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日本のどこかの歌と話、お盤です。この配信は、日本各地のいろんな街にまつわる音楽をテーマに、街への思いやら何やらについて話をしていく番組です。
お相手は私、MCワタンドです。毎回、日本のどこかを描いた歌を1曲取り上げまして、その場所についてお話ししていこうという配信でございます。
スポーティファイ&アンカーで始まりました、ミュージックプラストークというサービスで、ポッドキャストのトーク部分とミュージック合わせてお楽しみいただければと思います。よろしくお願いします。
そんなわけで、今回お届けする曲が、2018年のナンバーキャリーパミュパミュの原宿居やほいという曲をご紹介したいと思います。
タイトルにズバリ入ってますね。原宿という地域が入っている曲というところで、原宿らしさがギューッと詰まった曲になってます。
原宿、この街の確認ですね。東京都渋谷区に位置する街で、まさに原宿という名前の山手線駅もありますね。
地下鉄もありますかね。原宿じゃないか神宮前か、そういう名前で便利な場所にもなってます。
明治神宮というまさに東京のど真ん中にあるでかい神社、そこの山道である表山道のスタート地点でもありますかね。
その原宿駅がある場所ですか。だからその表山道界隈だったり、それと並行して入っているもうちょっと細いコンパクトな通りで竹下通りなんてのもあるんですけども、
そのエリアなんかが一般的に原宿と呼ばれている場所です。表山道とかは緑がすごいあふれて、結構ブランドのお店とかも多かったりする場所です。
ここなんかはテレビの取材とかでも出る場所ですから、イメージしやすいのかなというところですね。
一方、その並行して隣の通りに入っていた竹下通り、ここもよく紹介されるような場所です。
結構ここはね、おりごりの若者文化の発信地という風なところで扱われるストリートですよね。
クレープ屋とかもよく言われますけど、クレープ屋とか、あとファッションの人もそうですし、そこのカリスマ店員とか、結構ここ発祥で有名になった人とかも多いのかなという場所ですね。
原宿がまさに若者の新しい文化が生まれてきた街というところでもあるので、若者の最先端、新しい若者の形みたいなのがこの原宿からこれまで数多く発信されてきたのかなという風なイメージを持っています。
若者の、本当に奇抜な髪とか服とかっていう人もそうでしょうし、そんな考え方あるの?みたいな、本当に全く新しい価値観みたいなのも原宿出身の人とかが言ってたりとかいうのもよく耳にしますかね。
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だからそういう意味で、全くこれまでなかった新しいものが生まれてくる街みたいなところでも原宿はあるのかなという気がしてます。
僕も原宿はよく行ったりすることもありますけど、僕はどちらかというと原宿をビビってた側なんで、原宿を恐れながら近づかないようにしてた中高時代かなという気がしますけど、大学ぐらいになって社会人になったりして遊びに行ったりすることはありましたかね。
ファッションでとかクレープ旅に行ってっていうような形の遊び方じゃないですけども、周りのお店行ったりとか、メッセージングが行ったら周り歩いてみたりとか、代々木公園行く途中で歩いてみたりとか、周辺に若者文化以外の自然とかもすごい多いエリアなんで、全体的に過ごしやすいエリアだなというところも魅力的ですよね。
そんな街を歌うキャリーパイムパイムなんですけども、この歌の歌い方っていうのがまた良くていいんですよ。歌詞ではあんまり原宿原宿しない、交差点っていうキーワードは出るぐらいなんですけども、地域のことはほとんど言ってないんですよ。
一方でその若者の文化の発信地らしく大人にならない今の若者である自分っていうのを肯定するような価値観だとか、何者にも空回らないというふうな自分らしさを強く持つというふうな価値観だとか、そういった精神性が強く歌われているかなというふうな歌になっています。
原宿らしさっていうと、価値観的なところなんでしょうね。新しいものが生まれ続けてきている場所でもあるので、これが原宿らしさというのがなくて、新しく生まれてくるものだったり、自分はこうあるべきみたいな自分らしさを追求していく。
そんなところが原宿らしさなのかなというふうなことを感じています。
そんなわけで歌、歌詞でもない、メロディーだけでもないこの原宿らしさがギュッと詰まった曲を聴いていただければと思います。
キャリーパミュパミュで原宿ヤホイ!