🧠HTLV1関連脊髄炎② 症状

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ハラフラー、フラットの独り言へようこそ。

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日々、頭の中で考えていることや、医療情報を、ゆるっと、フラット、配信している番組です。

今回は、HTLV1関連脊髄炎、通称ハムと呼ばれるものの、第2回目の放送となります。

前回は、脊髄のお話をしました。

1つは、脊髄は、背中の中に走っている棒のような神経の束。

その棒というのは、上から4つの部位に分かれています。

頸髄、胸髄、腰髄、仙髄、この4つです。

もう1つは、脊髄を、棒状のものを断面、輪切りにした場合に、

その断面では、外側、内側、背中側、お腹側で通る神経が変わってくる、というようなお話でした。

そうすると、今回は、

ハム、HAM、HTLV1関連脊髄炎ということですね。

今回は、症状について少しお話していきたいと思います。

これから、ハムという形で、この病気の名前を呼んでいくんですけれども、

ハムの主な症状というのは、両足の突っ張るような麻痺。

これを、形成麻痺というふうに言うんですけれども、

突っ張るような麻痺。

これが、主な症状になります。

で、どうしてこういうことが起きるかっていうと、

脊髄で慢性の炎症が起きているから、ということになります。

で、原因については、あまりまだ、しっかり解明されてはいないんですが、

おそらく、2つのプロセスが、合わさっているんじゃないか、というふうに言われています。

で、その2つっていうのは、

HTLV-1に感染した細胞が、長時間かけて脊髄で増殖すると。

さらに、そこで炎症を起こす。

というような、この2つになるんですね。

で、症状に関してですが、

脊髄がやられるので、

運動神経とか、感覚神経とか、自律神経の症状っていうのが出てきます。

で、さっき言ったように、

このハムという病気は、

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形成麻痺といって、さっき、もう1回、繰り返しになるんですが、

突っ張るような麻痺が起こる。

っていうふうに言われています。

これが、主な症状になります。

じゃあ、この突っ張るような麻痺が、どうして起こるのか、ということになります。

それっていうのは、先ほどの脊髄の断面の話に戻るんですね。

で、前回お話したと思うんですが、

脊髄の断面では、

場所によって通る神経っていうのが、異なってきます。

で、このハムという病気は、

脊髄を輪切りにしたときに、

外側の運動神経がやられやすい、

というふうに言われています。

で、脊髄の外側を、外周ですね。

外周の、かつ、

左側、右側。

つまり、両手側っていうことですね。

そこが、やられてくるんです。

で、そこっていうのは、運動神経が走っているんですね。

だから、そこがやられると、

突っ張るような麻痺が出る。

っていうのが、特徴的になってきます。

で、さらに、

脊髄を棒状に見たときに、

先ほど言ったように、上から、

頸髄、胸髄、腰髄、仙髄、

このように、4つの部位に分かれます。

で、このハムっていう病気は、

胸髄、胸って胸って書くところなんですけども、

そこらが、一番やられやすい。

全体的には、

脊髄全体がやられることが多いんですが、

特に、胸髄がやられやすい。

という風に言われています。

で、この胸髄の場所、胸髄っていうものは、

脚に行く神経も通っているんですね。

だから、脚がやられやすい。

という風になるんです。

なので、まとめると、

輪切りの部分では、運動神経っていうものが、

やられやすくて、

棒状で見たときには、

胸髄の部分がやられやすいと。

で、この2つが組み合わさることによって、

両脚の突っ張るような麻痺が起きてくる、

ということになるんですね。

で、この運動神経の症状、

形勢麻痺、突っ張るような麻痺に加えて、

関係性、

感覚神経の症状だったりとか、

自律神経の症状、

例えばですけれども、

おしっこが出にくくなるとか、

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頻尿になるとか、

そういったような症状も、

加わったりしてきます。

今回は、

HTLV-1関連脊髄炎、

ハム、

というような病気を、

症状を説明して、

さらに、

どこがやられるから、

この症状が出る、

というようなお話をしてみました。

もし、わかりにくいとかありましたら、

コメントいただけると嬉しいです。

これ、音声でやると、

少し難しいところがあるので、

わかりやすい図があれば、

ちょっとどこかから、

引っ張っていきたいと思っています。

今日も皆さん、

聞きに来ていただいて、

ありがとうございました。

次回も、

フラットのぞきに来ていただけたら、

嬉しいです。

出会えたことに、

感謝を込めて、

フラットでした。

またね。

バイバイ。