Notebook LMの紹介
お晩です。地名が出てくる歌のコレクターは、タンドがお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
番組が面白いと思ってくれたら、いいね、シェアの方もお願いします。
今回は、Notebook LM を使ってポッドキャストを作ってみた、という話です。
Google が提供する AI サービス、Notebook LM というのがあります。
こちらは、ドキュメントだとか、ホームページだとかを登録しておくと、それを学習して、
AI がいろいろ分析したりとか、各記事を踏まえてコメントしてくれるとか、そういった感じのサービスになっています。
最近、この AI サービスの中で、ポッドキャストの生成ができるというのが話題になっていました。
登録しておいたサービスを踏まえて、それに関するものを音声かつ対話形式で生成してくれるというもので、
非常にそれが自然かつ内容も面白いというところで話題になったものです。
今回、早速、ポッドキャスターでもある私としては、非常にどんな感じかなというのが関心あったので、
ご当地ソングに関するサイトをいくつか登録して、それを踏まえて、ご当地ソングについて話してもらうポッドキャストを生成してみました。
ここから先は、生成してもらったポッドキャストをちょっと聞いてもらおうと思います。
その生成した内容の最後に、総括的に僕がまたコメントしたいと思いますので、ちょっと聞いてみてください。
どうぞ。
ご当地ソングの分析
さて、今回はですね、あなたが集めてくれた資料を見ながら、日本のご当地ソングについて深く掘り下げていきたいと思います。
特定の場所への何か思いが詰まった歌って面白いですよね。
今回の資料は、学術的な論文から、ウィキペリアみたいな一般的なものまで結構幅広くありますね。
ここから見えてくるそのご当地ソングと、日本の地域とか文化、あと時代の空気感ですかね。
そういうのがどう関わってきたのか、その本質に迫るというのが今回のミッションかなと。
では早速いきましょうか。
はい。まず基本からですね、ご当地ソングって何かっていうと、タイトルとか歌詞に特定の地名、都市とか地域、名所とかですね、
あと風習、文化、地形なんかを盛り込んで、その土地の色とか、吸収みたいなものを前面に出した楽曲ということですよね。
あなたが見せてくれた資料にもありましたけど、このご当地ソングって呼び方自体は、1966年三河健一さんの屋根枷ブルース。
あれがヒットした頃に、レコード会社の宣伝担当の人が使い始めたとされていますね。
だから言葉としては比較的新しい。
あーなるほど。呼び名は新しいと。でもその歌自体ルーツがもっと古いんですよね。
資料にも古くからの民謡の話が出てましたけど。
そうです。ふるさとを離れた人の吸収を歌うっていうのはもう民謡の伝統として古くからあります。
それに加えて1930年代の新面容ですね。これもあの源流として結構重要で、これは都市に住む人たちの好みに合わせて、
なんていうか外部の人が作ったという側面があるんです。で観光誘致みたいなそういう目的も含まれていたみたいですね。
資料にあった三田さんの研究とかが指摘するように、古い民謡の吸収とはちょっと違う都会の人の地方への憧れみたいな。
あーそういう感情が反映されていたと。なるほど。
ここからが特にあなたが注目してた点かもしれませんが、戦後の高度経済成長期、1960年代から70年代にかけて、
なんでこんなにご当地ソングが増えたのかっていう資料を見ると、やっぱり当時の社会の動きとすごく連動している感じがしますね。
まさにそうですね。所得が上がって余価が増えて、1964年の新幹線開通とか、あと1970年からの国鉄のディスカバージャパンキャンペーン。
はいはいはい、ありましたね。
こういうのが国内旅行のブームを後押ししたと。これがご当地ソングが生まれる、あるいはたくさん作られる土壌になったわけです。
初期はやっぱりふるさとを懐かしむ傍聴が多かったんですけど、時代が進むとちょっと変わってきます。
例えば地方の過疎化を反映したような少し寂しいふるさとの歌とか。
ああ、勘に懐かしいだけじゃなくて。
そうなんです。あるいは知恵とか旅情、1970年ですね。ああいう感じで都市でもふるさとでもない、旅の目的としての場所を歌うような曲も出てくる。
なるほど、第三の場所みたいな。
山口桃江さんのいい旅立ち1978年、あのあたりでも旅行キャンペーンとタイアップした商業的なご当地ソングの形がかなりはっきりしてきたと言えるんじゃないでしょうか。
その商業化っていう流れがまた面白いですね。
そうですね。その商業化と関連してあなたが挙げてた資料で、タキオさんの東京をテーマにした曲が圧倒的に多いっていうデータ。
そうそう、それです。これはやっぱりどう見たらいいんでしょうか。
これはもう当時のメディアとか経済活動の東京一曲集中っていうのはすごく色濃く反映してるんだと思います。
他の資料、山田さんの分析なんかでもやっぱり東京の楽曲数が他の地域と比べて凍失してると。
やっぱり人が集まるし、情報発信の中心でもある東京を歌うことが商業的にも成功しやすかった。そういう状況が見えますよね。
なるほどな。じゃあ時代が下ってJ-POPが主流になってくるとまた変わってくるんですか。ご当地ソングのあり方みたいなものは。資料だとアーティスト自身の出身地との関連みたいな話もありましたけど。
ええ、そうですね。J-POPの時代になるとまた新しい傾向が出てきます。
それこそ松田悠司さんとかサザンオールスターズ、ゆずとか、アーティスト自身の故郷とか個人的な体験、思い出の場所みたいなものを歌にするケースが増えてくるんですね。
ポッドキャストの未来
ああ、なるほど。
これは以前の観光誘致みたいな目的とはちょっと違って、アーティストの原点というかアイデンティティの表現みたいな側面が強いかなと。
ただ一方でムブシンさんの論文でも指摘されてましたけど、地域ブランドを補強する補完剤としての機能っていうのもやっぱり無視できないんですね。
補完剤ですか。経済学の用語ですね。コーヒーと砂糖みたいな。
ええ、そうですそうです。一緒にあることで価値が高まるもの。歌がその土地の魅力を高める役割を担うと。
例えば宇都宮での斎藤和義さんのオリオンドリー。あれなんかは地域と連携した動きのいい例ですよね。
なるほど。
だから純粋な表現なのか、それとも地域振興の戦略なのか、その境界線ってどこにあるんだろうみたいな問いはやっぱり出てきますよね。
うーん、ていうことは単なるヒット曲っていうだけじゃなくて、もっと大きな文化政策とか地域のアイデンティティをどう作っていくかみたいな話にもつながってくるわけですね。
まさにそうだと思います。ご当地ソングっていうのは、社会とか地域、あと人々の関係性がどう変わってきたか、それを映し出す文化的なテキストと言えるんじゃないかと、地域活性化にどう貢献できるかとか、あるいは文化遺産としてどう保存していくか。
あと、あなたが集めてくれた資料の中に沖縄の音楽の話もありましたよね。内縄口、沖縄の言葉を使うことで地域内の結束を高める内向きと同時にそれが外部への魅力、外向きにもつながるみたいな。
あー、内向きと外向きの二面性。
そういう議論もあって、これは文化の保存と経済的な戦略がどう絡み合うかっていう現代的な課題にもつながってきますよね。
最近だと駅の発車メロディーにご当地ソングが使われたりするのもそういう流れの一つなんですかね。
そうですね。それも地域性の表現の一つの形と言えるでしょうね。
さて、こうやってあなたが集めてくれた資料をいろいろと見てきましたが、ご当地ソングって単なる夏メロとか観光ソングっていうだけじゃなくて、変化していく社会の中で場所とか記憶と人々がどう向き合ってきたか、それから文化と経済がどう交差してきたかみたいなことを映し出す、なんか非常に視差に富んだ鏡のような存在なんだなぁと。
そうですね。で最後にですね、ちょっと皆さんに考えてみてほしい問いがあるんですが、これだけグローバル化とかデジタル化が進んでいる現代で、こういう地域の色が濃いご当地ソングっていうのはこれからも力を持ち続けられるんでしょうかね。
それともなんかノスタルジックな過去の遺物みたいになってしまうのか。あるいは、資料にもあったような地域主導の新しい楽曲制作みたいな動きが逆に禁止化していく文化の中で地域性を再立たせる新しい力として再評価されていくのか。あなたはどう考えますか。
こんな感じでしたがいかがでしたでしょうか。いやー会話の感じは男女の掛け合いで非常に自然かつスムーズですよね。漢字の読み間違いみたいなのがねちょいちょいあるなーってには思うんだけど、そういうところを除けばかなり自然かつ内容も幅広くうまくまとめてくれてるなと。
ざっと概要を紹介してという内容としては非常に良くできてるなというふうにも思いました。これができちゃうと本当にポッドキャスト、基礎的な内容をしゃべるポッドキャストとかは商売上がったりですよね。内容情報紹介系のポッドキャストっていうのかな。スタートでこれだからどんどん進化するんだろうね。
本当に声を学習して作ってみたいな、今僕が自前で喋ってるようなのも完全にAI生成みたいなのが堪えやすくできるような感じになっていくかつクオリティも抜群に高いものがあっという間にできるんだろうなという気がして、ポッドキャスター自体の商売も上がったりになりそうだなというのが恐ろしいなというふうにも思いつつ、とんでもない未来がやってきそうだったなというふうな期待もありつつというところでした。
はい、そんなわけで今回はノートブックLMで生成した音声配信ポッドキャストを紹介させていただきました。またお会いいたしましょう。おわんでした。