同社の主力製品は、原さんの祖父が発明した家庭用電位治療器「ヘルストロン」。身体に高電圧をかけて自律神経のバランスを整える医療機器で、世界でも珍しい家庭用医療機器として認可を受けました。全国約450か所の「白寿プラザ」では、無料体験を通じて製品を知ってもらう取り組みを続けています。
原さんは大学卒業後、すぐに家業へ入ったわけではなく、一度銀行へ就職しました。銀行員として多くの経営者や企業の決算書に触れた経験が、現在の経営に大きく役立っていると振り返ります。
26歳で白寿生科学研究所へ入社し、28歳で役員に就任。経営者として最も苦しかった経験は、新型コロナウイルス禍でした。高齢者が集まる白寿プラザは長期間営業を停止せざるを得ず、メーカーという業態のため十分な補助も受けられませんでした。それでも、営業方法を工夫しながら事業を継続しました。
音楽も、原さんにとって大切な存在です。小学校ではラグビー、中学校では野球に打ち込みましたが、高校・大学ではオーケストラに所属。最後の定期演奏会で演奏したラフマニノフ《交響曲第2番》第3楽章は、青春そのものを象徴する思い出の曲だそうです。
現在は、自社が運営する「白寿ホール」の館長も務め、年間約220日の公演を開催しています。多くの演奏会を企画し、自ら公演にも立ち会うなど、文化芸術の振興にも力を注いでいます。
https://corp.hakuju.co.jp/
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サマリー
株式会社白寿生科学研究所の原浩之社長は、創業100年を超える同社の歴史と、祖父が発明した家庭用電位治療器「ヘルストロン」について語ります。99歳まで健康に生きることを目指す「白寿」の社名に込められた思いや、全国450カ所の「白寿プラザ」での体験提供について説明。銀行員としての経験が経営に役立ったこと、コロナ禍での苦労、そしてAIを活用した新たな取り組みや海外展開への意欲を語っています。
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