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日本のどこかの歌と話お番です。この配信は、日本各地のいろんな町にまつわる音楽をテーマに、町への思いやら何やらについて話していく番組です。
お相手は私、MCワタンドです。よろしくお願いします。 Spotifyでお届けしていますMusic Plus Talk、こちらのサービスをお使いいただきながら、
日本のどこかを描いた歌い曲と、ポッドキャストの音声配信、こちらを併せてお楽しみいただければと思います。
そんなわけで、今回お届けする曲は、557188のタネという曲になります。
この曲がですね、アーティスト、彼女たちのふるさとである鹿児島、こちらの風景を描いていて、具体的な地名としても、北埠頭という港の場所ですとか、
あと桜島、鹿児島のシンボルですね。こちらの地名が実際に出てくる曲という感じになっております。
557188は、私が高校生ぐらいですね、2000年前後ぐらいですけども、そのぐらいの時に出てきて、恋の歌とかジェットニンジンとか、その辺の曲がすごい好きでしたね。
このタネという曲もシングル曲ですね。こちらの曲ということでご紹介していければと思います。
歌に出てくる風景はですね、本当に悩んで悩んで、悩みまくっている人が港で一人、佇みながらこう、うわーって考える、そんな感じの曲です。
老いたちから、これからの人生から、かなりちょっと影を背負っているようなんですね。
港で一人でいるというこのシチュエーションを考えたら、まあそりゃ悩んでるんだろうというところですね。
なんかこう、ドラマとか、港で一人いるって言ったらもう、そりゃあかなり辛い状況だろうという感じです。
港ってもう、夜の港って言ったら真っ暗じゃないですか。真っ暗の中で暗闇を見つめながら、遠くでね、やっと聞こえるかどうかの船の音とか、
チラッと見える灯台の光、あと対岸の街の灯とか、なんかそんなのをうっすら見ながら、あとは本当に自分の精神世界と向き合うというふうな、そんな感じの状況だと思いますよ。
だからね、それは自分との対話の時間ですね。そういう意味でも、悩み抜く、考える時間、そんな場面に打ってつけたのかなという感じです。
そのシーンを表すキーワードとして、具体的な地名としては北不動というものが出てるんですけども、もう一つの重要なキーワードが桜島ですね。
ほんと鹿児島のシンボルですよね。言わずと知れた火山というとこです。 この港を見つめる、海の方を見つめる、イコール桜島が見えてるわけですよ、鹿児島ですと。
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この火山を見つめながら悩むっていうのは鹿児島ならではの、まさにこの歌が描く風景ならではの状況なのかなという感じですね。
悩んだ時に限らず、火を見つめると心が落ち着くっていうふうなことって聞いたことありますかね。
そういう揺らぎの効果というか、いうのがあるみたいなんですよ。 キャンプの時とかね、夜みんなで火を囲みながら話すとすごい穏やかに色々話せるみたいなことを聞きますね。
直接の火じゃないけども、火山のゆったりと昇る煙を見るっていうのが、もしかしたらそんなところに通じるのかなと思ったりしましたね。
火山を見ながら悩むっていうシチュエーションが僕はまだないんだけど、そういう鹿児島の人ならではの、だからこそなせるシチュエーションを描く風景なのかなというところもちょっと感じたりしました。
火山の火だけじゃなくて、自然を見ながらっていうところは自分と向き合う、揺らぎの効果に通じるところだと思うんですけども、ゆっくりと自分と、うちと向き合えるような時間かなと思うんですよね。
川のせせらぎを見つめながら悩むとかっていうようなシチュエーションとかも描かれることあるかなと思うんですけども、そこに通じる感じで自然の、本当に人の手が加わってない
自然ならではの動きみたいのを見ることで、自分、人と人の悩みじゃないですか、悩みなんて大体。そういう意味で自然の大きな力を感じることで、自分の悩みってどうなのかなみたいなふと考えるきっかけになったりもしますよね。
なんかね、そんな鹿児島ならではの悩みとの向き合い方、そんなのも含めて聞いていただければと思います。
557188で種