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お晩です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする、偏愛に満ちた音声配信です。
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今回は、多摩地域のおすすめスポットを紹介するシリーズの話。
極地研究所の紹介
東京都立川市にあります、極地研究所という場所について、ご案内したいと思います。
ここは、夏休みに子供と一緒に行ってきました。
一緒によさこいをやっている友達、家族が行ったよということで紹介してもらって、おすすめだというので、どんなとこかなということで行ってきました。
極地研究所。この極地っていうのが、北極、南極のことなんですよね。
日本のこの北極南極に関する研究についての博物館的な施設になっています。
全然こんな場所があるって知らなかったですね。 立川は元々、軍隊の敷地があったりだとかした場所にもなっていて、
結構国の機関がよくあるんですよね。 それこそ国会とかがダメになっちゃった時のバックアップの施設が立川にあるんですよ。
なんかで23区がブワーってなっちゃって、使えませんみたいな時には立川にね、国会の機能がやってきて、こっちで代わりに国の人頭式をとるというような一通りの施設があるんですよ。
シン・ゴジラっていう映画があったかと思うんですけども、あれなんかでは23区がゴジラによって焼き尽くされちゃったので立川に避難して、そこで引き続きゴジラ対策にあたるというシーンが実際描かれています。
そんな場所だから結構研究施設とか国の機関なんかがある立地ということです。 その中にある日本の北極南極の研究拠点、そしてその情報発信の場所、それが極地研究所になっています。
情報としては南極の情報がボリュームとしては多いのかな。 それぞれの南極、北極ってこんな場所ですとか、はたまた研究でこんなものを調査してますみたいなのもありますね。
わかりやすいものだと、つきやすい展示だと、北極南極にいる動物の発生なんかもあったりしましたね。
さらには南極にある昭和基地だとかの基地施設の暮らしみたいのも紹介されていました。
基地の隊員の方の個人のお部屋はこんな感じですとか、 こんな施設があってみんな日常的にこんな暮らししてますとかね、そういうのもあるし。
あとオーロラの展示みたいのもあったりして、夜はこんな景色が見えるんですねみたいな、というふうなわかりやすいものもありました。
そんなに広いわけではないんだけれども、動物から暮らしから自然から、いろんな切り口で紹介されているので、結構飽きずに楽しめましたね。
夏休みに行ったっていうのもあって、非常に小学生とかの子供連れが多かったんですよ。
結構みんなメモを取って調べてて、しっかりしてるなとも言いながら見てたんだけど、たぶん自由研究とかにしようとしてるんじゃないかなという気はしましたね。
やっぱりこういう博物館的施設に行って情報収集して、また家に帰って追加で本とかも調べるのかな、
そして北極、南極の基地ではこんなことしてるんだよとかね、いうことをレポートするんだろうなと思います。
大人が行ってね、僕もよく知らなかったんだけど、南極のね、極寒の世界に行ってさ、外じゃ普通に暮らせないじゃん、原住民なんかいないような場所だからさ、
なんでそんな過酷な命も絶えるような場所で、何を調査しに行っとんじゃいって思ったんだけど、いやなるほどなと思いましたね。
南極はその人の暮らしがない場所だからこそ、人の暮らしの影響を受けない土地だって言うんですよ。
南極だと、はーって息吹いても白くならないらしいんですね。それは空気中にホコリがないから。ホコリがあるとそれを核にして白くなっちゃうんだけど、
南極は人の暮らしがないあまり息も白くならないし、ホコリ以外でも人間の生活がナチュラルな自然のそのままの姿なので、
地球の状態を観測するとか、その気象の変動だとかを観測するのに最も適している場所ということらしいです。
それ故、オゾンソウの調査とかが昭和基地南極での調査で分かった結果だったりもするし、
また氷のね、すごい昔の、何百年前何千年前みたいな、何万年何億年近くの氷が残っているので、
そういったところを調べることによって、昔の地球の気象状況がどうだったのかみたいなことも分かって、地球のこれまでの変遷みたいなのがよく正しく理解できるみたいな研究施設というところでした。
未来の可能性
いやー、ネミ行けば勉強になるね。本当にためになりましたね。
で、この南極での暮らしを見てたのね。
南極ではその基地があって、基地の中で基本みんな暮らしてるわけよね。寝る場所もあるし、食べ物もストックしてるし。
そこでは食べ物は作ることができないから、基本的に南極に行くための船で、ガバーッと一年単位とかで食料を持ち込んで、それをちょっとずつ食べてる暮らしなんだよね。
外に出る時にはフルスーツで死なないように出てくるし、一人では行動せずに、みんなでお互いの安全を確認しながら外に出てくるっていうことなわけなんでね。
そういった外は暮らせないけれども、ちゃんと環境を整えたりすることで生きていけるっていうのを見て、
火星でも生きていけるのかなって思いましたね。
SF作品とかで火星暮らしみたいなのを見ると、火星なんて絶対暮らせねえだろって、人の暮らす世界じゃないじゃんって思ってたんだけど、
やっぱりそういうのもある種南極と一緒だなって思ったんだよね。
地球から生活ユニットみたいのを持っておいて、そこに設置しておいて、食料は貯めておいておいて、
基本はその中で暮らすと。空気もその中で生成して、娯楽もあるし、一通り全部自給自足できるようになっていると。
で、外に出る、調査するときにはもう宇宙服を着て、安全を徹底しながら、限定的な時間で作業するというふうな暮らしだと。
いやそんなのありえんのかなと思ったけど、見るとさ、南極暮らしでやってんだなと思って。
そうすると、あとは火星にものさえ持ち込めるようになれば、火星暮らしもできるのかなというふうに思いましたね。
ずーっと昔、極地研究所で見ると、本当に昔は裁標船というかさ、氷を割りながら進むような船は昔はなかったわけで、
本当に南極にたどり着くことすら過酷だったわけだよね。ちょっとずつ技術が進歩して、氷を割って南極大陸に立ち入れるようになると。
さらには南極でも耐えられるような生活ユニットを持ち込めるようになると。
食料品もさ、長く持つようなものがどんどん開発されて、1年間チャージしてくるというふうな環境が作られてったわけだよね。
宇宙にも同じように暮らせるように、ものさえ運べるようになったり、
あとエネルギーも一緒か。南極も別に南極でエネルギーを調達しているというよりはガソリン持ち込んだりとか、
向こうで自家発電しているんだろうから、同じように宇宙でも宇宙専用のソーラーユニットを持ち込んで宇宙で発電したりとか、
あと水とかも生成できるようになればいけるのかな。
南極は氷がいくらでもあるから水の生成という面は心配ないかもしれないけど、
宇宙だとすると水をどう調達するのかというのが大きい課題なのかもな。
ちょっと自問自答みたいな話になっちゃって申し訳ないけど、南極というような過酷な環境で暮らす人を見ている中で、
技術の進歩によって人間はどんなそこでも暮らせるようにカスタマイズしてきたんだなというところも感じられてすごいためになりました。
非常に極地研究所、知的好奇心をそそられる場所なのでぜひ行ってみてください。
下の子なんかはまだ4歳なんだけども触れる氷があったり、体感的に楽しめる場所もあったので結構楽しく過ごせていました。
そんなわけでぜひ行ってみてください。
今回ご紹介したのは立川にあります極地研究所についてのお話でした。またお会いいたしましょう。おばんでした。