1. 人生のヒント
  2. #8 メルボルンのカフェで働く..
2021-07-20 46:45

#8 メルボルンのカフェで働くってどういう感じ?バリスタ&シェフの経験談

今回はリリーとウィスキーがそれぞれバリスタとシェフとしてメルボルンのカフェで働いた経験を語っています。

チャプター:

- オープニング

- リリーのバリスタ経験談

- メルボルンのコーヒーメニュー

- ウィスキーのシェフ経験談

- 珍オーダーの話

- 締めくくり

--

投げ銭機能ができました!!

希望者には番組ステッカーを送りますので、その旨を投げ銭時にお知らせください🙏🏼

こちらから投げ銭できます ▶︎ ⁠⁠https://ko-fi.com/lifehints⁠⁠

--

番組の感想は ⁠⁠⁠#人生のヒント⁠⁠⁠ タグでつぶやいてね☻

感想、質問、リクエストなどはlifehints.podcast@gmail.comもしくは⁠⁠⁠おたよりフォーム⁠⁠⁠までご連絡ください✈︎

番組の各ソーシャルメディアも遊びにきてね!

Twitter ⁠⁠⁠@LifeHintsTalk⁠⁠⁠

Instagram ⁠⁠⁠@lifehintstalk⁠⁠⁠

Music credit: Secrets (instrumental) by ⁠⁠⁠RYYZN⁠⁠

00:18
りりこ
みなさま、こんにちは。この番組では新たで同い年のリリーとウェスキーがゆるい雑談を展開しています。
はい、今週もお話ししましょう。
ウィスキー
はーい、始めましょう。
りりこ
よろしくお願いします。
ウィスキー
お願いします。
りりこ
あのね、今週はね、先週に引き続きなんだけど、ちょっとさ、
こないださ、オーストラリアと日本とイギリスのいいところを話したんだけどね。
うん。
今週は、ちょっと似たトピックになっちゃうかなと思ったんだけどさ、
私たちだからカフェで一緒に働いてたじゃん、同じ場所で。
でもポジション違ったじゃん、フロントオブハウスとさ、バックオブハウスで。
だからね、今回はメルボルンのカフェで働くっていうかなりスペシフィックな、
すごい特定のトピックにはなってしまうんだけど、
海外の、例えばカフェで働くってどんなもんなんだろうっていう、
その具体的なね、体験談を今回はちょっとお話ししようかなと思います。
ウィスキー
そうだね、オーストラリアなんかね、ワーキングホリデーの国だし、
いろんな日本人の人も英語喋りながら働きたいとか、
いろんな文化を学びたいって来る人多いだろうし、
そうなんだね。
俺たちが経験したこと、リスナーの人たちにもシェアできてね、
もしその中に海外で働いてみたいとか、海外行ってみたい人がいたらね、
ぜひ参考にしてもらえたらいいけどね。
りりこ
なんかさ、やっぱりバリスターになりたい人ってね、
今までほんとすごいいっぱい見てきてさ、メルボルンで。
やっぱりさ、メルボルンって言ったらさ、コーヒーっていうイメージが結構強いんだよね。
ウィスキー
強い強い。やっぱりいろんなところにコーヒー屋さんはあるしね。
りりこ
そう、ほんと至る所にある。こっちで言う会社とかコンビニぐらいの感じの感じだよね、メルボルンって。
ウィスキー
そうだよね、だからなんならこっちはコーヒー屋さんの方が圧倒的に多いよね、コンビニとか。
りりこ
そうだよね、確かに。セブンとかあんまり見ないよね。
ウィスキー
見ない見ない見ない。あるけど、コーヒー屋さんの方が多い。
りりこ
そうだね、でもこっちと同じように、日本と同じようにさ、セブンでもコーヒー売ってるんだけどね。
ウィスキー
確かに。
りりこ
なんか私、実は最初から最後までも飲むことがなかったんだけど、
誰かがなんかダイルテッドコーヒー、すごい薄まったシットコーヒーって言ってた。
あ、そう。
だからちょっと飲む気になる。
まあ、で、じゃあ私ちょっと今回はバリスタの話から入っていこうかなと思うんだけど、
多分どこから始めるかって言ったら、コーヒーのカフェの仕事の内容とかよりも多分どうやってバリスタになったかっていうのが気になる人がちょっと多いと思うので、
そこからちょっと時間かかんないようになるべく書き足で話していこうと思うんだけど、
03:00
りりこ
まずさ、私は日本で修行を積んだ、いわゆるコーヒー留学をするような人ではなかったのよ。
でも一瞬だけね、スペシャルティーコーヒーに触れたことはあったんだけど、日本で。
たまたま縁があって、それがきっかけでメルボルンに行こうってなったんだけど、
本当はね、1年ぐらいそこのスペシャルティーコーヒーのカフェで働こうと思ってたんだけど、
ちょっとね、個人経営で夫婦2人で切り盛りしてるところに私が入ったから、
そんだけさ、小さい人間関係だとさ、相性が悪いとさ、終わりじゃん。
だから終わりだったのよ。
だから1ヶ月ぐらいでもうちょっと、ああもうやべえこれ、うつになるわって思ってやめちゃって、
で、そのままもう日の幸も行かないからもういいや、ちょっと予定が早まっちゃったけど、
オーストラリア行っちゃおうって言って、割とすぐにメルボルンに行くんだけど、
で、そっから私はバリスタになるっていうのを目標にしたの。
やっぱりワーホリーにただ行くだけでは、ちょっとだらついて終わっちゃう可能性が高いと思ったから。
で、そうなった時に、じゃあ何から始めようって思って、
日本にいる間に語学学校のバリスタコースっていうのがあって、
こんなこと言ったらあれだけど、私正直英語はかなり自信があったというか、
最初から英語は普通にできてたから、
だから語学学校にはいかなくていいと思ってたんだけど、
コーヒーに関してはやっぱり自信がなかったから、
日本にいるうちに予約しとこうと思って、
1ヶ月ぐらいのコースがあったので、語学学校に予約だけしてね、バリスタコースの。
で、そこ行って、もう行って2日後にコースが始まってた。
で、正直ね、1ヶ月もいらないよっていう話なんだけど、
毎日3時間とかだけどあって、コーヒーのことについて勉強する時間が。
少人数のコースなんだけど、だったんだけど、私がやったのはね、
びっくりしたのがまず、ほぼ日本人だったの。
5人か、なんか本当は6人のコースだったかなと思うんだけど、
1人来なかった人がいたっぽくて、だから5人にあって、
で、5人中4人ね、私含めて日本人で、
残り1人が韓国人の子だったんだけど、
わお、めっちゃ日本!って思って。
で、もちろんね、授業は英語なんだけど、
で、先生がバリスタに必要な知識とか、
あとは実践だよね。
コーヒーマシーンがあったから、その語学学校の敷地内に。
半分ぐらい雑学やって、
例えばこういう単語知っといた方がいいよとかいうのがあって、
で、あとはオーダーのイミテーションみたいな、
ちょっとマネーみたいなのもあったんだけど、
で、大体後半はずっとコーヒーのマシーンに触って練習みたいな感じだったのね。
そういうのが1ヶ月続いた後に、
一応なんかインターンみたいな感じで、無料なんだけど、
実際にカフェに行って働くっていうのがあったのね。
06:01
りりこ
でもなんかもう配属とか決められなくて自分で選べないから、
私が配属されたところが割と微妙なところで、
本当は2週間あったんだけど、
私はもう1週間でちょっと家探してる真っ最中だったままって、
もう忙しくて疲れちゃって、
1週間でもうごめんなさい無理ですってなっちゃって。
しかも私もっとね、コーヒーのマシーン触らせてほしいって、
もっと熱に持って言えばよかったんだろうけど、
そこでね、私はもうあんまり触ってなかったから、
雑談じゃないや、雑用して終わりみたいな感じだったの。
だからあんまり経験としては生かせなかったんだけど、
そういうことがあって、あっという間に終わっちゃって、
でも卒業とかコース終わった後も一応マシーン触れたから、
一応マシーンがあるから、他のコースの英語を勉強してる子たちとか先生とかに対して、
で、コーヒー売っていいよって言われたから、
私いつも練習があったら来てたの、学校に。
で、コーヒーだけ作って、休み時間にわらわら来るから、
それで作って売り上げを少し上げて、
そして、練習したつって帰るっていう。
なるほど、なるほど。
なんで練習が必要かっていうと、
私やっぱりなんか結構肝なのが、
マシーンに慣れるっていうのもすごい大事だし、
あとスチーミング、ミルクのスチーミングがね、
結構本当に難しくて、かなり練習が必要なのね。
で、当然スチーミングもそうだし、
ポーリングっていって、ラテアートというか、
美味しいコーヒーを飲むためにやっぱりミルクのスチーミングが一番大事で、
きめ細やかな泡を作らなきゃいけないから、
だからその練習を結構してた感じかな、ずっと。
なるほどね。
ウィスキー
俺も実際さ、バリスタってどうやってなるんだろうと思ってたの。
いっぱいメルボルンにはコーヒーショップもあって、
日本人のバリスタの方もすごい活躍してるっていうのは聞いてたから、
すごい有名な場所なんだなっていうのは聞いてはいたんだけど、
じゃあどうやってみんなバリスタになるのかなと思って、
どうやったらなれるんだろうなと思って、
すごい不思議に思ってたから、
今のリリーの話も聞いて、
そういう風にレッスンとか受けたり、実際に実践して経験積んでるんだなと思って、
そっかそっかみたいな、すごい納得できた部分があって。
りりこ
でも本当に配慮は人によっているのね、本当に。
英語がすっごいできて、でも技術が全くないっていう人もいるし、
逆にすごい日本でもずっとバリスタやってて、
超ハイクオリティのコーヒーを扱う場所にいて、
知識もめっちゃあるけど、英語がほぼできない。
バランスが。
どっち使ってもやっぱりダメなのよ。
技術があっても、やっぱり接客業だからバリスタって、
英語ができないとどんな技術があっても結構厳しい部分があるのね。
技術で変われる場合もあるよ、あるけど、
コミュニケーションが最低限できなかったらどうしようもないから。
09:03
ウィスキー
ちなみにベストのバランスはどれくらいなの?
技術とコミュニケーション能力、リリーのイメージからして、
りりこ
どれくらい語学力が必要で、どれくらい技術が必要なの?
まず前提としてなんだけど、語学学校のバリスタコースは
インターメディットレベル以上じゃないとダメっていう。
ウィスキー
じゃあもう本当にそもそもある程度の語学力がないと、
そのコースにすら入れないと。
りりこ
入れない入れない。
なるほど。
入れないよ。
日本でも結構、メルボルンでバリスタで働いてきて、
これからメルボルンでガチでバリスタになりたいっていう人に向けた
レクチャーみたいなのやってる人もいるんだけど、
そういうのも使うのも手だし、
バリスタスクール、マンツーマンのやつで、
日本人向けに日本人の方がメルボルンに住んでる人がやってるっていうのもあるし、
いろいろあるんだけど、
最終的にメルボルンでバリスタとして働きたいんであれば、
やっぱり英語環境になれるっていうのはすごい大事なことだから、
それこそいろんなカフェでロースタリーあるんだけどさ、
豆を焙煎してて、なおかつカフェのサービスもやってるみたいなとこいっぱいあるんだけど、
そういうトップのっちのところがワンデーコースとかやってるところもあるから、
さらにビギナーレベルとかもっと上のレベルとか、
そういうレベル別のも選べるところもあると思うから、
もう本当に選択肢は山のようにあるんだよね。
自分がどのぐらいやりたいかっていうのと、
どのぐらいガチかっていうのにもよるよね。
日本語でまずはちょっと触ってみたいっていうんだったら、
日本語でできるやつでもいいと思うし、
でも最終的にローカルで働く、ローカルっていうか英語環境で働くのがゴールなのであれば、
やっぱり英語も並行してやっていかなければならないことだから、
必ずぶつかるからそれは。
日本語しかわかんない、英語怖いってなってたら、それはないでしょ。
仕事つけないよ、そりゃ。
ウィスキー
そうだな、本物戦争だよな。じゃあなんであなたオーストラリアに来たの?ってなるわけだもんね。
りりこ
そういうメンタリティをまず持つことが一番最初じゃないかなと思うけどね。
ウィスキー
なるほど、わかりました。
りりこ
で、その後に学校のコースが終わってしばらくちょっとマシンに慣れるようなことをしてた後に、
レジュメって言って、レジュメとかCVかな。履歴書だね、いわゆる日本の。
日本のと違ってさ、なんか結構フォーマットとかなくって、自分で適当に作るんだよね。
ここはもう私のデザイン力を発揮させればと思って、
アドビのソフトを駆使して自分なりにそれなりのスタイリッシュなやつ作って、
そこでまずインプレッシュできるじゃん。
記憶に残らなきゃダメだから。
ウィスキー
それすごい思った。やっぱ最初のそのCVを出す時もそうだけど、そのCVの内容ってすっごい大事だなって。
12:03
ウィスキー
オーストラリア来て思う。
りりこ
デザインは大事よ。
ウィスキー
フォントもそうだし、デザインとかも結構目に止まるか止まらないかで、すごいなんか差が出てくる気がする。
りりこ
間違いない。だからね、本当にデザインって大事なんですよって。
ウィスキー
マジで思う。
りりこ
デザイナーが言いますよ。
ウィスキー
自分がマネージャーになってみて、CVを見たいCVかCVじゃないかってやっぱあるもんね。
ある程度しっかりとちゃんとしたフォントとかデザインだと、やっぱそういうデザインからもやっぱ組み取れるわけじゃん。
この人ちゃんとやってるんだなとか。
りりこ
素晴らしい。デザインをよくわかってらっしゃる。嬉しい。
ウィスキー
そういうところからもうやっぱ多分マネージャーは判断すると思うし、
やっぱなんだろう、性格が出るよね本当に。
りりこ
本当にそう。
ウィスキー
本当になんだろう、CVでもただただ文字をさ、かけてられてさ、必要事項だけ、自分の基本情報を載せてさ、出す人もいるわけじゃん。
だけどそれってちょっと違うと思うし、どういう自分が人間なのか表現するときに、やっぱそのデザインってやっぱ大事だなと思うから。
りりこ
ちょっと横道されるけどさ、デザインってのは気遣いっていう部分もあるのね。
デザインは気遣いですっていうのを、とあるデザイナーさんがウェビナーで言ってたことがあって、
すごい切り口だこれはと思って。でも本当にそういうことなんだよ。
デザインっていうのは気遣いだし、問題解決だし、そういう、ごめんなさい、デザインの話はまた別の機会にできたらしたいんだけど。
そういうことで、だから見た目もすごい大事だよっていう履歴書なんだよ。
ウィスキー
そうだね、そうだね。
りりこ
これちょっと時間がかかっちゃうので、だいぶ省くけど、めっちゃ配り歩いたわけ。印刷しまくって、自分のCB。
ウィスキー
基本的に配るわけだ。
応募の方法としては。それともネットでも探せるわけ。
りりこ
あるよ、あるある。あるんだけど、たぶん私がやったやり方はかなり効率が悪いとは思う。
でもやっぱり対面で渡すことでお店の雰囲気もわかるし、
相手側も応募してきた人がどんな人かってその場でわかるわけじゃん。
だからある意味、一番最初の面接をスキップしてるようなものだと思うから。
ウィスキー
なるほどね。お互いに合ってるわけだから。
りりこ
メリットはあるっちゃある。ただ、効率悪いし、お金かかるし、疲れるしっていうのもあるから、
ある程度アピールができるぐらいの職歴があるんだったら、カフェで今まで働いたことがある。
で、日本で働いたことがあるっていうのは結構あまり響かないよね。
いくらでも。
ウィスキー
現地での経験が。
りりこ
メルボルンの実在するカフェの名前を、もちろん嘘ついちゃダメだよ。
あるっていうのを書いて、で、職歴がちゃんとあるのであれば、ネットで応募したら返事来る可能性は結構あるかな。
まあでもね、本当にね、私もだから条件としてあんまり良くなかったわけ。
英語はまあ普通にできたけど、ちゃんとしたバリスタの経歴がなかったから、
だから配り歩いたっていうのもあったね。
15:02
りりこ
で、コツとしては、3時4時とか、だいたいメルボルンのカフェってさ、朝早く7時とか8時に始まって、
で、3時4時には閉まっちゃうとこがね、大半なのね。
だからもう閉店直前に行くのがミソですね。2時から4時ぐらいの間かな。
ウィスキー
お店の忙しい時間を避けて、なるべく閉店。
りりこ
だってさ、ウェスキーバックオフハウスだからあれだけどさ、フロントオフハウスで働いててさ、
クッソ忙しい時にね、お客さんとして入ってきて、
仕事はがしてんだけど履歴書受け取ってもらえませんかって言われたら、後にしてくんないかなってなる。
ウィスキー
なるほどね。
りりこ
そういうことです。
で、マネージャーがいますかって、
まずマネージャーを呼び出すのが結構大事かな。
マネージャーいなくてもいいんだけど、マネージャーじゃないと権限がないから、
ライバルが来たと思われて、ヒラのスタッフだと捨てられちゃう可能性も結構あるんだよね。
ウィスキー
なるほど。じゃあちゃんとマネージャーと会って、マネージャーに渡さないといけない。
りりこ
で、ちょっと時間が長くなってしまったので、ちょっとだいぶはしょって話しますけど、
何件かカフェで働いてきまして、最終的にウェスキーと同じカフェで働いてた。
その後もね、何個かね、また点々とするんだけど、
でもウェスキーと一緒に働いてたカフェが一番長かったからね。
あそこが一番バリスターとしてメインで働いてたから、
私はフロントアップハウスってオールラウンダーって言って、
結構ウェイターとコーヒーを作るポジションで両方やる人が結構いるんだよ。
特にバリスターとしての技術が未熟な時は、ウェイターをやりながらヘルプでバリスターのポジションもやるみたいな。
メインじゃないっていうのが多かったんだけど、
私はあの時はね、ほぼほぼコーヒーマシーンの目の前にずっといたからさ。
私はでもね、やっぱり接客があんまり得意な方ではなくて、
これはね、だいぶ治った方なんだけど、やっぱり人見知りとかがすごい激しくて、
だからあんまり接客、それこそチットチャットだよね。
スモールトークみたいなのがあんまりできない人間なのね。
でもローカルのカフェってさ、結構そういうの多いじゃん。
ウィスキー
会話重視だね。
りりこ
レギュラーのお客さんとさ、本当にたわいもない話をすることとか多いからさ。
だから私はコーヒー作ってるから、そこがメインじゃなかったから、
私としてはすごい合ってたポジションだったのね。
ウィスキー
なるほどね。
やっぱりコーヒー作ってるときは別にそこまでお客さんと会話はしなくても大丈夫なの?
りりこ
大丈夫っていうか、そのレギュラーのカスタマーが来て、
ああ、ハローみたいな、今日どんな感じ?みたいな話は普通にするし、
何ならさ、やっぱり暇なときとかお話ししたいなって思うから。
会話することあるよね。
ウィスキー
忙しいときじゃなくて、自分がある程度心に余裕があるときに話したいもんね。
18:02
りりこ
私たち働いてたカフェってさ、なかなか人件費をゴリゴリに削るようなメンタリティのオーナーだったじゃん。
だから人が結構足りてないことが多くて、
で、その状態で忙しくなったらもう地獄じゃん。
週末なんかもうマジで地獄だったんだけど、
トケットって言ってそのオーダーシートあるじゃん。
あれが止まらなくて、何回も泣きそうになったよね。
で、レギュラーのお客さんに本当に待たせてごめんなさいって言って、
でも走って帰ろうとしたときにね、
ビジーガールって言われて、超忙しいわね、あなたみたいな。
言われたのが今も忘れられないんだけど。
まあそういうのがありましたね。
すっごい走ったけどこんな感じかな。
チャレンジあるのみじゃないかなと思うけどね、やっぱり。
楽しいよ、でも楽しかったな。
すっごいコーヒーめっちゃ作るよ。
多分日本のカフェで働いたこと、
まあ私ほぼないけど、日本のカフェって割とさ、ゆっくりめなイメージ強いと思うんだけど、
あのメルボルンのカフェはね、とりわけ忙しいからね、どこも。
もうみんなコーヒー飲むから、サイクルが超早くて、
もうオーダーバンバンくるから。
ウィスキー
そうか、じゃあもう、そうだよね。
りりこ
はい、そんな感じですね。
ウィスキー
質問なんだけど、日本のコーヒー文化とメルボルンのコーヒー文化って全然違うの?
りりこ
違うよね、だからさっきも言ったけど、みんなバンバン飲む、
なんかもう水のように飲むじゃん。
レギュラーのお客さんがさ、先週行ったかなと思うけど、
レギュラーのお客さんがさ、1日に3回とか戻ってきたりするの。
ウィスキー
なるほど。
りりこ
あと、やっぱり一番違うのはコーヒーのメニューだよね。
メニューですか?
全然飲み物が結構違くて、
やっぱり日本はさ、フィルターベースなんだよ、そもそも。
ハリオとかV60みたいなのが一番一般的かなと思うんだけど、
三角形になってて、
で、フィルターを置いて、で、ひいたコーヒーを入れて、
で、上からお湯を落とすっていうさ、
あのやり方が割と日本は今も主流かなと思うんだけど、
メルボルンのコーヒーはイタリアの影響がやっぱり大きいのね。
イタリアの移民が多かったからさ、メルボルンは。
で、イタリアのは何かっていうとエスプレッソなんだよね。
エスプレッソっていうのは、エスプレッソマシーンっていうのがあって、
これがすっごい圧をかけてコーヒーを絞り出すというか、抽出するマシーンなのね。
すっごいコンデンスされた、圧縮された、なんていうの、
すっごい濃いやつになるの、抽出されたやつがエスプレッソ。
デミタスカップみたいな、すっごいちっちゃいさ、カップに。
エスプレッソ頼んだらもうちっちゃいカップに出てくるの。
かわいいんだけどさ、あれも。
そういうコーヒーに、でも基本的にね、エスプレッソストレートで飲む人はね、
少数派かなーと思うな、私は。
っていうのもね、メニューの話をすると、
だからミルクベースのコーヒーとブラックのコーヒーがあるんだけど、
21:01
りりこ
本当にファンシーなカフェとか行くと、
メニューがホワイト、ブラック、フィルターっていう3つだけだったりするんだけど、
それは何かっていうと、
ホワイトはだから、メルボルンのコーヒーメニューは基本的に
フラットホワイトとラテとカプチーノが一番メインで、
あとモカとピッコロとマジックって言って、
これ何が違うかっていうと、
ラテとカプチーノとフラットホワイトはほぼ同じだね。
カプチーノはちょっと上にチョコレートパウダーかかってるんだけど、
全部フォームの量の違いなの。
上のミルクをまずスチームして温めて注ぐんだけど、
フォームの量がフラットホワイトが一番薄くて、
だいたい0.5センチとかって言われてるかな。
かなり薄いの。だからフラットって言われるんだけど、
その次がラテでね、ラテはだいたいフォーム1センチぐらいかな。
これもまたメルボルン独特なんだけど、
フラットホワイトはカップに入ってる。丸いマグカップみたいなのに。
お店にもよるんだよ。お店にもよるけど、
だいたいマグカップに入って、ラテはグラスに入ってる。
ところがほとんど。透明なのね。
透明だからフォームの厚さがよくわかるから、
よくそれでバリスタのトライアルって言って、
技術を見られるんだけど、面接行った時とかに。
でもフォームの量とか結構チェックされてたね。
細かいよ。なんかちょっと意地悪じゃない?とか思うけどさ、
わざわざスプーンでグイッグイッって押してさ、
フォームの量とかチェックされるのよ。
で、最後カプチーノは一番泡が多くて、
どんぐらいだろうな。
ほんとお店にもよるけど、1.5とか2センチとかかな。
もうちょっとあるかな。
かなりフォーミーな感じの、ふわふわっとしたミルクが多めの飲み物ですね。
これもマグカップに入ってるんだけど、
一番上にチョコレートパウダーが乗ってるっていう感じかな。
これはでもオーストラリア全体のコーヒーのメニューだと思うんだよね、ここら辺は。
ただ、メルボルン独特なのがマジックかなと思ってて、
マジックっていうのは、これもちょっと説明がめんどくさくなっちゃうんだけど、
ダブルリストレットって言ってエスプレッソが30秒抽出するのね。
基本的にお店にもよるけど大体30秒だとしたら、
マジックはリストレットだから20秒で止めるの。
だからね、コーヒーってエスプレッソって抽出するときに最後の10秒は、
結構あのデガラスっていう言い方したらあれだけど、結構薄い液が出てくるの。
あのガーって押した後に押し切った最後のちょっと薄くなったやつみたいな感じなんだけど、
そこを抜きにしたものがリストレット。
ダブルリストレットだからコーヒー2杯分の、エスプレッソ2杯分のを1杯にギュッと
同じコーヒーの量を抽出するわけだから、さらに濃いわけだよ。
ウィスキー
すごいね、すごい濃いね。
りりこ
濃いの濃くて、最後の薄い部分が出てこないからさらにインテンスな、
24:03
りりこ
なんて言えばいいんだろう、すごい濃いの。味も濃いの。
ウィスキー
濃密、濃厚っていうか濃密か。
りりこ
そうそう、そんな感じで、さらにカップに大体入ってるんだけど、
それがね、3分の4、間違えた、4分の3の量入ってる。
フルに入ってないの。
で、さっき言ったフラットホワイト、カプチーノ、ラテはフルに基本入ってる。
だからね、いつもね、私がね、もうナミナミついちゃって、
表面張力で保ってるぐらいの量まで入れちゃったりすることがあって、
ラテアート頑張りすぎて、
ウェイターのスタッフに運びづらくて、超申し訳ないっていう時が結構あって。
でもそういうことはよくあると思う。
結構こぼしたやつとか運ばれたりとかすることもあったし。
そういうのがあって、
あと、モカね。
モカはカプチーノのチョコレートがいっぱい入ってる版っていうのを想像してもらったらいいんだけど、
ココア、ホットチョコレートにエスプレッソ入ってて、
で、カプチーノぐらいの量のミルクとホーンが入ってるっていう感じかな。
ウィスキー
なるほどね。
りりこ
で、ピッコロがラテのちっちゃいバージョンみたいな。
ラテのちっちゃいバージョン。
でもエスプレッソの量は同じだから、ミルクがかなり入ってるよっていう。
間違えた、ミルクが少ないよっていう。
だからより濃いコーヒーの味がするってことかな。
で、ブラックコーヒーはロングブラックがまずあって、
ロングブラックはこれもお店によるけど、
私が作ってたのはマジックと同じように4分の3の量。
で、エスプレッソはダブルエスプレッソだから、
ラテとかはエスプレッソ1杯分に関して、
ロングブラックは2杯分入ってるエスプレッソ。
で、それを4分の3の量までお湯で薄めたやつ。
アメリカーノと同じなのかな。
ちょっと私アメリカーノにあんまり馴染みがないからちょっとわかんないんだけど、
ロングブラックがかなり濃いコーヒーだけど、
お湯で薄めたやつ。
で、エスプレッソとダブルエスプレッソがあるじゃん。
で、マキアートっていうのもあって、
それもショートとロングがあるんだけど、
ショートマキアートはエスプレッソ1ショットに
ほんのちょっとだけミルクのフォームがあって、
それをジャンって上に乗せるやつ。
で、ロングマキアートはそれのダブルエスプレッソバージョン。
で、お湯入れるところもあるし、お湯入れないところもある。
けど、その上にミルクをほんのちょっと乗せるっていうのは同じかな。
そんなもんかな。
あとホットチョコレートとかね。
チャイとかいろいろあるけど、そこはちょっと今回は割愛します。
長くなっちゃって。ごめんね。
ウィスキー
いや、いいんだけど。
さっき言ったけど、日本のやつは、
日本のコーヒーはフィルターコーヒーが主流で、
そのフィルターコーヒーの中でも何か種類とかってあるの?
なんていうのか、バリエーションっていうか、
りりこ
なんかね、やっぱり私ね、
モーターとかカップチョコとかっていうのがあるの。
俺全然コーヒー初心者だからさ。
日本で働いたことがほぼないから、日本のカフェでちゃんとね。
27:00
りりこ
ないからちょっといまいち分かんないんだけど、
今までね、帰ってきてから言って、ちょっと思ったのは、
ラテはまずあるね。でもラテは基本的にカップに入ってて、
チョコレートパウダーがかかってるとか言うこともない。
ないと思う。ないないない。
で、フィルターがあって、
フラットホワイトとかカプチーノは、
でもカプチーノはある。
ウィスキー
カプチーノって聞いたことないね、日本に。
りりこ
あるとかある。
多分ニュージーランドとかオーストラリアのを持ち込んできた感じのスタイルのカフェだと、
あるんだけど、まあ馴染みない。
ウィスキー
主流ではないよね。
りりこ
ないない。
で、ロングブラックは?
ロングブラックはアメリカのだろうね。
ウィスキー
あーなるほど、それがアメリカの。
りりこ
多分そうだね。
マキアートってさ、シミって意味なのね、イタリア語で。
なんだけどさ、やっぱスタバの文化が強いから、日本は。
マキアートって言うと、なんかあの、めっちゃフォームが乗ってて、
で、キャラメル。
キャラメルのソースが。
わーみたいなのをイメージするけど、あれはあの、マキアートってレベルじゃねえぞっていう。
ウィスキー
なるほどね。
りりこ
でもさ、あの、キッチンにいるさ、ビアンカとかにさ、よくさ、
Can you make me a caramel macchiato?とか言われて、
スタバスタイルのキャラメルマキアートを作ってくれって言われて、
私ググって頑張って作ってたんだよ、いつも。
ウィスキー
やっぱあれだよね、スタバの影響ってでかいよね。
やっぱどこの国にもあるし、
そうだね。
スタバのあのコーヒーの印象っていうか、
まあマキアートとか、コーヒーもそうだし、フラベチーノとか、
すごいクリームいっぱい乗っかってるような、
ああいう俺のイメージだよね、俺の中で。
スタバって。
りりこ
だよね。
ウィスキー
あれはもう世界共通だよね、スタバって。
だからすごいよね、そう考えたら。
りりこ
スタバのビジネス、ビジネス力がすごいよね。
ウィスキー
確かにね。
りりこ
で、ちょっと最後にちょっとじゃあ締めようかなと思うんだけど、
まあだからこんだけさ、コーヒーメニューがあってさ、
もうその時点で結構圧倒されちゃうよね、
何も知らない人からしたらさ。
だからこそコーヒーのこういうバリスタコースとかが、
まあ普通にビジネスとして成り立つんだろうけど、
もっと言うと、ミルクのオプションもめっちゃあってね。
フルクリーム、スキニーとかローファットとか、
低脂肪とか無脂乳の話なんだけど、
ミルクだけでも普通にあって、それだけ。
で、さらに植物性のミルクだから、
まあ一番主流なのはソイだよね。
で、次がアーモンド、あとはオーツミルクも最近人気だし、
あとココナッツミルクとかかな。
あとなんかマカダミアとかもね、珍しいとこあるね。
まあそんな感じかな。
だからもう本当にね、もう無限大なのね、組み合わせが。
ウィスキー
それは何でそんなにいっぱいオプションみたいなのがあるの?
りりこ
やっぱりだから、先週言ったと思うけど、
多様性の話にもつながると思う。
今さ、ビーガンとかプラントベースフードっていうのが、
もう世界的にも主流になってきてて、
それは環境問題と絡んでるんだけど、
だからそういう感じで、
特に欧米ではそういう環境意識の向上とか、
まあそれ以外にもね、
まあいろんな理由があって、
30:01
りりこ
ビーガンとかベジタリアンになる人はいると思うんだけど、
まあそういうのがメジャー化してきて、
どんどんカフェのメニューとかも、
そういうのにキャッチアップしてきて、
っていうことだと思うんだよね。
ウィスキー
なるほど。それでいろんなオプションのミルクだったり、
そうそう。
そういうのがあるわけね。
りりこ
そうそう、そういうことですね。
あとちょっと時間が押してきたので、
じゃああのウイスキーのご飯の話をちょっと聞きたいんだけど、
ウイスキーはさ、バックオブハウスで、
だから裏側にいたわけじゃん。
で、カフェってさ、
まあカフェスタンド的なところもまあまああるんだけど、
基本的にメルボルンってさ、
ベジネス的な意味でなんだけど、
やっぱり利益を出すのがフードメニューの方なんだよね。
だからフードが選べるところは多いじゃん。
カフェとして。
ウィスキー
そうだね。
りりこ
だからその裏側の話をちょっと聞きたいな。
私は全くわからないからさ。
ウィスキー
そうだね、今リリーが言ってくれた通りなんだけど、
やっぱコーヒーだけだと利益が取れないって言って、
いろんな試行錯誤を兼ねて、
いろんなカフェが今料理を出してたりするんだけど、
まあ基本的なベースは、
まあやっぱり朝食とかランチをね、
取りに来る人をメインに俺たちは作ってるわけで、
まあ基本的にどこのカフェもだいたいトーストとか、
あとはスクランブルエッグとかポーチドエッグとか、
メインになってくるからな。
それプラス、プロテインを取りたい人はベーコンとか、
本当にもうそういう本当にシンプルな感じのスタイルが多いかな。
あとランチだったらバーガーがあったり、
あとはあるところはちょっと凝ったやつで、
こっちで言うとベネディクトとか、
ベネディクトとかね。
りりこ
ポーチドエッグがもうデフォルトだよね。
ウィスキー
そうだね、もうマストだね。
マストだよね。
りりこ
マストだよね。
で、オス使うでしょあれ、ポーチドエッグ作る時に。
ウィスキー
そうだね、オスを使ってやるけど。
だけどやっぱ俺の体感で言うと朝は結構スクランブルエッグを作る、
頼む人も多いかなと思うけどね。
りりこ
まあでもそのメルボルンのカフェってさ、
だからそのオスを使うっていうのが、
私あんま分かんなかったんだけど最初。
でもさ、メルボルンのカフェイコールコーヒーの匂いと
オスの匂いっていうそのセットになってる感じがして、
ウィスキー
あの匂い嗅ぐと、
りりこ
あー、メルボルンのカフェ来たーっていうそんな感じがする。
ウィスキー
まあ確かに。
あとは特徴的なのは、
ビッグブレックファストっていうのが多分どこのお店にもあって、
すごいなんか日本で言う幕の内弁当みたいな感じ。
いろんなコンディベンツが、いろんな具材が集まったものを
プレートに乗っけて、
例えばポーチドエッグ、
あとベーコンとかハムとか、
あとはスマッシュダブルとか、
いろんなこのちっちゃい食材を
1個のプレートに乗っけたビッグブレックファストっていうのは
どこのカフェにもあって、
そのカフェによってその食材とか
33:01
ウィスキー
使ってるコンディベンツが違うんだけど、
そういうところも見ながらカフェを見ると結構楽しいかなと思う。
あーこういうの使ってんだとか、
このお店はこういう食材使ってんだとか。
俺はだからいろんなカフェ巡るの結構好きで行ってたけど、
そういったメニューを見ながらね、
いろんなお店のメニューをチェックするの結構好きで。
りりこ
なんかさ、やっぱりカフェってさ、ファンシーな感じじゃん。
だから結構異国の料理、異国の食材とかをさ、
調味料とかを使うのがトレンドになってんのかなって私思ってて、
ちょっとね、今回の話をするにあたって、
日本帰ってきて結構経っちゃったから、
忘れてる部分もあったんで、
インスタとかでさ、ニューメニューとか宣伝するからさ、
メルボルンのカフェが。
ちょっと一通り見てみたんだけど、
やっぱりさ、味噌とかビーツとかタヒーニとか、
使ってクリエイティブなオリジナルなディッシュを作るのが
ちょっとトレンドだよなと思って。
ウィスキー
そうだね、それもおっしゃる通りで、
やっぱり結構さっきリリも言ったけど、
ビーガンとか、そういうサステイナブルな食材を使ったりするのも
結構今主流で、
あとはそのタヒーニとか、
あと何だろうね、そのビーツとかね。
りりこ
ビーツは多分オーストラリア。
ウィスキー
ビーツはそうだね。
結構ね、原産国であるから、
すごいメインとなってくる食材なんだけど、
そういったね、食材をオーストラリアでとる食材を使って、
メニューをね、カフェでも作ってるっていうところも多いし、
あとはその異国のその文化をちょっとツイストして、
ちょっとオーストラリアンっぽい感じにして、
フュージョンとして出してるお店も見受けられるかなと思うね。
特にカフェで多いのはアジアンテイストが多いかな、
アジアンチックな。
やっぱりどこのカフェもアジアンなものを入れてたりするよね。
特にジャパニーズも多いね。
りりこ
やっぱさ、味噌、枝豆、蕎麦あたりがすごいホットじゃない?
ウィスキー
そうだね、やっぱなんか聞いた感じ、
日本の食材ってヘルシーに聞こえるのかな?
わかんないけどね。
りりこ
そうだと思う、そうだと思う。
なんか蕎麦サラダとかさ。
ウィスキー
そうだね、うん。
やっぱりこっちでいい、なんか蕎麦のサラダとかね、
やっぱ多いよね。
日本で言うと、あるかもしれないけど、
蕎麦って言ったらやっぱ蕎麦は蕎麦で食うもんね。
向こうの人はその文化がないから、
じゃあどうやったら食べてもらえるかなって考えた時に、
普段日常生活で食べれるようなサラダとミックスさせて提供したら、
オーストラリアの人も食べやすいんじゃないかなってことで、
そういうふうに試行錯誤してフュージョンとかをして、
他の異文化の食事とかを取り入れてるんだとは思うんだけどね。
りりこ
なんかでも、
ウィスキー
日系で言うと、だから本当に日本のジャパニーズとか、
あとなんだろうね、アジアンなもの多いよね、
コリアンとかも、コリアンのミックスとかさ、
キムチとか使ってたりさ、
結構アジアは結構多いから、
36:01
ウィスキー
オーストラリアっていうのもあるかもしれないけどね、
オーストラリアっていう文化があるから、
あとたまにメキシカンとかもちょっと入れたりね、
りりこ
パヒータとか、
ウィスキー
そうそうそう、タコスとか、
ミックスさせてるようなお店も見受けられたかなと思うけど、
りりこ
そうだね、基本でも創作だよね。
ウィスキー
そうだね、基本的に創作だね。
りりこ
その国オリジナルの状態で出てくることはほぼないよね。
ウィスキー
うん、けどいろんなカフェで、
いろんな違った創作料理が楽しめるから、
それも一つの醍醐味で、メルボリンって。
りりこ
楽しいよね。
ウィスキー
全部が全部同じとこじゃないから、
コーヒーもそうだし、リリーって、
いろんな違った味が楽しめるだろうし、
食材っていうか、食べ物も食べ物で出してるものと全然違うから、
あとはもう一つ言うと、かなりインスタグラマブルっていうか、
そういうところも結構見た目にこだわってるところも多いから、
そういうところも一つのポイントかな、カフェ。
りりこ
ちなみになんだけどさ、ちょっと思ったら、
ウイスキーの場合は最終的にさ、ヘッドシェフまで行ったじゃん。
すごいなと思ったんだけどさ、あれはさ、
ウイスキーはどうやってシェフになったの?っていうのが聞きたいかな。
ウィスキー
そうだね、その話はかなりロングストーリーになるので、
りりこ
じゃあ別で分けちゃおうか。
ウィスキー
今後お話できたら。
りりこ
そうだね、分けちゃおうか。
ウィスキー
もしね、リスナーの中で海外でシェフとして働きたいとか、
海外で飲食業で携わりたいっていう人がもしいたらね、
ぜひその人たちのためにも参考になればなと思って、
今度お話できたらなと思うんだけどね。
りりこ
そうだね、今度。
ウィスキー
今回長くなっちゃったからね。
りりこ
今度はワンエピソード丸ごとウイスキーのストーリーにする回作ろうか。
ウィスキー
いや、そこまでしなくていいよ。
ぜひ今度話せたら、じゃあなんでオーストラリアで、なんでシェフでっていうね、
そういうバックグラウンドも含めてね。
あとはオーストラリアでのシェフとしてどうやって働いているのかとか、
どういうふうに他の人とコミュニケーションどっちなのかとか、
いろんな要素を含めていろいろ今度お伝えできたらなと思うので、
また今度ぜひ機会があれば。
りりこ
ちなみになんだけどさ、これ私も後で話そうと思ってたんだけどさ、
なんか結構カスタムオーダーとかもできるっちゃできるじゃん。
ありえない、面白いとかさ、これはねえわとか思った。
そういうオーダーって何かあった?
ウィスキー
オーダーか。
例えばスクランブルエッグで白身だけでくださいとか。
りりこ
多分脂質制限とかしてるのかな。
ウィスキー
黄身、コレスロー高いからなんか分からないけど、
スクランブルエッグwithoutegg yolkみたいな。
りりこ
面白いねそれ。
こっちも用意してるんだけどみたいな、スクランブルエッグみたいな。
もう作っちゃった?
ウィスキー
慌ててさ、慌てて卵持ってきて黄身だけ取ってさ、作ってるりして。
基本的にメニューに従わない人が多いから。
39:02
りりこ
基本的に?そうなの?
ウィスキー
お客さんはね。
りりこ
そう?
ウィスキー
お客さんは。
りりこ
そうなんだ。
ウィスキー
トーストも何分間トーストしろとか。
あまり焦がさないでとか。
ソフトにとかもうすごい向こうのニュアンスで伝えてくるから、
どれくらいって言うのか分かんないけど、
その感覚で。
トーストまでこだわるみたいな。
バターを塗ってくれとかバターなしでとか。
まあそうだね。
あとはポーチドエッグのどれくらいの硬さなのか。
りりこ
ミディアムソフトとか。
それは私もオーダー取った時によくあったね。
ウィスキー
ウェルダンもそうだけど。
りりこ
ウェルダンとかラニーとか逆にね。
すごい緩いやつにしてとか。
大変だよね。
ウィスキー
サニーサイドアップとか。
りりこ
サニーサイドダウンみたいな逆もあるって。
ウィスキー
そうそうそう。
いろいろだからあったかな。
りりこ
でも忙しい時は受けなくてもいいんじゃないの?
それやってたらもう回らないよね。
ウィスキー
そうだね。
なるべくどういった状況でもお客さんのあれには応えようとは思ったけど、
まあ確かにできないことはできないって言ってたけど。
忙しいから飲んだとか。
りりこ
でも結構本当に大変だよね。
コーヒーもそうだけどさ、カスタムができすぎてちょっとね。
ウィスキー
あと面白かったのはワッフルとポーチドエッグベネディクトと合わせた商品があって、
りりこ
ワッフルベネディクトみたいな。
ウィスキー
それがワッフルとビーフとあとケールとポーチドエッグだったんだけど、
メインなのはワッフルなんだけど、お客さんでワッフルベネディクトwithoutワッフルっていう人もいたかな。
それはさ。
どうしてもビーフとケールを食べたかったのかもしれないけど。
りりこ
ビーフってサイドで選べなかったんだ。
選べなかった。
あーそっか。
ウィスキー
どうしてもそのビーフを食べたいっていう人はそのワッフルも頼まなきゃいけなくて、
どうしてもそのビーフを食べたかったんだろうね。
ワッフル抜きの。
2度にしたもんね、みたいな。
りりこ
そうだよね。
ウィスキー
そんな感じかな。
りりこ
私1個オーダーで今でも覚えてるやつ言っていい?
まずさ、コーヒーさ、さっきあれだけさ、いろんな種類あるって言ったけどさ、もっとさらにややこしいのがさ、
テイクアウトもある上にさ、イートインもサイズ2個あるじゃん。
ラージサイズもあるのね。
だからもうすごいじゃん、選択肢が。
で、一番ややこしいオーダーをされた時が、イートインだったんだけど、しかも週末の激込みの時に、
ラージサイズのカプチーノ、ハーフフルクリーム、ハーフソイ。
だから牛乳と豆乳半分混ぜて、エクストラホット、スーパーホットって言われて、
はーってなって。
ウィスキー
それやったん?
りりこ
やったよ、やったんだよ。で、すごい時間がかかっちゃって、すごい混んでたから。
42:02
りりこ
で、スタッフ、ウェイターの子が持ってったら、ぬるいとか言われたらしくて、
でも持って帰ってきて、作り直しって言われて、でもその時点で私も半切れだったんだけど、
作ったけど、それでも一生懸命。
そしたらさ、今度持ってった時にさ、電話で話しててさ、受け取ってくれなかったみたいなことを言ってて、
嘘でしょってなって。
あともう一個、まあそれはレギュラーのお客さんじゃなかったからよかったけどさ、
一個ちょっとレギュラーでさ、すっごいややこしい人がいたんだよね、一人ね。
すっごいもういつも機嫌が悪くてさ、こっちの都合を構いだして、
すごい忙しいから、まあ時間かかっちゃうのは申し訳ないんだけど、でもやっぱり時間かかっちゃうのよ、コムと。
で、その時にね、まだね、まだって言って、マシンの前でめっちゃ機嫌悪い顔をして、
まだまだまだって言われて、で、しかもその人のオーダーがさ、テイクアウトなんだけど、
すごい80度ぐらいにしてくれとか言われて、ミルク。
ボイリングホットって言われて、でも80度ってボイリングホットってもない気がしたんだけど。
ウィスキー
ボイリングって100度だからね。
りりこ
まあ基本的にミルクってのは大体60度前後でスチームするからさ、まあだいぶ暑いんだけど、
で、まあだからめっちゃ暑くしたわけよ、頑張って。
で、しかも泡がなんか、泡の量もなんかこだわりがあるのか知らないけど、これぐらいだっつってんのに全然フロッティじゃないじゃんみたいな、
全然泡が暑くないよみたいな、で、もう何回も作り直しを毎回要求してくる人がいて、
あたしは一回それでブチ切れたことがあって、
もういいです、帰ってください、もうあの返金しますので帰ってくださいって言って切れたことがあった。
あのちょっと日本じゃありえない話だと思うんだけど。
ちょっとね、あたしもプロフェッショナリズムに足りてなかったかもしれないけど、ちょっともう限界だったあたしは。
で、マネージャーもあの人で気にするって言って切れてたけど、
まあそういう大変なこともありましたね。
まあいろいろあるよ、やってると。
でも楽しいこともいっぱいあるよ。
あたしはでも好きだったよ、バリスタとして働いたの。
ウィスキー
いろいろまあ経験できるしね。
りりこ
まあ少しでも参考になればね、シェフでもバリスタでもいろいろね、
楽なことばかりではないけど、それは何やっても同じだからさ。
あのメルボルンの人たちってやっぱり緩いからさ、
多少ミスってもさ、いいよみたいになる場合も結構あるし。
まあカフェによるけどね。
ウィスキー
ちゃんと言ってはくるけどね、自分が欲しいものを。
日本人と違って、私はこれが欲しいの、私はこれが欲しいの、
こと細かく言ってくるけど、
それに答えたら答えたで、
りりこ
まあ向こうもすごい喜んでくれるし、
これはギバンテイクだと思っているから、
ウィスキー
まあすごい、俺はいいと思うからね、ちゃんとはっきりして。
お客さんがどういうふうに思っているのかって結構わからなかったりする時もあるけど、
それだけはっきりしてたかな。
45:00
りりこ
そうだよね。
まああのメルボルンのこのコーヒー文化って本当に独特なものだと思うけどさ、
まあ久々にこの間もインスタで見て、本当に行きたいと思ったんだけど、
やっぱりね、すごい誇れるものだと思うし、
今コロナだからあれだけど、行けるようになったらね、
ぜひ行ってみてほしいし、私ももう絶対また行くし、
素晴らしいですよ、コーヒー文化、メルボルンの。
今週はじゃあこれぐらいにしようかな。
結構喋ったね。
ウィスキー
そうだね、まあいろいろとやっぱりお互いの経験の話、経験者の話だったね。
りりこ
もっと話したかったけどね、もっと聞きたかったし、もっと話したかったけどね、
まあまた別の機会にさらに詳細に食い込んでもいいかもしれないね。
まあとりあえずね、今週はこれで。
質問・感想、こんなトピックは使ってほしいといった要望などがございましたら、
lilyandwhiskey&gmailまでぜひご連絡をいただければと思います。
よろしくお願いします。
それではまた次回のエピソードでお会いいたしましょう。
皆様良い一日をお過ごしください。さようなら。
バイバイ。
46:45

コメント

スクロール