1. LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA
  2. 【#266】「本番前に訪れる至福..
2025-08-22 42:21

【#266】「本番前に訪れる至福のひととき」葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)

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葉加瀬太郎さんとの対談後編。ロンドンを拠点に活動する彼が語る、大阪人、ロンドン人、イタリア人、それぞれの「自分」を使い分ける感覚。そして、35年経った今も「行きたかったゴールにはまだ50%」という衝撃の告白。集中力を高める「釣り」や「ピラティス」がパフォーマンスに繋がるという秘話、そして25年続く自身のラジオ番組で彼がゲストに問い続けてきた「あなたにとって旅とは?」という究極の質問に、今、本人が答えます。 キーワードは「Packing」


▼目次

 オープニング

 ヨーロッパ

 大阪人

 Mっ気

 35年を振り返って

 音楽祭

 葉加瀬太郎とAI

 結婚25周年

 ベストホテル

 水の話

 「THE BEST OF 35 YEARS」

 音楽家として尊敬する人

 葉加瀬太郎にとっての旅


▼ゲスト略歴

はかせ・たろう/1968年大阪府生まれ。90年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー、セリーヌ・ディオンとの共演で世界的に注目を集める。96年の解散後にソロ活動を開始し、2002年にレーベルHATSを設立。07年秋からロンドン拠点。年間100本規模の公演を続け、NH&K TRIOや“TARO HAKASE & THE LADS”など多彩な編成で活動。25年春にはデビュー35周年公演「The Symphonic Sessions」を開催。作曲家としても450曲超を手がけ、映画・ドラマ・報道・企業楽曲まで幅広く提供。最新作はデビュー35周年ベスト『THE BEST OF 35 YEARS』—新録「情熱大陸」収録、全3枚・35曲、初回盤は新曲2曲付きの決定版。


▼最新アルバム「THE BEST OF 35 YEARS」

https://hats.lnk.to/TheBestof35YearsCD


▼最新ツアー「TARO HAKASE 35th Anniversary The Best of 35 Years」

https://taro-hakase.com/blogs/live_info/2025-autumn-tour


▼インタビュアー略歴

早川洋平(はやかわ・ようへい)/1980年横浜生まれ。中国新聞記者等を経て2008年起業。羽生結弦、よしもとばばな、髙田賢三、ケヴィン・ケリーら各界のトップランナーから市井の人々まで国内外分野を超えてインタビュー。13年からは戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』等メディアプロデュースも多数。


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サマリー

葉加瀬太郎さんはロンドンでの生活や音楽キャリアについて語りながら、大阪とラテン文化の共通点を引き合いに出し、楽器演奏に対する情熱や努力の重要性を強調します。彼の音楽家としての成長やプライベートでの楽しみを交えつつ、夢中になることの喜びについても触れています。ポッドキャストでは、ソロ活動を通じての音楽スタイルの変遷やコンサートでのMCの役割について語られています。また、AIの影響が音楽や芸術に及ぼす可能性にも触れています。葉加瀬太郎さんは結婚生活や子育てについて話し、夫婦関係の変化を振り返ります。フィレンツェに対する愛情や釣りを通じた集中力についても言及し、その経験が音楽に与える影響を探ります。音楽に対する思いを語り、特に演奏曲や作曲者との関係についての深い洞察を提供しています。旅に対する考え方をシェアし、荷造りと荷ほどきの楽しさについても述べています。

ロンドン生活と音楽家のキャリア
こんにちは、早川 洋平です。
人生を更新するインタビューの中でのLIFE UPDATE──
葉加瀬太郎さんとの対談後編。
ロンドンを拠点に活動する彼が語る
大阪人、ロンドン人、イタリア人それぞれの自分を使い分ける感覚。
そして、音楽家デビュー35年経った今も
行きたかったゴールにはまだ50%という衝撃の告白。
集中力を高める釣りやピラティスがパフォーマンスにつながるという日は
そして25年続くご自身のラジオ番組で
彼がゲストに問い続けてきた
あなたにとって旅とは?という究極の質問に
今、ご本人が答えます。
キーワードはパッキング。
この間言ったのは前おっしゃったプーリア?
プーリアは去年。
去年か。今年は?
今年はサルディーニアとカプリと島を
今年は2発行きました。
すごいですよね。外から見ると
とにかく全国をツアーで回って
さりげなく言うのもあれですけど
隙間で実は行ってるってこと?
これはロンドンに帰るって言って
ヨーロッパに1ヶ月ぐらいいたでしょ?
その間のポンポソポソと
バカンスを家族旅行で。
この時は本当に
単純に例えばローマとかフィレンツェとかも行きたかったんだけど
ヨーロッパもものすごく暑くなってて温度が。
普通に町で時間を昼間過ごすことができないんですよ。
フィレンツェとか行くと結局散歩しなきゃならないけど
散歩できるような温度じゃないわけ。
なんで島でビーチもあってみたいなところしか
チョイスがなかったんです。
日本から一緒で行っても向こうも場所によっては。
でも真剣はやっぱないですよ。
そうね、その分楽だけど
どんどんいる間も毎日飛び込んでくるニュースは
例えばパリは40度、スペイングラナラで45度とか
この間もそうでしょ、トルコで50度とか
やってくるともう
昼間することできないじゃないですか
ビーチ以外、プルサイド以外。
ただやっぱりイタリアは基本的にものすごく好きなんですよ
食もファッションも町も。
だから少しでも時間が空けば
許してもらえれば、イタリアに行きたいです。
イタリアの話も出てきたんですけど
やっぱり博士は大阪の方で
やっぱり大阪とラテンはちょっと似てるみたいな
イメージありますけど
僕勝手に考えたんですけど
博士は大阪生まれ、ラテン育ち
人を楽しませる、人生を楽しむ両方を持ってる感じであり
ロンドンにもいるロンドナーみたいなイメージがあるんですけど
博士さん、このラテンキッスみたいな
よく言われてますけど、ご自身ではどう思ってます?
すごい大阪人だと思いますよ
東京にいると大阪人でいるとそんなことも多いと思う
根本的には思ってるけれど
ずっとだって僕はこれで関西弁で喋れば喋れますけど
それでやってるとコミュニケーションとしてはちょっと
違ったものになるじゃないですか
大阪人同士ならいいんですけど
僕はもう東京に18から住んでるんで
どちらの言葉もちゃんと喋れますよね
なので東京にいる時は
逆に言うと東京人ってのはいないからさ
東京人ってのは全国から集まってきて
みんなでその共通項を探して
共通意識で何かやり取りをしてるわけじゃないですか
大阪は何やかんや言ったところで
大阪に入ったら大阪人マインドみんなになるから
これもまた関西から集まってきても
大阪ってのは大阪の街のルールがあるから
それはコミュニケーションの仕方が違うから
だから大阪行ったら大阪人に戻るけど
東京にいる時は東京人でいると
逆に言うとヨーロッパでもまるきり同じことが起こっていて
ロンドンにいる時はロンドン人っぽくなってると思うんですよ
イギリス人的な付き合い方
イタリアとかこれは単純に旅行で行くだけですけど
イタリアで何も見ず知らずの店に入って
瞬間に大阪のお好み焼き屋に入ってみたいな感覚
ちょっちゅう感じますから
あなたたちホント喋る大阪人もイタリア人も
とにかく喋るでしょ
喋るのがレベルが違うから
本当に隣に座って知らないおじさんと
2時間話さないじゃない東京の人と
話さないよね
それがニュートラルな人との接し方じゃない
大阪人とかイタリア人ってそういうの違うからね
でも博士さんにとっては大阪帰った時とか
イタリア行った時とかが一番素の自分感あるんですか
やっぱりそこ行ったらそこで適応ももちろん
自分にもって戻してくれるってのはありますよね
それが自分で心地いいか悪いかは別として
おおこれかっていう
いや本当の話
夢中になれることの重要性
自分よく言ってる
田中君とかにもよく言ってるんだけど
大阪人そんな好きかって言われると
思うわけよ
でもイタリアは好きだけど
イタリア人のあの感じ疲れるよなとかってもあるわけ
ただ街の美しさだとこれは運命的だと思うんですが
僕は4歳からバイオリンという楽器を弾いてきて
イタリアのすべてみたいなものですからバイオリンって僕にとっては
例えばだからローマに住んでると仮定すると
もうケース持って街歩いてるだけで心地いいでしょ
でワイン飲んでみんなとおしゃべりして
家で練習するんじゃなくて
レストランでみんなと騒ぎながら弾いてたら
毎日幸せだってなっちゃうじゃない
でもそれはね
心地いいだけで
好きと素は違うって面白いですね
なんか伺いたかったのはやっぱり
ラテンな感じがするんで
いわゆる住むんだったら
ヨーロッパ住むんだったら
イタリアとかスペインのイメージがあるんですけど
ロンドンじゃないですか
こっちに行ったら東京というか
そこはなんかやっぱり住むのと
素の部分は違う
割に真面目なんです僕
知ってます
だから
割に
なんで
バリモってローマに住んだらダメでしょ
っていうことはあるわけ
ロンドンにいたら
家にこもれるなって
そこはなんかあるのよ
それをまた好きでもあるわけ
そういう
ちょっとMっけなこと
体質というか
そういう性質もあると思うんで
自分はどんどん追い込んでいくんじゃないけど
Mって言っていえば
4年くらい前に文芸春秋の記事で
見たんですけど
曲をねやっぱり依頼あって曲作るときとかも
含めて
奥様に結構最初に見せるみたいな
結構いろいろ
奥様は
ストレートに言うこともあるから
僕はドMなんですよみたいな
記事なんで意外と聞くと
ご本人はそんなこと言ってないとかあるじゃないですか
結構それは事実な
いい意味でドM気質みたいなとこあるんですか
あるある
直すのとか全然好きだし
あとは言われた通りに書いたつもりなんだけど
全然違うと言われたときに
くっしゃーみたいな
それでまた
ファイトが沸くというか
それはまあ
割と
音楽をやってる人
楽器を小さい時から練習して
そこの時間が
割と膨大だった人たちって
そういう
気質の人じゃないと続けられないんです
あの世界
今考えても
だってね
1日に何時間も
休みの日なんて言っとったら
5時間6時間7時間8時間
それをずっと
はいこの2小節のフレーズ
とりあえず1000回みたいなさ
もう1000本ノックですね
でもその間ずっと弾けないんだよ
ところが面白いのは
ずっと難しいんだって1日
とにかく耐えてやると
寝て次の日の朝思った瞬間に
弾けてるんですよ
でこのクリアした瞬間に楽しい
っていうわけで
それをずっと積み重ねていくと
1曲30分の曲が弾けるようになるわけ
これを経験してる人はやっぱり
決して
練習してるときって楽しくもなんともないかな
ところがそれを
バネに例えるとギューって
押せば押すほどビョーンって
上がるじゃない
その喜びはもうバネがビョーン
っていくんですよ
これはだから点数つけられる点数が
多いとか
っていうのもそうでしょうけど
だからコンクールで超取っていくってもそうだろうけど
そんなことより何よりも
自分ができなかったことができたっていう
その達成感ってものすごく面白いんですよ
気持ちがいい
気持ちがいい
それを求めてずっとやるんですよ
ドラクエやってる人と一緒だと思うんですけど
わかりやすい人が降りてきてくださって
いやいやでも同じだと思うんですけど
僕はそういうゲームはやりませんけど
でも結局はそういうことだと思うんですよね
なんかそういう意味でもちょうど
僕の前のゲストだよね
フェンシングの方にJFの
チームダイスの方にも話聞いて
やっぱりいろんなアスリートの方にも会ってると思いますけど
ちょっとやっぱりアスリートに近いところもあるんですか
今の話だと聞いてると
いや一緒だと思う
すごく似た部分がいっぱいあると思う
だから結局は
みんなそうですよ
でもこれはどんな仕事をしてたって
いろんなことが起こるだろうけど
やっぱりこう
向上心を持ってある人っていうのは
何かというと
努力が全てとは思いませんけれども
それも努力も楽しんでやれる
忍耐力があったり
その気持ちがそこに合ってるもの
だからやっぱり子供たちにはよく
みんな言うけど
僕も本当に100%思うのは
何でもいいから自分が夢中になれるものを
見つけてほしいと思うわけ
若い人たちにね
夢中になるっていうのはね
たまらなく気持ちいいことなんですよ
やっぱり
何でもいいと思うんだけど
夢中になってやると
ちょっと苦痛な時間っていうのも
楽しい時間になっていく
っていうことだと思うんだけど
そういう意味でも夢中っていうところとも繋がると思うんですけど
映画家さんは今年デビューして
音楽家で35年
映画家35年ということで
どちらにしても長きに渡って
やってきて
なぜさっきね
中学生のようにって話もありましたけど
やっぱりここまで
第一線に立ち続けて来られたと思います
ご自身で
なかなか表現が難しいかもしれない
って言ってくれることが
多いというかそういう言葉を掛けてくれる方が
多いので
表現はしませんけれども
全然自分が
若い頃行きたかったところに
来れてるかと思うとそうではない
全然
あえて
縦軸で言うのも変ですけど
行きたかったものが100とかだとしたら
数値化するとするとどのくらい
50くらいはいけてるかもしれないなとは思うけど
それ言いたいこと
言いたくないことあると思いますけど
言っていいことだと
つまりまだかなってないこととか
かなわないかもな
時代っていうのもあるでしょうけど
僕は
仕事の仕方っていうのもあるだろうけど
まず僕の
クライズランドカンパニーでデビューしたことが
幸せだった部分と
音楽スタイルの変遷
不幸せだった部分が
同じくらいの割合であると思うんですよ
あのバンドは
面白い音楽性を持ったバンドだったとは
思いますけれども
成り立ちも活動も
割と芸能色が強かったというか
エンターテインメントに
走ったので
それが僕の素質を作ったと思うんですよ
その後ソロになって
そういうのから脱却したいという気持ちも
あったんですけど
結局それは捨てることができず
割と
そこを自分で
許容したから
今の僕の立ち位置みたいなのは
作れたんだけど
そういう路線を捨てて
今後ちょっとアーティスティックにも
自分のやりたい音楽だけを
作っていくみたいなことをやっていれば
別のポジションがあったんだろうな
っていうのは常々思っています
コンサートでのMCの役割
じゃあなんか後悔とは
違うかもしれないですけど振り切り切らなかったな
みたいな
振り切り切ってたそういう未来もあったかもな
みたいなことは考えることはたまにある
たまにというかずっとだよね
でもそれは自分で作ってきた
キャリアだし運命だし
今のポジションなんで
今の立ち位置で
どこまでいろいろ
仕事を
取って
最初の話に戻っちゃうけれども
チームのみんなを
支えていけるのかっていうことは
自分で受け入れては
いるけれども
そうだねだから
バイオリンを弾いてちょっと面白いことを言うおじさんを
選んだ
かなり面白いおじさんですね
そうだよね
ステージでも面白いことを言う
例えばだから
ステージでトークをするっていうのも
MCで喋るっていうのも
クライフラーの時に
定着させたんだけど
デビューして2年3年は迷いまくってたわけ
全く話さないでやる
っていう時期もあったし
いわゆるこう
ビジュアルバンドよろしく
ロックンロールの喋り方しかしなかった時期も
ありますし
作品のことについてずっと話す
ローセンをやったことも全て試しましたが
最終的に落ち着いたのは
普段のお話を
ステージの上ですればいいんだ
みたいなことになったわけよ
それが音楽と関係なくてもね
僕は自分の
今の音楽のスタイルでも
コンサートのスタイルでもそうだけど
単純に自分が次に弾く曲に
込めた気持ちを
ステージの上で語るなんてほとんどないじゃない
この間音楽祭行きました
でも
コンサートってこともありますから
音楽に集中してもらいたいから
MCは2時間ドラマの
コマーシャルの時間みたいな
息抜きの時間で
次また音楽が始まった時に
集中してほしいっていうのは
根本的には思いましたけど
ずっとそれをやっていて
もうそれが定着しているからさ
それでみんなも安心して
コンサートっていうものを売ってくれるし
実際休憩を入れて
そこでみんなにいわゆるマーチャンライジングの
コンサートをもらったり
その前に一つ一つ面白い
トークを交えて
商品を紹介するっていうのをずっとやってるんですけど
そもそもバーリンのコンサートで
そんなことしなくていいじゃないですか
本当はね
でもそういうことをするおじさん
面白いおじさんだってことになったんで
それを演じてますけど
言い訳を別として演じてるって部分はあるわけですね
もちろんそうですよ
それはでもシリアスの音楽をやってる人も
それを演じてるんで
ステージの上っていうのは全て
ステージですから
舞台はとりあえず
もちろん本物の姿っていうのが
ここから出てくるんでしょうけど
必ず演じないとあそこには立っていられないんで
何かを演じなきゃならない
とは思うんですけど
若い頃から大好きだった
AIの影響と芸術
わかりやすく言うと坂本隆一になりたいと
大学生の時はずっと思ってたんで
ヴァイオリンを弾ける
ヴァイオリンの坂本隆一になりたいと思ってたけど
途中でずいぶんと路線変わっちまったなって
そのおかげで言ってもあれですし
僕は音楽祭っていう
博士さんのまた
主戦状とはちょっと違うかもしれないけど
この間行かせていただいて
人と会うのもダメ
デブ症で野外フェスとか
全部行ったことなかったんですけど
博士さんに言っちゃった手前
うちの母親が博士さんの大ファンだったんで
母はあの日雨だったじゃないですか
行けなかったんですけど
本当に楽しくて
一人一人GOさんとか今美紀さんとかで
うちの仲なのかもしれないですけど
掛け合いしながら服装も変えてるっていう
だからすごいなっていう
でも最後やっぱりご自身のところは
一番巣に近かったかなと思って
そうですね
20年以上前から
形を変えながらずっと続けてきている
野外のもので
服装変えるのは
最近はだから
その人に寄せてみたいなことを
楽しんでるけど
昔々それこそ誰かがディズニーの歌歌ったら
ディズニーの女の子も着ぐるみを着て
そのまま行くとかね
そんなのずっとやってましたし
なんかその
一つの
演出として面白ければいいって
笑いが少しでもあればいい
とかリラックスして
音楽を楽しんでもらえればみたいなところで
スタートしてるんで
ただやっぱり
どうせ何かを一緒にやるなら
僕はずっと同じ格好をして
ホストとしてやるのも普通にあり得るんですけど
ちょっとでもゲストの方が喜んでくれる
とか和んでくれる
みたいなことはやれることは
やりましょうっていうのが基本姿勢なので
あれ面白いですよね
あの場は僕にとっては
ずっと夏にやってきて
普通の野外フェスと違うのは
僕がホストとして
みんなと一曲やりますけど
あとは
ハウスバンドを
ピカイチのバンドを揃えて
そこに皆さんに来てもらう
一番初めに始めた時は
それは皆さんに説明したんですけど
当然のことながら
各アーティストの方っていうのは
普段
一緒にやっている
バンドのミッションと
やるのが一番心地いいわけですよね
だからみんな
自分のバンド連れてきますよ
どうぞどうぞ
歌の歌手だったら
一人でいらしてくださっても
点々大丈夫なように
用意しますよというところから
スタートしたの
なかなか分かってもらえないですよね
ところが数年やると
みんな
博士が組んでいるあのバンドで
歌いたいになったんですよ
だんだんみんなが分かってくれて
僕は
30ちょいから始めているので
日本中の
トップミュージシャンと
演奏したかったので
それが自分のツアーで
アーティストなバンドになると
大変じゃないですか
みんな忙しいミュージシャンなので
年に1回自分が
憧れのセッションミュージシャンを
みんな
上からオーダーしていって
勉強にもなったし
出会いにもなったし
アーティストの方々もそうですけど
とにかくあの人の歌を聞いてみたい
あの人の舞台を見てみたい
ってキャスティングしていく
それぞれの
アーティストのリハーサルも
自分は弾かない曲も
全部ベタで見るんですよ
何十年もずっと
それから
書き講習
こんなに勉強になることないわけ
フェスでやると
それぞれの歌手の方
アーティストの方々も
4曲とかなので
自分の中での一番
自信のあるやつも
すると
オムニバスじゃないけど
みんなのお箱を
全部聞けるわけですよ
確かにこの間もすごかった
それをリハーサルからずっと
勉強できる
立ち振る舞いから何からですよ
トークの仕方から何から
そこは
ジャンルを超えて
トップアーティストたちの振る舞い
ステージング
すべて端から
見てて
ちょっと俺のショーに取り入れられるな
とか
自分もあんなことしてみたいなとか
ああいう風に
曲を客に
お客さんに届けるときには
そういう動きがいいんだ
とか
博士たちは音楽祭
博士たちは書き講習
ずっと言ってます
なるほど
全然変わりますけど
やっぱり
越境って意味で
博士太郎とAI
AIって博士さん
使ってるのかなとか
どう見てるのかな
いわゆる皆さんがチャット欄とかで
やってるようなことはやってません
ただやっぱり僕らの生活の中に
どんどん張り込んでいってるよね
例えばスマホで何かを
検索しても
AIの答えでバーって出てくることも
多いじゃないですか
AIの音声で
いちいち言わなくていいのになって
思いながらいつも聞いてるけど
そうやってどんどんどんどん
入り込んできてるのは確かだし
僕らが
あれをうまく使えてられたらいいだろうけど
取り込まれちゃったら
どうするんだろうっていう
恐怖感は持ってる
っていうのはあると思います
いわゆる音楽を作るっていうところと
絵を描くっていうところでいくと
博士さんは
絵を描くっていう意味では全然
今の話でいくと
個人的にはAIを
僕の知り合いのイラストレーターとかで
結構使ってるみたいな人も
いるんですけど
博士さんはそういうクリエイティブに
使うとかっていうのはあんまり考えてない
そこまで
ちゃんと使えてないですね
いやいや
音楽に関してはそうか
特にクライアントワークみたいなときは
博士さんが一人で全部作るというよりも
最初の部分とか
あといろんなチームで工程があるから
その工程の部分で誰か他のチームメンバーが
何か音楽を使うときに
AIを使うとか使ってる可能性があるかも
みたいなことっていうのはあるんですかね
ちょっと質問がすいません
うんうん
多分
家内とかが
上手に使ってると思いますよね
要するにクライアントから
こういう曲って言ったときに
こういう曲検索して
相談して
バッと上がってきた資料を
こういう感じでどうかな
僕に
奥様はそういう役割も
そうです
そういうプロデューサーというか
社長さんやってもらってるんで
そういうのは何回かある記憶がありますね
今奥様の話出てきたんで
あれですけど
去年ですいません間違ってないですけど
お嬢さん25周年
26ぐらい
25かな90年に結婚したんで
そうですよね
夫婦と子育ての秘訣
そういうことか
25
お嬢さん26歳のこの間誕生
そうです
おそらくぐらいだと思うんですけど
99年に結婚した
僕も今結婚
何とか20年を迎えたんですけど
本当にストレートタイプですね
家族夫婦円満の秘訣は
何でしょう
まず長いんですよ我々
我々というか
僕は23歳の時に出会ってるんで
7年ぐらいお付き合いして
そうですね7年半ぐらい
99年
子育てという時期がありますよね
僕はもちろんそんな
がっつり一緒に子育てをした
というぐらいの感覚は
持ってないんでもちろんお前方がやってたんですけど
その時期をやっぱり
今ちょうど息子が18で
言ってみれば少し
成人ですよね
我々にとって
子育てが
終わっちゃいませんけれども
でも一段落ですよね
フィレンツェへの愛
ここからは違う
関係が
恋人で始まって夫婦になって
もちろんずっと夫婦という形が
続くでしょうけれど
仕事のパートナーという
ちょうど去年ちょっと断面神経
なんていう話で
病気っぽくなってからは
4,6時中そばにいてくれてるんで
それはツアー中も
ずっとそうなんでずっと一緒に動いてて
今日も早川さんに会いたいから
他の仕事でどうしても時間が
残念
最近はまた
違う形になってきたなって感じ
ずっと一緒にいます
そうか
あとちょっとだけ伺いたいんですけど
旅の方の話もね
ちょっと伺いたいんですけど
これ聞きたかったんですよ
博士太郎のベストホテル
2015年のゲーテだと
ホテルアーツ
バルセロナを上げてるんですよ
あそこもいいよね
僕も行ったことないんで
その後10年経って今の博士太郎の
ベストホテルどこですか
ベストホテルか
好きなホテル
もうワクワク
しちゃうのやっぱり
フィレンツェ
いつも泊まるホテル
あれなんていうんだろう
ブルガリーかな
ブルガリーやってるホテル
すごくちっちゃいホテルなんだけど
すごく好きですね
そこはもちろん
調べればわかるって話なんですけど
博士さんがあえてその理由を言語化すると
フィレンツェって
口にしただけでドキドキするぐらいだから
えー
好きな街ではあるし
朝起きて
窓を開けて
川の流れがあって
匂いがきて
教会の鐘の音が聞こえて
水辺が好きですからね
釣りも含めて
釣らなくても
あのね
結局
魚も含めてだけど
海だったり
酒だったり
水分っていうのは
水が
とにかく好きです
形にならないっていう
流体リキッド
たまらなく好きですね
泳ぐだりはそんなにしない
泳ぐも好きですよ
水は見るとドキドキするな
お風呂もプールも
水ドキドキするっていいですね
でもね体中水ですからね
人間って70%ぐらいでしょ
じゃあ両方かもしれないですけど
山派か海派かって言ったら海派なんですか?
山も好き?
来週から八ヶ岳行くから
あんまりちょっとあれだけど
正直
ハケトさんとかは
軽井沢とかで
いつも過ごされるんですよね
オフは
すっごい真顔で
一週間
軽井沢に行って何するの?
って聞いちゃう
最高じゃないですか
一人で音楽聴いて
本読んでさ
喫茶店行って
またそこで本読んでさ
夜は美味しい
レストランに行ってさ
へーって感じ
じゃあ山派じゃないです
いやもう完全に海ですね
海派っていうか水派ですね
海見てるとか
船に乗ってる時の心地よさっていうのは
ぶち抜けてます
僕にとっては
みんながよく言う
自分の悩み
細かいこと
つまらないことを悩んでるな
バカみたいだなって思う
そういうことでもないんですよ
大海原でね
そんなことは感じないんだけど
とにかくあそこに
いる間
見てる間は
ものすごく安心する
心地がいい
そして
さっきも
言いましたけど
あそこで
水中のことを考えて
僕がやってるのは
鉛の玉を落とす釣りなんですけど
鉛の玉のルアーの
気持ちになって
マダイを探してるっていう
目をつぶって探してるっていう
集中力が半端ないですね
すっごいですよ
脳汁が
うわーって出るんですよ
今日一番力入ってますね
セロ公認というか出てます
初めて釣れたときはそうですけど
言い訳みたいに
言うんですけど
僕がタイ釣りを真剣にやり始めてから
舞台が怖くなくなったんですよ
これが大きいのよ
集中力が
すごくコントロールできるようになってきて
割と似てるんですよ
船の上で海をバッて見てるときと
ステージのど真ん中に立って
客席バンって見えるときって
そこで
よし今日2時間
こっから行くぞっていう
一応目引くまでの間の
心の沈め方というか
落ち着かせ方というのが
一発ウッって
ルアーを落とすときとすごく似ていて
なるほどね
それでやってるっていうのもある
あとさっき言ったピラティスもそうで
ピラティスって1時間ずっと深呼吸しながら
自分の骨のことだけ考える
結構体力的にきついんですよね
あれ地味なんだけど
汗かきますよね
とにかく
きついんですいろんなことが
ものすごい地味なんですけど
でも考えてることは
自分の骨が伸びるとか
開くとか
それって結局イメージして
集中しないと
全く
形にならないんですよ
それを始めると
それも
ステージに立ったときの集中力が
すごくうまく
コントロールできて
変な話ですけど今興味あるのは
そこなんですよね
コンセントレーションしたときの
ステージだったり
作曲するときもそうですけど
そうすると短時間で
作曲を書くときも短時間でできるんですよね
当たり前だけで
集中するのが
夢中になるとかも
同じですけど
そういうことにものすごく
今は意識が向いてるというか
そこが楽しいというか
今風に言うと博士さんのマインドフルネスは
釣りからやっぱり考える
釣りは大きいですね
自然の中でやるには
すごいギャップのあることなんで
そうですよね
大自然の中で
自然なことをやってるわけですよね
特にフィジカルな
釣りでもないんですよ
でっかいのを狙うんだったら
よくあるのは
筋肉勝負みたいな釣りもいっぱいあるんですけど
僕のやってる釣りって
極限言うとすごい細い竿で
小さい
水深50メートル以内だと
こんなですよ
50グラムくらいの重りを落として
すっごい繊細に
こう巻いて
来い来い来い来い
食った時じゃなくて
音楽と集中力の関係
来る前が楽しいです
絶対お前来るかな
そういう時の
シュンって集中の仕方が
楽しい
35年って言うと肝心だね
流れる頃はちょうどリリースされてると思いますけど
35周年の
The Best of 35 Years
ってことでいいですか?
普通に英語で
今回のテーマ
30年の時は長引く自粛生活で
塞いがちなみんなを明るく拷問したい
みたいなことをおっしゃってたと思うんですけど
今回35年はどうですか?
何しろだから
僕が
作ってきた
まただ中にいた音楽
ひも解いてみましょう
こんなことから始まって
こんなことも興味を持ってる時期があって
こんなこともやって
やったというのを
選んだということですね
全35曲で35周年
できるだけ各アルバムから1曲ずつ
ってやっぱそうなんですね
だから
ベスト版って結局
そういう意味があるでしょ
カタログみたいな
そんな中でできるだけ
皆さんに分かりやすく
今までの道のりを
聞いてもらおうかなと
僕も事前に聞かせていただいて
ありがとうございます
新しく撮った情熱大陸も
入ってたり
初回限定センサー版のみで
アスカが入ってたり
もちろんその前のオーソドックスな曲も
本当にたくさん入ってて
ですけど
全部オススメだと思うんですけど
別にこの曲とかそういうことじゃなくて
聞きどころというかね
とにかくね
こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど
ベスト版って
恥ずかしいんですよ
自分にとっては
若い時の音源聞くっていうのは
それなりに歳重ねってきて
音楽の作り方みたいなものは
ちょっとずつ
経験を積んできてるわけで
そうすると
今のも聞いてほしいじゃないですか
ところがベストアルバムで
今回みたいな企画でなると
自分のとっても恥ずかしい部分を
思い出さなきゃならないから
あの時
あんなこと考えてたんだな
地説だったりするし
それがまた楽しかったりする
ですけど
基本的にはちょっと
恥ずかしいというか
感じがあるんで
今だったら絶対こんなことしないよな
とか
時代の流れもあるけど
昔の曲聞くと長いんだな
5分超えるのかよっていうさ
最近はもう4分限界だし
世の中がそうなってるんで
今のホップスとか
やっぱ音楽もそうなんですね
動画とかと比べていいのか分かんないですけど
ショート動画とかもどんどんとにかく短いじゃん
いやだって今もう普通
ヒップホップとかだと3分台でしょ
我々やっぱり
昔の感覚で言うと
5分当たり前で
たまに7分超える曲とか
ちょっとドキドキしてながらも
作ってたんですけど
だったら今3曲できるよな
みたいな
昔はこっから始まって
イントロで1分あって
そこでAメロ始まって
展開のメロディがあってサビがあって
中間部で起きて
帰ってきてからもうサビサビサビ
でフェードアウト
フェードアウトも
こんなしてじっくりじっくりやって
気持ちがダーってあるんだけど
今そんなの誰も聞かないんで
もう頭でプッと
っていうのがあって
あっという間に終わって
自分もそうやって聴いてるし
昔の曲を聴くと
そういう今全然できないことが
いっぱいあるから
あとこんな
言ってみればお化粧とか
音楽と演奏の思い
アクセサリーみたいな
音全部いらないのになとか
そういうの全部つけてるんですよね
でも聴いてる人は分かんないから
やっぱりハカさんご本人が
時代っちゃないけど
若さゆえ
ちょっとね
だと思うんですよ
何か入れないと怖いんだよね
今聴くと明らかに
聴こえるものがいっぱいあるってことですね
全部やり直したい
曲のメロディーだけ残しても
全部焼き直したいって気持ちは
ものすごくあるけれども
今焼き直したところでな
だったら新曲変えた方がいいしな
とかもあるし
ただ情熱大陸みたいに
もう何回今まで擦ってきてるんだろう
っていうぐらいの
情熱を持ってきてるものとかは
毎回毎回やるたびに
挑戦ができるから
今の自分がやりたい
音楽感をそのままぶつける
っていうことができるんで
あの曲とかも正直
自分で作ったとかっていう感覚
なくなっちゃってるから
どんな感覚でしか聴こうと思ったんですか
だから
こう言っちゃうけど愛着ないです
息子感はない
分身感もないし
感覚感あれほどない曲ないな
他もうちょっとあるんだけどな
あの曲
できた成り立ちもちょっと不思議だった
ってのもありますけど
もう今までに
演奏し尽くしているし
いろんなミュージシャンと
やってきたっていうのもあるし
みんなで遊べるパーティーチューン
っていうやつがある
みんなパッて
マスターコードをスタッフに渡しただけで
リハーサルでも
パンってできるから
説明ももういらないし
みんなでやる曲って感じ
なるほどね
これはちょっとどうしても聞きたかったんですけど
これも20年前なんですけど
テントウムシの取材で
自分と同じ魂の持ち主というのを
音楽家で
ブラームスはクラシック
カルドスジョピアはボサノバ
エンニオモリコーナーは映画音楽
3人挙げてたんですけど
20年後は3人というか
変わってない
もうちょっと勉強して前に進まないと
ならないんだろうけど
その3人はとても大きな作曲家でした
あとは作曲家と
演奏家っていうのを
含めて両方
含めるとパッドメセニ
ジャズのギタリストの
そしてアスツルピアソラ
バンドネオンのタンゴの
でもこの5人は
ちょっとデカすぎます僕にとっては
最終的にはこの5人の音楽があれば
飽きずにずっと
聴いてられるなって思います
それは聴く楽しむっていう意味でもそうだし
何らかの形で
音楽家としても
出力するっていうところでも
もちろん影響も受けてますすでに
影響なのかどうかは分からんけれども
とにかく聴いていて
心地が良いということだと思うし
ファン心理だね
これは大きいね
坂本さんも入っちゃうんだけど
旅の楽しみ
この辺りの人たちは
僕にとってはやっぱり
いつも指針になるというか
音楽家として尊敬している
ってことだと思うんだよね
ありがとうございます
最後にですがまた戻ってきましたが
ANAのワールドエアカレント
今もう何年ですか?
25年?
全部長いですねすごいですねやっぱり
全てが
年を取ったっていう
年を取ったっていうことなんですよ
僕学生の時聞いてましたからね
本当に博士さんに
あんまりこの間の番組内では言えませんでしたけど
いつもあそこに出てる方が
やっぱりすごい魅力的な方なんで
さあ誰アポ取ろうかなって
博士さんにもいつかと思ってたらオファーをいただいて
僕三国さんに来ちゃうんですよ
そんなこともあったんで
そのくらいの番組なんですけど
それは置いといてやっぱり
博士さんが最後に言ってる質問を
これは皆さんに聞いてるわけじゃないんですけど
博士太郎さんにとっての
旅とは何でしょうか?
そうですか
荷造りと荷ほどきですね
間違いなく
荷造りと荷ほどき
旅の醍醐味ですよ
これをちょっと突っ込まないほうがセンスいいんですけど
あえて言語化してください
要するにパーティーの魅力は何ですか?
って聞かれたら
僕は仕込みって答えるんですけど
旅始まっちゃったら
後夢中になるだけなんで
荷造りをしてる間は
旅のことばっかり考えないですか
3日あれば
1日目何着ようか
2日目何着ようか
あそこの町にはどんな色の服が似合うだろうか
あるいは
あの部屋行って何したいだろうか
そういうのって全部決まるじゃん
あと荷造りも好きなんですけど
荷ほどきも好きで
これが始まった時
とにかく僕ホテル入った時
一番初めにすることは
アンパックなんですけど
これが大好きです
服を全部
一泊であろうと
スーツケースの中の物は
全部出すんですね
全部オハンガーにかけて
全部置く場所が決まっていて
それを全部して
一度スーツケースを
閉じてしまう
っていうところまで
善の僧侶の方じゃないですよね
長く旅を続けてきて
一番
自分が
ステイしてる間の時間を
心地よく過ごすための
発見したことなんですよ
筆箱
だったら筆箱のペンを
どっかあるコップにガーって入れて
筆置きにして
書くものを全て
そうすると自分のオフィスができるじゃないですか
それだけで
何でもない部屋が
この部屋になるでしょ
同じで服も全部
大変ですだからどのホテルも
常宿ばっかりなんで
オハンガー20本ですから
もう用意してもらうんだ
Tシャツまで全部かけます
身作りと身ほどきですね
だから要するに
頭の中でその旅を想像してるとき
ってのは一番楽しいじゃないですか
音楽もそうで
始まったら始まって
それは面白いんですよ
一番面白いのはやっぱり
こんなステージになるんじゃないかって
頭の中でワクワクするときほど
楽しいものがある
はいありがとうございます
ということで今日はですね
博士太郎さんをお迎えしてお話しございました
博士さんありがとうございました
どうもありがとうございました
42:21

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