00:05
りりこ
みなさま、こんにちは。
のぞみ
こんにちは。
宮舘みえり
こんにちは。
りりこ
この番組では、文系ネガティブのりりこと、
のぞみ
理系ポジティブののぞみが、
りりこ
カジュアルに人生のヒントになる情報をお届けするトーク番組です。
のぞみ
イェイ。
りりこ
はい。今週はですね、早速ゲスト回でございます。
のぞみ
イェーイ。
りりこ
はい。ということで、今回のゲストは、私の中学時代からの旧友で、今漫画家になった宮舘みえりさんです。
のぞみ
ようこそ。
宮舘みえり
どうも。
りりこ
いらっしゃいまし。
宮舘みえり
初めまして。新人漫画家の宮舘みえりです。
りりこ
はい。
宮舘みえり
よろしくお願いします。
のぞみ
お願いします。
りりこ
お願いします。
ということで、自己紹介、今軽くしてもらったんですけど、
漫画家にね、新人ってもう自分で言っちゃってたけど、
最近ね、漫画家になった。
漫画家になったっていうか、漫画家デビューをしたって言った方が正しいかな。
漫画はずっと描いてるもんね。
宮舘みえり
はい。
りりこ
だから、どこの雑誌所属なのかなとか、何漫画を描いてるかとか、そこら辺紹介してもらえばいいかな。
宮舘みえり
はい、わかりました。白泉社のララという雑誌で、少女漫画を主に描いています。
りりこ
ララ所属なの?
宮舘みえり
そうだね、そう。
りりこ
あ、そうなんだ。そっかそっか。ごめん、ちょっとそこは知らなかったので。
じゃあ、私の、さっきも言ったけど、中学からの同級生なんで同い年で、出会いのきっかけあたりも最初に言っておいた方がいいかな。
私とみえりは、中学の時、どのくらい?ずっとだっけ?中2と中3両方だっけ?同じクラスだったかな?
宮舘みえり
そうそう、2, 3年で一緒。
りりこ
そうだよね。よく覚えてるね。
私は、中1は日本にいなかったので、帰ってきてからずっと同じクラスってことだね。
うん。
で、そう、同じ美術部だったんだよね。
宮舘みえり
そうそう。
りりこ
そう、私、中学の時は美術部に所属して、まあ、陰キャ全開だったんで。
宮舘みえり
ちょっと待って、それ言うと、みえりが陰キャみたいになるから、やめようかな。
りりこ
で、まあ、それで、実はですね、私も美術部にいた時は、むしろ、まあ、今の立場は完全に逆転してるんだけど、
私が、逆に少女漫画校を目指してて、マジですよ、これ。本気で目指してて。
宮舘みえり
うんうん。
りりこ
もうマジでデビューしたいと思ってたんで。
うんうん。
で、みえりは、その時、漫画でも描いてたっけ?
宮舘みえり
うーん、ちょっと描いてたけど、なんか、リリコほど本格的にそんな原稿用紙に付けペンでとかじゃなくって、
ノートの自由帳みたいなやつに自分でこまわって描いてたりとか、
でも基本的には、美術部としてイラストを描いたりっていう感じだった。
03:01
りりこ
うん、なるほど。だからまあ、今だから完全に立場は逆転したというか、まあ、少女漫画家になる夢は諦めてるんで。
宮舘みえり
笑
りりこ
みえりが途中から私の夢を託したんで、無事に本当に夢を叶えて、本当にすごいなっていう感じなんだけど、
最近ね、本当にデビューが決まって、で、実際にね、紙面デビューしたのも本当につい1日2日前の話だから、
本当にホットでタイムリーなお話なんですけど。
宮舘みえり
ね、ありがとうございます。
りりこ
そう、最初に言っといた方がいいかな。あのね、みえりの初の紙面デビューはララデラックス7月号っていうのに、
その宮舘みえりっていうペンネームでね、載ってるんだよね。
はい。
タイトルは何ですか。
宮舘みえり
タイトルはトワイライトは夢の途中という漫画です。
りりこ
はい、私もちょっとさっきね、昨日発売日だったんで、本屋さん行ったら置いてないって言われたんで、
今日はもうちょっと大きい本屋さんに行って、無事ゲットして読ませていただきました。
宮舘みえり
はい、ありがとうございます。
りりこ
私は昔からみえりが書いてる漫画読ませてもらってるから、より考え深いというか、
本当にいろいろうよ曲説あったの分かってるし、なんか報告もね、ちゃんとしてくれたからデビュー決まったとき、
なんかね、親がこの成長を見守ってるかのようだよね、本当に。
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
おめでとうねっていう。
宮舘みえり
ありがとう。
のぞみ
おめでとうございます。
宮舘みえり
ありがとうございます。
りりこ
そんなわけで、本当にね、長かったよね。
宮舘みえり
長かった。
りりこ
そこら辺を今日は、いろいろ細かく話してもらおうかなと思ってるんですけど、
じゃあ、まずは漫画家を目指したきっかけあたりからお願いしていいですか?
宮舘みえり
はい。漫画家を目指すきっかけは、そもそも小さい頃から絵を描くのはやっぱり好きで、
ずっと従長に絵を描いたりして過ごす時間が人より多いみたいな子供で、
ジブリのアニメーションがすごく好きなので、最初はアニメーターというか、宮崎駿になりたいって思ってて、
アニメーターをずっと目指して、将来の夢アニメーターみたいな感じで、小学校の文集とかにも書いてたんですけど、
高校に入ってから、アルバイトを始めた時に、バイト先で漫画を描いてるっていう人に初めて出会って、
私もノートとかに鉛筆で漫画を描いたことはあるけど、実際に描いて、同人誌として本にして楽しいよみたいな話をされて、
06:01
宮舘みえり
なんかいいなーってすごい思って、私もじゃあ描いてみようって思って、16歳の時に初めて漫画を描いてみて、
その時にちょうど周囲者のジャンプで連載されてるバクマンっていう、漫画家を目指す少年たちのお話が連載されてて、
そのキャラクターたちが実際に周囲者に持ち込みに行くシーンとかあるんですよ。
それにすごく影響を受けて、私も行かないとみたいな感じになって、
周囲者も行ったし、今実際デビューしてお世話になるハクセン社にも自分の漫画を初めて描いた漫画を持って行って、
見てもらってっていう経験を経て、私は漫画家になろうっていうふうに思ったのが、まずきっかけですね。
りりこ
え、じゃあ何?最初のきっかけってバクマンだったの?
宮舘みえり
バクマンがっていうわけではないんだけど、そのバクマンもそうだし、身近に漫画を描いてる人で、
実際にその人は年上で20代だったんだけど、ちょっとつい最近まで漫画家本当に目指してて、みたいな人に会ったから、
それでなんか実際にその作品読ませてもらって、影響を受けてっていうので、はい。
りりこ
その人は何?じゃあどういう漫画を描いてたの?少年漫画とか?
宮舘みえり
その人は青年誌でした。
りりこ
ジャンプって少年かな?
ジャンプは少年。
じゃあそれよりもうちょっと上、なんだっけ?
ヤンジャンとか。
ウルジャンとか?ウルトラジャンプとか?
宮舘みえり
うんうん。
りりこ
まあ、主演者系だったらね。あとなんかコナンとか載ってる雑誌なんだっけ?
宮舘みえり
コナンはサンデー。
りりこ
あ、サンデーそうそう。サンデーとかって青年誌?
宮舘みえり
サンデーも少年だね。
あ、あれ少年か。ちょっとすいません、あんま詳しくなくて。
りりこ
でも、みえりは少女漫画家じゃん。なんで少女漫画の方に行こうと思ったの?
宮舘みえり
実は読んでるのは、青年誌とかが多くて。
りりこ
あ、そうなんだ。
宮舘みえり
そうなんですよ。その読者の立場としては、結構青年誌とか、いろんなジャンルほのぼのしたやつとか、ギャグ漫画とかもいろいろ読むんですけど、
少女漫画を書きたいなって思ったきっかけは、まずやっぱり恋愛をメインに書きたいなっていうのもあったし、
青年誌とかでも恋愛も全然あるんですけど、私そこまで背景書き込めないって思って、
09:01
宮舘みえり
なんか画力に全然自信がなかったので、最初は。
だから、割とトーンでごまかせそうな少女漫画かなみたいな、すごい舐めた考えなんですけど、
それで、じゃあ少女漫画にしようって感じで。
りりこ
なるほど。確かに少女漫画は、少年とか青年漫画に比べたら、背景の書き込みはそこまで緻密じゃないかもしれないけど、
画力はでも結構必要じゃないとは思うけどね。
どっちかっていうと、目の書き方がすっごい細かいようなイメージだけどね。
宮舘みえり
そうね。なんか少女漫画は、それはそれでちゃんとこだわって書き込まないといけない部分も当然あるし、
今結構背景書き込んでる人も結構いるから、あんまりその青年誌だから、すごいリアルに書き込んでっていうわけでもなくなってきてるかなとは思う。
りりこ
やっぱちょっと時代によって変わってきてるんだね。
それで、じゃあ16からってことは、今私と同い年だから今29なわけなんで、13年なんか書き続けてるってこと?
宮舘みえり
そうなんですよね。
りりこ
私10年だと思ってたけど、3年も多かったわ。すごいな、やっぱ。
でもさ、デビューまでここまで粘れるってのも才能の一つだとは思うんだけど、
だからここまで来るまでに、やっぱり漫画家に限らずだけ、例えばお笑い芸人とかもそうだし、結構デビューとか、実際に軌道に乗るまでってやっぱりかなり舌積みが長いというか、
食べていくのが大変だと思うんだよね。
だからそのデビューするまでに生活とかどうしてたの?っていうのはやっぱ気になるよね。
宮舘みえり
生活はですね、私はちょっと変わった人生を歩んでて、高校を卒業してからフリーターになって漫画を書いてたんですけど、
18、19はフリーターで、実家住まいだったので、家族にご飯食べさせてもらいながら、ある程度自分で稼ぎつつ漫画を書いてたっていう状態で、
20歳の時に結婚したんですよ。
りりこ
若い。
宮舘みえり
ちょっと人より早いんですけど、結婚して、実家の千葉から今度兵庫県に移ってきて、そこでは旦那さんに主に養ってもらいながら、アルバイトもしつつ漫画を書いてたっていう感じですね。
りりこ
私はみえりのその事情とかもずっと長い付き合いだか知ってるけど、コンビニのバイトとかを結構してた印象があって、
12:08
宮舘みえり
なんかこないだ、どっかでコンビニバイトの話になったときに、全コンビニをコンプリートしたって言ってて、仕事でね。
りりこ
そんなことある?と思って。
宮舘みえり
そうなんですよ。大手3社全部働きました。
りりこ
生き残ってるやつね。なんかあの、昔あったAMPMとかサンクスとかサークルKとかいろいろあるけど、山崎とか。
セイコーマートもあるけどね、北海道は。関係ないですけど。
宮舘みえり
確かに。
りりこ
大手3社がファミマ7、ローソンかな。
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
コンビニバイトとか以外にも仕事してたりした?収入とかあったりした?
例えば絵の仕事とか。
宮舘みえり
21歳の時に、主人の知り合いから絵描ける人いませんか?って声がかかって、
その知り合いの方っていうのが、今株式会社ビッグハグっていう会社を立ち上げて、
お客さんからこういう絵本を作ってほしいみたいな、自分の家族のことを絵本にしてほしいとか、
自分の会社のことを漫画でPRしたいとか、そういうのを受けよう会社で、
その中の作家の一人として所属することになって、絵本も何冊か出させてもらったりとか、
今現在も会社さんのPRで漫画描いたりとか、似顔絵描いたりとかを注文を受けてます。
りりこ
えー、もう忙しいね、そしたら。
宮舘みえり
忙しいですね。ありがたいことに。
りりこ
良かった良かったって感じ。私も本当に。
で、漫画投稿とかいっぱいしてきたと思うんだけど、今まで何本ぐらい投稿してきたの?デビューするまで。
宮舘みえり
何本だろう。多分20本かな。
りりこ
すごい数だな。だって投稿って、なんかそのページ数とか決まってんのかな?
宮舘みえり
そうそう、何ページずつとか決まってて、短いのだと16ページから投稿OKの章もあったりするけど、
大体8ページずつ増えてって、24、36、40ページっていう規定みたいなのがあります。
りりこ
まあ多分4の倍数なのは、本が出版物だから、その印刷とかの関係でそうなっちゃうんだろうけどね。
そうだよね。なんかだって、自分で決められるのかな?ページ数は。
宮舘みえり
そうだね。自分で、よしじゃあ24ページものを書こうって思って決めて出すのはできる。
15:04
宮舘みえり
なるほど。まあそれだったらまだコントロールが多少なりともできるけど、だって毎回その規定が40ページしか認めませんみたいなのだと結構きついよねっていう。
ただ出版社によるかもしれないけど、多少のページ数の前後は作品が本当にいいものだったら許容してくれて、
そう、42ページとかで投稿しちゃっても、でもすごい壮大なストーリーを42でまとめたからこの人OKみたいなのはたまにあったりします。
のぞみ
すごい面白い。
りりこ
なんか俳句の字余りみたいだね。
さっき持ち込みしたとか言ってたけど、出版社とかって自分でここがいいって決めて持ち込んでたの?
宮舘みえり
そうだね。自分で自分の書いてる漫画に合いそうな雑誌を出してる出版社をネットとかで調べたりして選んで、予約を取って持ち込みっていう感じ。
りりこ
そっか、自分の作品の雰囲気に合わせたんだ。
宮舘みえり
うん、そうそう。
りりこ
そうだよね。いくら少女漫画って言っても、私ちょっともう小学校中学校の頃リボンっ子だったんだけど、なんかチャオとか仲良しとかあったじゃん。
宮舘みえり
うん。
りりこ
たぶんうちら世代はみんなめっちゃ刺さってくれると思うんだけど、どれ派みたいなのなかった?
のぞみ
あった。
りりこ
あったよね。私完全にリボン派でした。何派でした?のぞみさん。
のぞみ
私ね、兄弟がいたから、姉がリボン買うから私はチャオを買ってた。なんかそれで交換して2冊読めるっていう。
りりこ
なるほど、なるほど。
ああ、いいね。
ああ、いいですね。一石二鳥みたいな。
うーん、みえりはどれ読んでた?
宮舘みえり
私は本当に少女漫画を全然読んでこなかったんだけど、たまたまなんか小学校の時に友達伝いに借りたフルーツバスケットっていう作品を読んで、
ああ、懐かしい。
りりこ
なんか、花と夢をちょっと意識したところはある。
ああ、そう、だから、少女漫画家って言ってたけど、メジャーどころじゃないなってずっと思ってて。
うんうん。
花と夢とか、ララとか、ちょっと、何だろうな、まあ、チャオとかリボンよりはもうちょっと年上の人が読むイメージなんだよね。
宮舘みえり
うーん。
りりこ
まあ、ちょっと大人っぽいよね。みえりの漫画は確かにちょっと大人っぽいなと思う。普通の少女っていうか、まあ、そういうもうちょっと年齢層が低め向けの少女漫画よりは。
うんうん。
だから、ずっと白千社行ってたと思うから、でも結構なんかマイナーどころな感じなんじゃないかなって私勝手に思ってたから、すみません、白千社マイナーどころじゃないと思うんですけど。
18:09
りりこ
なんで、そう、なんでこの会社、この出版社にしたんだろうみたいなのはずっと思ってたから。
宮舘みえり
うんうん。
りりこ
なるほど、そういうのがあったんだね。じゃあまあ、最初だから雑誌の方向性に自分が合わせにいってるのかと思ったけど、逆だったんだねっていう。
宮舘みえり
うん、そうだね。自分が描きたい作品に、なんか当てはまりそうな出版社を選んでみるっていう感じですね。
りりこ
でも最初さ、花と夢とかにも投稿してなかったっけ?
宮舘みえり
そう、最初は花夢の方に投稿してて、で、結婚してから1年くらい経って、なんとなく気分でララに変えて。
りりこ
気分で?
宮舘みえり
気分で、ちょっと変えてみようって思って、まあ同じ出版社の中のちょっとお姉さんかな、ララの方が。
りりこ
あ、そうなんだ。同じ出版社なんだ。
宮舘みえり
そうそうそう。読者層そんなに変わんないと思うけど、ちょっともう少し年上を意識してるララの方に投稿先を変えてみて、様子見つつ投稿してたっていう感じです。
りりこ
なるほど、そうだったんだ。なんか、みえりさっき兵庫に引っ越したって言ってたけどさ、白千社って関西にはあるの?持ち込みできるとこ。
宮舘みえり
えっと、出版社自体はやっぱり東京にしかないんだけど、時々その出版社、雑誌とかが漫画教室を主催してくれて、
で、地方でもその持ち込み体験みたいなのができるように、大阪とかにも出張編集部として来てくれたりとか、
その漫画のイベントでなんだろうな、コミティアとかあるんですけど、コミケみたいな、そういう漫画のイベントとかあった時に、ちょっと持ち込みブースみたいなのが作られて、
そこで出張できてくれた編集部の人に見てもらえるとか、そういうのはあります。
りりこ
なんか、その漫画賞みたいなのに応募とか募集があると思うんだけど、持ち込みとその実際に応募するのってなんか違うの?
宮舘みえり
持ち込みはその場で漫画を見てもらって、直接編集者の意見をその場で聞いて、なおかつ自分で用意した質問とかを聞いてみたりとか、やりとりがもう直にできるっていうのが持ち込みで、
で、投稿は賞に応募して投稿して審査員の先生とか編集部の人に作品を見てもらって、何ヶ月か後に結果が雑誌として発表されて、
21:13
宮舘みえり
で、批評とかも書面で返ってきて、こういうとこ頑張りましょうみたいなのをもらえるのが賞ですね。
りりこ
なんか、より細かく見てもらえるのが投稿ってことかな?
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
複数の人に見てもらえるのかな?
宮舘みえり
複数の人に見てもらえるのがそうだね、賞の方ね、投稿。
りりこ
両方とかっていうのはできるの?持ち込みと投稿。
宮舘みえり
両方もできます。最初に持ち込み行って、そのまま可能であればこれを賞に出しといてくださいって言って、編集者に託しちゃうっていうパターンもあるし、
あとは投稿して結果発表も済んでる原稿を他の出版社で見てもらいたくなった人が持ち込みにまた行ってみるとか、そういう手もあります。
りりこ
一回応募したやつも持ってっていいんだ。
宮舘みえり
持ってってはいいんだけど、ただ他の全く違う賞に再投稿っていうのはできないことの方が多いです。
りりこ
賞には応募っていうか投稿はできないけど、持ち込みで批評をもらう、評価してもらうっていうのはできるってことか。
宮舘みえり
できる。
りりこ
なるほどね。だからフィードバックが欲しい人向けってことか。
なるほど。両方できるんだったら両方やるのが一番いいよね、たぶん。
なるほどね。東京にまず来なきゃいけない時点で結構ね、毎回毎回漫画できた、じゃあちょっと持ち込んで見てもらおうとかっていうの気軽にできないから大変だよね。
宮舘みえり
そうだね。だから千葉に帰省する時にタイミングを合わせて書き上げた作品を持ってって持ち込みしたりとかはよくしてました。
りりこ
なるほど。で、賞に応募して入賞したみたいなのとかもデビュー前にあったよね、何個か。
宮舘みえり
そう、何個かあって、それはララじゃなくて、最初に入選というかちょっといい賞をもらったりしたのは仲良し。
りりこ
仲良し応募してたの?
宮舘みえり
そう、仲良しに投稿してたんだよ。
りりこ
知らなかった。ちょっと違くない?方向性がさ。
宮舘みえり
そう、違うんだけど、ララに投稿してて、なんか思うように結果が出なくなっちゃった時に、なんとなく周りの人からのアドバイスで
ミエリちゃんの作品は仲良しでもいけそうじゃない?みたいなことを言ってもらって、
24:06
宮舘みえり
で、じゃあ仲良しがその時再投稿ができてた賞があったから、
ララで落とされたけど仲良しでもう一回出してみようみたいなので作品を再投稿してみたら仲良しでちょっと評価されて、
で、担当さんがついたんです。
りりこ
担当さんが?
それが初めて入選した時の話?
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
仲良しだったんだ。
宮舘みえり
仲良しでした。
りりこ
あれ、仲良しってだってそもそも出版社違うね。あれ小学館じゃなかったっけ?
宮舘みえり
あ、高段社です。
りりこ
あ、高段社。失礼しました。
ジャオでしたね、小学館は。
えー、高段社か。じゃあ、なんか担当さんの話をちょいちょいしてたけど、それは高段社の担当者さんの話だったの?
宮舘みえり
そうだね、最初の頃は高段社さんの担当さんとのやりとりを話してたね。
りりこ
なんかその担当さんつくっていうのはかっけーとか思うんだけど、それ具体的に担当さんつくことで何があるの?
宮舘みえり
担当さんがつくと、次投稿する作品のネームでのアドバイスをもらえたりとか、ネームからも見てもらえて、
で、賞で入選とかできるようにアドバイスをくれて、作品をより良いものに一緒に練り上げてから投稿できるっていうメリットがあって。
りりこ
じゃあ、なんか持ち込みを何回もしてるような感じ?
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
で、フィードバックが毎回保証されてるというか。
宮舘みえり
そうそう。
りりこ
いいね。
宮舘みえり
担当さんいないで投稿すると、やっぱりその完成作品しか見てもらえないし、
で、アドバイスが返ってくるのも、結果発表とかも、ちょっと2、3ヶ月待たないといけなかったりするから、
まだ未完成の状態でいろいろアドバイスをくれて、練り直したりができるから、そこがやっぱり担当さんつく強みというか。
りりこ
なんかね、これずっと思ってたことなんだけど、担当さんって漫画家じゃないじゃん。
宮舘みえり
うん。
りりこ
漫画描かないでしょ?
宮舘みえり
漫画は描かないね。
りりこ
なんでそれでアドバイスできるのって思ってたんだけど。
宮舘みえり
なんで?どうなんだろう?でも…
りりこ
わかるの?って。
宮舘みえり
漫画はやっぱり人一は読んでるし、その読者が何を求めてるのかとか、そういうのをやっぱりリサーチして、
27:00
宮舘みえり
漫画家さんに伝えたりとか、作品がより良くなるように導いてくれるように、多分勉強とかもされてると思うから。
なるほどね。
りりこ
だから、漫画を描く側の視点じゃなくて、読者側の視点のプロなんだろうね。
うん。
なるほどね。
のぞみ
あとあれなんじゃない?やっぱり、漫画家として成功していく過程とかを全部見てきてる人が担当さんだから、
そういうプロセスみたいなのもすごくプロなんじゃない?こういう段階を踏んでとかっていう。
りりこ
確かにね。回数重ねてると、やっぱり見る目も養われていくだろうしね。
他に担当さんついたことあった?
宮舘みえり
実は、仲良しで担当さんがついた時に、同時期にララでも担当さんがついたんだよね。
りりこ
めっちゃ人気者。
すごい。引っ張りだこ。
宮舘みえり
で、どっちメインで活動するかって結構迷ったんだけど、連絡とかレスポンスが早い方が仲良しの担当さんだったから、
で、結構褒め上手で、なんか褒めて伸ばしてくれそうだなっていうタイプの方で、
だからなんか、その担当さんと一緒にやっていこうと思って、しばらく仲良しメインで活動投稿とかしてた時期がありました。
りりこ
あ、そうだったんだ。じゃあ、仲良しにばっかり投稿してた時もあったの?
宮舘みえり
そうそう。
りりこ
まあ、ララでデビューになったけど、じゃあ、もしかしたら仲良しでデビューしてた可能性もあるんだね。
宮舘みえり
それもあるかもね。
りりこ
あれ?仲良しって今もやってるよね?あるよね?
宮舘みえり
うん。あるある。
りりこ
そうだよね。ちょっと今日久々に漫画のコーナーに行ったから、懐かしいとか思いつつ、ちょっとバッて見たから、仲良しあったっけってちょっと覚えてなくて、そっかそっか。
よかった。なくなってないな。なんかほら、今昨今ね、紙媒体もちょっとね、どんどんどんどん発行部数とか減って、旧館廃館っていうのも増えてるから。
宮舘みえり
そうなんですよ。
りりこ
漫画は結構ちゃんと底堅いんだね。
うん。
で、ちょっとあの、やらしい話なんですけど、賞金とかって出るんですか?
宮舘みえり
賞金、出ます。
おー。
りりこ
どのぐらい出るの?
宮舘みえり
私が初めて、どうしよう、どの賞金の話をすればいいんだろう。
りりこ
全部教えてくださいとか言って。
宮舘みえり
はい。
りりこ
いや、好きなのでいいよ。
宮舘みえり
ちょっとしたのだと、小さい賞でトップ賞っていうのがあるんですよ。
その投稿者の中で一番になった人に与えられたのが確か、2、3万くらいだったと思う。
30:01
りりこ
それ大賞とかとは違うの?
宮舘みえり
とは違って、なんかもう受賞の中でもちょっと底辺というか。
えー。
上がなんか大賞だとしたら、そっからどんどんなんか純入選、家作、なんとか賞。
で、私はもう一歩賞っていうのが一番下にあって、確かそれで賞金とか副賞でなんか画材いただいたりとかしました。
りりこ
あ、賞金プラス画材ももらえたんだ。
宮舘みえり
うん。
りりこ
もう一歩賞?
宮舘みえり
そう、もう一歩賞は受賞をするんだけど、紙面に掲載とかはなくって、ただ一番になったから賞金があって、でまた次頑張ってくださいみたいな感じで。
りりこ
一番ってどういうこと?もう一歩賞も一番なの?投稿者の中のトップが?
宮舘みえり
投稿者の中で一番に選ばれた人がトップ賞なんだけど、受賞の中でなんて言うんだろう。
りりこ
大賞だってその投稿者の中のトップオブトップなんじゃないって思ったけど、どういうことなんだろうって思って。
宮舘みえり
大賞を取る人ってなかなかいなくって。
りりこ
うん。
宮舘みえり
で、そこから一番いい賞だけど、もうちょっと頑張ろうねみたいなのに与えられる賞がもう一歩賞というか。
で、その上が加作とかになってきて、加作に入ると紙面に載せてもらえたりとか、
なんかまた一つ上の賞金もアップするし、紙面に載せてもらえたりっていう。
のぞみ
ちょっと私の理解が合ってるか分からないんですけど、投稿した中でも毎回大賞とかが絶対こうなるわけではなくてっていう意味ですよね。
宮舘みえり
そうそう。
トップだったんだけれども、トップの人がもう一歩賞だったから、みんなそれ以下の人ももう一歩賞か外れちゃったかみたいな感じっていうイメージ。
のぞみ
そうなんだ。毎回出ると思ってた。なんか勝手に。毎回大賞があって、毎回加作の人がいてって。
投稿された中で選んでるのかと思ったらそうじゃないんだね。
宮舘みえり
そうなんですよ。なんか本当に漫画の賞で一番上の大賞で賞金100万円とかそういうのを取る人って、もうほとんどいなくって。
あ、そうなんだね。
よくて準入選とかがその投稿者の中で一番上の賞をいただいた人みたいな感じで、なかなか大賞は選ばれない。
33:00
宮舘みえり
たぶん私のイメージではだけど、大賞って本当になんかもう今第一線で活躍している漫画家レベルで、もう万丈一致で審査した人がもうこれはマジですごい、もう最高みたいな評価されないとそうならないんだろうなっていう。
りりこ
100万もらえんの?
宮舘みえり
そうなんですよ。
そんな高いんだ。
りりこ
なんか大賞なのに10万ぐらいなのかと思ってたからさ、なんか私が投稿をしようと思ってた時、実際投稿したことないんですよ。
のぞみ
どうなんだろう。
りりこ
漫画書いてたけど、なんか全部書き切らないで諦めるっていう、なんかクソダサい挫折の仕方してるんですけど。
のぞみ
そんなことないよ。
りりこ
ありがとうございます。
だからその時に見てたんだけど、大賞とかでもそんなに額大きかったわけじゃないような記憶があるから、今そんなもらえるんだと思って。
宮舘みえり
うん。
りりこ
少女漫画ででしょ?
少女漫画でもそうかな。でも私が知ってる中だと一番上は50万とかだったかな。
宮舘みえり
少女漫画は?
りりこ
なんか出版社によりきりで。
宮舘みえり
多分時代の流れとかもあると思うんで、日本の経済状況とかにも左右されるのかなっていう。急に現実的。
りりこ
そうだね。
宮舘みえり
なるほどね。でもやっぱり担当さん初めてついた時とか、入選した時とかっていうのは感動したんじゃない?
めちゃくちゃ胸がドキドキしました。
素敵。
宮舘みえり
お知らせは何で来たの?メール?手紙?
担当になりますっていうのは電話で直接来て、投稿した作品に氏名とか連絡先とか書くので、その連絡先に私の電話番号に担当さんから電話をかけてくれて、
あの作品が良かったので担当としてつかせていただきますが、よろしいですか?みたいな感じで聞かれて、ぜひお願いしますって。
りりこ
なんか壮大な面接みたい。なんか持ち込みで面接みたいなことして、採用通知が電話みたいな。
ちょっと違うかな。まあいいや。で、ちょっと漫画書くことを理解して、ちょっと気になることがあったので何個か聞きたいなと思って。
宮舘みえり
はい、どうぞ。
りりこ
でもこれ後でいいかな。なんかのぞみさん先に聞きたいことあります?
のぞみ
いや、なんかたくさんあって、さっき20本ぐらいデビューするまでに投稿したりとか持ち込みしたりとかされたっておっしゃってたんですけど、なんかまず1本漫画書くってどれぐらいの期間書けるものなんですか?
36:00
宮舘みえり
えっと、頑張って書けばその長編の40ページでも2、3ヶ月とかそれくらいですね。やっぱり働きながらとかなので、1日をフルで漫画に当てることはなかなか難しくって、多分私以外の人もそうだと思うんですけど、
まあその空いた時間をこうなんとか漫画を書いて、で、そうですね40ページ2、3ヶ月で書けたらもう全然いいんじゃないかなっていうペースですね。
のぞみ
あ、なるほど。なんか20本って言っても多分途中でこれうまくいかないなって、いわゆるボツにしたりとかそういうの考えたら多分もうとてつもない量書かれてると思うんですよ。だからなんかそこまでこうみえりさんを突き動かしたものって何なんですかね?
宮舘みえり
そうですね、多分書いてる人は共感してくれると思うんですけど、出来上がった時の達成感が半端ないんですよ、漫画は。こんなに長くてすごいものを私一人で何ヶ月かかけて書いたんだっていう、その終わった時の達成感とかがもうアドレナリンバンバン出るじゃないですか。
多分それを、その快感を覚えたらやっぱもう次書くしかないなってなります。
のぞみ
えー素敵。なんか素敵だ。それ漫画書く人にしか味わえない世界ってことですもんね。
宮舘みえり
そうですね。
素敵だな。
りりこ
よくまあ何かものを作る人って自分の作ったものを我が子みたいに感じるとか言うけど、まさにそれじゃない?
まあ時間がかかってる分余計にね。
宮舘みえり
そうそう思い出もたくさんあって。
でも逆にだからそうやって一生懸命書いたものをなんか軽い感じで持ち込んだ時にここがダメとか、ここあんま良くないんじゃない?みたいに言われるとめっちゃ傷つくんじゃないかな?
そうだね。ちょっとこの編集者わかってないなみたいなことは思ったりすることはある。
りりこ
まあ言い方大事だよなとは思う。
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
あとなんかあります?
のぞみ
あとなんかかぶるかもしれないけど、漫画を書く時になんかどの要素からどういうこう作り方をしてるのかっていうのとか興味あるなと思って。
宮舘みえり
私の作り方はまずなんかこういうキャラクターがいたら面白いよなっていうのから始まって、
じゃあこのキャラクターは何でそれをしようと思ったんだろうとかきっかけをいろいろエピソードを考えていって、
39:07
宮舘みえり
で、プラス自分がその作品を通して伝えたいメッセージとかもなんかセリフに織り混ぜて、
で、それがまとまると結構長いので、今度は一番大事なのを主者選択していって、ちょっとずつ削っていってページに収めるっていうのがそうですね、漫画を作る過程ですね。
りりこ
じゃあ最初にやっぱり一番最初に伝えたいメッセージとかはもう決めてからやるんだ。
宮舘みえり
そうだね、決めてから書いたり、あとは書いていくうちにここをもっと強く伝えたいなって思い始めて、キャラクターの性格をちょっとずつ変えていったりとかすることもある。
のぞみ
膨大な作業量と伝えたいことってたくさんになってしまうから、それを削っていく作業っていうのもまたすごい大変なんだろうなと思いながらお話し聞いてて。
すごい職業っていうか、なんか本当に尊敬の念しか出てこない。
漫画も受賞されたのと、ララで出たのを読ませていただいたんですけれども、あのページ数で伝えたいこととかテーマとかがしっかりあって、それが読んでる側が違和感なく物語として読めるのにちゃんとメッセージとかそのキャラクターの背景とかも読み取れるって、
なんかどんな技を使ったんだろうと思いながら読んでて、すごい緻密に考えられてるんだなと思ったら、いや本当素敵だなって思いますね。
宮舘みえり
ありがとうございます。
りりこ
確かに、私もなんか最近まで結構忘れてたけど、自分も漫画描いてて諦めた理由の一つが、私は昔から絵を描くのが好きだったんですけど、
でもストーリーを書くのが結構本当に向いてないなって思って、だから早々に諦めたんですけど、漫画ってだから一番難易度の高い職業だと思ってて、だってね、小説家がやるようなことプラス、
イラストレーターとか、そういう絵を仕事にしてる人の仕事の合わせ技なわけじゃないですか。別でね、ストーリー担当の人と作画担当の人とか別れてる場合もあるけどね、デスノートとかみたいに。
でもそれにしたってね、画力もストーリーも両方求められるって相当やっぱり難易度の高いことだと思うし、だから漫画家どのぐらいが相場なのかわかんない。売れっ子になったら多分給料が上がりするんだろうけど、そうじゃなくても普通にもっと給料上げてとか思うんですけど、みんなめっちゃ頑張ってるじゃんって思うんですけど、アニメーターとかもそうですけどね。
42:05
りりこ
日本の宝ですよ、これは本当に。
そういえば初めて入賞するまでにどのぐらいの年月経ってたの?描き始めてから。
宮舘みえり
描き始めてから、どれくらいだろう?24歳の時に担当さんがついたりしたから、もう7年。
りりこ
長っ。その時点でめっちゃ長い。7年って長い。だってその間にさ、もうちょっと無理かなみたいなふうに思ったりとかしたことないの?
宮舘みえり
その間は辛うじてなかった。
りりこ
それはすごい。
だらせる。
でもなんか、最後デビューが決まった作品を最後の投稿作品にして、もう漫画家目指すのはやめようと思ってたんだよね。
宮舘みえり
そうなんですよ。
りりこ
っていう話を聞いて、本当に魂がこもってた作品だと思うんだけど、
でも最後に、もうこれでちょっとけじめつけようみたいに思って作った作品がまさかのデビュー決定っていう、なんかドラマみたいだよね。
宮舘みえり
映画化決定。
りりこ
でも本当に話聞いた時は、やっぱこう、神様は見晴らさないんだなとか思ったけどね。
だって13年だよ。
みえりが漫画描き始めた年に生まれた子、今中学1年生だよ。
宮舘みえり
そうだよ。
りりこ
やばくない?
自分の老いを感じた今、ちょっときつい。
いやーでも本当にそんな、だってさ、先が見えないわけじゃないですか。
例えば資格の勉強とかしてて、例えばトイック990点満点、3ヶ月以内に取るぞとかいうのを明確なゴールとしてやるのと、デビューするぞっていうのはなんかちょっと違う?
と思うんだよね。
漫画はね、描けば描くほど、たぶんレベルも上がっていくとは思うけど、それでもやっぱり明確な指標がないし、
だって相手人間なわけだから、こんだけ一生懸命描いても、相性が悪い人というか、見る人がちょっと良くなかったりすると、普通にそれがデビューにつながらないとかもあり得る話で。
だからやっぱり、こういう漫画家を目指すみたいなのって、本当に精神力も必要だと思うんだよね。
だからね、みえりはいっつも見てて、あーすごいなーみたいな。
わかる?なんか、みえりが一生懸命頑張ってるところを、裏の建物とかからこう、がんばれ!がんばれ!みたいな感じで見てるような気持ちでした、私はもう。
だいぶ前に夢を託したんで、でも本当に、いつだっけな、7年くらい前かな、私がみえりん家に、ひょうごに遊びに行った時に、色紙書いてくれて、私の似顔絵書いてくれて、サインをくれて、
45:12
りりこ
まあ今も持ってるんだけど、その時に、フェイスブックかどっかに、将来有望な漫画家のサインです、みたいなことを書いて投稿して、これが現実になったわけだから、
素敵。
ねえ、サインもっとくださいって言って、どうする気だよって。いや、占いよ、大丈夫だよ。
宮舘みえり
占いでください。
りりこ
サイン変わってないの?
宮舘みえり
サインは、えっと、みえりんで投稿してた時期と、宮舘みえりんで投稿してた時期があって、ちょっとその、なんだろう、名前自体がやっぱり変わってるから、
りりこ
ちょっと変わってるけど、でも、わりとなんかシンプルに適当なの書いてるから、あんまり変わらないと思う。
いや、でも、似顔絵描けんのもすごいよね。私、絵描くの、まあでも、最近描いてないけど、似顔は特に苦手な部類かなっていう。
だから、このポッドキャストも顔出してないんで、なんかデフォルメしたキャラクターとか作りたいなとか思ってるんですけど、
イラスト勉強してたのに、一番苦手なんでしょ、ほんとこういうの。だからさ、似顔絵とか描けんのほんとすごいなって思う。
今度、時間があったら、似顔絵でも描いてもらって、お金出しますよ、少しだったら。
宮舘みえり
ありがとうございます。ぜひ描かせてください。
のぞみ
一生の宝になっちゃうな。
りりこ
実際、漫画家、今回デビューするってなったわけだけど、その流れってどんな感じだったの?
宮舘みえり
流れですか?
りりこ
まあ、いつも通り投稿したのかな?持ち込みもしたの?
宮舘みえり
まず、受賞作を投稿するにあたって、私最初は一人で描くつもりが全く起きなくって、
で、前回投稿したとき、実は別の方に作画を頼んで、合作したものを投稿したことがあって、
で、今回もその人に作画頼もうって思って、
そのブラジャーのお話をネームを書いて、
りりこ
あ、そう。ちょっと言うの忘れてたと思うんだけど、三重里のデビュー作はブラジャーのお話なんですよね?
宮舘みえり
そうなんですよ。
りりこ
タイトルは?
宮舘みえり
タイトルは、斉藤くんがブラジャーを作ってるってほんと、というタイトルです。
りりこ
キリシマ部活やめるってよ的な感じのタイトル。
のぞみ
面白かった。
宮舘みえり
ありがとうございます。
で、そうですね、その作品はもともと一人で全部描く気はなくって、
48:03
宮舘みえり
前回タッグを組んだ方に作画をお願いしようかなと思って、ネームを書いて、
で、その方と何回か話し合ったんですけど、
ちょっと今回は辞退させていただきますっていうことになってしまって、
で、あ、そっか、この作品描いてもらえないのかってなってしまった時に、
自分絵描けるし、自分で描くかってなって、
りりこ
かっこいい!自分絵描けるし、自分で描くか。
宮舘みえり
そう、なんか本当に作画すごい時間かかるから、やりたくなくて、
一人頼もうと思っちゃったんだけど、ちょっと久しぶりに描きますか、みたいな感じになって、
で、描いて、で、今回は40ページだったんだけど、
他の企業さんの漫画とかを描きながら、後、別でアシスタント行きながらとか、
色々コンビニでも働いてたし、アシスタントをしてたし、
で、本当になんかあんまり時間ない中でちょいちょい描き進めてったから、
結局なんかネーム書き始めてから、その完成させるまでにちょうど1年くらいかかっちゃって、
りりこ
超大作。
宮舘みえり
そうなんですよ。で、1月に描き始めた作品がやっと12月に描き終わって、
で、締め切りが12月31日だったので、それでその投稿に間に合って、
1月の末だったかな、あれは。30日とかそれくらいに編集部からの電話が鳴って、
で、おめでとうございますと。
みえりさんの作品がフレッシュデビュー賞と審査員特別賞かな?に選ばれましたって。
りりこ
それ、もうすでについていた担当さんから言われたの?
宮舘みえり
いや、ララで担当さん1回ついてたんだけど、
私はちょっとその担当さんとあまり馬が合わなくって、
1作一緒に作ったけど、それがフェードアウトしてしまったというか、
自分から連絡をしなくなってしまって、
そしたら聞いた話によると、そのついてくれた担当さんは部署を移動されて、
もうララにいなくなっちゃったっていう風に漫画家仲間から聞いて、
で、私はその時仲良しの担当さんと作品作ってたから、
あんまり関係ないかなみたいな感じで思ってて、
だから1回ララでの担当さんは期限が切れてるというか、
51:05
宮舘みえり
お付き合いがちょっと終わってしまってる状態で、
もう担当さんいない状態からまた再投稿をスタートしたっていう感じでしたね。
りりこ
そんななわなわでいいんだね。
担当さんつくと、次投稿作品どうですか?みたいなこと言われるのかと思ったけど、
そういうわけじゃないんだね。
宮舘みえり
そういう担当さんもいれば、こっちから連絡しなかったら結構忙しいから、
そこからは特になしっていう人もいたり。
りりこ
なるほど。
でもデビュー決まったわけだから、今まで仲良くしてた仲良しの担当さんは、
もうやっぱり担当できなくなっちゃうというか、別の出版社に行っちゃうわけだからさ。
宮舘みえり
そうだね。それもちょっとまた別の話があって、
私が仲良くさせてもらってた担当さんは、
2年くらい経った時に、3級でちょっといなくなっちゃうんですって言われて、
で、担当替えがあったんですよ。
で、新しい担当さんとやり始めた途端に、私がちょっとメンタルの調子を崩して、
コロナ禍に入ったってこともあって、ちょっと鬱っぽくなっちゃって、
で、しばらく投稿作とか作れてなくって、
で、その間に、その新担当さんと何もしてないのに、新担当さんが部署移動になってしまって、
で、じゃあどうしようってなった時に、また新しい担当さんを用意しますって仲良しの方から言われたんだけど、
新しく変わってもらった担当さんとも、特に何もなくっていう状態で。
りりこ
じゃあ、それも自然消滅みたいな感じになってるのか。
宮舘みえり
そういうことだね。
りりこ
へー。そんなもんなんだって思った、今。
そっかそっか。
でも、実際デビューが決まるっていうのは、漫画家になれるっていうか、今回だったらララに所属しますっていうことなんだよね。
宮舘みえり
うん、そうだね。
りりこ
だけど、紙面デビューとは別なんでしょっていう。
宮舘みえり
そうなんですよ。
りりこ
だから、本当にステップがいっぱいあるよね。
宮舘みえり
うん。
りりこ
本当に大変。
宮舘みえり
大変、うん。
りりこ
でも、今回だからね、改めて紙面デビューが決まって、実はデビューが決まった時連絡来て、
で、おめでとうって言ったんだけど、で、ポッドキャスト来たーいって言われてて、
じゃあじゃあ、うちはいいんだけど、でもなんか宣伝せっかくだったらした方がいいんじゃないと思ったから、
54:03
りりこ
じゃあなんか実際に紙面デビューしたら来てって言って、
そしたらなんか割とすぐに、紙面デビュー決まったーって言われて、え、早くねってなって、
宮舘みえり
おめでとうございます。
りりこ
すごいすごいってなって、え、そんな早いもんなんだと思って、逆に私が動揺してて、で、まあ今に至るんですけど、
宮舘みえり
早かったよね、ほんとに。だって、みえりんデビュー決まったのいつだっけ?
えーと、結果発表がされたのが、2月24日に発売されたGOで、
で、その1ヶ月後には、その読み切りのネーム選考会っていうのの締め切りがあって、
それに向けて、もうすぐ新しい読み切り書かなきゃってなって、新しい担当さんと練りながら書き上げて、
で、結果が3月24日の2週間後くらい、4月の頭くらいに分かって、
ネーム選考会通ったから、紙面に掲載されるから作画してくださいっていうことになって、
だからそのデビューして、まず第一回目の選考会に通ってしまったという、かなり早い。
のぞみ
素晴らしい、すごい。
りりこ
だからね、みえりんほんとに優秀なんだよね。
頑張ってるし、私だから初期の作品とかも読ませてもらってるから、何個読んだかわかんない。
実家のほうになるんだけど、みえりんの漫画多分今も保管してあると思うから、何個かあるんだけど、
初期の頃から見違えるようにどんどん、最初から上手かったよ、でもどんどん本当に絵が繊細になって上手くなってて、
これが積み重ねっていうもんなんだなっていうのをすごい学ばせていただきました。
本当にこれをできるっていうのがすごい。
簡単に見えるかもしれないけど、コツコツやるのってほんと一番難しいことだから。
だからね、これも才能の一つかもって思ったけど、でも本当にすごいとしか言いようがない。
で、漫画描いていく中で、たぶん自分で無意識のうちに工夫とかしてどんどん上手くなっていってるんだろうけど、
具体的に漫画を描く前に、その画力上達のための練習とかもしたりしてるの?
宮舘みえり
そうだね、一応時々してたんだけど、でもその画力が上がるためにするべきことって、
作品を一作描き上げるってことの方が、やっぱりレベルアップにすごい近道というか、一番早い方法だから、
もう下手くそだって思いながらも一作描いてみる。で、一作描き終えた後にやっぱり絶対成長してるから、
57:10
宮舘みえり
で、それをもう何作も2作目描いてみる、3作目描いてみるってやってくと、やっぱり自然と月日とともにちゃんとうまくなるものなんですよ。
りりこ
なるほど。一作も完成してない自分にはめっちゃぐさっときました。
私たぶん、自分の作品も残ってると思う。だから、漫画家が使うようなトーンとか、丸ペンとかGペンとか、インクとかね、全部持ってたんで。
たぶん、さすがに持ってたと思うけど。あのね、道具が結構使うの大変なんでね、あれも慣れだと思うんですけどね。
漫画家さんが出すような細くて繊細な線はね、初心者には出せません。
のぞみ
そうなんだね。
りりこ
そうなんですよ。だからすごいんですよ。努力のたまものなんで、これからなんか普段から漫画読む人はね、線の一本一本を見てね、ちょっと魂がにじんでるんだっていうことがわかるんじゃないでしょうか。
のぞみ
はい。よく見ます。
りりこ
でも私、全然漫画最近読んでないんで、ちょっと申し訳ないなとか思いつつ、たまには息抜きに漫画もいいかもと思います。
はい。ということで、じゃあ実際に四面デビューしたララの宣伝を少ししてもらえますか。
宮舘みえり
はい、そうですね。6月3日発売のララデラックス7月号にトワイライトは夢の途中という作品が載ってまして、この作品はですね、漫画家漫画なんですよ。
主人公とヒーローの男の子が一緒にタッグを組んで漫画を書くっていう作品で、ヒロインはあかりちゃんという婦女子の女の子で、ヒーローはめちゃくちゃ美術部で絵がうまいと評判のこうさき君というキャラクターですね。
で、この二人がひょんなことから一緒に漫画を書くっていうことになって、いろんなことを乗り越えながら完成させるのかどうなのかっていうのをぜひ見届けていただけたらと思います。
はい。
のぞみ
楽しかったこれ。
宮舘みえり
ありがとうございます。
のぞみ
今もちょっと本人目の前にして見返すってすごいなんか申し訳ないんですけど。
りりこ
本人を目の前にしてさっき収録直前に無言で読むっていうなんか周知プレイというか、そういうことをやってしまって、マジで申し訳なかったんですけど。
でも、みえりは本当にみえりらしいよね、絵柄が。
宮舘みえり
ありがとう。
りりこ
どっかから影響は受けてるとは思うけどね、なんか影響を受けてる漫画家さんとかいるの?
最近だと、あけびちゃんのセーラー服っていう作品で有名なひろ先生、ヤンクジャンプ。
1:00:07
宮舘みえり
ヤンジャン。
ヤンジャンかな。ジャンププラスかな。
りりこ
青年誌か、じゃあ。
宮舘みえり
青年誌かな。の作品で女の子の描き方とかがちょっと影響を受けてるかな。
で、男の子はそうだな。
これもまた青年誌なんですけど、ブルーピリオドっていう美大受験を目指す漫画の山口翼先生の、
あの主人公の男の子をすごく好きで、ヤトラ君かな。
で、なんか髪型がちょっと似てるかもしれないですね。
りりこ
そう、私ブルーピリオドは名前だけよく聞くんだけど、青年誌だったんだ。
宮舘みえり
青年誌だね。どこで載ってるっけ。小学館?
違う、高段車だ。
高段車の、
りりこ
アフタヌーン。
宮舘みえり
アフタヌーンか。
りりこ
月刊アフタヌーン聞いたことない。すみません。
そうです。
漫画はやっぱわかんなくて。でもなんかね、これを聞いたのはね、私なんかデザイン系のウェビナー受けてた時にこの単語出てきて、
え、ブルーピリオドって何ぞやみたいな。って思いました。
なんかでも、絵とか美術系なんだなーっていうことぐらいしか知らないんだけど。
えー、ちょっと気になるなー。あ、しかもアニメ化決定したの?
宮舘みえり
アニメになってます。
りりこ
あ、もうなってんの?あ、見るわー、じゃあ。
うん。
じゃあ、そんな感じかな。デビュー作も一応言っとく?なんか、デビュー作はさっきブラの話したんだけど、それがデビュー作なわけだよね?
はい。
それはネットでも読めるもんね。
宮舘みえり
はい、無料で読めるのでぜひ読んでいただきたいんですけど、
うん。
斉藤くんがブラジャー作ってるってホント?っていうちょっと長いタイトルなんですけど、
うん。
まあ、タイトル通りですね。斉藤くんという男の子がブラジャーを作ってるんですけど、
うん。
はい。で、まあ、とあるヒロインの女の子がちょっと胸に悩みを抱えてる子で、
うん。
で、下に屋でその斉藤くんとバッタリ会ってしまったことがきっかけで、斉藤くんが作ってるブラジャーの世界に入っていったりとか、
あとは自分のブラジャーをちょっと作ってほしいっていう頼み事をして、で、そこから2人のお話が始まるんですけど、
うん。
うん。面白いと思うので、読んでください。
はい。
なんか言おうとしたけど、うーん、ネタバレするかなと思って。
りりこ
そうね。ネタバレするよりはちゃんと。
宮舘みえり
もう、あの作品を読んで、楽しんでください。とにかく。
りりこ
はい。まあ、これ概要欄に入れておくんで、気になった方、ぜひ読んでみてください。
1:03:01
りりこ
はい。
なんかちょっと、さっき漫画読んでて気になったことがあったんで、ちょっと1個だけ質問していいかな。
はい。どうぞ。
あの、写職あるじゃん。セリフとか入れる。
うん。
何?まず原本はどうなってんの?これ。セリフどう書いてんの?鉛筆で。
宮舘みえり
そう。作家側ではセリフは抜くんですよ。
あー、そうなんだ。
なので、絵だけの状態で提出して、
えー。
セリフ入れてくれるのは編集部のお仕事ですね。
りりこ
うーん。え、それだってセリフ膨大な量あるじゃん。それどうやって割り振ってんの?
宮舘みえり
割り振ってる。え、どうなんだろう。
りりこ
あ、ネーム見てる?
宮舘みえり
あ、そうそうそう。ネームを先に渡してあるので、そのネーム見ながら多分打ってくれてて、
で、いろんな多分フォントが使われてるんだけど、そのシーンにあったフォントを多分向こうで選んでくれて、
りりこ
あ、マジか。
宮舘みえり
で、写職してくれるっていう感じです。
りりこ
選べないんだ。
宮舘みえり
そうなの。こっちではちょっと選べなくって。
りりこ
えー、これ、私がさ漫画描いてた時ってまあ中1とか2とかそのぐらいだから、
うん。
今よりねちょっと時代が古いので、デジタル化が今ほど進んでなかった時だから、
だからなんか写職とかも、なんか印刷したのをペタって貼ってんのかなって思ってたけど、今はなんかスキャンしてデジタル処理とかしてんのかな。
宮舘みえり
あ、多分もうあのアナログ原稿もスキャンして、向こうのパソコンで多分セリフを打ってくれてるって感じだよね。
りりこ
なるほどね。
なんかそう、さっき漫画読んでて絵がコピーしたっぽいものがあったんだけどその、あ、ネタバレしちゃうから言わない方がいい。
宮舘みえり
あ、どうぞどうぞ。
りりこ
そう、でなんか、え?コピーできんの?ってこれもしかしてデジタルで書いてんのかなって思ったんだけど、そもそも何?アナログで書いてんのかデジタルで書いてんのか。
のぞみ
あ、確かに。
りりこ
うんうん。
宮舘みえり
あ、私の原稿自体は完全デジタルですね。
りりこ
あ、そうだったんだ。
のぞみ
そうなんです。
りりこ
えーじゃあ、トーンとかお金かかんなくていいよね。
宮舘みえり
そうなの、あそこすごいメリット高い。
りりこ
やっぱそっか、デジタル化してるんだ。あれかな?クリスタ、なんだっけ?
宮舘みえり
クリープスタジオ。
りりこ
クリープスタジオ、うんうん。とかみんな使ってるよね、漫画系の人はね。
宮舘みえり
そうだね。
りりこ
うんうん。ま、イラストにも使えるんだけど。
宮舘みえり
うんうん。
りりこ
そう、え、このトーンとか全部じゃあクリスタに入ってんの?
宮舘みえり
そう、クリスタに入ってて、で、クリスタのなんだろう、サイトみたいなのがあって、
そこに基礎トーンがそもそもクリスタには入ってるから無料でだいたい使えるんだけど、
有料でトーン買いたいなってなった場合は、
うん。
人が個人的に作ってるトーンとかを買うこともできて、
うん。
で、そこから好きなトーンを買って貼る人もいるし、私もそれで何個か買ったりして使ってます。
1:06:02
りりこ
えー。え、最初の頃とか、16歳の頃とかはアナログだったんじゃない?でも、いつからデジタルにこうしたの?
宮舘みえり
そう、実は、あの、斎藤くんがブラジャー作ってるって本当は完全アナログで、
りりこ
あ、えー。
宮舘みえり
そう、あ、アナログって言っても下書きまでがデジタルで、
うん。
ペン入れはなぜかアナログっていう、
りりこ
めっちゃ時間かかるやつじゃん。
宮舘みえり
そう、時間かかるし、なんかインクこぼして、わーってなったりした。
よくあるやつ。
りりこ
わー。
宮舘みえり
わー。
りりこ
やっちゃったんだー。
なんか日常とかで見たやつだ、それ。
うん。
日常分かんない人何やってん話だけど。
よくあるシーンだよね、漫画とか。
宮舘みえり
よくありますね、アナログは。
ね。
りりこ
もうあれ地獄だよ、本当に。
ごめんなさい、1個とか言ってたのにめっちゃ質問してんだけど。
どうぞ。
手書きで書く、なんか効果音とかあるじゃん。
それに対してトーン重ねた時にさ、白縁とか普通に綺麗にくり抜かれてるけど、これどうやってんのかなって。
あー。
これもクリスタでできんのかな?
宮舘みえり
そう、これもクリスタで、縁はね、もう書いたやつに縁入れたかったらなんか縁マークがあるから、
それをピッて押すと白縁がパッて出るの、デジタルだと。
りりこ
めっちゃ便利。
宮舘みえり
そうそう。で、その縁の太さとかも自由に変えられるし、色もうわーっていうシーンは黒い文字に白縁だけど、
白い文字に黒縁を作ることもできるし、カラーの場合は縁の色も変えられたりとか。
りりこ
あー、カラーにも対応してんだ。
なるほどね。
で、さっきさ、デビュー作はアナログって言ってたけど、じゃあ本当にデビューするまでずっとアナログだったってこと?
宮舘みえり
そう、デビューするまでアナログでした。
りりこ
マジか。えー、なんかもうずっとデジタルなのかと思ってた。
ねー。
宮舘みえり
最近は。
りりこ
うんうん。
えー、そっか。大変だよ、じゃあ余計に。だって、トーンとかだってね、有限だからね、デジタルじゃなかったら。
宮舘みえり
うん。
りりこ
あー懐かしいなー、でも、湯沢屋行って死ぬほど胸が高なったの、今もめっちゃ覚えてるわ。
本当にもうあれ一生忘れないと思う。本気で漫画家目指してたから。
うーん。
初めてトーン使った時に、なんか自分が目指してた漫画家に近づけた気がして、なんかめっちゃワクワクしたの覚えてるもん。
うーん。素敵な思い出。
本当にねー。だから、なんかトーンを使うことによって、一気に漫画感出るから、めっちゃ大好きだったもん、めっちゃトーン持ってたもん、私。
うーん。
宮舘みえり
使ってないのとかめっちゃあったけど、無駄に買って。
りりこ
でもトーンって高いんだよね。
高いよね、だからもうこれからはデジタルにしたほうがいいんじゃないっていう、余計なお世話。
りりこ
でも本当、たぶん一回デジタルになれたら、アナログに戻れない気がするけどね。
うーん。
まあ、それでもアナログの方が味があるから、みたいな人はいるのかもしれないけどね。
1:09:02
りりこ
うんうん。
宮舘みえり
じゃあ、ベタ塗りとかもインク使うわけでしょ?めっちゃ時間かかる気がする、あれ。
うんうん、そうそう。黒い髪の毛が、この作品では出てこないけど、黒い髪の毛の女の子とかだと、筆ペンっていうの、なんかちょっとシュージというか、シュージで使いそうな筆ペンを使って、シュッシュッシュッってもう一本一本つけていくわけですよ。
りりこ
もうそれがすごい時間がかかって、もうツヤベタがすごい苦手でしたね。
宮舘みえり
ね、あれなんか、今もすごい覚えてるんだけど、漫画を一応描いてた身として、キャラクターのデザインするときに、金髪が一番楽なんだよね。
りりこ
そうそうそうそう。
宮舘みえり
白だから。
そっかそっか。
りりこ
そうそうそう。なんか、難易度的には、黒髪が一番ハードで、中間がトーン張るやつみたいな。
宮舘みえり
うんうん、そうそう。
りりこ
そんなイメージだよね。
ブラの作品は、主人公の女の子が黒髪だから、大変だったんだろうなとか思いながら読んでて。
宮舘みえり
うーん、大変でした。
りりこ
で、今回のしめにのった作品の主人公の女の子はトーン張ってるから、でもこれも見てて大変そうだなとか思ってた。
こういうのはね、実際読んでるだけだとわかんないからね、これを機にいろんな裏話が聞けたので、漫画読む人はね、
ああ、なんかこういうのめっちゃ時間かかってんだろうなとかいう新しい発見があるかもしれないですね。
今回こんな感じですかね。
はい。
で、最後に、みえりね、ツイッターもやってるから、ツイッターのアカウントも一応お知らせしといたらいいかな。
宮舘みえり
はい。
名前は宮舘みえりでやってます。
はい。
りりこ
はい。
宮舘みえりでツイッターで検索したら多分出てくる。
宮舘みえり
はい。出てくると思います。
りりこ
まあ一応これも概要欄に入れときますね。
宮舘みえり
はい。お願いします。
りりこ
はい。ということで、みえりも本当におめでとうございます。
宮舘みえり
ありがとうございます。
りりこ
改めて宮舘みえり先生、ありがとうございました。
宮舘みえり
ありがとうございました。
ありがとうございました。
りりこ
これからのご活躍を応援しております。
宮舘みえり
応援してます。はい、頑張ります。
りりこ
はい。ということで今回は以上です。
このエピソードであなたが得たヒントを人生のヒントタグでぜひ教えてください。
ということで今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
宮舘みえり
ありがとうございました。
りりこ
インスタグラム、ツイッター、YouTubeやってます。ぜひフォローしてください。
のぞみ
お願いします。
りりこ
最後に質問や要望などがありましたら、lifehints.podcast@gmail.comまでご連絡ください。
それではまた次回のエピソードでお会いしましょう。
皆様良い一日をお過ごしください。さよなら。
1:12:00
宮舘みえり
バイバイ。