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ご番です。地名が出てくる歌のコレクターは、単独がお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
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教育環境の変化
今回は、自分の子供の教育について、いろいろ考えていることという話をしたいと思います。
上の子が小学校に進学して、これからさらに中学、高校とか、そういったステップも出てくるのかなというところを、最近考えるようになってきました。
ただ、教育の環境というものが、自分が育ってきたものとは大きく異なってきているなというふうにも感じています。
今、非常に過渡期なんでしょうね、どういう方向に教育が変わっていくのかというところが。
僕の育ってきた環境なんかは、まさに戦後の、いわゆる詰め込み型教育と呼ばれるような中で育ってきました。
僕の周りなんかだと、やっぱりその教育の中で、詰め込み教育でいい点を取って、受験戦争に勝ち抜いて、高校、大学というふうな進学するようなところに行って、
大学を経て、新卒一括採用でいい会社に入社しようというようなモチベーションというものがあったかなと思いますし、僕もそのルートに乗ってきたなというふうにも思っています。
一方で最近、新卒一括採用もやめるというふうな動きも出てきていますよね。
また、結構人材の流動性が上がってきているところもあるので、最初に働いた会社でずっとやっていくというよりは、
経験を積みながらいろんな会社を点々としてキャリアアップしていくというふうな働き方もかなり一般的になってきたのかなというふうにも思います。
そういう働き方だとか、会社に入り込むためのルートというものが変わっていく中で、大学の役割というものも大きく変わると思うんですよね。
就職予備校的な予備面がこれまでの大学はあったと思うんですよね。
大学で勉強したら、大卒資格度をもとに、そういった社員は募集しますみたいな感じの会社が多かったと思うんですよ。
ただ、そういった入り方が変わると、大学でそこまで求められないというふうになったりしてくると思うんですよね。
はたまた最近だと、人手不足なのもあるので、手に職をつけた、工業高校とか卒業した人のニーズがすごい高まっているというふうなことも言われたりしています。
なので、高校の時点からある程度技能を身につけて、高校卒業後は就職して、働く中でまた次にやりたいことができたら、
最初の経験をもとにステップアップしていく。またやりたいことが出てきた時点で大学に行くみたいなステップとかも一般的になっていくんではないかなというふうにも言われたりしています。
そうなると、さらに高校とか中学の受験というものの必要性が下がってくるだろうなというふうにも思うんですよね。
教育移住と働き方
いわゆるテストでいい点を取って入れるような中学高校とかの役割が薄れていくのかなというふうにも思うんです。
こういった動きを先取りするようなニュースも最近よく見るなと思っています。
結構田舎といってはあれだけど、地方で非常に質の高い教育をやって、それの学校をめがけて移住するというふうなケースも出てきています。
東北だとどこだっけ、秋田とかがあったかな、あと軽井沢とかね、そういったところにインターナショナル系のスクールもあるし、自然体験とかを重視、探究学習とかを重視した教育を推し進めている小中一貫校みたいなものもあったりするんですよね。
そういうところには結構ある程度お金もあって、ある程度働き方も自由な人が子どもを連れて軽井沢に移住して、そこで子どもをのびのびと育てるという教育の仕方を選んでいるという話もよく聞くようになりました。
そういった子どもは、本当に自分のやりたいことを小学校、中学校とかの間に一生懸命やって、隙を伸ばして集中する力をつけて、自分って何が得意なんだろう、自分が好きなものってなんだろうみたいなことにじっくり向き合うことができる。
そういった中で、そこの中からやりたいこと、仕事になることも見つけていくということができる道なのかなというふうに思います。
今のこれからの働き方というのが大きい会社に入ってというような形じゃなくて、結構個人事業といいますか、自分でやりたいことを見つけてそれを事業にしていくというところも求められるんだと思うんですよね。
そういうのからすると、ますます都心部で受験戦争を勝ち抜いて、サピックスに行って、めちゃめちゃ小3、小4のぐらいから受験していくというルートって、どうなんだろうというのをだいぶ考えるようになりましたね。
周りの環境とか、子どもの興味とかもあるので、どういう道になるのか全然わからないんだけども、いろんな道ができてるなというふうにも思いますし、自分も世の中のトレンドだったり、10年、20年後、子どもが大きくなるときにどういう形がいいのかなというのを子どもとも話しながら、道を選んでいけるようにしないといけないなというふうにもすごい思うようになりました。
実際に生活している周りの子どもたちからだとか、親からは、同質性の高いといいますか、同じ玉に積んでいる人からはそういう話はもちろん聞きにくいんだけれども、世の中広く見るといろんな教育の仕方、働き方というものがあるので、そういった機会を少しでも子どもに教えてあげられる、選択するチャンスができるといいのかなというふうにもすごい思うようになっています。
軽井沢で田舎暮らししながらのびのびと学べますみたいな、めちゃめちゃいい感じの写真とか見ると素敵だなというふうに思ったりしますね。なかなか憧れもあるなというふうなところも感じました。
そんな感じで、ちょっと最近はこういったいろんな教育の形が出てきているなというところで、少し紹介もしつつそういったことを考えるようになってきたなというふうな話でした。
どんなのかな。本当に今の働き方、今そういう働き方のシフトが出てきていたとしても、また10年後は違うだろうし、10年後でもまだ子どもは中学生ぐらいだから、それでもまだ世に出るよりは少し早いタイミングなんだよね。
さらにまた10年後というともう2段階変わっているってことでしょ。世の中の動きは早いから常にキャッチアップ、自分もしていかないと振り落とされちゃうなというふうにも思うし、かつキャッチアップだけじゃダメで先取りもしていかないといけないんだろうね。
そんなことを日々考える教育業界の話は興味も尽きないし、大変だなというふうにも思っています。頑張ります。
そんなわけでまたお会いいたしましょう。おばんでした。