00:05
スピーカー 2
はい、というわけでLayerX NOW! 今回で第13回ですね、始めていきたいと思います。
まず大前提なんですけども、このLayerX NOW!というポッドキャストなんですが、
LayerXの開発メンバー自体を知ってもらったり、組織を知ってもらったりしながら、
ここ半年ぐらい、もうブロックチェーンじゃないLayerXになってきてるよっていう、
その姿を知ってほしいなと思っていて、このポッドキャストを始めさせていただきました。
今回はメンバーとして北岡くんに来てもらっております。
実は新卒で入社されたというところで、この前ブログを書いていたので、
その辺の話も交えながら、ワンワン的にいろいろお話できたらなと思っております。
北岡くん、よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。北岡くん、よろしくお願いします。
スピーカー 2
それでは早速なんですけど、簡単に自己紹介、過去の経歴とかやってきたこととか、
軽くお話できる範囲でお願いしてもいいですか?
スピーカー 1
はい。僕、もともと学生時代とか、高校生、中高生とかはずっと野球をやっていて、
今はテック系のエンジニアの仕事をやらせてもらっているんですけど、
全然パソコンとかちょっと無理みたいな、
そういう感覚を持っていたような、スポーツばっかりやっている感じの人でした。
大学生の時に、ブロックチェーンとかが盛り上がりを見せ始めた時に、
すごい興味を持って、何だろう、みたいな感じで調べ始めて、
その過程において、ソースコードとか読めた方が理解が深まるというか、
すごい派手なPRとかしているところが多かったので、
そういうのじゃなくて、ちゃんとソースコードを読みたいな、みたいなところから、
エンジニアの仕事を2019年の初めぐらいからし始めて、
2019年の8月にレアXに入社して、今に至るという感じですね。
スピーカー 2
では、細かいところまでありがとうございます。
もともとコーディングとか全く考えていないところからだいぶ遠いところに行きましたね。
スピーカー 1
そうですね。そんなにやったことないことに対して、
好奇心を持っているというか、チャレンジしたいという気持ちはあったので、
最初、全然自分の畑じゃないな、みたいな感覚はあったんですけど、
やっていくうちに面白いなとか、すごい感じるようになったという感じですね。
スピーカー 2
ブロックチェーンに興味を持ったのがどの辺だったんですか?
スピーカー 1
本当は最初は、ビットコインがすごい値上がりして、
メディアとかに取り上げられたの。
03:02
スピーカー 1
初めて100万超えたら200万いきそう、みたいな。
そういうぐらいの時に、ビットコインってなんだろう、みたいな感じで調べたのがきっかけで、
その後にイーサリアムとか、送金にとどまらないユースケースが面白いな、みたいな。
いろんな領域がある中で、すごい新しい領域ということで、
若い、あんまり社会人経験とかも全然ない中で、最初に飛び込む領域としては、
他のすでに物理学とか機械学習とか、すでにある程度確立されつつある領域よりは、
みんな初めてっていう方が、ファーストキャリア的には参入しやすいかなというか、
自分がやる意味とかも結構あるのかなっていう意味で興味持ち始めた感じですかね。
スピーカー 2
横並びで競争がしやすい。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
確かにブロックチェーンの世界、若い人多いですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ビタリック氏もね、そもそもまだ20代前半とかなんですもんね。
なるほど。
それでレイアエクスを知ったって感じなんですか。
スピーカー 1
そうですね。
やっぱりその当時国内でブロックチェーン系のことをやってるって言ったら、
当時僕の中でレイアエクスが一番魅力的な会社だったので、
ちょっと働いてみたいなっていう気持ちを持っていたって感じですね。
スピーカー 2
興味持った時期で言うとあれですよね。
たぶんその前身のグノシーのアラヘチンもあるんですよね。
スピーカー 1
グノシーのテックブログとか読んでましたね。
ハテナの。
スピーカー 2
俺がめっちゃプラズマの話してるけどね。
読んでましたよ。
デセントラライズドに。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なるほど。
じゃあその辺のコサブみたいなのに惹かれたみたいな。
スピーカー 1
そうですね。
テックブログもそうですし、スクラップボックスも当時から読んでまして、
なんかすごい数学チックなことから、
暗号とか証明の論文読んでみたとか、
そういうゴリゴリなことをやっていて、
他のブロックチェーン系の企業いっぱいあったんですけど、
スピーカー 2
そこまでゴリゴリにやってるところはなかなかなかったので、
スピーカー 1
やっぱりちょっと自分には一味違うなっていう言い方をしていましたね。
スピーカー 2
でもさっきの横並びって話と微妙に違うような気もしていて、
スピーカー 1
むちゃくちゃ専門家がいるみたいな感じが見えるじゃないですか。
スピーカー 2
そこってハードルはなかったんですか?
スピーカー 1
すごい人ばっかりなんだろうなとか、
論文とか書いてたり、
入る前からいろいろ論文書きましたとかあったので、
06:02
スピーカー 1
自分が理系の学部出身でもないので、
そういうことをやるのに対しては少し障壁は感じてたんですけど、
実際ちょっとインターンとかさせてもらってみると、
みなさんもともとそういうことをやっていたよりかは、
入ってから勉強しましたみたいなことばっかりで、
それこそ大介さんとか宿泊員の中村さんとかは、
全然バックグラウンドとかコンピューターサイエンスゴリゴリやってましたみたいな感じかと思いきや、
全然関係なかったりしているので、
そういうのを見ると自分でもキャッチアップすればなんとかなるんじゃないかなみたいなことは、
思えているというかやる気になってくる感じですね。
スピーカー 2
でもその流れって今も続いてますもんね。
未知領域にとりあえず知らなくても入っていっちゃうみたいな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
みんなカジュアルですよね。
ビジネスサイドも結構そうですよね。
いきなりブロックチェーンはやってたけど金融全くわからん世界に突っ込んでいったりしてて。
スピーカー 1
すごいそれを楽しんでるというか、
ワクワクしながらやってる人たちが多いなという印象はありますね。
スピーカー 2
確かにね。
ワクワクしながらよく知らないこともビジネスサイド一生懸命突っ込んでいくみたいなことは、
福島さん、僕はフッキーと言ってますけど、フッキーもこんな感じですもんね。
スピーカー 1
そこらへん未知の領域かけるテックで、
レバレッジかけるのがすごいバリューが発揮できるみたいなのがみんな分かっていて、
どんどん突っ込んでいってるかなみたいな感じがしますね。
スピーカー 2
今回、今は経理系プロダクトとかやってるけど、それも同じノリですもんね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そういう意味ではレイヤレックスの面白いところって、
知らない領域でもキャッチアップするこの速度を保てるこのチームなのかもしれないですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
その中で北岡くんって実際仕事はどういう流れでやってきたんですか?
僕が知っている北岡くんはもうほぼほぼOCRに移っていくところからになってしまう。
スピーカー 1
そうですね。入社して、2019年の8月に入社してるんですけど、
その当時は金融機関さんとのプロジェクトがいくつか走っている状態で、
そこの開発、ブロックチェーンを使って新しい金融商品取引するプラットフォームとか開発するみたいなプロジェクトの開発とかをやっていて、
2020年の途中ぐらいからは結構R&Dに近いようなエンタープライズ向けのブロックチェーンに関するレポートの執筆であったり、
09:06
スピーカー 1
R&Dに近いことからほんのちょっとだけスマートシティとか、
そういうビズ的なところのスマートシティの提案とかそういうビズ的なこともほんの少しやらせてもらったりしていて、
今年からREAXインボイスのOCR部分の開発を担当しているという感じですね。
スピーカー 2
結構急でしたよね。OCRお願いしますって。
スピーカー 1
そうですね。だいぶ急でしたね。
スピーカー 2
OCRの中身は企業秘密みたいなところもあるので、お話できないところはあるんですけど、
そもそも機械学習自体はこれまであんまり専門でやってた領域ではないですか?
そうです。全くやってない。
全くないですね。ここどうやってキャッチアップしてたんですか?
スピーカー 1
最初は本当に聞いたり、ソースコード読んだり調べたりみたいなので、本当に手探りみたいな感じで、
いろんな人に助けていただいてキャッチアップしていったって感じですかね。
スピーカー 2
Giwaちゃんとかに?
スピーカー 1
そうですね。なんでも初歩的な質問とか歓迎される文化があるので、そういった意味でガンガン質問したりはしてましたね。
スピーカー 2
ある意味でその質問を受けやすい、受け付けてもらいやすいっていうのがこの学習速度につながってるんですかね。
スピーカー 1
そうですね。あとはドキュメントとか横青への共有みたいなのも定期的に行っていたりしていて、
アセットとしてそういうのが残っていたりしていたので、それを読むとか、
あとは実際に一緒にコードリーディングしたりとか、そういう知識とか慣れ違いの横の広がりみたいなのがスムーズにできる環境があったっていうのがありますね。
スピーカー 2
もともとバリバリとブロックチェーンから入ってきて、ビジネスサイドも含めて見てきて、それからいきなりOCRってなったじゃないですか。
この時って北角の中ではどう整理をつけていたんですか?気持ち結構切り替えるの大変じゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。結構急だったっていうのもあって、1日2日ぐらいは整理をつけるためにいろいろ考えたりはしました。
結局、REXそのものがインボイスの何でやっているかみたいなインセプションデッキとかあるんですけど、そこら辺を読んだりして、
もともと全体の定例とかでインボイスの状況はなんとなくは見ていたんですけど、じっくりなんでこうやっているのかそういうのを読んだ上で、
12:12
スピーカー 1
もともとREXラボっていう研究開発のところにいたんですけど、ラボでやっていることもインボイスでやっていることもミッションに沿っているというか、
別にアプローチが違うというだけでやろうとすることは変わらないので、登る場所がちょっと変わったぐらいに整理をしたという感じですかね。
スピーカー 2
フッキーがよく言っている4段階のデジタル化みたいな話の、4段階目にいきなり飛ぼうとしても難しいよねっていう話ですよね。
一応これ聞いている人のために説明しておくと、一番最初単にデジタルツールを導入するだけの世界から、きちんとそれを使いこなしてプロセスだんだんと乗っけていって、
そこから最終的に次はデジタルでしか成し得ない新しいビジネスモデルが生まれて、最後さらに産業全体が繋がって作り変わっていくみたいな。
ブロックチェーンって産業全体が繋がるところで重要だよねって位置づけだったんだけど、いきなりそこに飛ぼうとしてもそもそもデジタル使えてないのにっていう状態だったので、
今そこに至るための大前段、まずデジタルなプロセスに会社が乗っかれるようにするってところを僕らは手伝いしているというふうに、よく社内で話が出てますよってちょっと補足でした。
そうですね、とはいえ体がもう一個あったらラボをやりたいですけどね。
何なら事前に話していたら体が3つ欲しいとか言ってました。
これレイアイクスの面白いところですよね、それぐらいミッションがいろいろ転がっているというのは。
今金融をやっているMDM事業部とブロックチェーンのラボとそれぞれあって、3つあったら確かにやりたいですよね。
そこは人間の体は1つしかないので難しいところですけど、これがレイアイクスの面白いところだなとは確かに思いますね。
やっぱり今もブロックチェーン自体はやってみたい?
スピーカー 1
ブロックチェーンもそうですし、それを事業化させるということをラボでやっていると思うので、
インターネット投票であったり、人科技術とかを無視していろいろ今までにないようなプロダクトを作っているので、
スピーカー 2
そういう意味では面白そうだなというのは、実際にやっていて面白かったです。
しかしここまで北岡くんの話を聞いていると、レイアイクスの文化っぽい話がいろいろ出てくるなと思ってキャッチアップしやすいとか、
レイアイクスの文化を見ていて、この辺は面白いな、この辺はいつも自分の助け合いになっているなみたいな部分はありますか?
スピーカー 1
さっきもちょっと触れましたけど、何でも聞けるような雰囲気があるのはすごくいいなと思っていますね。
15:03
スピーカー 2
なんか初歩的な質問するためだけのチャンネルがスラックにあったりとか、本当に歓迎するムードがすごくいいなと思います。
チンパンジーアイコンは便利ですね。
社内用語でチンパンなんですがっていう、チンパンジー並みの質問なんですがっていうキーワードがよく飛び交うんですけどね。
僕もたまに使いますけど、チンパンジーのアイコンつけて質問すると、みんな何も初歩的な質問でも許してくれる。
スピーカー 1
そんなこと知らないの?ってキンクになるっていう、その瞬間に。
実際、一人が知らないってことはそれ以外にも知らない人絶対いるので、よく質問するやつは偉いみたいな意味で、
絶対他の人のためにもなっているので、すごい良いチャンネルだなって思いますね。
スピーカー 2
絶対ありますよね。
いや、それ俺も知らなかったんだけど知ったかぶりしてたわけですよ。
絶対ね、一人一人みんなどっかにあるから。
スピーカー 1
絶対あるね。
スピーカー 2
俺もあるもん。
いや、あれはすごくいい文化ですよね。
それで情報が横にちゃんと巡っていて、こうやっていい文化になっているんだなと思う。
確かにそうするとやっぱり新卒とかでも入って活躍しやすかったみたいな、路上が詰まってるみたいなのがあるんですかね。
スピーカー 1
そうですね。
最初何も知らない状態でも、何やればいいかみたいなところを自分で調べた上で色々聞いたりしてきますし、詰まったりしたらそれまた聞けますし、
いい感じにみんなパスの出し方が上手いというか、タスクの振り方とかもそうですし、
その人がちょっともがかないとできないようなタスクとか、そういうタスクの割り振りとかもすごい絶妙だなとかいう風には感じるので、
いい感じにそこら辺が相まって、無駄キッズも色々聞いて調べてみたいなのができる環境かなという風には思うので、
新卒とか第二新卒の方でもすごくやりがいのある環境かなと思いますね。
スピーカー 2
ちなみに今我々も、実はずっと新卒採用やってるじゃないですか。
レイヤーXって多分皆さんもすごい腕の中途採用しかやってないんじゃないかみたいな風にたまに思われてるんですけど、実は結構新卒採用毎年必ず人入ってて。
スピーカー 1
そうですね。新卒だけではインターンとかもいますし。
スピーカー 2
今はちょうど募集してますもんね。
スピーカー 1
そうですね。結構面接とかで石原さんとかがよく応募するのは躊躇ってましたみたいなことを、
候補者の方がおっしゃるみたいなんですけど、すごいどんどん応募してきてほしいなと。
18:02
スピーカー 2
最後にですね、その辺で新卒の候補の皆さんがもしかしたら聞いてるかもしれない。
こういうところは気にしなくてもいいんだよ、ぜひおいでよっていうところちょっとハードルになってそうだけどそうでもないよみたいなファクトがあったらちょっと話を聞いてみたくて。
例えば自立力ってどこまで必要ですかね、北岡くんから見て今。
多分北岡くんのところでインターンになったりしてると思うんですけど。
スピーカー 1
そうですね。例えば僕の場合は一緒に働くとしたらエンジニアの方になると思うんで、一旦エンジニアのポジションの場合だったら話をしますと、
実装力というか全くプログラミングやったことありませんとかはさすがにちょっと難しい可能性が高いかもしれないですけど、
特別賞を取ってましたとか、なんですかね、今日プロとかすごいんですとか、そういうめちゃめちゃ強い人、もちろん大歓迎ですけど、そうじゃない方でも
実装できるというか、自分でこうイシューを見つけて調べて解決みたいな、
プロセスを踏める人であればそんなにこう、なんていうんですかね、めちゃめちゃ強いエンジニアというか技術力を持っていなくても、
課題をどんどん解決していくうちにどんどんパワーアップできるのかなというふうに思って、そういう持っている技術力以上に課題をどんどん解決していくような、
実装できる能力みたいなのは大事なのかなと。 技術よりも実装する力がちゃんとあるから。
スピーカー 2
あと他に何かこう逆にじゃあ技術がめちゃくちゃ重視されないとしたら何か大事なことってどの辺なんですかね、多分北岡くんがどういう人と働きたいかみたいなのとほぼ同義だと思うんですかね。
スピーカー 1
特に今僕が携わっているのはSaaSのプロジェクトで、エンジニア単体とかビズ単体とかで成り立つようなものではなくて、全員の連携があって初めていいものができるっていうのをすごく感じていて、
例えばSaaSの方がお客さんのニーズをヒアリングしてきて、仮にどうにいただけなかった場合にそのどうにいただけなかった理由とかを聞いていただいて、それを開発にフィードバックするであったり、
CSの方がお客さんのニーズを使いやすいんだけどここちょっと直してほしいみたいな細かいモヤモヤとかを拾ってきて開発にフィードバックするとかであったり、開発の方がQAの人に合わせてやりやすいように開発を進めるとかであったり、
お互いのシュートを打ちやすいところにきれいにパスさせたりというか、思いやりというか、うまく連携して初めていいものができてくるのかなというふうには思うので、そういうチームワークというかコミュニケーション、相手がこういうふうに渡したらやりやすいとか、そういう思いやりみたいなのが
21:06
スピーカー 1
聴く場合みたいなのができる人だとすごくみんながテンポよく仕事できるので来てほしいなというふうに思いますね。
スピーカー 2
ということはチームで連携をしたことがある、得意みたいな人が特にいると。
そうですね。
どんな仕事をやってもこれ一緒ですね。
スピーカー 1
そうですね。
SaaSとかやってると今まで以上に強くそれを感じるっていうのがありますね。
スピーカー 2
目の前にお客さんがいて、全員の連携で価値を届けますからね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
というわけであっという間に20分くらいいつも収録してるんですけど、時間経ってしまったんで、一旦第13回はこの辺にさせていただいて、次回はちょっと北岡くんのブログをベースにお話を伺おうかなと思っております。
じゃあ、ありがとう北岡くん。ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。