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今年の夏に4匹アゲハが幼虫になったのですが、それが羽化しないので、おそらくこのまま越冬するのではないかと思っているフラットです。
フラットの独り言へようこそ!
このチャンネルは、ママさんドクターでWeb3 NFTプロジェクトでは、コミュニティマネージャーやモデレーターとして活動しているフラットが、日々頭の中で考えていることや医療情報をゆるっとフラット配信している番組です。
今回は、慢性外傷性脳症についてお話ししたいと思います。
元々、外傷では、自発性を遅れてということ、様々な症状が出ることが言われていました。
その中の一つが、今回説明する慢性外傷性脳症というものになります。
昔は、パンチドランク症候群とか、ボクサー脳症とかと呼ばれていて、ボクシングの選手に限定して起きるものだと考えられていました。
前回話をしたベネット・オマル医師も、1入り目のアメフト選手の頭がなくなったときに頭を解剖したところ、頭の脳がボクサー脳症と似ていたことから、ちょっと変だなと感じて調べ始めたというわけなんですね。
おそらく、それがアメフトのタックルによるものなのかもしれません。
その後も、アメフトだけじゃなくて、アイスホッケーとか、あとは体液軍人とか、そういう人たちにも起こることが言われるようになって、
おそらく、もともと考えられていたよりも、もっと広いスポーツとか職業とかによっても起こるんじゃないかということがわかってきたというわけなんですね。
これをまとめます。
これをまとめて、慢性外症性脳症というふうに言うんですけれども、これは何が原因なのかということなんですけど、脳に異常なタンパクが過剰に溜まってしまうということが原因だと言われています。
この病気自体は、軽い外症を何回か繰り返して受け続けることによって、数十年とか、そういうような数年から数十年の単位で症状が出るというふうに言われています。
あとは、一番目立つのは、記憶障害というふうには言われていますね。
さらに、作業記憶の障害。作業記憶というのは、例えば数字をいくつか覚えてくださいと言った後に、その後すぐに思い出すというような記憶を作業記憶というふうに言うんですけれども、そういうような障害だったりとか、あとは注意障害というふうなのも見られるというふうに言われています。
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あとは、頭痛とか、腎臓とか。
精神症状、例えば不安とか、鬱とか、妄想とか、そういうのも時々見られるようになっていて、あとは自殺のリスクも高いというふうには文献には書いてありました。
あとは、運動の障害としては、パーキンソニズムといって、少し体の動きが遅くなったりするようなことも出ることがあります。
最近のジャマニューロロジーという、割とというか、かなり悪いです。
経緯のある医学の論文、医学雑誌なんですけれども、ここに今年の8月にですね、この慢性外症性脳症の論文が1本出ていました。
これっていうのはどういうことが言われていたのかということなんですけれども、何回も反復性の外症歴のある30歳以下で亡くなった152人の方のレポートに、
そうしたところ、慢性152人の中のうちの63人、約40%は慢性外症性脳症というふうに診断できたということでした。
症状を、152人の症状を少し調べてみると、大体多くの方で認知症とか神経症、
のようなものが起きていたっていうようなことが書いてありました。
あとは、その慢性外症性脳症を発症した63人のうち、どういうような人たちなのかということなんですが、
アメフトだったりとか、アイスホッケー、サッカー、ラグビー、レスリングなどをやっていた男性の方が多くて、
さらにアメフトをやっている選手のうち、
慢性外症性脳症を発症した男性の方が多くて、
発症した人の方が発症してない人に比べてプレー歴、スポーツ歴が長いっていうようなことも書いてありました。
今回、コンタクトスポーツによって起こるリスクというような形で、慢性外症性脳症を紹介しました。
日本では何か取り組みがあるのかなと思って、少し子どものことについて調べてはみたんですが、
サッカー協会では、子どものヘディングに対してガイドラインというのを作成しているようでした。
これに関してはインターネットとかで見れますので、一応リンクを貼っておきたいと思います。
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はい、今回は映画コンカッションで取り上げられていた慢性外症性脳症についてお話をしました。
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今日も皆さん聞きに来ていただいてありがとうございました。
次回もフラッと覗きに来ていただけたら嬉しいです。
出会えたことに感謝を込めて、フラッとでした。
またね。バイバイ。
ご視聴ありがとうございました。