不安への初期対処法
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。
ポッドキャスト、サラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者、宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
今回は、起業後に出てくる不安への対処方法をお伝えしたいと思います。
起業して最初の頃は多分希望に満ちていて、不安な気持ちなんて全くなく、楽しく過ごすことができると思います。
でもほとんどの場合、希望に満ちていられるのは、せいぜい数ヶ月ぐらいではないかなというふうに思っています。
というのも本気でビジネスをしようとした場合、大抵は最初から思った通りにはことが進まなくて、
想定外のことが起きたり、関係する人とのトラブルが起きたり、思ったような売上が上げられなかったりということが必ずと言っていいほど起きてきます。
会社員という守られた立場から、人を守る方の立場になると見える景色も全く違ってきますし、大変なプレッシャーがかかってきたりもします。
そんな時、僕自身もそうでしたが、不安な気持ちに押しつぶされそうになるのは避けようがないかもしれません。
でもそんな時には、僕にはいくつかのオススメの対処方法がありますので、今回はその中から2つのやり方を紹介したいと思います。
がむしゃらに働く方法
まず1つ目の一番手っ取り早い方法なんですけれども、これはとにかくめちゃくちゃがむしゃらに頑張って仕事をするということです。
というのも実は人間の脳みそというのは同時に2つのことを考えることができない、そういう仕組みになっているんですね。
ぜひこれ試してみていただくとわかりやすいかなと思うんですけれども、
例えば明日食べるランチについて誰とどこに行って何を食べるかということを考えながら、123たす456の計算を同時にやってみていただきたいんです。
ランチについては付け合わせのメニューや具材に至るまで細かくイメージしていただければと思います。
そしてこの123たす456の計算とランチのことを同時に考えるわけなんですけれども、
ぜひちょっとやっていただきたいので待ちますね。
ぜひ今やってみてください。
いかがでしょうか?
同時に考えられましたか?
きっと同時に考えようとしてもランチのことか計算かどちらかだけになってしまって、双方行ったり来たりしてしまったのではないでしょうか。
脳科学ではこの状態のことをタスクスイッチングというふうに表現しています。
そして実はこれと同じことが感情にも起きます。
例えばとても楽しい気持ちでいながら不安な気持ちも同時に持ち合わせるということは人間の性質上できません。
そして不安解消の方法である頑張って働くということについても実はこの性質を利用しています。
頑張ってがむしゃらに働いていると目の前に対応しなければいけないことが山積みになって意識がそっちに集中します。
そうすると不安なんて感じる暇がなくなるんです。
そしてがむしゃらに働けばくたくたに疲れるので夜もあっという間に眠れます。
ぜひ不安を感じたらがむしゃらに仕事するというのを試してみていただければなというふうに思います。
最悪のシナリオを考える
次にお勧めするのが最悪どうなるのかということを具体的にイメージしてしまうということです。
思ったように事業がうまくいかないのではないか、そうなると生活が困窮するのではないかのように不安な気持ちに支配されてしまうかもしれませんが、
そうなったら最悪どうなるのかっていうのを明確にするのをお勧めします。
サラリーマン起業家を目指す皆様であればサラリーマンとしての実績もあるでしょうから、
大抵の場合はせいぜい自己破産してサラリーマンに戻るということではないかなというふうに思います。
この自己破産してサラリーマンに戻るという状況を受け入れてしまえばいいだけなんです。
もしくは自己破産して再度別の事業を立ち上げるという方もいらっしゃるかもしれません。
では自己破産するとどうなるかというと、既に持っている資産がなくなるだけのことです。
銀行預金に書いてある数字がゼロになるだけ、そういうふうに思ってしまえばいいんじゃないでしょうか。
自分の命を捧げるような話ではないですし、日本で生活していれば再起することはいくらでも可能です。
大金持ちになっている方の多くが破産経験をしているとも聞いています。
このように最悪どうなるのかというのをイメージしてそれを受け入れてしまえば、
それ以上に漠然とした不安にとらわれるということもなくなります。
もしかすると今まだサラリーマンをしていて、サラリーマン人生に不安を感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々にも今回ご紹介した2つの対処法はとても役立つと思います。
ぜひ試してみていただければと思います。
今回お話しした不安への対処方法いかがでしたでしょうか。
今回の対処方法はまさに私自身も実践したことがあるやり方です。
今のLATを立ち上げるにあたって2019年には大きな舵取りをして、ITでほとんどの業務が自動で回るように作り上げることを決めました。
それでも当然お客様が来てくれるかなんてわかりませんでしたが、
とにかくそんな不安を感じる暇もなく、僕自身も開発に携わって土日もオフィスに出て仕事していました。
そうしていると全く不安を感じることなんてありませんでした。
不安を感じられるというのはある意味、暇で時間を持て余している証拠なのかもしれません。
もし不安を感じ始めたら、今自分は暇なんだなぁなんて考えてみてもいいかもしれません。
2つ目の最悪のシナリオについても、2015年にフィットネスのビジネスを始めて全くうまくいかなかった時には、
まさに最悪事故を破産してサラリーマン復帰だなぁなんて考えたことで、前向きにいろんな解決策に取り組むことができたと思います。
不安な気持ちっていうのは決して良いものをもたらしてはくれません。
不安な気持ちを感じたら、すぐに今回ご紹介した対処方法を試してみていただければと思います。
不安な気持ちにしがみついてしまうと、何も前には進みませんが、今回の対処方法を試していただければ必ず巧妙が見えてくると思います。
この番組では企業を目指すサラリーマンの方に、私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は高評価とフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
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それではまた次回もお聞きください。ご機嫌よう。さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュースうさみさとる
ナレーションバシャがお届けしました。
