バルセロナの盗難事情
ライフトラベラーカフェ
ライフトラベラーカフェへようこそ。マツダミヒロです。
ワカナです。
この番組は、世界各国で暮らしている僕、マツダミヒロと、ワカナが日々感じたことなどをお伝えしていきます。
さて、ワカナさん、バルセロナはいかがですか?
そのくだり、だいぶ何回もありましたね。
毎週毎週。
バルセロナといえば、みんな地元の人が言うのは、不利に気をつけてって言う。
海外の人も言うよ。
スペインは、まあ、ヨーロッパは結構多いと思うんだけどね。
スペインはそれで有名で。
ここに住んでる人からも必ず言われるもんね。
観光、第1位、2位でしょ?
パリが1位で、2位がバルセロナ。
だからだと思うけどね。
スリが多いのに。
昔は、5年前とかは、知らない間に取られて終わりっていうのがすごく多かったんだけど、
今年、強盗っていうのはひったくりって言うの?
ひったくりだろうね。
目の前でバッグを奪い去って走っていく人がめちゃくちゃ増えてるんだよ。
その瞬間を見るっていうよりかは、走ってる姿をよく見るね。
追いかけっこしてる。
週に2回以上は見るね。
追いかけっこしてるね。
あれは、誰かのバッグを取って、全速力で走って逃げて、
その後、お店の人たちを捕らえた人が全速力で走って逃げかける。
だいたいお客さんとお店の人はセットで走ってくる。
っていう感じだよね。
男性の場合は。
女性の人は、お店の方は入り口で叫んでもう全くってやってたけど、
男性の人は走ってくるね。
で、そのチェイシングを何度も見るよね。
タクシー乗ってても見るし。
タクシーの運転手さんはね、いつもの光景だなみたいな。
そうそうそうそう。スリだねって言って。
だけど、1回道端でさ、やったとき。
そのひったくり強盗に遭遇してね。
遭遇っていうのは、うちらじゃなくて、走ってきたのよ。
あっちから、後ろから。
若に向かって。
そう、私に向かって走ってきて、通路でね。
で、最初何が起きてるのか分かんないけど、その後ろからまたお兄ちゃんが走ってきて、
お兄ちゃんが大声で叫んでて、
で、なんとなくひったくられたのかなーと思って。
で、あの一番前に走ってくるお兄ちゃんがひったくりなのかな、どうなんだろうみたいな感じで見てて。
で、もうミヒは早々に脇に避けてた。
もう逃げて逃げてた。
みんな逃げてたんだけど、私はなぜか道路に立ち向かったわけじゃないんだけど、
あの真ん中に突っ立って、真後ろ、正面見て止めようとしたんだよね。
危ない、死んじゃうよあれ。
いや別にでもね、意識的にそうしようとしたんじゃなくて、無意識でそれをやってて。
どうやって止めてやろうかなと思ってたわけ。
えー!
で、あのでも、私がその時躊躇したのは、
え、この人強盗?みたいな。なんか若くて、まだ少年みたいな。
ちょっと、なんか…
強盗だね。
そうなんだよね、今思うとさ。
でも初めてちゃんと見たから、なんかこの人が悪者なのかどうなんだって分かんなくて、
ちょっと躊躇しちゃったんだけど、さすがにミヒに大声で怒られて、
危ないって言われて。
避けろって言った。
避けろ!逃げろ!って言われて、
はっ!と思って逃げたけど。
っていうことがあったよね。
ありましたね。本当に頻繁に見るね。
スリについての考察
そうそうそう。
で、なんか結局こっちの人も、もちろん自分で気をつけるっていうのがもう大好き。
そりゃそうだ。
で、なんか、実際スリーの人はそれを職業にしてるから、もう本当にプロフェッショナルだし。
なんかね、一人、あの、友達、現地の友達から聞いたら、その連ねた人がアスリートの人で。
あー、サッカーの。
で、追いかけてって追いついたって言ってた。
いや、でもね、すごい面白い。
すごい早いよね。
強盗の人たちは、あれなんかね、そういう子を選ぶんだって。ああいう多分。
なんか、ああいう走らなきゃチェイシングになるっていう、きっと子たちを選ぶんだろうね。
この足早い子とか。
でもその、それはやっちゃいけないって言ってた。
あの、追いかけるのがでしょ。
そう、だからナイフとか持ってたりするから、もう諦めるっていう。
危なかったね。私すごく静かに止めようと思ってた。
なにそれ。
そう、ああいう時なんかね、すごいフィジカルは弱いんだけど、なんか気持ちが大きくなっちゃって。
止めてやると思うんだよね。
そういう時は、あの、ガビをばら撒くといいんだよ。
足かけたいね。
足かけたら危ないよね。
でもさ、合気道のさ、昨日はもうすごい、
達人。
達人とご飯食べてて。
10センチ、体を避けると、
そう、刀を振られても、10センチだけ避ければ、
ああ、確かに。
ぶつからないとか、切られないから、
なんか1メーター避けなくても10センチヒュッと避ければいいみたいなこと言ってたけど。
合気道習おうかなと思って。
合気道になってもダメでしょ。
でもやっぱそういう時に、まず何をするのがいいかって、どういう心持ちでいるのがいいかっていうことについて私は考えたの。
何度かその光景を見て。
で、まず、そのことをジャッジすると、
あ、悪いことじゃない?
そうだね。
取られて困ってるから、
困ってる人の視点に立てば、助けてあげなきゃって思う。
で、なるんだけど、
ただ、それを実際にできることは難しい。
することは難しい。
警察でもない限り。
それはでも現実的じゃないと。
で、なるほどと思って。
じゃあ、でも本質的にはどういうことが起きてるんだろうと思った時に、
確かに、目の前とかタクシー乗っててその光景を目にしたんだけど、
で、でもなんか、
そこに関してしっかりと自分の人生に早く立ち戻るっていうことが大事だっていうことに気づいた。
ハワイとかでもさ、街中で暴行事件みたいなのがあったよね。
やっぱりアメリカだなと思ったんだけど、
そういうのもやっぱり目にすることがあったりしたと思うんだけど、
自分の世界に早く帰ってくるってことね。
そこにずっといると、その人のことをずっと私は考えてたの。
この殴った方とかはどんな家庭環境だったんだろうとか、
どんな関わり合いがあったんだろうとか、
そういうのをすごい色々考えたり感じたりした結果、
何も生まれなかったんだよね。
そりゃそうだ。
で、結構自分のエネルギーをすごい消費したっていうのがあって、
じゃあこれはちょっと違う生き方なんだっていうのがそこで学んだんだけど、
スリに関しては、
まず、取られた方が大事なものを早く手に戻すことができますように、
その人に被害がありませんようにとか、
その人にとってそのことを忘れるぐらいその後いいことがありますようにって、
お祈りと調和の大切さ
お祈りする気持ちを持って、
あとは早々に早く自分の世界に戻り、
いかに自分の中の幸せの世界ライン、流れに自分を引き戻し、
自分を調和させるかっていうことに集中するべき時なんだって思う。
で、自分を調和させて、
幸せの自分のこの人生の流れっていうか、
自分の中にある流れに戻っていくと、
その目にした人には直接届かなくても、
でも一緒に乗ってるタクシーのおじさんとか、
その後出会う人たちとか、
半径何メートルかの人たちにはそのエネルギーが充満していくから、
気持ちってあるでしょ?
気持ちっていうのは三次感染するんだって。
あー、なるほど。
イラッとしたら、
例えば隣の人とかその友達の人、
3人まで伝わっちゃう。
何気なくしててそれでしょ?
意識的に自分が幸せの流れに行って調和してたら、
すごいぶわっとそこらへんの調和が起こるわけ。
そしたらもしかしたらその調和の中で、
その輪の中にもともとスリーがいて、
でもその調和の波動みたいな空気になったことで、
なんかスリーができないような状況になって、
ふぜげるかもしれない。
怒っちゃったことにはもう何もできない。
あとはもうお祈りするだけなんだけど、
でもそういう方がきっと自分にとってもいいなって思って、
その在り方を改めてすごく学んで、
それをやるようになったらすごくいい感じになったよね。
周りに街中のすごい人混みとか行っても、
みんながすごい笑ってたりする。周りの人たちが。
すごい優しかったり。
そういうのってやっぱり広がっていくから。
だからスリーはあるじゃない?
戦争が見えないだけで、
実際やってるわけだからね。
自分の在り方とスリー
遠いから見えないだけで、
怒ってるわけで。
でも怒ってる全てのことを何とかしようっていうのはできない。
だからそれこそ自分がどうあるかっていうところに立ち戻るっていうのを、
なんかそのスリーを通じて教えてもらったから、
私はそのスリーの方とすられた方々に感謝と、
その方たちがもっとその後忘れるぐらいのいいことがあるようにお祈りしてます。
なんかさ、このスリーは確かに怖いっていうかダメージはあるんだけど、
不安がってる友達がいるわけ。
一緒にさっきの地下鉄乗ってさ、
地下鉄乗るだけでも、
これは全員スリーなんじゃないかって回る。
そう思うよね。そんな風に言われたらね。
でも別に座れてもいいじゃんって話をして、
座れたらもう大変です、ダメですよって言って、
携帯無くなったらどうするんですか?買えばいいじゃんって言って。
パソコン取られたらどうするんですか?買えばいいじゃんって。
パスポートどうするんですか?再発行してもらえればいいじゃん、大使館で。
ああ、そう言われればそうですねって。
確かに取られてまずいのは命だけだよね。
命より大事なものはないわけ。
本当にその通りだよ。
無理して追いかけたりとか、
命の危険が及ぶことはちょっと良くないけど、
取られてもし亡くなっても、
その時はもしかしたら必要ないものかもしれないけど。
そうだね。でもそういう風に起こったことに対して、
最初にえ?ってなるのはしょうがないし、
起こることに対して不安に感じるっていうこともすごく自然だけど、
その後に自分がどう捉えたり、
自分がどうあるかっていうところは自分で選べるもんね。
ああと思った後にどこの世界に戻ってくるかが大事ってことだよね。
もうそれをね、とっても実感したというか、
だから私はとてもいい時間になった。
ちなみに私たちは10年くらいバルセロナも来てるし、
いろんな海外も来てるけどね。
ヨーロッパも来てるけど、一回も吊られたことも、
3に会いそうになったこともないんだよね。
来週3の報告とかしてたりして。
やめてよ、それ。引き寄せるから。
大丈夫、大丈夫。
そもそも取れるもの持ってないから。
携帯とかはね。
携帯ぐらいね。なくなってもいいけど。
日いっぱいあるからね、携帯。
ということでバルセロナ事情でした。
ライフトラブラーズカフェは世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、
今回のように毎週お届けするつれつれカフェトーク版があります。
皆さんからの質問もお待ちしています。
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それでは、良い週末を。