仕事の効率化と新たな仕事の増加
ご番です。地名が出てくる歌のコレクターは、 単独がお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
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今回は、人間は余計な仕事を 生み出し続けているという話です。
どんどんテクノロジーの進化だとかに伴って、 作業は効率的になってきているはずですよね。
パソコンだとかが代表的な例ですよね。 昔はいろいろ手書きでやってたものが、
パソコンで全部処理できるようになったので、 資料を作るとかにしても、
何か計算するにしても、分かりやすくなった、 効率的にできるようになったと思います。
また、比較的近い話で言うと、 オンラインミーティングなんてものが普及して、
対面で実際に現地に運んで、 会議をしなきゃいけなかったものというのが、
非常にいい時間も短縮されて、 効率的にコミュニケーションが取れるようになったなというふうに思います。
こんなもんだから、昔かかっていた時間だとか、 人間に対して非常に効率的に仕事ができるようになっているはず。
すると、どんどん新しい仕事が減っていって、 楽に仕事ができるようになったりとか、
はたまた、できるようになった分、 新しいものがどんどん生まれているということになってしかるべきだと思うんですよね。
さらに言ってみれば、人間は減っていっているわけですかね。 日本に限って言えばですけど、減っていっているわけだから、
どんどん効率的にゆっくりと働けるようになっていくべき というようなところなのかなと思います。
とはいいつも、どんどん仕事は膨らんでやることが増えて、 全然楽になっている感じがしないんですよね。
それはおめえの仕事だけの話だろって言われちゃうとそうなんだけど、
社会全体で見ても、ブラックロードだとか そういったものも増えていっているような気もするし、
なんか疲弊していっているような印象があります。
便利になっているはずなのに、 なんで仕事が増えるの?というところなんですけど、
それの原因としては、余計な仕事が生まれ続けているんだろうなと思っています。
遊びから仕事へ
余計な仕事というか、もともとなかった仕事が 生まれているというような感じかな。
で、そっちに人が流れているんだろうなというふうに思っています。
ネットのインフルエンサーみたいな人がよく言う言説で、 AIだとかで便利になると、
人間は時間がもっとさらに今よりも生まれるはずだと。
そうすると、それこそ人がいらない業界なんてたくさん出てきて、
結果として人間は遊びのほうを充実させていくはずだと。
遊び自体が仕事になっていくはずだ、 みたいなことを言っていたんですよね。
で、これってYouTuberみたいな仕事とかのことかなと思っていたんですよ。
情報発信とかああいうところなんかは、
遊びのところから仕事にしてやっているという人も 結構いるんじゃないかなと思っていたんだけど、
最近聞いて思った例として、
例えばヨガとかピラティスとか、 ああいうジムとかってよく見るじゃないですか。
あれもある種、昔はなかったと思うんですよね。
20年前とか30年前そんなに。
けど今は結構どこ行ってもヨガとかピラティスの 事務所っていうかジムってあるじゃないですか。
ああいうのも昔は娯楽的にやってたものが、
フィットネスとして確立されて、
仕事としてメジャーになっていったものなんだろうな というふうに思うんですよ。
昔はヨガやらなくても健康でみんないたけど、
ヨガって体にいいよねみたいなことでやる人が増えて支持されて、
ヨガに時間を使う人が増えていったと。
さらには時間を使う人が増えていったら、
ヨガを教える先生みたいなのもどんどん増えていったというところ。
ある種昔存在していなかったヨガという仕事が、
時間が生み出されたことで、
そっちに人が盛れるようになっていった というところなのかなと思うんですね。
僕ノートとかを書く中で結構よく見る職種として、
コーチングとかライターっていうふうな仕事を やられている方が多くいらっしゃいます。
社会の働き方の変化
こういったのも昔も別にライターとかいたと思うんだけど、
フリーでライターしますみたいなとか、コーチングします。
コーチングなんかはあまり昔いなかったと思うんだよね。
結構やっぱり今になって広がってきた仕事だと思ってます。
ちょっと業界を知らなかったら申し訳ないけど。
働き方の選択肢が増えたりとか、
もっとゆっくり働きたいとかっていう中で、
さっき言ったヨガとかコーチングとかライターとか、
そういった仕事が選ばれるようになってきて、
社会全体で見たときに生まれたヨガが
そういった仕事をやる人に移ってシフトしていった
というところなんじゃないのかなと思っているんですね。
一方で企業勤めだとかエッセンシャルワーカーみたいな仕事は
人手不足だとかブラックだとか言われ続けているんだけれども、
そっちは効率的になっていっているにもかかわらず、
それを上回るペースで人が出ていっている
というようなことなんだと思うんですよね。
もともと今言ったような仕事、
かつてはなかった仕事が存在しないままだったら
食べていくにあたってもっとみんな
もともとあった業界に留まっていたと思うんですよ。
けど新しく生まれた業界のほうが魅力的だし、
そっちのほうが効率的に働けるという人が増えたことによって
そっちに流れてしまって、結果としてエッセンシャルワーカーだとか
というような仕事だとかの人手不足につながっているんじゃないかな
というふうなことを感じています。
新しくやりやすい、働きやすい仕事に人が流れるのは当然なので、
そっちの業界がより魅力的にかつやりたいと思ってもらえるような
環境にしていくとしなければ成り立たなくなっていく
というようなところだとは思います。
だからそこが解決策なんだろうなと思うんだけども、
解決策だとかというような考え方を抜きにして
今まで存在しなかった仕事に効率的になった仕事を
社会全体で効率的になった仕事の余剰労働は流れているんだろうなと
昔なかった仕事ってたくさんあるよなというふうにも思いました。
ある種そのコーチングだとかについても
ある種自分探しみたいなものじゃないですか。
だからあるに越したことはないかもしれないけど
結構成熟した世の中だから出てきた仕事だろうなというふうにも思うんですよね。
与えられた仕事だとかやらなきゃいけないことを
みんなこれまでは何とか見つけて
少しでも自分ができそうなものを見つけて
世の中として回していたのに
自分って何ができるんだろうみたいなことを悩む人が出て
そっちのほうの仕事をやりたいなというふうに思ってきたという中で
それ自体コーチング自体が仕事になっているということからも
やはり世の中が成熟することになって
生まれる仕事っていうのはいっぱいあるんだろうなと
YouTuberもそれこそそうだろうなというふうにも思います。
AIの登場によってさっき言ったような
コンピューターだとか移動だとかの効率化に伴って
さらに頭脳労働の効率化も進んでいくと思うので
ますます存在しなかった仕事が生まれて
そっちにさらに人が流れていくということが
あり得るのかなというふうに考えると
やっぱり人手不足の業界体を使う業界
時間を売って働き方にどうしてもなる業界
というものについては
少し時間を売ったお金という考え方ではなく
また待遇の仕方だとか
時間を固定して働かなきゃいけないみたいな勤務の体制
人員体制みたいなのも含めて
抜本的に変えていかないと
なかなか人を呼び込めないというところもあるのかな
というふうに思ったりもしました。
ちょっとまとまっていないかつ
特定の業界に対してネガティブな
ような印象を向ける発言をしていたら申し訳ないんだけど
そういう意味ではなくて
本当に社会の動きとして仕事が生まれて
そちらに人が流れていっているんだなというところの
感じたところの話をさせていただきました。
そんなわけでまたお会いいたしましょう。
この番組に対するご連絡ですとか
要望なんかは番組の概要欄の方に
フォームを設けてますので
よろしかったらお寄せいただければと思います。
そんなわけでお待ちしています。
ご番でした。