西荻窪の魅力
お盤です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その場所にまつわる話をしていきます。お相手はMC、ワタンドです。よろしくお願いします。
さあ、今回紹介する曲は、アンディー・モリのBasemanという曲です。
この歌には、西荻窪のアパートという歌詞が出てきます。
西荻窪、この町は東京都杉並区に位置する町の名前です。
JR中央線が通っている駅でもありますね。
23区にありながら、23区の中で西の果てになりますので、あまり都会的じゃない、ゴミゴミしてない、ビルっぽくないというようなエリアかなと思います。
暮らす生活の町だなというイメージもありますし、結構緑も多いんじゃないかなというイメージを持っています。
西荻窪とか中野あたりは、杉並区、中野区ぐらいですかね、全般的に暮らしやすい町だなというイメージも持っていますし、
さらに言うと、この歌が持っているイメージである、自由気ままな町だなというイメージも持っています。
いろんな人が住んでいるんですけれども、結構若い人なんかも多いのかなというイメージを持っています。
このBasemanの歌詞の中でも、学生会館という歌詞が出てくるんですね。
そういうところもあって、学生らしい、縛られない雰囲気もありますよね。
この学生会館という歌詞の中に、忍び込んだ夜の星っていうフレーズが出てくるんですよ。
忍び込む夜の施設にというのは、ちょっと冒険感もあるし、ドキドキ感もあるし、すごいドラマチックだなというふうに思います。
創作の話としては、夜の学校に忍び込んで撮りに行くとかかもしれないし、ちょっと肝試し的なのかもしれないし、
とにかくそういった夜の昼過ごす場所に忍び込む、誰もいない場所に行くというシチュエーションって結構みんな好きじゃないですか。
シチュエーションとしては定番だなというふうに思うんですよね。
一方でリアルでそれをやるってなると、もうやったとも言えないし、やりたいとも言えない時代になったなという気がします。
コンプライアンスの影響
コンプライアンスっていうのかな。あんまりそういう置いたというかやんちゃというか、
少し道から外れた行為、ルールから外れちゃったことについては大ぴらにもは言えない世の中になったなというふうに思うんですね。
最新はみんなそういうところに憧れだとか好きなんじゃないかなというふうに思うんだけども、もうすっかり言えなくなった世の中だなというふうに思います。
それの良し悪しっていうのはちょっとね、はっきり言えないんだけども、ちょっと内面と少しその世の中のルールが乖離してきたのかなというところはありますね。
本当にちょっと道外れたことは、昔のことであったとしても、ちょっと興味があるっていう段階ですらもう口に避けても出せないなというふうに思うんですね。
ちょっと例が汚い感じなんですけど、僕がちっちゃい頃、タチションしてる小さい子って結構いたなと思うんですよ、小学生とかで。
その辺の公園で結構してる子もいたなというふうに思うんですよ。けど、今全然いないんじゃないかなと思うんですよね。
見ますかね。全然見ないし、タチションの話する機会もねえか。全然聞かないし、なんかタブーになったなというふうに思うんですよ。
僕が昔タチションをしたことはありますけど、してたっていうことなんか言えないなと思って。
子供にもしてたんだよとも言えないし、そういう価値観自体があったことすら蓋をするふうになったのかなと思うんでね。
だから時代が変わることによってね、世の中の規範だとかルールっていうのはどうしても変わるのはしょうがないし、そうあるべきかなというふうにも思います。
けどもね、そういった昔のことすら話しにくくなっちゃったりだとか、この建物に忍び込むみたいなところで、みんな内心は憧れてたりドキドキするのがいいなと思ってたりすることもNGだよねっていうのは、
みんなお互いの顔色を見ながら共通認識になっているところもあるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
世の中の規範と実際の個人が思っているところっていうのが変わりっていうのはどうしても出ちゃうし、そういったところが作品だからこそ大ピラニエルっていうところもあるのかなと思うんで、
ドラマだとか物語を通じて自分の心は本当にどう思っているのかなと、本当はやっぱりこういうのが好きなんだなというのを気づかされることもあるなというふうにちょっと思いました。
このベースマンを描く主人公が夜忍び込むなんていうところも、お、いいねって思ったりしながら聴けるところだと思います。
その中で聴いてもらおうかなと思います。西予議区埠周辺のところもイメージしながら聴いてみてください。
アンディ・モリ、ベースマン。