1. ご当地ソング捜索隊
  2. ラジオ044-⑤:下北沢と音楽

2020年11月14日ラジオ放送回。テーマは「下北沢と音楽」。
【ラジオで放送したご当地ソング】
・DIE meets HARD/凛として時雨
・真赤/My Hair is Bad
・週刊誌/クリープハイプ
【番組紹介】
唯一無二のご当地ソング専門メディア。日本各地に散らばるご当地ソングを探し、音楽を通じて見えてくる都市や地域の魅力について語らう番組。府中コミュニティFMで放映中のラジオ番組と連動しつつ、ラジオのバックナンバーと、podcast専用配信をお届けします。ラジオ番組「ご当地ソング捜索隊」は、毎月第2土曜日 ~で絶賛放送中。
【パーソナリティ】
◆ワタンド: ラジオ・配信のパーソナリティ。都市と音楽を愛するご当地ソングコレクター。不動産開発やコンサルタントなどで日本各地のまちづくりを行う。
◆しゃり: ラジオのパーソナリティ。ご当地ソングは素人。海外在住のエンジニアで主にリモート参加。
【Twitter】https://twitter.com/RRwatandia
【BLOG】https://sublife.hatenablog.com/

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ご当地ソング捜索隊ポッドキャスト、ここからはラジオ放送では放送していない追加エピソードをお届けしてまいります。
今回テーマとしてやってますのは、音楽と下北沢というところでございました。
音楽の街というふうな側面もあるということで、音楽にまつわる、あまりラジオ放送中に解説しなかったんですけども、
下北沢ソングというだけじゃなくて、音楽のバンドマンとか、下北沢のバンドマンとかの切り口で歌われた歌をラジオの中ではご紹介させていただきました。
そうだ、そうだね、音楽の解説全然しなかったな、今回。
僕の下北沢の、そうだね、遊びに行った話だけしちゃってたんだな。
マイヘアのマッカーも下北沢のライブハウスに行く話だし、クリープハイプの週刊誌も下北沢のライブハウスで大学生に絡まれるっていうか、大学生と話すシーンが歌われた話っていうところだったんで、
そういう意味で、バンドマンが下北沢で過ごす風景を歌った歌を今回ご紹介させていただきました。
ラジオで解説してなかった曲の解説となります。
そんなわけで、下北沢は音楽の街という側面がありますけれども、それ以外にも古着の街ですとか、
全般的に若者の街みたいに言われたりする場所もありますけれども、
そういういろんな文化が肯定される場所でもあり、それゆえ若者たちが集まってくる街という位置づけがある地域かなと思います。
下北沢の魅力として、そういういろんな文化がありますというところ、
かつ、街の様子としてもいろんな機能だとか、スクランブルな感じっていうのかな。
スクランブルな感じって伝わるかな、スクランブルエッグ的な感じです。
スクランブルエッグ、みなさん好きですよね。
ぐじゃぐじゃーってして、パンに挟んだりね、マヨネーズつけて一緒に食べたり、あの感じです。
あれを街だと思ってください。
あの感じがスクランブルな街です。
予測不可能な感じ。スクランブルエッグも予測不可能じゃないですか。
作り物じゃない街っていう感じ。
スクランブルエッグも全然形が予想できないじゃないですか。
そんな街ですよね、下北沢は。
スクランブルエッグ。
わかんなくなってきちゃった。
そうですね、スクランブルエッグな街というところで、
軌道修正しよう。
この街のごっちゃに感みたいなところが肯定されているわけなんですけども、
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一方で、そういうごっちゃに感のある街っていうのは、都市規格上の視点から言うと、
なかなかリスクを抱えているというところがあるんですよね。
主に防災関係ですかね。
小さい建物が並んでいたりするから、火事になった時にどうなんだとか、
緊急車両が入ってきにくいよとか、
そういうリスクがあるので、対策しましょう。
ということで、いわゆる再開発と言われるような方法で、
いろんな建物が並んでいるのを敷地をくっつけて、
大きい建物とかに統合して、場合によっては道路を大きくしつつ敷地をまとめて、
まとまった建物を作ることで、安全な街にしましょうというターゲットになる地域ですね。
下北沢みたいな、密集した場所は。
そうなると結構よく言われるのが、
綺麗になって立派になったんだけどつまらなくなったねという風なことを言われることが多いんですよ。
なんとなくイメージつくと思うんですよね。
いろんなものがあったのに、よくあるお店しか入らなくなっちゃったねと。
スーパーとどこにでもあるような飲食店とチェーン店が入っているよと、
街の個性がなくなっちゃったねみたいなことを言われるんですよ。
そういうのの対策じゃないですけども、
そういうのも言われることは予想されているので、
場合によっては新しく作るけども、
入ってくるお店とかを工夫したりとか、
大きいお店がどんどん入るんじゃなくて、
新しくできた建物も細かい区分けとかにして、
いろんな業態とか、
場合によっては建物の中だけど散策というか道を複雑にすることで、
歩く楽しさみたいなのを作っていきましょうという、
いろいろ工夫して、
なんとか街の魅力を残していきますよみたいな取り組みをなされたりすることで、
みんながんばって工夫して、
街を安全にもしつつ、
イメージも残しつつということで、
取り組んでいる事例がどんどん増えてきているかなというところです。
そういう努力があるんですけどね、
なかなかとはいってもなんですよ。
とはいっても、
綺麗にはなるんで、
作られた綺麗さだと、
どうしても、
作られた街かという感じはきっとあって、
もともとあった文化みたいのはやっぱり一回リセットされちゃうんですね。
ライブハウスとかがちゃんと入ったりとか、
古着屋さんみたいなのもちゃんと入ったりしたとしても、
それでも、
作られた若者の街感というものを、
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やっぱりそういう、
本当に自由な若者は選ばなくて、
そうすると自然と作り変えた時点で選ばれなくなってしまう。
ちょっと違うところになってしまうということは、
往々にして、
どうしてもあるなというふうな思いがしますね。
音楽とか古着とか、
若者文化的なものは、
自分たちから起こっていった文化だという自負だったり、
反体制的なところ、
リベラル的なイメージがあると思うんで、
大人が介入して、
作られた街の時点で、
どうしても相反しなくなっちゃうところがあるのかな、
みたいなことを思いますね。
だから下北沢とか、
小田急線とかが地下化したりして、
駅の上とかはきれいになったんですよね。
地下化した地上部分、もともとで線路が走っていた部分を、
小田急電鉄が、
ボーナストラックかな、
ボーナストラックという施設名称で、
コンパクトなお店がいっぱい立ち並ぶようなエリアにしているんですよね。
それはかなりいいねという形で、
2020年の街づくりの中でも話題になって、
人気な場所だったりするので、
いろいろ工夫して選ばれるような場所が生まれてきてはいるんですけども、
なかなかそういうもともとあった文化を、
いかに残していくかみたいなところとの戦いだなというふうなのを、
日々感じたりしました。
そんなわけで、若者の文化を街にいかに残すかみたいなところは、
結構戦いなんだろうなというところは、
下北沢の話を、
音楽文化だとか、
いろいろ聞きながら考える中で思ったところでございました。
ちょっとまとまりのない話でしたけど、すいません。
下北沢ソング自体は、
今回音楽の切り口で拾ったので、
あんな感じになったんですけども、
結構いろんな曲があるんですよね。
なので、その辺の曲を張っておきたいと思います。
影山裕之さんの
下北っていう曲とかは、結構僕好きなんで、
それもプレイリストについているので、
聴いてみてください。
下北沢の街の感じを紹介している曲ですね。
アニソンのオラオラって感じの影山さんじゃない、
またちょっとしっとりとした感じも聞き取れると思いますので、
ぜひ聴いてみてください。
そんなわけで、今回は音楽と下北沢という形で
雑談をさせていただきました。
また次回もよろしくお願いします。バイバイ。
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