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2024-07-12 57:59

7/12 チャレンジする人の背中を押せる?

 IVSの感想と今の日本に思うこと

LISTENがコラボレーションパートナーとして参加していたIVS2024が無事に終了しました!jkondoとすぎべがIVSを通して感じたこととは…?

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サマリー

IBSが終了した後、IBSのセッションがポッドキャスト化され、全国に配信されていることが発表されています。IBSの参加者向けの配信が行われ、今後はポッドキャストとして公開される予定です。宇宙ビジネスの成長とITのイノベーション不足について話し合われ、若手や女性起業家の参加が増えていることが印象的です。当社の成長と子育ての関係についても語られています。また、日本のスタートアップ企業が世界市場で競争力を持つための取り組みについても考えられています。日本からは、世の中を良くしようとする意欲的な方々が多く、新しいアイディアで盛り上げていこうとする姿が見られ、このような熱量の高い大きなカンファレンスが成り立っていることに感銘を受けています。日本はこんなに元気だったのかと思いました。ボタンを押すと通知が送られ、チャレンジが始まります。チャレンジの準備として、暑さや熱中症に気をつけることも重要です。

IBSのセッションのポッドキャスト化
すぎべ
LISTEN NEWS
近藤淳也
すぎべです。近藤です。LISTEN NEWSです。
すぎべ
こんにちは。こんにちは。
近藤淳也
IBSが終わりましたね。終わりました。お疲れ様でした。お疲れ様でした。
どうでした?そうですね。刺激的な3日間でした。
あ、そうですか。はい。すぎべさんは結局会場に何回ぐらい?会場には毎日行きました。
あ、毎日? 3日間とも行きました。
おお、すごい。初めてですよね、今年。初めてです。
初めてですし、スタートアップという、その界隈に足を踏み入れたことも今までなかったので、とっても学びも多かったですし、
熱量がすごい、やっぱりすごいなっていう、熱いなっていうのを感じて、とっても刺激になりましたし、いろいろお勉強もさせていただきました。
すぎべ
もともと思ってたよりも、熱量が高かったですか?
近藤淳也
そうですね。いや、熱量は高い界隈なんだ、高い界隈って何?って感じですけど、すごく熱いのある方が多いところなんだろうなとは思ってたんですけど、
でもこう、なんというんでしょうか、思ってた以上の熱気と人の多さと、勢いでした。
あ、そうですか。とっても刺激的でした。
すぎべ
企業したくなりました?
近藤淳也
企業、はい。
そうですね、いろんな企業の仕方があるんだろうなっていうのはすごく思いました。
すぎべ
なるほどね。そんなIBSですけど、会の前日にプレスリリースが発表されまして、今回初めてそのIBSのセッションがポッドキャスト化されて全国に配信されますというリリースが7月3日に出ておりまして、その配信がLISTENから行われますっていうことでプレスリリースが出ている通り、
今まではね、結構チケットも価格がかかってたんで、ちゃんと買った人しか聞けないセッションとなっていて、去年もLISTENが入ってましたけど、基本はそのチケットを買った人だけにアクセスコードが配られて、参加した人は後から他の聞けなかったセッションも聞けますよっていうふうに使われていたんですが、
今回はその参加者向けの配信というのをやってますけど、さらにこの後ね、ちょっとポッドキャストとして公開されていくってことが発表されております。すごいですよね。はい、それを頑張って編集していました。
近藤淳也
結果、いくつエピソードといいますか、セッションがあったんですか?
すぎべ
今ね、150ぐらいですね、音声化されているのが。すごい。
裏話になりますけど、この音声をチームを作ってね、編集だけでも4人体制ぐらいで裏側でずっと、いつものポッドキャストの編集の延長みたいな感じの作業ですけど、それを4人がかりで3日間やってまして、ほぼリアルタイムで編集をしてどんどんLISTENにアップしていくっていう作業を今回やってたのと、
当然ながら会場で音声を回収する方々もいらっしゃって、編集とは別にその前段でステージを走り回ってSDカードを集めるっていう、集めたりまた戻しにいくっていうことをやってくださっていたスタッフの方々もいらっしゃって、総勢でだから多分10人ぐらいのチームでこの音声化っていうのに取り組んでいたっていう、実は舞台裏でした。
近藤淳也
そうなんですね、チラチラと私もデータを持ってメディアルームにいらっしゃる方とすれ違ったりとかしていたんですよ。
すぎべ
なので、これはきっと音声のデータ持ってらっしゃる方だとか、これがきっとLISTENのオフィスに今データとして送られてるんだろうなみたいなのを横目でチラチラ見てた。
はい、じゃあ現場を見てたんですね。僕は初日の午前しか行ってないんで、実はその後現場に行けてなくて。
近藤淳也
オフィスで編集作業っていう感じでしたもんね。
すぎべ
そうですね、様子はあんまり見れてなかったんですけど。
兄弟放送局とポッドキャスト
すぎべ
で、この音声化のプロジェクトを仕切っていたのが坂木原さんっていう方なんですけど、すごい頼りになる方で、どんな経歴の方なんだろうなと思ってたら、なんと学生ですっていう。
近藤淳也
いや、それか。びっくり。
すぎべ
途中で分かり、「え?」ってなって、「どういうことですか?」って。
いや、あの、兄弟の学生してますみたいな方が、IBSのわりとスタッフというか、担当として、この音声の配信のところを仕切っていて。
聞いてみたら、兄弟の放送局、ラジオ系のクラブ、サークル、なんて言えばいいんですか。
部活。
部活の方で、で、その編集チームも坂木原さんと、あともう一方は同じ放送局の岡田さんっていう女性の方と、それとLISTENチームの僕と鳥原くんっていう4人でやってたんで、LISTENチームプラス兄弟放送局のメンバーで、今回の編集をずっとやっていたっていう。
近藤淳也
すごいチームです。
すぎべ
はい。なかなか面白いチームで。
で、ちょっとね、この放送局っていうのが面白くって、NHKが主催している全国大学放送コンクールみたいな、そういう一応、なんか甲子園みたいなのがあるんですよ。甲子園っていうか。
近藤淳也
そうですよね。甲子園のラジオバージョンみたいなことですよね。
すぎべ
そうそう。で、ポッドキャストとかね、こんだけやってたんですけど、そういう放送局っていう部活があり、それのさらに全国大会みたいなものがあるっていうのは今回初めて知って。
知らなかったです。
で、どういうことやるんですかって言ったら、アナウンス部門とかラジオドラマ部門とか、なんかいろいろあって、で、なんと結構競合校らしくて、兄弟は。なんか優勝してるらしいんですよね、そこで。
近藤淳也
すごいですよね、それもまた。
すぎべ
で、そこのラジオドラマの脚本を書かれてたのが、その岡田さんって女性の方で、わりと日本で一番の評価を受けたドラマの脚本を書かれてた方だってことが分かり。
近藤淳也
甲子園優勝した方ってことですよね。
すぎべ
そういうことですよね。
近藤淳也
そういうことですよね。
はい。
脚本、ラジオ脚本部門の甲子園優勝者ってことですよね。
すぎべ
そうそうそう、そういうことですよね。
スマホ。
そうですよね。
はい。
っていうお話もなかなか面白くて伺っていたら、で、ちょっと後でね、作品も聞かせてもらって、なかなかクオリティー高くて面白かったですよ。
よかったら兄弟放送局でYouTubeを検索していただくと分かるんで、リンク貼っておきましょうか。
近藤淳也
ぜひぜひ、そうですね、リンク貼っておきます。
すぎべ
そうですね、なんかそういう世界があるんだなっていうのも、ちょっとこういう音声メディア、音声プラットフォームやっていながら知らなかったんで、勉強になったし、だんだんiBSの本体から関係の話になってますけど、裏側ではそういう編集作業と交流をしていましたっていう。
近藤淳也
なんかじっくりお話聞きたいですよね。
ですね。
兄弟ってことは京都にお住まいってことですよね、きっとね。
すぎべ
確かにそういう、ちょっとあれですね、コンテストのこととか、普段の活動のこととか聞いてみてもいいですよね。
近藤淳也
聞きたいですし、ポッドキャストはちょっと違うみたいな雰囲気でお話しされてたと思うんですよ。
ポッドキャストはそんな知らないんですっていう感じで、私も少しだけですけどお話しさせていただいて、
だからラジオにすごくそこまでいろいろ詳しく活動されてる方なんだけど、ポッドキャストっていう方向に行かないのは何でなんだろうなっていうのも気になるんですよね。
すぎべ
そうですよね。確かに。
ちょっと違うんだなっていう、僕も思いました。
近藤淳也
ぜひ来ていただきましょう。
すぎべ
じゃあ今度1回ね、打ち上げを兼ねてみたいな。
近藤淳也
そうですね。
ちょっとお誘いしてみましょうか。
ポッドキャストインタビューでお待ちしております。
IBS参加者向けの配信
すぎべ
ちょっと話が広がりましたけど、その本編のセッションがこれから全部じゃないのかもしれないですけれども、かなりの部分がポッドキャストとして配信されていくということで、
なかなか今までチケット買わないと聞けなかったようなこととか、今の企業スタートアップの最先端のことを取り組まれている方々が一堂に集まって話しているセッションが聞けていくということで、
よかったらそのポッドキャストも聞いていただきたいなって思ってます。
頑張って作ったんで聞いてほしい。
近藤淳也
ちなみにこれはどうやって聞けるんでしょうか。
すぎべ
今LISTENのトップにIVS2024というバナーが貼ってありますが、そのリンク先が今回配信されるポッドキャストの番組になってまして、
まだ1エピソードも上がっていないんですが、33フォロワーいらっしゃって、今、たぶんみなさん、今か今かと待っていらっしゃるんじゃないかと思いますけども、
こちらに今後アップされていくと。
とりあえずはね、まずチケット買われた方が優先だったんで、期間中はそちら優先で今配信されていて、今後順次配信されていくというふうに聞いてます。
近藤淳也
ちなみになんですけど、チケットを買われた方は、もうすでにチケットを買った時点で、コード、専用のコードみたいなのが渡されてるっていう状況ってことですかね。
すぎべ
そうですね。この公開用とは違うチャンネルでアクセスコードを入れると聞けるようになっていて、そのアクセスコードはメールマガジンで一応案内されてるっていうことのようです。
近藤淳也
じゃあもし、IBS参加したしチケットも購入したんだけど、そんなの聞いてないっていう方は、ちょっとメールをさかのぼっていただければ。
すぎべ
そうですね。
わかりました。で、参加されてなくてチケット購入されてない方は、今バナーが出ているところから入っていただいて、フォローしていただいて、配信されるのをひたすらに待ってくださいということですね。
そうですね。熱の冷めないうちに配信したいなっていう声も聞いてるんで、順に出てくるんじゃないかなと思います。
っていうのがお知らせ的なとこなんですけど、IBS自体の感想、もうちょっと語りたいんですけど。
近藤淳也
編集されながらほとんど聞かれたってことですもんね。たくさんのセッション。
すぎべ
そこはでもね、ほとんどのセッション聞いたんでしょって思われるじゃないですか。それどころじゃなかったです。
近藤淳也
どころではなかった、失礼しました。そうですか。
すぎべ
150セッションなんで、1日5、60セッションぐらいが送られてくるんですけれども、それだけさばこうとすると、中身聞いてられないっていうことがわかり。
最初は僕も思ってたんですよ。4人ぐらいいたら、自分が興味あるやつを担当にさせてもらって、それ聞きながら編集したら、
現地で人の多い中でうろちょろするよりも、効率的にいろんな方のセッション聞けるなって思って、なんかそれもいいなって思ってたんですけど、
全然それどころじゃなくて、どんどんどんどんやっていかないと追いつかないんで、あんまり聞かずに、
割と何ですかね、編集するべきとこだけ編集してどんどん上げていくみたいなのだったんで、あんまり聞けなかったんですけど、
とはいえちょろっと聞いたりとか、あとはちょっと終わってからね、今少し聞き直したりしてるところなんですけど、どうかというと、
近藤淳也
ITじゃないですね、もう。
すぎべ
というのは?
昔はね、IBSってインターネットの会社、ほんとインターネット産業の経営者が集まるイベントだったんですよ。
近藤淳也
そうなんですか、もとはといえば。
すぎべ
スタートアップがその当時IT系ばっかりだったからかもしれないですけど、別にIT縛りって言ってなかった気がしますが、
実質はインターネット系の会社の経営者の方がほとんどだったと思います。
そうなんですね。
本当に始まった頃って2000年代とかなんで、もう20年前とかなんですけど、その最初の頃に行かせてもらってた印象はそうでしたね。
実際当時2000年代とか2010年代とかは、日本のスタートアップって言ったら、結構ITっていう感じだったかもしれないですね。
近藤淳也
それで言うと、私の思っている企業とかスタートアップって、近藤さんの概念とはちょっと違うのかもしれないと思いました。
すぎべ
そうですか、というと。
近藤淳也
ITに限らずっていうのはすごい思っていましたし、私がすごく今回気になったのは、宅地サービスされてるところだったので、
そういうところって本当に、IT少し噛んでるかもしれないですけど、メインの要素ではないかなと思ったので。
なるほど。
すぎべ
そうなんですよね。
近藤淳也
20年ぐらいで大きくスタートアップ界隈も変わってきたってことですかね。
すぎべ
そうですね。スタートアップって言葉の定義上、小秋内とは違うと思うんですよね。
宇宙ビジネスとITのイノベーション
すぎべ
企業って言っても、例えばどうでしょう、地域に目指した飲食店を1店舗やりますっていうのはスタートアップとはあまり言わないと思うんですよ。
別にそれがいいとか悪いとかじゃないんですけど。
近藤淳也
規模的なことだったりとか?
すぎべ
そうですね。スタートアップっていうのはやっぱり、ある程度急成長を目指すものであるっていうのが、たぶん言葉の定義に入ってると思うんですよね。
急成長っていうのは、やっぱりちょっと小秋内とは違う、スモールビジネスとはまた別であるっていうのは定義的にはそうだと思うんで、
ある程度の成長性が見込めるっていうものを含んだ言葉だと思うんですけど、
成長性って言ったときに、やっぱり旧来型のお店を1個構えますみたいなのをスタートアップとは言わないっていうところで、
ITとかそういうヒットするとグワッと広がる可能性のあるものがスタートアップとして扱われているっていうのがあったと思うんで、
その託辞書でも、たぶん託辞書1個作りますだと、たぶんスタートアップの文脈には乗ってこないんじゃないかと思う。
ただ、それを新しいITのアプリとかをうまく使って横に広げるような仕組みを持っているとか、
やっぱ、ある程度そういうスケールしていくものを組み合わせてるので、スタートアップ足りえるみたいなところはあると思うんで、
そういう意味では、ITはどこかに入っていることが多いかなとは思うんですけど、
ローンチパッド聞きました?
聞いてないです。
見てないですか。
このIBSは、ローンチパッドっていう目玉イベントがありまして、ピッチイベントです。ピッチってわかります?
近藤淳也
わかります。
すぎべ
6分間の枠を与えられていて、こういう会社を始めましたって言ってプレゼンして、
なんならそこで資金調達とか、そこの投資家さんとかも並んでるんで、そっからうちは出資しますって言って、実際、資金調達を今までも獲得している人とかもいて、
近藤淳也
今までに463社出ていて、ここの場所を経由で調達された資金調達額が3000億円。
すぎべ
うち、上場やM&Aした会社が60社生まれているということで、ここをきっかけに資金調達をして、上場したりとか羽ばたいていった会社っていうのがいっぱい生まれているっていう名物イベントで、
わりと日本のピッチイベントの中でもかなりトップクラスというか、ここを目指して結構気合を入れて、ここにやってくるスタートアップの人たちが結構多いんで、目玉のイベントになってます。
で、これが昔からずっと行われていて、目玉なんですけど、今年のですね、優勝が、レナタスさん、これはですね、倉庫です。
近藤淳也
倉庫。
倉庫の中でいろいろな在庫を効率的にピッキングしてくれる、物流の注文が入ったら、その注文の品をすごい立体的になっている倉庫の中からAIとかを使って、ロボットがシャンシャンシャンって動いて、ピューって持ってきてくれるみたいなものを作っている東大出身のスタートアップが今回優勝しています。
そのね、写真だけは見たんです。
見ました。
すぎべ
はい、優勝っていうやつは見たんですけど、ちょっと私の知識ではついていけず、これは一体何をされている授業なんだろうかと思ってたんです。倉庫なんです。
そうなんですよ。
そうなんですよ。で、こういうのとかも、何でしょうね、すごい物理的なね、実際の倉庫、すごい巨大な倉庫があって、そこでハードウェアが動き回って、ロボットが、で、どこに何があるかっていうのを把握しているものが、最短経路で物を持ってきてくれるみたいな仕組みを開発している会社なんですけど、なんというか、すごい専門的ですよね。
近藤淳也
そうですね。
すぎべ
で、実際今、結構大規模な物流を必要とするような会社さんとかが採用し始めていて、で、世界、海外展開も始まってるってことで、国際的にも勝てるかもしれないっていうことで、高い評価を受けて優勝されてるんですけど、そういうような会社ですとか、それから2位。
はい。
2位はソラフネさんなんですけど、衛星からの写真とか、衛星からセンサー、センシングしたデータをもとに鉱山を見つけるっていう。
鉱山限定なんですか?
プレゼンされたのはそうでしたね。地下資源、例えばここにこういう金属が埋まっているよ、みたいなのとかを見つける。
しかもね、その見つけるプログラムを公開で募集するんですよ。
で、世界中のプログラマーがそのプログラムを書いて投稿して、一番いい成績を収めたプログラムが採用されていくっていう、そのAIを使うプログラム自体を公募して、
で、その中で一番よくできたプログラムが使われていき、世界中の衛星データから鉱山の資源がどこに埋まってるかみたいなものを見つけていくっていうベンチャーというかスタートアップ。
近藤淳也
その、公募制ってそんなにメジャーではないですよね。
すぎべ
プログラミングコンテストとかはよく行われているんで、こういうような条件の中で一番いいスコアを出したプログラムを競い合うみたいなことをやっている分野ってのがあるんですよ、プログラミングコンテスト的に。
そういうノリで、こっちは本当に役立つプログラムですよっていう感じで集めてるんじゃないかと思うんですけど。
近藤淳也
なるほど、そっかそっか。公募ってちょっとコンテストですもんね。コンテストに近いところがありますもんね。
すぎべ
そうですね、それがそらふねさんで、3位、コムハムさん。
近藤淳也
コムハムさん。
すぎべ
これは、生ゴミを高速分解する微生物ですっていう。
近藤淳也
生ゴミを高速分解する微生物ですか?
すぎべ
はい、コンポストみたいなやつです。
この方のすごい面白かったのは、お父様が代から育ててきている微生物が変異して、めっちゃゴミを高速で分解する微生物に育ってるらしいんですよ。
コムハム菌ですか?
で、それをもとに、そういう微生物を分解するような処理施設を展開していきますっていうスタートアップなんですけど。
近藤淳也
えっと、ちょっと待ってください。
それは、先祖代々といいますか、何世代かにわたって、その菌を育てて、で突然変異を、ちょっと同じことを2回言ってますけど、
突然変異をして、できたぞってなったものを、何かしらのITのシステムを使って広げていきますっていうような流れなんですか?
すぎべ
どれぐらい使われてるかは、これはわからないですけど、実際の処理設備をサブスクリプションで借りれて使えたりするっていうことらしいですね。
近藤淳也
幅がすごいですね。
すぎべ
だから、ITじゃないって言った意味わかります?
近藤淳也
わかりました。
すぎべ
インターネットサービスとかの話じゃなくなってきてるのは明らかじゃないですか。
その倉庫の物流をめっちゃ効率化してくれるとか、宇宙から地下資源を見つけますとか、生ゴミを微生物で高速分解しますとか。
もはやITの話ではないというか、リアルなものがすごい絡んでるものが多いし、やっぱりすごい専門的なんで、
その分野のある程度の専門性っていうのを持ってないと、なかなかちょっとプログラムをかけますみたいなぐらいじゃ発想もわからないし、何ができるかとかニーズもわからないし、
どういうふうにものを作ればサービスとして成り立つのかっていうこともわからないようなものがすごい多いなっていう印象で、
なんというか専門性がすごい高い印象でしたね。
やっぱりITだけでできることっていうか、プログラムをかけますっていうだけでやれる領域が結構やりつくされてきてるのかなっていうのは思いますよね。
ソフトウェアをかけるだけで済むことがかなりやりつくされてきてるので、その先、例えばロボットをつかなきゃいけないとか、倉庫を動かすとか微生物が必要とか衛星を使いますとか、
その先のすごい具体的な物理的なものだったりハードウェアだったり生物だったり鉱物だったりとか、そういうリアルなものをどうするかみたいなところの領域が今フロンティアというか、
そういう多分遅れてたんだと思うんですよ。
一旦プログラムを書くだけですごい成長するビジネスが作れるんだったら、それが手っ取り早いじゃないですか。
だから多分そういう手っ取り早いところからいろいろなスタートアップが挑戦してやってきてるけど、やっぱりそれだけできる範囲ってだいぶやりつくされてきてるんで、
ちょっと手間がかかるけど、まだやりつくされてない領域として、そういうリアルなものと絡めた部分っていうのが今スタートアップの中ではフロンティアなのかなっていうのが、
僕が全体的に思ったことで、ちょっとそのセッションの中で、僕が印象的だったことを話せてた方がいて、
宇宙ビジネスのセッションだったんですけど、そこの冒頭で、なぜ宇宙ビジネスを始めたんですかみたいな自己紹介をされてる中で、
いやもう、この何年かITで全然革新的なことが起きてない、イノベーションが起きてないし今後も起きなさそうだったんで、宇宙ビジネスに移動しましたみたいなことを自己紹介でおっしゃってる方がいて、
ああ、なるほどみたいな、だからITってイノベーションが起きてないっていうふうに見られてる方がいるんだなっていうのもちょっと、僕はその話聞いて印象的だったんですけど、
その言葉が象徴してるように、ITだけっていうところよりは、その周辺で宇宙とかそういう方が今フロンティアなのかなっていうのが今回、前々からちょっとずつ思ってましたけど、結構象徴的に感じたところですかね。
若手と女性起業家の活躍
すぎべ
あとは、他の傾向として僕は感じたのは、一つは若い方が元気だなっていうのは思った。今ね、その紹介したLaunchpadとか出られてる方も若いし、あとはね、女性の方も結構、これは意識的にもしかしたらIOS側も一定の数入れてるのかもしれないですけれど、
登壇されて、そのコムハムさんとかは女性の方がプレゼンされてますけど、西山さんっていう、女性美容家の方が結構目立ってるなっていうのもあったし、あと結構そのグローバル、世界に、日本、世界ってあまり境界なく、割とこれを世界で広げていきますみたいな感じで、割とグローバル意識されてる会社さん、さっきのSOCOとかもそうなんですけどがいて、
そういうところはやっぱり楽しく感じましたねって、何目線だって感じですけど。
近藤淳也
でも私もセッション聞いてる中で、女性の方が登壇されていて、数年前までIOSってどうせなんかおじさんの、これあれですよ、私の言葉じゃないですよ。
IOSってどうせなんかおじさんが集まってワイワイやってるだけでしょって思ってたけど、なんかここ数年ちょっと変わってきたし、今年は特に女性の参加率、参加者もすごく多いから、変わってきてる風に感じるっておっしゃってた方もいらっしゃったんですよ。
なので、私はもちろん今年しか見てないですし、そもそもそのIOSって存在をね、知らなかったので比較はできないですけど、でもなんかそうやってずっと見てこられた女性の方がそういう風に言われているのはとっても印象的でしたね。
すぎべ
とにかく巨大なんで、全体がよく見えないっていうか、昔はほんともっとちっちゃかったんで、なんとなく全体で一個の集まりって感じだったんですけど、もう今はね、そういう感じじゃないので、見えない中、いろいろ、少し僕が聞かせてもらったセッションとかを踏まえた印象としたそういう感じでしたね。
なんですけど、どうです? すぎべさんだったら、なんか今から起業するとしたら、どんなジャンルの起業しますか?
近藤淳也
どんなジャンル? いやもう私は、もう子育て一本なんで、一本ずれでやらせてもらってるんで。
なんすか、一本ずれって。
で、でもすごく、それ私今個人でやってますけど、個人でやっているところから大きくスケールさせていくのってすごく難しいし、なんかどうしたらいいんやろうなっていうのはずっと思ってたんですよね。むしろそれは大きくしていく必要があるのかどうなのかとか思っていましたし、
だからそれもあって、起業って一言で言っても、ほんとにいろんな方法があったりスタイルがあったりっていうのがあるんだなっていうのは、でも子育てと似てます。
すぎべ
どういうことですか?
近藤淳也
子育てとすごい似ているんだろうなと。
すぎべ
起業が?
うん。
近藤淳也
というと。
思います。
はい。
会社の成長と子育て
近藤淳也
それは、私はほんとにちっちゃくやっているだけですけど、自分の思いを持って、こういうことをしたらいいんじゃないかっていうふうに考えて、それをちょっと世の中に出してみて、で、機動修正というか、なんかああでもない、こうでもないって言って育てていくみたいな感じ。
で、ほんとは自分はこういうふうに育ってほしいなって思ってるけど、いったん世の中に出ると、自分以外の人の面にも触れるから、こう育ってほしいと思ってたけど、こうなっていったかみたいなこともあったりとかするのかなっていうのはすごく思うんでしょうね。
なるほど。
親子の関係みたいに、すごい距離が近くて、どっちかというと思いがぐって入っているがゆえに、あんまり客観的に見ることができなかったりとか、とかっていうことも、その会社が大きくなればなるほどあるのかなって勝手にですけど、思ったりしてました。
すぎべ
なるほど。
はい。
確かにそうかも。
うん。
似てますね、そう言われてみたら。
うん。
近藤淳也
で、近藤さんとたぶん初めてお話ししたときに、もう言われてたと思います。
本当に子供みたいですって。
すぎべ
会社がね。
近藤淳也
会社もだし、そのリスのこととかも。
すぎべ
確かに。
近藤淳也
そう言われてたから。
はい。
その意味が、IBSに行って、なんか結構しっくりきた感じがしました。
すぎべ
そうか、なるほど。
うん。
じゃあ、すぎべさんは今、3社起業してるっていうことですか?
近藤淳也
そのようですね。
すぎべ
3人お子さんがいて、3社起業されてて。
近藤淳也
3社起業してる。
すぎべ
今んとこどうですか?その3社の時価総額は。
近藤淳也
あ、ちょっと。
すぎべ
誰が一番。
そう。
近藤淳也
誰が一番。
でもなんか、思い通りにも行かないし、思い通りに行かせるのも違うなっていう感じなんですか?
すぎべ
そうかもですね。
法人って言いますもんね。
法人ってね、会社もまあ、法人格って、なんか人って書きますけど、
どっかでね、やっぱり創業者が思いを持って作った店を、いろんな人が入ってきて、いろんな人が変わるようになっていって、
だんだん箱が人格化していくっていうか、そういうところはありますし、
おっしゃるように、いろんな人が変わるぶん、自分が思ってたのと違う方向に広がっていったりするってこともありますし、
その中で役割を果たす人もどんどん変わっていったりもするんで、似てるかもですね。
子供だってね、最初は親が育てて、途中から学校の先生とかが入ってきてとか、
近藤淳也
いろんな影響を受けて、
すぎべ
先生もまあ、小学校、中学校ってバトンタッチしていって、専門性が上がっていってとか、そういうところはあるんで、
会社もそうかもしれないですね、その創業期に活躍するタイプの人とか、
肩ができたものをより伸ばすのが得意な人とか、いろいろいますので。
近藤淳也
そうですよね。
それでいうと、小学校の先生向きなのか、中学校の先生向きなのか、みたいなことですよね。
すぎべ
そうですね。小学校の先生ってちょっとオールマイティーじゃないですか。
それと会社も初期の頃に、活躍する人って結構オールマイティーな人が多いんですよ。
何でもやらなきゃいけないから。
近藤淳也
そっか。
すぎべ
ちゃんとその、分業化とかもされてないんで、ある程度こう、全部できなきゃっていうのもあるし。
近藤淳也
えー、おもしろーい。
すぎべ
でもやっぱ、だんだんだんだん成長していくとね、専門職みたいな人が増えていくんで。
近藤淳也
物理の先生とかですよね。
すぎべ
そうそう、はい。
近藤淳也
えー、おもしろい。
近藤さんは、ご自身がされている授業だったり会社に対して、漢字を移入しすぎるみたいなことはないんですか?
すぎべ
ありますね。
近藤淳也
ありますか。
すぎべ
はい。
近藤淳也
そういうときはどういうふうに引き剥がしてるんですか?
すぎべ
まあ、今はまあ、適度な、今のフェーズだったらこれぐらい、漢字を移入するのがいいかなみたいな感じで、
ちょっと客観的に前よりは見えてると思いますけど、
やっぱ、1社目のハテナのときっていうのは、変化していくのも初めての体験っていうかなんで、
変化していく見極めっていうか、がよくわからなかった感じかもしれないですね。
どっちかっていうと、だから漢字を移入しすぎて、自分と切り離して考えるべきことまで一緒に考えすぎてたかもしれないですね。
近藤淳也
一人目ってことですね。
長男ってことですよね。
すぎべ
うーんっていうことなんですか?
近藤淳也
そうです。
すぎべ
どういうこと?
近藤淳也
子育てだと?
日本のスタートアップ企業の挑戦
すぎべ
子育てで言うと。
やっぱそうなんですか。
はい。
へえ。
近藤淳也
全部初めてですしね。
すぎべ
やっぱそうなんですね。
だからその、初めの退職者が出たときとか、すごいつらかったですよ。
なんか自分のことが全否定されたみたいな気持ちになって。
近藤淳也
そっか。子供、私で言うと子供、ほのさんで言うと会社のことをちょっと否定的に言われると、
別に自分自身のこと言われてるわけじゃないんだけど、自分が作ったものだから、
自分とちょっと重なりすぎていて、自分が否定されたみたいな感覚になるってことですね。
すぎべ
そうですね。
へえ、似てる。
かもしれないですね。
そうか、そんなこと思ってたんですね。
近藤淳也
うん、思ってました。
子育ての相談を近藤さんにしようと思いました。
え?
はい。
すぎべ
あ、そうですか。
近藤淳也
はい、よろしくお願いいたします。
すぎべ
はい、お役に立てることであれば。
はい。
まあ、とにかくでも、そうですね、そういう感じのIBS見てて、
いや、日本、岸田さんも出てきたじゃないですか。
あの、メインセッションの冒頭にも岸田さん、総理大臣の岸田さんのビデオメッセージですけど挨拶があって、
近藤淳也
で、ローンチパッドの表彰でももう1回あったんですね。
もう1回あったんですね。
すぎべ
はい、だから国としても今スタートアップをどんどん立ち上げて、
世界に通じるような会社をもっと作っていこうみたいなので、多分推してると思うんですけど、
確かに日本、今、ねえ、日本今ねえってざっくりですけど、
1900年代っていうか、前世紀の頃は家電とか自動車産業とかが割と海外にどんどん輸出をして、
そこが日本の経済を引っ張ったっていうことがあったと思うんですけど、
ITが次のそれになる、なんか日本の産業の柱になるように、次の柱として育つっていうのが期待されていたと思うし、
みんなもそれを目指して頑張ってたと思うんですけど、
残念ながら世界でどんどん輸出をして外貨を稼ぐような産業になったかっていうと、
そこまでじゃないというか、ねえ、ガーファーが強すぎるみたいな。
みんなグーグル使って、なんかアマゾンで買い物して、アップル製品買ってみたいな世界に今なってきていて、
近藤淳也
そうですよね。
すぎべ
そういう中でも、中国とかはね、TikTokが出たりとか、割とアジアでもそうやって海外に広まってるものもあるんですけど、
なかなか国内でそこまでっていうのは結構ある中で、
その日本の産業を支えるその次の柱って何なんだろうみたいなのは、ずっと全体的にはあると思うんですよね。
だから、なんかそういうところが、
なんか人任せだと、で、申し訳ないけど、
見えてきたら嬉しいなみたいな気持ちはありますね。お前はしないのかって。
あの、近藤さんの中に、じゃあ僕がみたいなものが。
まあ、自分ができるなら頑張るかもしれないですけど、
近藤淳也
そうですね、現実的にはどうでしょうか。
聞かれた。
すぎべ
今ね、こうやってLISTENで音声コンテンツのプラットフォームっていうのをやってますけど、
まあ、やっぱり日本語でしゃべってるコンテンツが多い分、どうしてもこう日本国内のサービスっていうふうに今は実際になってると思うし、
まあ、じゃあそれを頑張ると海外で伸ばせるかっていうと、
まったく別ですよね、その言葉が違ったら多分。
まったく別のプラットフォームをもう1回作るぐらいのことをする必要があるし、
近藤淳也
まあ、そこであえて使ってもらえるものがあるかっていうことになるとどうだろうみたいなところもね。
そっか、言葉が変わると、そのまま英語バージョンにしてっていうわけにはいかないってことですもんね。
すぎべ
もちろんLISTENね、もともと英語で作ってて、英語がベースで日本語で見れば日本語で見れるみたいな感じで、
ワンチャン海外から見つけられて、別にアメリカに限らずですけど、その英語さえ読めたら別に他の国もあり得るじゃないですか。
で、どっかでこれ便利って言って使ってくれる人出ないかなと思って、その気持ちは一応あるんですよ。
近藤淳也
その気持ちはあるんですね。
日本の産業の未来
すぎべ
はい、その気持ちはあって、基本英語で作ってて、日本語でのブラウザで見たときだけ日本語訳で出してるっていう構造になってるんですよ。
近藤淳也
じゃあ海外にもっていきましょう。
すぎべ
おお、急に。
急に。
どんな、どんな方法で。
近藤淳也
絶対出る。
すぎべ
はい、だから気持ちはいつもありますよ。
もちろんね、一回シリコンバレー行ったりとかもしてますし、そこで海外向けのサービス作れないかなと思ってやったこともありますし、
チャンスがあればやりたいんですけど、実際は今はやっぱりLISTENも日本のサービスになってきていて、
それはそれでね、使っていただいてる方が増え始めてるわけなんで、一生懸命そこに応えて伸ばせるところをちゃんと伸ばさなきゃ、その先もないと思ってるんで、
今頑張ってるっていうのが現状で。
だから気持ちはあるけど、なんて言いますかね、
自分が得意とするような領域のサービスを作ると、どうしてもそのコンテンツとか人っていうものが入ってくるんで、
そうすると自分が日本語で発信してる限り、結構日本のユーザーさんとか日本のコンテンツみたいなふうになってしまうようなタイプのサービスが多いかなとは思うんで、
そこがそうですね、どういうふうにやればいけるだろうって気持ちはありますかね。
近藤淳也
今、人とコンテンツっておっしゃいましたけど、それがすごくLISTENの魅力的な部分だから、そこを失ってまで外に持っていきたいのかって言われると、それはちょっと違ってきますね。
すぎべ
そうですね、やるにしても失う必要はないと思うんで、プラスアルファで挑戦って感じになると思うんですけど、
今だとまだ国内の立ち上げも頑張らなきゃいけないっていうことだと思うんで、そこで力を分散させても、二党を追うものは一党も得ずみたいなこともなり得るんで、
今は日本のユーザーさんにもっとつっかっていただくっていうフェーズだとは思って頑張ってます。
近藤淳也
面白いです。面白いって簡単に一言で片付けてしまうのはあれですけど。
すぎべ
だから、そんな感じで自分やってるけど、どこかでね、世界中の人が使ってもらうような、世界で人気のというか、やっぱり世界の市場をある程度のシェア取れるようなものがスタートアップから出てきてほしいし、
なんかそういうものが日本にこれからもね、あるといいなっていう気持ちはありますよね。
二利き本願かもしれないけど。
近藤淳也
確かに。
すぎべ
でも、ちょっとそういうのを感じる、すでに海外でも使われ始めてますみたいな、そういうローンチパッドのスタートアップ企業とかが出てきてるっていうのが、そういうところにやっぱり希望を感じたなっていうのが、個人的には嬉しかったっていう気がしますね。
近藤淳也
なんか私は結構もう、言葉悪いかもしれないですけど、日本に対してあきらめの気持ちが結構もうあったんですよ。
日本のことめちゃくちゃ好きなんですけど、でもなんか日本っていう国に対しては、もうちょっとあきらめてしまってるところがあったんですよ。
だけど、IBSに行って、なんか捨てのもんじゃないなって、何様って感じですけど。
すぎべ
二人でね、何ポジションっていう。
日本の元気な人々
近藤淳也
本当に、誰が言ってんねんって感じなんですけど、こんなにも日本からいろんなことをして、世の中を良くしようとしてたりとか、盛り上げていこうとか、新しいアイディアでって思ってる方がこんなにもいて、こんな熱量で、こんなに大きいカンファレンスとして成り立ってるんだなっていうことが、すごく私にとっては衝撃でした。
日本ってこんなに元気やったんって思いました。
すぎべ
そうですか。それはでも嬉しい、いい感想ですね。
あきらめてるっていう気持ちもわからなくもないんですよね。
あきらめてるって言ったら晴れかもしれないですけど、別に1位にならなくてもいいんじゃないのっていうかね。
例えば経済大国日本、世界で2位まで行った経済規模をもう1回2位に戻そうよとか、何ならアメリカを抜いて1位に目指すぞとかっていうのも、現実的ではないっていうのは、大体みんな思ってることで、なんでそもそも1位にならなきゃいけないんだみたいな。
世界で170カ国とか200カ国とかあって、別に1位の国は1個だけで残りは全部1位じゃないんで、別に1位を目指さなきゃいけないっていうもんじゃないよねっていうか、その国に応じた経済規模っていうのがそれぞれあってっていうのはある程度そうなるしかないと思うんで、
大体この辺かなみたいな落ち着きどころを探していって、その中で豊かな生活を目指していくみたいな、地に足ついた視点っていうのもいるのかなっていう気はしますよね。
近藤淳也
現実は見たほうがいいっていうか、できないことをできるって言ってるとしんどいっていうのはあると思うんでね。
私のこの日本に対してあきらめてるっていうのは、もう期待してても、世の中が変わるって期待してても、どうせ変わらないししんどいし、だからもう個人でできることをしていくしかないフェーズに来てるよねって思いながら子育てしてたんですよ。
でもそれって言葉で言うと、ちょっと一見きれいな感じに聞こえますけど、めちゃくちゃしんどいなと思っていて、だってもう個人の力量に委ねられるみたいなところあるじゃないですか。
すぎべ
他の人にとってってことですか?
近藤淳也
それぞれみんなにとって。
子育てもそうだし、他のこともそうですけど、もう日本、国には頼ってられないから、一人一人で頑張ろうぜみたいなことって、できる人はできるけど、できない人はもちろんいるし、ってなるのってしんどいなって。
ちょっと話がどこ行くかわかんなくなってる。
すぎべ
でも僕は、たとえば同じ収入でも、豊かな生活を目指すことはできる。豊かで楽しいとか、生きがいのある生活っていうのを目指すことはできると思うんで、結構それをやってる感じはあるかもです。今、事業で。
近藤淳也
自分にとっての豊かとは何かを知っているっていうことですよね。
すぎべ
そうですね。物件ファンで自分らしい家を見つけましょうとか、山走るの楽しいですよとか、そういう別にお金持ちじゃなきゃできないことではない中に、生きている実感とか、生きている充実感みたいなものを見つけて生きていく方法っていうのは僕はあると思うんで、
一旦その同じ収入だろうが、もっと豊かな生活ってのはできるよねっていうのを、やっぱり見つけていかないと、なんかただの負け犬で終わるっていうか。
近藤淳也
本当にそう思います。ちゃんと周りが言う豊かさじゃなくて、自分の思う本当の豊かさを知ってないと、いつまでたっても豊かにはなれなくなって、もしお金どれだけ稼いでも豊かな人にはなっていけないなっていうのはすっごい思います。
チャレンジする人を応援する
すぎべ
そうですね。だから、ポッドキャスト、音声コンテンツとかもそうかもですよね。なんか楽しいですもんね。人としゃべるの楽しいよねっていうのとか、楽しそうな人の話聞いてるの楽しいよねっていう、なんかすごい根源的な楽しさを提供しているメディアだと思うんで、なんかそういう活動、生活に取り入れてみません?みたいな提案として、豊かさを増す方向だと思うんですけど。
近藤淳也
そうですね。数値化はできない豊かさを。
すぎべ
そうですね。
なんかしりすぼみな話になってしまう。だから、そういう中で、こんなにまだ勢いがある人たちというか、頑張ろうとしてる人たちがいるってことに、やっぱりが嬉しかったってことですよね。
近藤淳也
嬉しかったですし、なんかそうですそうです。ちょっと話戻すと、もう個人でどうにかしていくしかないんだなっていうところっていうふうに思って、なんかなんだかなと思ってましたけど、だから私にできること何かな?みたいな感じでポッドキャスト始めたっていう流れもあるんですけど、
でも、もうちょっと個人がっていうことも大事だけど、それと同じぐらい社会がとか日本がみたいな視点で、もうちょっとポジティブに日本のことを、誰?って感じですけど、捉えたいなって思いましたね。
すぎべ
そうですね。誰でも起業すればいいって僕は思ってはいないんですが、せめてやれることとして、新しいことをやろうとしてる人を押すっていうことができると思うんですよ。
懸念はありまくりじゃないですか。そんなことやって本当に世界で勝てるの?とか、そんなの本人が一番不安がってるからみたいな。
近藤淳也
本当にそう。本当にそうなんですよね。誰に言われなくてもわかってるわけですもんね。
すぎべ
一番本人がわかってて一番怖がってることを、なんか言う人とかいるけど、せめて頑張れって応援するっていうことまでは、なんかできると思うんですよ、誰でも。
だってそんな、この自利品の中でチャレンジしようとして立ち上がってる人を、せめて背中押そうぜみたいな。
近藤淳也
それはすっごい思います。リスクをとっている人に優しい世の中であってほしいと思いますね。
すぎべ
そうですよね。そういう意味で結構好きですね。僕もそういうiOSとかで、こういう新しいことにチャレンジしてる人たちには大舞台があって、
こうやって仲間、こんだけいるんだよっていうのに向かって、多くの人がそこに拍手を送るっていう、なんかそういうことがやっぱり社会としてももっと広がらないと、
そもそもチャレンジしようとする人も増えないし、チャレンジしても心が折れると思うので。
近藤淳也
そうですね、そこですね。そこかもしれないですね。なんかいいなと思ったのは。
すぎべ
誰もが起業するわけではないと思いますけど、せめてそういう志のある人を社会としても応援して、
近藤淳也
押していきたいですよね。すごい壮大な話になりました。なんかいい話になっております。
ということで、随時iOSのセッションはリスのほうで、これからね、上がっていくかなと思いますので、
それも上がったら、どこかしらでお知らせはしたいと思いますが、そちらもぜひぜひチェックしてみてください。
すぎべ
あとですね、先ほど言ったローンチパッドのほうはYouTubeで公開されていまして、
たぶんポッドキャストでも公開されると思うんですが、結構プレゼンの資料とか、実際のさっきの倉庫が動いている様子とかは、
さすがに動画で見たほうがよくわかるので、今すぐそちらはYouTubeで見られますので、興味ある方はよかったら見てみてください。
近藤淳也
これもリンク貼っておきます。
ということで、iOSについては以上ですか?
すぎべ
はい、大丈夫です。
近藤淳也
ということで、今回は、今週は新機能の追加がないので、このままのお祭りっすんのお話に入っていきたいと思います。
今日は振り幅がすごいですね。
すぎべ
確かに。日本の未来からお祭りっすん。
近藤淳也
日本の未来からお祭りっすんまで、とっても振り幅が広くなっておりますが、もう1週間後に迫ってまいりました。
これが配信される頃には、もう数日後という感じです。
ついに。
配信で参加される方には、直接メールでご連絡はさせていただいているんですが、
現地でLISTENオリジナルグッズも販売することが決定いたしました。
すぎべ
Tシャツとハンカチと、タオルですかね。
近藤淳也
ちょっと細めの、マフラータオルって言うんでしたっけ?首からかけられるやつ。
3種類ありますので、これもお購入いただけます。
これはもうキャッシュレスのみでの対応ですよね。
となりますので、ご注意ください。
そして、この配信参加番組のエピソードをスポティファイでもプレイリストを作成していただきました。
ただ、LISTENだけで配信されている番組もあるので、その番組はスポティファイでは反映されないんですが、
LISTENでも配信されていて、スポティファイでも配信されているという番組に関しては、スポティファイのプレイリストもできましたので、
それもぜひぜひ聞いてみてください。
あとはそうですね、もう特典グッズも出来上がってきまして、
それを着用した写真を概要欄に貼っておりますので、
今耳で聞かれている方はぜひぜひちょっと手を止めて、概要欄を見ていただきたい。
すぎべ
ちょっと解説してもらっていいですか?何を着用してますかね?
近藤淳也
まずですね、まずちょっとわかりやすいハッピーからいきましょうかね。
ハッピーは、これは現地でじっくり見ていただけたらと思いますが、
LISTENってひらがなで書いてある青いネイビーかな?のハッピーですね。
これはうっしーさんにデザインしていただきました。
はい。
ありがとうございました。
すぎべ
しました。
近藤淳也
これは私が絶対、近藤さん似合われるって確信していたものなので。
すぎべ
はい。イメージ通りでした?
近藤淳也
イメージ通りでした。
そうですか。
はい、何の違和感もなく。
すぎべ
はい、じゃあ着ます。
近藤淳也
それがまず1つ。
はい。
頭に巻かれている白い布なんですが、これは手ぬぐいです。
はい。
だけど、柄が見えないと思うんですよね、写真では。
これはちょっとね、当日のお楽しみということで。
すぎべ
これもオリジナルの手ぬぐいが今回作られたってことですね。
近藤淳也
はい、こちらもうっしーさんにデザインしていただきましたが、
これ早く見てほしい。
もうこの話がしたくてたまらないんですけど、
でもしてしまうとお楽しみがなくなるから、内緒にしておきました。
すぎべ
なるほどね。じゃあもう当日参加された方のお楽しみで、
全員もらえるんですよね。
近藤淳也
全員もらえます。
すぎべ
登壇者もチケット購入の参加者も。
そうです。
じゃあ楽しみいただいて。
はい。
近藤淳也
で、もしチケットは買ったんだけれども、
当日来れなくなっちゃったっていう方も、
手ぬぐいは置いておきますので。
そういう方は、もしいらっしゃったら。
後日インタビューされながらもらってくださいみたいな。
そうですね。
すぎべ
この手ぬぐいは買えないんですか?
近藤淳也
手ぬぐいは、数量限定で買えたりしますかね。
すぎべ
残ったら買えるかも。
近藤淳也
でも、ほんとに少しだけだと思います。
すぎべ
かなり貴重な。
はい。
なるほど、なるほど。
近藤淳也
そうなんです。
で、この手ぬぐいはちょっとね、受け取ったらできれば、
袋から開けて広げてほしいですね。
ぜひ、その場で。
わかりました。
首からかけてほしい。
すぎべ
ライブをしてますね。
近藤淳也
これはすごい素敵です。
もう今回のイベントだけのものなので、
ぜひね、見ていただけたらと思います。
すぎべ
だいぶお祭り感出てきましたね、ほんとに。
近藤淳也
そうなんですよね。
このハッピーと手ぬぐいを頭に巻く感じ、
でもそれだけで、お祭りの人やってる感じ。
すぎべ
当日も巻いたほうがいいですか、これ。
近藤淳也
どちらでもお好きに、
それは好きに使っていただいたらと思いますが、
あまりにも似合われているので。
すぎべ
本当ですか。
よろしくです。
近藤淳也
他何かありますか、お祭りっすんについて。
すぎべ
僕はちょっと配信担当、収録配信担当なので、
うまくオペレーションができるかなっていうのはちょっとドキドキしてまして、
特に映像はいつもあんまりやらないので、
ちょっとそこがトラブルないように頑張ろうと思ってますが、
YouTubeの配信予定の動画、
というかライブのページを作りましたので、
近藤淳也
リンクができあがりました。
すぎべ
もう今から開いて待っておきたいという人はそちらから開いてください。
近藤淳也
寝ますよね、一人待機みたいなのね。
準備と通知
すぎべ
だいぶ気が早いですけど。
近藤淳也
で、通知可能みたいな感じのボタンを押しておけば、
できるんですね。
時間が来たら、通知が送られてきて始まりましたよっていう通知もいくと思うので、
すぎべ
ちょっと間違ってました。
左手を置くんじゃなくて、通知をオンにして待ってください。
近藤淳也
そちらの方が現実的かなと思いますね。
ちょっとまだ1週間ぐらいあるので、
長いこと待たせてしまうことになりますので、
ぜひそちらもリンク貼っておきますので、
フォローしていただいて、
通知ボタン、ベルマークみたいな通知ボタンを押していただけたらと思います。
はい。
そうですね。
あとはもう気持ちを高めてきていただくということで、
ただちょっとすっごい暑いんですよね、最近。
すぎべ
確かに。
近藤淳也
だいぶ暑いですね。
すごく暑いし、湿気もすごいので、
ちょっとね、水分多めに持ってきていただいたほうがいいかなって思います。
すぎべ
そうですね。一応現地でも水分何かしら買ってもらえるようなものを用意しようかと思ってますね。
近藤淳也
思ってはいるんですが、
まあ行き帰り、電車とかも多そうですからね。
利用まつりなのでね。
はい。
それだけはちょっと気をつけつつ、塩の飴とかなめつつ。
そうですね。ちょっと熱中症にならないようにね、気をつけてください。
おまつりっすんまでの話
近藤淳也
それだけは本当に気をつけていただきたいなと思います。
はい。
ということで、おまつりっすん情報は、
すぎべ
以上ですか。
近藤淳也
以上です。
すぎべ
はい。なんかちょっと思いのほか、スタートアップについて語っちゃいましたね。
近藤淳也
そうですね。
すぎべ
なんなら日本の未来についてまで。
近藤淳也
そうですね。
日本の未来からおまつりっすんまで幅広い回となりました。
はい。
すごく、なんでしょう、このIVSはプレイベントもありましたけど、
そのあたりから、たくさんいろんなことを考えるきっかけをいただけたなと思っておりました、私は個人的に。
すぎべ
そうですか。
はい。
近藤淳也
はい。
ということで、おまつりっすんまでもうすぐというお話と、
あとはIVSのメインのカンファレンスが終わりまして、
それがどうだったのかというお話から、日本の未来まで幅広くお話をさせていただきました。
ということで、今日はこれでおしまいにしたいと思います。
はい。
ありがとうございました。
すぎべ
ありがとうございました。
57:59

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

これだけお似合いでありながら初々しい。さすがです。 ジェーン・スーさんは、きっと同じような気持ちから「私たち中年の役目は次世代の露払い」とよく言ってますね🙂‍↕️

日本のスタートアップ史をよく知る、最前線にいらした近藤さんが語るIVS、興味津々でした🤩そして、初めてスタートアップに触れるすぎべさんから見た景色も新鮮でした。子育てや学校と本当に似ていますね。「すぎべ起業編」の配信も楽しみにしています🤣LISTEN配信の対応も本当におつかれさまでした!そして、おまつりっすんもご無理なさらずファイトです❤️‍🔥

> プログラムをかけますっていうだけでやれる領域が結構やりつくされてきてるのかなっていうのは思いますよね。 以前個人開発されている方も同じようなことを言ってましたね。 実際昔に作られたものが新陳代謝もせず居座っている現状ですのでやりつくされているわけでは全くないのだろうなとは思うのですが(20年前のツールが定番になっているバイナリエディタとか、割と昔のものがメジャーになっているデスクトップランチャーとか)、小規模すぎてもはやプログラミングできるだけではビジネスにはならないというなのかなと。 そういう分野の活躍が少ないので、プログラミングを学びたいって人が次に目指せる目立った到達点がはるか先になってしまってけっこうな人が挫けてしまうという問題もあります。 > ITってイノベーションが起きてないっていうふうに見られてる方がいるんだな これはゆるコンピュータ科学ラジオでも言われていましたね。 AIなどイノベーションって起こっているようではありますが、俯瞰で見ると言うほどにはイノベーションは加速していないという話でした。むしろ他の分野の方が変化しすぎているというか。

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