーリのエンジンはね
フェラーリというものはね
街中をゆっくり走るのに向いてないんですよ
普通エンジンの普通の車が高速も速いし
左からの合流があります
注意しております
街中も走れるというのが普通の車
だから普通の車は汎用性が確かに高い
高速道路に行くとそれはフェラーリ強いと思う
じゃあさっきの軽自動車何もかもダメですかと
そんなことないんですよ
15:00
実はね軽自動車が配達してる物ってありません?
軽休日みたいなのがあったりとかさ
普通の自動車じゃなくて小さい軽自動車で運んでるやつあるじゃないですか
街の中で
あれね巨大なトラックで運んでないでしょ
なんでですか巨大なトラックで運んだっていいでしょ
ダメなんですよね
なんでかっていうと狭い道走るの不便なのよ
大きなトラック
大きなトラックは細かい物をちっちゃくちょこちょこ運ぶのに向いていないんですよ
フェラーリはね
フェラーリで軽休日みたいに近所のところに物を運ぶの無理なんですよ
エンジン焦げ付くのよ
ゆっくりしか走れないのフェラーリって
つまりね上位互換とばかり言い切れないわけ
軽自動車の方が便利な場所いっぱいあるわけ
だからエンジンがちっちゃいなっていう場合は
確かに速く走られなくて残念だという気持ちは分かるんだが
そんなこと言っててもしょうがないので
軽自動車の得意な狭い地域に物をいっぱい運ぶとか
ちょこちょこストップ&ゴー繰り返してあちこち運ぶとか
そういう仕事をしましょうよそこは
そこにさプライドを持ちましょうよ
いいじゃないか
フェラーリのように高速道路で300キロ走れることだけが価値じゃねえだろ
300キロどうせ走れねえだろフェラーリなんか
どうせ120キロしか出せないんだろ
普通の車と一緒じゃないか
もちろん我々のちっちゃい普通のエンジンの方が便利だし
なんならちっちゃいもっと軽自動車だって活躍の場いっぱいあるんだよ
だからそういうこともそういう風に考えてですね
軽自動車確かに残念な気持ちは分かるんだけども
そうじゃなくてさ軽自動車なりに活躍する場があるんじゃないか
左からの合流にご注意ください
という風に注意していきましょうよ
だから軽自動車は軽自動車の生き方があると思うんだよ
ただただ足の遅い犬っていう風に思うとがっかりするんだけども
泳ぎの遅いペンギンもあるし足の遅い犬もあると思うんだけど
意外とねそういう軽自動車の方がいい時もあるのよ
ケースバイケースですから
そういう風にものを考えて
今回はまた違った視点で生きるという話ですよ
視点を変えれば全然見え方が変わるってことがいっぱいあるわけ
だから視点変えるってめっちゃ大事なんだ
ただこれをそもそも発達境界から生じてる話ですけど
自閉症スペクトラムの人たちっていうのは
視点を変えるっていうのが非常に苦手でしてねもともと
なので自閉症スペクトラムと言われるような発達境界の人たちっていうのは
ある種の考えに固執してしまってもううまくいかないみたいな例がたくさんあります
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そういった時はちょっと周りが少しアドバイスしてあげて
視点が固まってるぞということで教えてあげると
いろんな視点を与えてあげると意外と新しい道が見えて
見えただけで治療なんか何もしてない薬なんか何も出してないのに
すごく先生楽しいですっていう患者さんとかいてね
昔ほど昔じゃないけどさ
あー良かったねって思ったりすることはいっぱいありますよ
別に何も薬なんかも投与してないんですよ
何も変えてないんだよ視点を変えただけなんだよ
あなたは視点ちょっと変えてみたら
ちょっとこういう風に見たらどう思うって言って
あーなるほどみたいな楽しいですっておっしゃったな
あのー良かったねって思って
まあ僕何もしてませんけどね
でもね新たな道を見つけられてね
別のところに行き
もう僕見てないんですけどね
新しい道進んじゃうともう僕の周りからいなくなってね
まあいなくなって別れなんですけど
まあ僕精神科医なんかからはね
早く別れたほうがいいんですよ
僕んとこあんまいなくていいのよ
まあお別れですけどまた何かあったらおいでって感じで
まあ僕んとこに来ないほうがいいんでしょうけどね
ってなことでね
まあ視点を変えるの大事だってことで
また今日も違う視点の変え方をしてみましたとさ
めでたし
めでたし
パワー
19:27

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