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 2026年10月12日放送 株式会社石村萬盛堂 代表取締役社長 田中 洋之(たなか ひろゆき)さん
2026-10-12 10:26

2026年10月12日放送 株式会社石村萬盛堂 代表取締役社長 田中 洋之(たなか ひろゆき)さん

福岡・博多を代表する老舗菓子メーカー、石村萬盛堂は、1905年12月25日に創業し、今年、2026年で121年目を迎えます。本店は博多祇園山笠の廻り止めの近くにあり、博多の文化とともに歩んできた企業です。

代表銘菓「鶴の子」は、もともと同社の「鶏卵素麺」で余っていた卵白を有効活用しようとしたことが誕生のきっかけでした。当初は卵の殻を使って作っていましたが、西洋から伝わったマシュマロをヒントに改良を重ね、現在のふんわり、しっとりとした「鶴の子」が完成しました。

さらに石村萬盛堂は、1978年に「マシュマロデー」を提案。バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が、女性からもらった優しさをマシュマロで包んで返すという発想から始まり、これが現在のホワイトデー文化の一つのルーツとなりました。

田中洋之社長は、石村萬盛堂のお菓子について「単なる食品ではなく、家族団らんや人生の思い出をつくる存在だ」と考えています。特別な日だけでなく、普段の日にもお菓子を食べて笑顔になってもらい、商品を通じて記憶に残る時間を提供することに、会社の存在意義があると言います。

田中社長自身は山口県の出身。アメリカの大学を卒業後、旅行業界で13年間勤務し、幅広い経験を積みました。その後、食に関わる仕事を経て、石村萬盛堂の社長に就任。海外で培った語学力や、世界中の人々との交流経験を活かし、将来的には石村萬盛堂の商品を世界へ広げたいという思いを持っています。

121年の伝統を受け継ぎながら、博多から世界へ。田中社長の目指す石村萬盛堂は、「鶴の子」に代表される伝統のお菓子を守るだけでなく、新しい商品と海外展開を通じて、これからも人々の心に残る「お菓子の時間」をつくろうとしています。

https://www.ishimura.co.jp/
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サマリー

博多の老舗菓子メーカー、石村萬盛堂の歴史と商品づくりについて、田中洋之社長に聞く。卵白の有効活用から生まれた「鶴の子」は、マシュマロをヒントに改良され、しっとりした食感が特徴になった。また、先代社長が始めた「マシュマロデー」は、バレンタインのお返しとして優しさを包む発想から生まれた。石村萬盛堂は、菓子を家族団らんや記憶に残る時間をつくる存在と捉え、季節商品や新商品を展開している。就任1年余りの田中社長は、原材料費や人件費の上昇に対応しつつ、今後は高品質なマシュマロの分野で世界一を目指す考えを語った。

石村萬盛堂の創業と博多の歴史
数々の人気ポッドキャストやアリーナイベントを成功させてきた、 元日本放送のプロデューサー、石井ヒカルさん、初のビジネスショー「自分でやらない方がうまくいく」が、PHP研究所から出版されました。
これを記念して、10月21日水曜日午後6時30分から、JR博多シティ8階丸善博多店で、 石井ヒカルさんをゲストにお迎えして、ポッドキャストラボ福岡の公開収録を開催します。
さらに、石井さんの本を買った方には、その後のサイン会にも参加できます。 イベントの参加申し込みお問い合わせは、丸善博多店092-413-5401、092-413-5401までどうぞ。
10月21日水曜日午後6時30分から、皆さんの参加をお待ちしています。
ポッドキャストラボ福岡
下田文雄 リーダーズストーリー
公式会社 石村万世堂
代表取締役社長 田中博之さんです。
ようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。
こんにちは。
石村万世堂さんといえば、やはり博多のお菓子の老舗ですね。
今日のスタジオにもたくさんお菓子を持ってきていただいたので、なんかハッピーな気分です。
ありがとうございます。
この石村万世堂さん、かなりの歴史が終わりですね。
創業は?
はい。1905年の12月の25日なので、今年はもう121年目になります。
そして本社がこの山笠の、博多祇園山笠の?
まさに周り止めというところになりますので、
その日だけ本店の2階の計測所のところが開いて、そこから計測をするというのが。
はい、そうですよね。
卵白から生まれた鶴の子とマシュマロデー
大正7年に鶴の子、これを福岡市の博多駅で販売開始ということで、鶴の子のお菓子の創業のストーリーって何かあるんですか?
もともとケーランソーメンは黄身を、卵を使ってまして、白身はほとんど捨ててた。
やっぱりそういったところは少しもったいないよねっていうところで、それをベースにして、
最初は卵の殻に泡雪の卵を入れて作ってたんですけど、西洋の方から伝わってきたマシュマロというのをベースにして、
その後、ふんわりとした雰囲気の白身を使ったお菓子ということで、鶴の子が誕生しました。
そうですよね。もう口の中が柔らかく優しさで包まれるっていう感じなんですよね。大好きです。
ありがとうございます。もともとこの鶴の子なんですけど、マシュマロのような雰囲気ということでお話もしましたけど、
私どもの商品自体はどちらかというと通常のマシュマロよりも少し水分値が高くて、お口の中に入れてもしっとりとした感じというのが特徴になってます。
そうですよね。だから鶴の子からまた生まれたマシュマロで、昭和53年にマシュマロデーというものを設定されたと。
ホワイトデーのお返し、マシュマロ、これ絶対石村万聖堂さんがPRして生まれたものだと私は信じてるんですけど。
そうですね、まさに先代の石村禅吾社長が当時マシュマロデー、バレンタインでいただいたものへの何かお返し、君からもらった優しさを包んでお返しをするというふうなイメージで、マシュマロデーというのを命名していこうということで始まったと書かれております。
博多のお菓子文化と会社の存在意義
博多ってどうしてこういうお菓子が盛んなったんですか?
やはりオランダからシュガーロードといいますか、長崎の方にお砂糖とかそういった南蛮からのものが入ってきて、それが飯塚の方であったり、私たちの博多の方もそうなんですけれども、
そういった流れでたくさんのお菓子メーカーさんが、佐賀も含めてですけども、つながってきているというのが今に至っているんじゃないかなと思います。
そしてそれが今も様々な商品を出されて、この伝統のお菓子と現代のお菓子とあるというのも本当にソウルスウィートって感じですね。
確かに皆さん心の拠り所といいますか、何かこうあった時、本当は晴れの日だけじゃなくて普通の日曜でもお菓子を食べて笑顔になるというのはとても大切なんですけれども、
やはり何かのそういったイベント等で、私たちのお店もそうなんですけれども、例えばお客様にお越しをいただいて、そこで何かご購入をしていただいた商品に対してお客様が皆さんの家族団らんの中でですね、
召し上がっていただくことによって記憶として残っていただくというところに、私たちは存在意義を感じるといいますか、そういったところを今も目指しておりますし。
季節商品と新商品の紹介
そしてこのスタジオにありますお菓子をですね、どれからいきましょうね。
じゃあこの塩豆大福、これも石村万聖堂さんの主力商品でも大好きなんですけど、これがちょっと秋バージョンですか、杏の芋って書いてあるんですけど。
はい、ちょうど9月1日から発売を、季節の商品として出しております。
おいしそう、ほんのり紅色という感じですね。そしてこちらも季節ですかね、紅はるか、これはつるのこ。
そうです。どちらもお芋系にはなりますけれども、秋の味覚をやはり取り入れて、皆さんに季節をしっかりと感じていただきたいなということで製造しております。
そしてこちらはこれ、もう私たちのこの新しい商品ですよね。
そうですね、岩手三堂はちょうど5年経ちました。
岩手三堂、名前もいいですね、博多らしいね、この岩手三堂シャンシャンという感じですが。
まさに手の形をしたサブレ生地の中に、ちょっとほろ苦いキャラメルクリームが入ってまして、上にカラメルゼしたくるみを砕いたものが乗っかっております。
ちょっと開けていいですか。
はい、もちろんでございます。
オープンいたします。
ああ、そうですそうです、このカリッとしたクッキー生地の中、やっぱりサンドですね。
そうですね、甘さを少し抑えてますので、甘いのがちょっと苦手だなっていう方もですね、おいしく召し上がっていただけるのではないかなと思います。
経営の現状と世界一を目指すマシュマロ
そんな田中さんは社長の就任が2025年の7月ということで、いかがですか、ここまで1年と少しですかね。
そうですね、ようやく1年、あっという間の1年でございましたけれども、なかなかここ最近、皆さんも感じてらっしゃると思うんですけれども、
いろんなものの値段が上がっている中で、私たちもかなり減量のいろんな資材も含めてですけど、値段が上がっていて、やはり人件費自体もですね、それに対応はしていかなくちゃいけないというところで動いておりますが、
そういった部分で無事増収増益ということで終わることができたんですが、なかなか利益に大きく結びつくことはできない1年ではあったんですけど、
やっぱり少しずつ、皆様の方にも、今後の新しい商品も含めてですね、生み出していくことによって、ちょっとずつ会社の方もですね、一緒になって成長ができればなというふうに思っております。
そうですね、社長としてこんな夢がある、思い描いているものってありますか。
私たち、もともと鶴の子もそうですけども、マシュマロをベースにした商品作りをこれからももう少し力を入れていきたいなと思っていまして、
マシュマロ自体、私たちのマシュマロの製法が少し他社様とも違うんですけど、それはカテゴリーとして高品質なマシュマロというところのカテゴリーの中で、何とか世界一を目指していきたいなというふうには思っております。
世界一ですね。もう本当に博多の者たちが楽しみにしておりますので、ぜひ世界でも輝いていただきたいと思います。
ありがとうございます。
今日のお客様は株式会社石村万世堂代表取締役社長、田中博之さんでした。どうもありがとうございました。また来週もお話伺います。
はい、ありがとうございます。
お相手は下田文夫でした。それではまた。
さらに石井さんの本を買った方にはその後のサイン会にも参加できます。
イベントの参加申し込みお問い合わせは丸善博多店092413-5401、092413-5401までどうぞ。
10月21日水曜日午後6時30分から皆さんの参加をお待ちしています。
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