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#70 映画版『耳をすませば』原作漫画を読む|「やりたいこと」に耳をすます物語
2026-10-24 17:32

#70 映画版『耳をすませば』原作漫画を読む|「やりたいこと」に耳をすます物語

「雨の日には本をさして。」この番組は、読書と創作について語るポッドキャストです。

エピソード70

〈こんなこと話してます〉

#ポッドキャスト読書会「原作本を読もう」/柊あおい『耳をすませば』/スタジオジブリ版と原作漫画を比較/原作は『りぼん』の少女漫画/映画と漫画で大筋は同じ?/原作の天沢聖司はバイオリン職人を目指していない!?/聖司が原作で目指しているものとは?/月島雫が「自分で書けばいいじゃん」と言われるまで/自分のやりたいことに耳をすます/物語を書くことに気づいていく雫/夢に向き合う聖司と雫の関係/朝焼けのシーンと二人の告白/多摩ニュータウンを舞台にする意味/ニュータウンや郊外も誰かにとっての「ふるさと」/「カントリー・ロード」と故郷の風景/ジブリ作品の中で『耳をすませば』が特別な理由/『耳をすませば』が好きすぎてバイオリンを始めた話/初任給を手にバイオリン工房へ/働きながら約10年バイオリンを続ける/ついに「カントリー・ロード」が弾けるようになった!/バロンの物語と原作漫画/漫画と映画、両方読む・観る面白さ

〈紹介したもの〉

柊あおい『耳をすませば』https://link.amazon/B0d5sspGC

〈お知らせ〉

11月8日開催の文学フリマ東京43に、いくつかの同人誌へ寄稿しています!
今回は小説2本・批評1本で参加予定です。参加作品やブース情報

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MusMus「ヴァニラ」を使用しました。
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“On rainy days, hold a book over your head.” This podcast discusses reading and creative writing.

Episode 70

〈Here’s What We Talk About〉

#Podcast Book Club “Let’s Read the Original Work” / Aoi Hiiragi’s *Whisper of the Heart* / Comparing the Studio Ghibli film and the original manga / The original is a shōjo manga from *Ribon* / Are the main plots the same in the movie and the manga? / In the original, Seiji Amasawa isn’t aiming to become a violin maker!? / What is Seiji actually striving for in the original? / Until Shizuku Tsukishima is told, “Why don’t you just write it yourself?” / Listening to what you truly want to do / Shizuku gradually realizing she wants to write stories / The relationship between Seiji and Shizuku as they face their dreams / The sunrise scene and their confessions / The significance of setting the story in Tama New Town / How New Towns and the suburbs can also be someone’s “Hometown” for Someone / “Country Road” and the Scenery of Home / Why *Whisper of the Heart* Is Special Among Ghibli Works / The Story of How I Started Playing the Violin Because I Loved *Whisper of the Heart* So Much / Heading to the Violin Workshop with My First Paycheck / Continuing to Play the Violin for About 10 Years While Working / I Finally Learned to Play “Country Road”! / Baron’s Story and the Original Manga / The Fun of Reading Both the Manga and Watching the Movie

〈Featured Works〉

Aoi Hiiragi, *Whisper of the Heart* https://link.amazon/B0d5sspGC

〈Announcement〉

I’ve contributed to several doujinshi for the Tokyo Literature Flea Market 43, taking place on November 8!

This time, I plan to participate with two short stories and one critical essay. Details on participating works and booth information

⭐︎Updated every Thursday

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サマリー

柊あおいの漫画『耳をすませば』を読み、スタジオジブリ映画版と比較する。原作では天沢聖司が目指すのはバイオリン職人ではなく絵描きで、聖司の「自分で描けばいいじゃん」という言葉をきっかけに、雫も物語を書くという自分のやりたいことに気づいていく。多摩ニュータウンや郊外を「ふるさと」として描くことや、「カントリー・ロード」と風景の結びつきについても語る。作品への思いから始めたバイオリンを約10年続け、ついに「カントリー・ロード」を弾けるようになった経験や、原作で描き切れなかったバロンの物語にも触れ、漫画と映画の両方を楽しむことを勧めている。

映画版と原作漫画の違い
どうも、yoyoです。 この番組は、読書と創作について語るボッドキャストです。
今回は、ポッドキャスト読書会企画に参加しています。 今月のテーマ、原作本を読もう。
で、ある漫画を取り上げたいと思います。 それは、木井葵さんの、耳をすませば、です。
やったー! えー、知る、みんな、ほとんどの人が知ってるんじゃないかと思うんですが、あのスタジオジブリ、映画、耳をすませば、の原作本、原作漫画になります。
なんとなんと、タイムリーなことにですね、もう、今週から映画のリバイバル上映が決まっていまして、私は本当、
絶対見たいと思っているんですが、劇場で見れたことはなかったと思うんで、もうほぼね、金曜ロードショーとか、あれ、ビデオレンタルとかにして見てたなーっていう記憶があるんですが、
私はまさしくその、ジブリっ子と言いますが、夏休みの留守番の間に、両親がね、共働きだったものですから、ひたすら家で閉じこもって、アニメを見続ける生活を、夏休みの間にずっとしてたんですけど、
その耳をすませばって、ものすごくジブリ作品の中でも結構異質な作品で、監督は近藤芳文監督で、宮崎駿、絵コンテで担当されてるんですよね。
監督が宮崎駿でないジブリ作品で、かつ原作があるっていうスタジオジブリの映画でして、
舞台も1990年頃のタマ、ニュータウンを舞台にしていて、前作もそのスタジオジブリの映画の中ではタマを扱っていて、平成ポンポコ、たぬき合戦かな。
その繋がりもあったのかなぁとは思うんですけど、かなりトトロと比べると、現代寄りの舞台にしています。そんなこんな、まずは知らない人がどれくらいいるのか、あれですけど、
ちょっとその、まずは映画のあらすじをね、ちょっと抑えておいて、漫画とどう違うのかお話ししていきたいと思います。まず映画のあらすじ、こんな感じです。
本好きの女子中学生、月島雫は、図書館カードに書かれた天沢誠二という名前が気になっています。雫が借りた本には、必ず先にその名前が書かれており、どんな人物か想像をめぐらしています。
夏休みに雫は、カントリーロードの曲の歌詞の翻訳を進めています。図書館に本を借りる間に、友達の優子と待ち合わせをしていたら、本を忘れていたことに気づき、学校に戻ると、あそこには借りていた本を勝手に読んで
いる男の子がいました。
恋をかけると、名前も名乗らず冷たく本を返すと思いきや、月島雫とフルネームで呼びかけ、カントリーロードの訳詞、翻訳をひやかされるのでした。図書館に勤める父に、お昼のお弁当を届けにいがけると、電車に乗った
野良猫を見かけます。
雫は野良猫を追いかけて知らぬ町を探検すると、猫に導かれてやってきたのは、古道具を扱う地球堂というお店。お店に飾られた猫の断尺の人形に見入られてしまいます。
そうすると、店主が猫の人形の目に秘められた宝石の輝きを見せてくれます。図書館司書を勤める父のお使いを思い出し、慌てて図書館に向かうと、今度は届けるはずの父のお弁当を忘れていた雫。
そんな雫を呼び止めたのは、なんとまたあの嫌な男の子。忘れたお弁当を持ってきてくれ、自転車の傍らには電車に乗っていたあの猫が。
2度目に訪れた地球堂で、あの男の子は地球堂の店主のお孫で、名前がなんと憧れの天沢誠二ということが判明します。
彼はバイオリンの職人になることを夢見て、中学2年生ながら留学を考えていたのでした。
ちょっと長々あらすじをちょっと私なりに書いてみましたが、結構こう、予備知識が必要だなぁと思いながら書いていたんですが、
ジブリ、スタジオジブリの映画、アニメ映画のあらすじを原作漫画を読んだ上で比較すると、結構違うな。
大筋はほぼ一緒だなぁとは思うんですけど、肉付け部分とかメッセージ性とか、そういうものがだいぶ変わっているなぁと思いました。
原作漫画、ヒーラギー葵さんの方の原作漫画は、終焉者リボンのコミックスで連載されていた、当時連載されていた少女漫画なんですけど、
読みたいなと思っていて、キンドルとか電子でも読めるんで、いつでも読めたわけですけど、なかなか機会がなくて、
今回映画も上映されるし、原作本を読もうということで、機会をいただけてよかったなぁと思いました。
一番その漫画と違ってびっくりしたなっていうのは、もうまあ完全ここからネタバレに入っていくんでね、
映画と合わせて聞きたいっていう人は、ちょっと一旦止めてもらえたらなと思うんですけど、
それはですね、なんと浜沢誠司くんがバイオリンを弾いてないってところに、びっくり、一番びっくりしましたね。
えーみたいな。耳を澄ませばって言ったら、バイオリンのことやーみたいな。
ちょっと後で私のこだわりをまた話したいなとは思うんですけど、
聖司と雫が見つける「やりたいこと」
何がね、原作では描かれてるかっていうと、浜沢誠司がやりたいことっていうのは、バイオリンを作るっていうね、バイオリン職になるっていうことじゃなくて、
なんとそれは絵画なんですね。絵描きになりたかったです。
誠司くんは親の反対を仕切ってまで、自分のやりたい絵画、絵描きになることに向き合っていて、
おじいさんの地球堂で、親の反対を仕切ってるわけですから、家じゃ練習できないからっておじいさんのところでね、
デッサンしたりとか絵画を描いたりとか飾ったりしてもらっていたわけなんですが、
そういう中でね、そういう誠司くんの絵を見たり、おじいさんのお話を聞いたり、そうしているうちに、
雫は最近本を読んでいても、なんかあれ?と思うことがあったみたいで、違うなぁと思っていたわけなんですが、
誠司くんのことに対して夢に向き合ってて、すごいね、結構歯の浮いたセリフを言うわけなんですけど、
その際に、前はワクワクした時に聞こえる、そんな音があったんだよ、みたいな話を唐突にね、雫は誠司に言うんですけど、
最近の雫には聞こえてない音でして、なんでなんだろう?みたいなことをね、こう呟くわけなんですけど、
そしたら誠司は、誠司くんは、自分で描けばいいじゃん、みたいなことをサラッと言うわけなんですよね。
はぁー、ここすごいなぁと思ったんですけど、その誠司の一言で、自分のやりたいことに気づいて耳を傾き始めたわけです。
耳すば漫画のメッセージってここにあるのかなぁと思いました。
自分のやりたいこと、その音が、今までは聞こえていたんだけど、最近聞こえなくて、
よくよく耳を澄ますと、自分のやりたいことって小説を書く、面白い物語を書くってことなんだ、っていうのに気づいて、
自分のね、妄想をさらに膨らませていくわけなんですけど、ここはいいなぁと思いました。
結構ノーモーションで誠司くんが、自分で書けばいいじゃん、みたいな言うんですけど、
多分それが言えるのって、自分がやりたいことをやってるからなんだろうなぁと思って、
いい、なんていうか、二人組だなぁって思いましたね。
その自分の思いに素直になることで、結構相手の気持ちも理解できてくるっていうところになってくると思うんですけど、
あらすじだとね、ちょっと省いてしまったんですけど、
雫自身は結構その鈍感なタイプと言いますか、
友人のゆう子とその片思いの男子との参加関係に結構ドキドキするシーンっていうのが漫画でもあって、
これは映画にもあるんですけど、
そういうちょっと鈍感なところにあるので、
誠司の思いにだんだんとそれでも気づき始めて、
で、はっきり気づいた瞬間に、もうそっけない態度を取ってしまうんですよね。
そうこうしているうちに、ある日ですね、夜明け前に誠司くんがこっそり雫の家を訪ねてくるわけです。
一緒に家を抜け出して、誠司くんの自転車の後ろに横座りになって出かけるわけです。
飛んだ誠司くんが連れて行ったのは見晴らしの良い丘で、そこで朝日を一緒に見ながら誠司は雫に思いを告げるでした。
ということで、漫画もいい展開だなぁって思うんですが、
この辺もほぼ変わってないなぁと思うんですけど、
ただその見下ろす魂の景色、魂のね、住宅街が広がっていく、広がっている景色の中に朝焼けがワーッと明るくなる感じって、
多摩ニュータウンとふるさとの風景
何気ないそういう朝が、めちゃめちゃすごい綺麗に見えるっていう、スタジオジブリのマジックがかけてある。
要所要所にそれがかかっている映画なわけなんですけど、
なんでその耳を澄ませばが、たまアニメ版の方ですけど、
たまニュータウンっていうその開発された街が舞台なんかなーって思った時に、
それがカントリーロードを舞台、主題歌にしていることと関わっているなーって風に思ってて、
舞台はね、その世界観っていうか、
1990年代のその成長期、高度成長経済成長期からその先を生きる子供たちにとって、
開発されたいわゆる団地とかニュータウンとか郊外とかベッドタウンとか、
そういう場所がふるさとなんですよね。
なんていうか隣のトトロみたいな、そういう田舎みたいな、
そういう場所じゃないニュータウンのふるさとで生きている子供たちを描いてくれてるんだなーっていうのが、
今でもね、私の胸に刺さってるっていうか、
私は首都圏郊外ベッドタウンに弱い何十年骨を埋めているので、
めちゃめちゃ刺さってるのかもしれないって改めて思いました。
作品がきっかけになったバイオリンの約10年
なんでね、ヴァイオリンじゃないんだみたいなことさっきも言いましたけど、
本当に耳をすばせばがめちゃめちゃ好きで、
しかもカントリー・ドルドがめちゃめちゃ好きで、
どれだけ好きかっていうと、新卒社会人になってすぐヴァイオリンを習って、
1ヶ月分の給料をもらったら、それを片手に本物のヴァイオリンを買ったぐらいですね。
先生がわざわざ見立ててくれたんですけど、
そんな金持ってないから、
でもちゃんと工房に行きましたね。
ヴァイオリンってめちゃめちゃ難しい楽器なんですよね。
ピアノみたいに音が定まってないですし、
ギターみたいに線というか抑える、あれなんていうんだろう、
弦のところに目安みたいなものがあるんですけど、
ヴァイオリンはほぼないので、
自分でちゃんと音をどんどん弦の位置化を狙って持っていかないと、
正しい音が弾けなかったりするわけなんですけど、
働きながら習ったり、自習練したり、休んでる時もありましたけど、
だいたい10年ぐらいで、カントリー・ロゴドを最近やっと弾けるようになったんですよね。
もちろんね、ちゃんとした楽譜っていうのはめちゃめちゃ難しいんで、
オクターブは下ですし、
テンポもゆっくりなんで、
聞いたら本当に弾けてるんかいって感じかもしれないんですけど、
めちゃめちゃ難しい、本当に。
せいじくんがあんなに揺れながらガシャガシャ弾いてるのが考えられない。
中学2年生であんなに上手くて、上手いのにお前は職人になるんかいって感じですけど、
それぐらい好きな作品なのでね、
いろいろ思うところがありますが、
原作漫画のバロンの物語と映画
漫画に関して言うと、
残念なことに打ち切れになってしまったらしくて、当時。
だからその語られない話、
バロン、猫の男爵の人形の恋人が戦争で戻ってこなかった。
恋人はどこにいるんだ?みたいなところがね、
また再開するっていうところで、
雫とせいじのその関係性とかも結びついてくるんで、
そこまで描きたかったんだろうなって思うんですけど、
最終的にはそこはカットされてしまってないんですけど、
その内容がね、映画に保管されているのかなって思うんですけど、
せっかく映画館で上映されるという、またとない機会なので、
ぜひね、漫画、見た後に読むのか、見る前に読むのかは全然お好みでっていう感じですが、
映画、漫画どちらもね、合わせて見て読んでもらえると嬉しいです。
文学フリマ東京43の告知
はい、終わりということなんですが、ここで少しだけ告知です。
11月8日ですね、文学不利真東京43にですね、サークルにある、いくつかある同人誌さんに、
今回は寄稿をさせていただいていますので、
今回はですね、小説のほかに批評でも参加してまして、
久しぶりにいろんなブースを回れるかな、小説とかね、同人誌とか人とか見て回れるかなっていうふうに思ってるんですけど、
ぜひね、もし文学不利真行かれるぞっていう方がいらしたら、
ぜひぜひ来ていただきたいなと思うんですが、
概要欄にですね、ブース番号を出す内容のリンクとか、
そういうものを貼っておきますので、気になった方はぜひ見てもらえると嬉しいです。
主に小説2本と批評1本書いてます。
全然ミシミスバとは関係ないんですが、ぜひぜひ見ていただけると嬉しいです。
はい、そうしましたら、本日はこの辺で終わりにしていきたいと思います。
ここまでお聞きいただきまして、
お聞きいただきましてありがとうございました。
雨の日に本をさしては毎週木曜日に更新しています。
本日はちょっといろいろあって、土曜日になりました。
スポティファイ、アップル、ポッドキャスト、リッスンなど各ポッドキャストアプリで配信しています。
最近はちょっとYouTubeも頑張ろうと思ってますので、ぜひぜひフォロー、評価よろしくお願いします。
ハッシュタグはひらがなでアメフォーム。
概要欄にメッセージフォームもありますので、ご感想お待ちしています。
それではまた来週。バイバーイ。
17:32

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