方言の魅力と地域性
鉛がある歌って、例えばなんだろう、ドリカムの大阪ラバーズとか、
俺は東京サイクだとか、なんでもいいんですけど、並まっている歌って、普通の歌よりも魂がこもっているというか、なんだろう。
普通に思いを伝えるだけじゃなくて、地元に行って聴いているような感覚になる。
地名が出てくるご当地ソングとはまたちょっと違う、本当に現地に行って、現地の人と会話しているような感じの不思議な感覚が、
高知県の歌を聴いていて、〇〇ヤキとか、〇〇ヤケンドとか、高知に行くと当たり前だけど、普通東京でそんなことは聞かない。
言うのがいいよねっていうのを言いたかった。
いやーそれはね、わかるね。高橋優が秋田の曲とか、あれも秋田弁とか結構特徴的じゃん。の、本当バリバリの曲みたいなのを歌ってたりもするのもあって、
何言ってるかわからないみたいなのが、たぶんそこの人たちには伝わるみたいなのがあってさ。
だからちょっと、俺たちにはわかるけど、
暗号地味っていってさ。そこの人たちだけのメッセージみたいな感じもあったりしてさ。
なんかその、いいよね。閉じた、クローズドなメッセージみたいな感じにも感じられたりもするところもあるし。
なんか日本語の、標準的な日本語と英語をうまく合わせた歌とかJ-POPにいっぱいあるけども、
なんかこう、鉛を入れるっていうのは、そんなに多くなくなって。
多分、ヒットするのは標準的な歌なのかな?
そうね。広く届くんでね。みんなに理解されやすくて。
歌として、本当に折りこないとかになるのは、標準的な歌なんだけれども、
大衆的、万人受けも大事だとは思うけれども、あえてこう、鉛ってて、
ちょっとこう、悪が強いっていうか、でもそこに深い味が出てて、
逆にそこの鉛で、ちょっと携帯で、これどういう意味なの?
何言ってんだろう?みたいなね。調べたりしたくなるとかね。
それが沼にはまっていくきっかけ。
高知の沼って結構土佐弁。
土佐弁も結構特徴的だよね。なんとか焼き煮みたいなさ。
そもそもよっちょれとかがそうかも。最初よっちょれってなんだろう?
なんだっけ?よってこいなんだっけ?あっちいけだっけ?どっちだっけ?
全然逆だけど。どっちかだよね。
だから、来い来い。よってこい。そもそもよさこいってなんだ?みたいな。
あれも土佐弁か分かんないけど、
そういう暗号じみてる、普通使わない日本語がフレーズとして出てくるって、いいよね。
それはすごい分かるね。
その人からのナチュラルな、オリジン的な感じをさ、
その人の巣が出てる感じもして、心からの言葉なのかなっていうふうな雰囲気でもあったりするし、
本人もそうだし、届ける先も同じ共通の人に向かって話しかけてるのかな?みたいな感じが。
その地域の人と地域の人同士の会話を垣間見てるかのような、
自分は会話の外で分からなかったりする時もあるけど、
そういうのも濃い地元対地元の間にいられるような気がするね。
別に意味分かんなくてもいいのかなって思ってて、
ただその生まれてるのを聞くだけで、
二次的に旅行してる気分になる。
そうね、それは分かるね。
めちゃめちゃ分かるね。
あっ、来ましたね。