-
-
近藤淳也
そうですね、それでリッスンの方ですけれども、基本的なコンセプトとしては、セッションが17ステージ、全部で250、ほぼ約250のセッションが行われるっていうものを、
全部音声で収録して、収録するのは各会場の音響さんなんですけども、収録したデータを回収して、それをリッスンにアップして文字起こしして、
そしてその参加者、カンファレンスにチケットを買って参加してる人は、それを後から聞いたりとか読んだりできるようにしようっていう、そういうコンセプトでのイベントパートナーという形で入らせてもらいました。
はい。
それで、ですけども、それをやるって決まったのが、1ヶ月前ぐらいかな、話があったのは1ヶ月ちょっと前ぐらいから始まり、割と直前にドタバタとどういうふうにやるかっていうことで詰めていったので、
まずやっぱり大きかったのが、回収フローがないというか、音声をわざわざ保存して共有するというか、運営の方で回収するっていうことが後で追加になったっていうことと、
それから、スピーカーの方々、登壇者の人たちが最初からその会話が録音されて文字起こしされるっていうことを前提としてなかったので、後からちょっとそれをやることになったっていう、2個ぐらい直前に決まったことがあり、
そのことによる、なんていうのかな、幸せって言ったら言い方あれですけど、大変でしたっていう話で、具体的にはまず音声ファイルの保存まではやりますと、一応、音響さんが。
なるほど。
音響機材に一応SDカードに保存できるものがあったり、ない場合はわざわざ保存するための機材を持ち込んでいただいて、保存していただくことまでは一応していただいていたと。
それからメディアも、メディアっていうのはSDカードとか、あとコンパフックとフラッシュもあったんですけど、メディアもご用意いただいている業者さんもあれば、こちらでご用意しなきゃいけないみたいなところもあって、
まず業者さんが、音響事業者さんだけで4社ぐらい。
桑原佑輔
4社もあったんですか。
近藤淳也
それぞれ別々の業者さんが、17ステージもあるので入っていて、それぞれによってちょっと使っている機材とかも違ったりしたりするので、SDカードがないところはこちらで買って、これにお願いしますって形で。
桑原佑輔
こちらで準備して。
近藤淳也
準備して配り、これでお願いしますって言ったりしたりとか。
あとは音響の方がステージの袖にずっといらっしゃるステージはまだいいんですけれど、なんとこの無人ステージっていうのがありまして。
桑原佑輔
そうなんですか。
近藤淳也
音響の方が一応セッティングして回したら、回しっぱなしでセッションの間いないと。
なのでそのセッションが終わった後に止めたりとか、もう1回再スタートみたいなこともしないんで、もう1日中回しっぱなしで、1日分の音声ファイルが後でその担当者の方捕まえたら回収できますみたいなそういう難易度の高い。
桑原佑輔
捕まえたら。
近藤淳也
ステージもありまして。
これが宮古メッセという京都で一番大きい祭事場、イベント会場で3階と1階と地下の3フロアですね。
それから隣のロームシアターも会場だったので、4フロアというかに渡って広がっていると。
桑原佑輔
膨大ですね。
近藤淳也
で、これを走り回って、当然ですけども、その録音したファイルを誰かが持ってきてくれたりだとか、なんとか自動でアップロードしてくれたりということはないので、自動でというかやってくれたりはしないんで、
足で回って音響機材に刺さっているSDカードをお借りして、その場で吸い取ってリッスンブースに持って帰るという作業がまずありました。
桑原佑輔
すごい作業ですね。
近藤淳也
桑原くんもやってくれましたけど。
桑原佑輔
そうですね。総勢何人ぐらいでやられていたんですか、その作業は。
近藤淳也
結局ですね、京都大学の学生さんとか大野さんをはじめとする皆さんも手伝っていただいたおかげで、みんなで手分けしたりできたんですけど、何人かな、6、7人ですか。
桑原佑輔
それぐらいだった印象は。
近藤淳也
そうですね、6、1人がかりでまずは走り回るということでしたけど、どうでした、回収。
桑原佑輔
回収自体はそれこそ、音響の方々に近藤さんが事前にお話ししていたのもあって、カードくださいって言ったらすぐに渡していただいて、結構大変そうですねみたいな感じで。
向こうも。
近藤淳也
そうですか、よかった。
桑原佑輔
結構かなり親切にすぐに行ったらやり取りして渡してくれましたね。
近藤淳也
その辺の温度感もステージによっていろいろあったみたいですけど、学生の皆さんの話を聞くに。
すごく言い方多かったですね。
桑原佑輔
言い方多かったです、はい。
近藤淳也
それは本当、初日に全ステージ回って、名集を私、こういうので今回はお世話になりますということで、ご挨拶をしてやったんですけれども。
そうですね、協力いただいておかげさまでそこは良かったんですけど、とにかく3フロアをあっちこっち行って走り回るということで、普段のトレランの練習の成果が生きるっていう。
桑原佑輔
いきましたね。
1回と3回とかなんで、また上り下りがあるっていうのが特に似たような感じでしたね。
近藤淳也
3日間に渡ってっていうのもまたこの100マイルレース感が結構あったなっていう。
桑原佑輔
ありましたね。
近藤淳也
感じですけど、どうですかトレランと比べて。
桑原佑輔
トレランと比べては楽でした。
近藤淳也
トレランと比べては楽だった。
桑原佑輔
はい、近藤さんとも話してましたけど、睡眠がちゃんと取れるっていうのは。
近藤淳也
そうですよね。
トレラン大会はね、夜通しが前提で、なんで寝てるんですかぐらいの感じですかね。
桑原佑輔
夜も選手が動いてるんで、夜はね、イベント自体はお休みになるんで、今回は。
その部分かなり。
近藤淳也
じゃあトレランに比べたら人間的な生活感というか。
桑原佑輔
人間的生活を送っていた気がします。
近藤淳也
あの過酷なさをトレランと比べたらマシっていうのは、基準側はちょっとずれて面白いですね。
桑原佑輔
ずれてるかもしれないですけど、そのおかげで。
近藤淳也
そうですね、いろんなことがそんな大したことじゃなく思えてくる。
桑原佑輔
体力系のことはちょっといろいろマシに思えてきますね。
近藤淳也
確かに100マイルレースはそういうリミットを外すにはいいかもですね。
桑原佑輔
本当そうですね。
近藤淳也
あれに比べたらマシなことはいっぱいありますよね。
あります。
桑原佑輔
3日目はしんどいことってなかなかないですよね。
3日目はほぼ寝ずにというか、ろくに寝れずに過ごす時間が長いんで。
近藤淳也
そうですよね。
じゃあそんな感じでとにかく回収をしてですね。
これは本当に皆さんのご協力のおかげで、どうにかほぼ漏れなく全ステージを回収することができて。
続いてこれを編集するわけですけれども、
さっきも言ったように1日回しっぱなしみたいなものもあれば、
ちゃんと切ってくれてるところでも当然スピーカーがしゃべり始めるちょっと前から録音するので、
当然最初と最後とかにカットしなきゃいけないところがあったりとか、
あとは途中でプレゼンの準備で機材トラブルとかで会話が止まってるところとかで、
音で聞くとちょっと何の意味もない部分とかもあったり、
あとはですねワークショップとかがたまにあって、
はいそれでは皆さんテーブルでそれぞれ話してくださいみたいなのが始まって、
なんか5分後くらいにはいお時間ですみたいなやつもあるんですよ。
桑原佑輔
なるほど。
それってどうなるんだ?
近藤淳也
でもそういうのは当然5分聞く方からしたら待ってるわけにはいかないので、
全部カットカットなんで、
まずカットしまくる。
すごい大変。
一旦だからほぼ聞くんです。
聞くっていうか波形を見て、もちろん全部聞いてられないんで、
波形を見ながらそのいらないところをカットするっていう作業をして、
これまた想像できると思いますけど音量レベルがバラバラ。
あとはその会場によってノイズの量もバラバラ。
3階の会場はオープンスペースだったんで結構うるさかったですよね。
桑原佑輔
そうですね。
かなり他の場所の音がだいぶ入っちゃうので、
会場で聞くのも結構つらい部分もあったぐらい。
近藤淳也
リアルにステージに行ってちゃんと座って聞いてても聞き取りにくかった。
桑原佑輔
聞き取りにくかったですね。
他の会場というか隣が要はブースとかになってるんで、
そこの音とかがすごい聞こえてくるのがちょっと僕はつらくて、
あまり聞けなかったなって感じなんですけど。
近藤淳也
ですよね。
プロの方、地下1階のプロの方はブースがなかったし、
ちゃんと部屋で仕切られてたんで、
割とセッションの内容に集中できる環境だったかなと思うんですけど、
3階は半分展示場というかブースもすごく多かったし、
オープンスペースで仕切りもなくて隣のステージの声も聞こえるし、
あとはブースも音量制限がなかったんで、
みんなが鳴るし、でっかい音でズンズンみたいな音階かけてたりとかして、
すぐ横でトークしてるんだけどみたいなのもありましたよね。
桑原佑輔
ありましたね。