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始まりましたマーケターの仮説ラジオです。 本日のテーマは、なぜ名前の長い商品が増えているのかというテーマで、私きんちゃんと
ごじらでやっていきたいとおもいます。 これね、前々から思ってたことなんですけれど、たまたまドンキホーテの商品が結構長くて売れてるぞ
みたいなニュースを見まして、それで提案したというところです。
これちょっとドンキホーテの事例なんですけれど、なんかドンキホーテの商品、プライベートブランドでものすごく商品名が長い商品が
ウィンナーとかもあるんですけど、正確に読みきれないぐらい文字が長い。通常だったらなんか普通だったらウィンナーだったらウィンナー
だけだと思うんですよ。それがもう60文字とか、それ以上あるような商品とかが今あるという感じですね。
これあのドンキだけじゃなくて他にもあるなと思うんです。 コンビニとか見かけたりとか、あとあの映画とか漫画とかそういうコンテンツとかにおいても
なんか名前自体がすごく長くなっているんじゃないかなと、個人的に感じておりまして、その理由とかを仮説を考えてみたいなと思います。
肉の旨みにほとばしる衝動、選別された太い天然幼鳥を使用したパリッとジューシーな歯応え。
読みウィンナーありえねえ。これどこまでが名前なのか全くわからない。 そうだよね、どこまでがあれかは全然わからないくらい長い。
ほんとだ文章だね、なんかシートにどこって書かれてるんだこれ。 あとは愛するが言えないでみましんまで香る力強い燻製。口の中で激しく視聴心は止まらない。
これまだあれ3分の1ぐらいしかないですけど、こんな調子で続きますね。
さすがにこれレシートあれなんじゃない?燻製ミックスナッツで終わるんじゃない?
名前、まあそうね。名前というよりパッケージだねもうね。 そうだね、確かに。
パッケージって考えればさ、みんなさ、上手い感じでさ、いい感じのパッケージ考えると思うんだけど。
それをただ名前に変えたっていうだけと考えたら割とすっきり行くね。
あとドンキーすごいな。確かに僕も名前長い商品が増えてるなと思ってて、それはもちろんコンビニもそうだけど、ドンキーは本当にこれすごいね。
なんか本当に長いね。 あれだね。
雑誌、あの週刊文春とかのさ、現代とかなの。 電車の釣りカーコーク昔あったけど、それみたいな感じになってるね。
もういろんな文字が大きさもバラバラで。 はいはいはい、いろんな煽り文句が入ってるみたいな。
ね、本当バラバラだねこれ。 これすごいな、なんか新品デザイナーがもし持ってったら本当にADにぶん殴られるんじゃないかってぐらいの大変な文句。
いやそうだね、これなんか多分ドンキー法帝が一番際立っている感じがするね。 他のいろんなコンテンツあれど。
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そうね、まあけどやっぱ、なんでですかこれは。 これなんでかなって私は思ってたんですけれど、一つにはいろんな商品がある中で何だろうな、その差別化の
一種だろうなと、まあ 思ってて、なんだろうな、いろんなさ、棚がある中で自分を見てもらうというか、
このさ、タイトルとかと、記事とかと同じだと思うんだけど、タイトルだけ見てこれを読みたいと思うか、読まないかどうかで決めると思うんですよ。
なんかそんなところと似てるんじゃないかなって個人的には思ってて、その入り口部分で判断するための情報材料として、この長い商品で、そこで興味を持ってもらうという。
もうすでに有名な商品、例えば何かポッキーとかだったらさ、あんなのさ、数文字見るだけでさ、これ買おうってなる。
新しく出る商品とかだったらさ、まだブランドとかがないような商品だったりしたら、なんかこう、どういう魅力があるみたいなものをパッケージで伝えることによって、しかも長い文字で、長い名前で。
なんかそういう意図があるんじゃないかなと。 なんでそれがこれまでなかったんだろう。
掟破り的なところがあったんじゃないか。なんだろう、それこそプランナーが持ってたら、いやこんなダメ決まってんだろう。
なんとなくの収集感があったりしないんじゃないかっていうね。
そうそうそうそう。
ありそうじゃない。 あれはその沈る感を表現してなんぼだみたいな。
あーまあねー。
なんかさ、いや基本的に差別化がもう本当に極論だと思うんだけど、なんで増えたのかなって思ったときにさ、もう名前ってそもそもさ、
なんなのかなってとこから考えてて、なんだと思うの。 名前?
名前って、名前の役割ってなんだと。 名前の役割が何か。
おーなんだろう。名前の役割か。 めちゃくちゃ難しい質問だな。
まああれかな。 覚えてもらうためのツールという。
認識させるためのツール、そういうイメージかな。 そうそうそう。でなんか普通だったらシンプルなものとかの方がいいし、
ブラン、まあいわゆる一種のブランディングだと思うんだけど、名前のブランディングだと思うと、
普通に考えたらさ、おかしいのよ。その商品を認識しづらいっていうのは。
確かにね。 けどなんだろう、これって結構古典的なマーケティングだと思ってて、その
なんていうのかな。 まあダブとかメリットとかなんか、ポッピングとかっていうものをなんかこう
昔から一つずつ育てていこうとかだったら、なんか全然いいんだけど、なんか今ってさ、なんだろう、
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もう商品、情報もめちゃくちゃあるし商品もめちゃくちゃ サイクルもありすぎててさ、名前育てるのクソハードル高いんだろうなっていうのがあるけど。
いやーそれはね、本当にそうだと思う。 だからもう名前、別に広めなくていいから、もうその一番こう遠い名前がさ、
一番残るCMしまくると。一番の優先席に名前じゃなくて、商品PR乗っけちゃうかっていう発想なのかなと思ったんだよね。
あー、それ面白いな。確かに言えてる。 なんかね、僕が所属しているB2Bの業界でも、最近
認知型の広告、タクシー広告とかって増えてる。 実際に名前を覚えてもらうためにも、数百万とかじゃ全然足りなくて
基本的にはね、数億円とか1億円とか、それぐらい通じないと、認知度がアップすることってなかなかないって言われてる。
特にB2Cだともっと早いよね。
商品が少なくて、それをバンバンメディアで出せて覚えてもらえるとかだったら全然いいんだろうけど、とかまぁなんか
任天堂スイッチみたいな超大型商品だったら、なんかスイッチむちゃくちゃ名前長かったら嫌だもんね、両端が取れて手に持ててみたいな。
そう考えると弱者の戦略みたいな、そういう感じなのかな。
割り切ってって思う、すごく。 そうだよね。
だからプライベートブランドが多いんじゃない? 確かに確かに。
ブランディングする必要もないし、なんならめんどくさいもんね、プライベートブランド、わざわざ全部名前かけつくのに。
そうだねー、相当大変だもんね。 確かにそれを言えてる。
面白い。 そうっていうのをね、名前ってなんだろうなーって思いながらさ、
もう昔みたいな強者の戦略は取れないんだなぁと思って、特にプライベートブランドとかだと。 なるほどなぁ。
なんか食品に関してはそうだなと思ったわ、一旦。 なんかコンテンツとかにおいてもさ、なんかこうラノベっぽいタイトルのコンテンツ増えてるなって
個人的に感じてるんだけど。 あれなんなんだろうね。あれなんでなんだろうなって、そうそう。
あれでしょ? あの転生したら〇〇だったけど。 あーそうそう、テンスラとか。
昔はもっと短かったよなっていう。 そうね、あれはまたちょっと違うかもね、なんか。
あれはなんかそもそも 作品がめちゃくちゃ多いから
手に取る前にもタイトルで判断しないと本なんて毎回読んでないからみたいな、 そこの一瞬の勝負を
なんとか頑張ってるんだろうね。 はいはいはいはいはい。
なんか僕もそういう意見だわ。 そうそう。
昔ガチャガチャがさ、同罪的にそもそも化け替えさせなきゃいけない3秒の勝負だった。 あー言ってたね。
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あれに近いかもな。 あー確かに確かに。これ言えてるな。
納得。 まあただちょっと思ったのがさ、
商品名長いとちょっと安っぽくなったりする?もしかして。 それはね、あると思うよ。
だから高級ブランドとかはこういう戦略は取らないと思うよ。 ね、なんか
嫌だもんね、なんかトヨタとか、あ、トヨタかベンツとかがさ。 嫌だ。
貧迫なしろを走られた。
絶対やらない。
なんか貧乏い感じしちゃうよね。 まあね、だから
あれじゃない、お客さんに寄ってきてるっていう感じがしない? あー
それはあるわ。 高級ブランドとかはお客さんに寄らないところが、
崇高な感じがいいっていうのがあるかなと思って。 確かに。
なんかこう、ゲイゴーしてない。 私は私よっていう感じが、高級ブランドは。
それが魅力かなと思って。 確かに確かに。
でもプライディベートブランドとかは、ターゲットも違うし、価格帯も安いから。
だからこそそういう戦略というか、手法を取ってもマッチしてるっていう、
アンマッチじゃないからいいのかな、許されるのかなって。 さっきの話だと、ハイブランドになればなるほどその
本当に独自の世界観とかをちゃんと伝えなきゃいけないから、やっぱ名前を独特にした方がいいんだね。
本に名前で全部伝えようというよりは、名前を記号にしていった方がいい。
なんかそう思う。 今話してて思ったんだけど、
その高級品で確かに唯一、そうじゃない、長い長いやつあるなって、今思い出したね。
何? フレンチ料理とか。
それでさ、確かに今ちょっと違うのかなって一瞬思ったんだけど、よく考えたら、今のそのゴジラ理論だと、
すり寄ってきてるっていう条件と、あと名前でブランディングしていくっていう条件は、一つがないからたぶん成立するんだろうね。
フレンチ名って正直すり寄ってねーじゃん。何言ってるかわかんないし。
なんだよ、ジェノベーゼなんかなんとか知らんけど。 あれは長いって長い。
伝える気がないけどとりあえず沈りそうなワールド。 何か見て非なるものなのかもなんかちょっと。
まあ確かに別なもの、別な気がするな、あれは。 確かに料理は毎回違うからさ、個別の名前つけるのも違うし。
実はすごく似た現象だけど、さっきの定義に当てはまるとまた別のものとしてそうなってる。
なんかそんな気がする。別な気がする。あれはあれでなぜ料理人の方々はああいう名前つけるのか聞いてみたいけどね。
今の感覚だと 情緒的訴求とかシズルス的な訴求をしてるんだろうな。
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そうだね、うん、そう思う、そうだね。 そう言われると料理をああいう名前するのすごくわかるわ。
なんかさ、そう居酒屋とかでさ、なんかこれちょっとずるいなーって思っちゃうのがさ、思ったりするのがさ。
はいはいはい。 ナニナニさんが3日3晩つけ込んだレモンサワーみたいな。
レモンサワーなんだけど、それがつくだけでなんか頼みたくなるし美味しいから。
想像しちゃうのもあるよね、この文章。
それだな、大山産地のなんちゃらかんちゃら。
そうそうそうそう、それはめっちゃわかるな。
なんかレモンサワーとただの、ただのレモンサワーとそうじゃないレモンサワー、そっち頼んじゃうよね。
いや、頼んじゃうわ。
これは多分あれだね、さっきの食品のドンキのやつも、その情緒的訴求っていう意味では同じだろうね。
うん、そうもそうも同じだと思う。
単純にさっきキンちゃんが言ってたさ、通常だったらタイトル、名前に盛り込まないような商品PRを名前側に持ち込んじゃってるっていう、そういう話なんだなと思った。
まあそれだけ、もう伝える瞬間がすごくユーザーに対してなんか機会がなさすぎて。
特にお菓子なんてさ、名前見るしかしないから、例えばこれがなんかもっとねじっくり考え込んで買うもの。
なんかこう、緑の花粉とかさ、また機能を見たり、どのくらいの大きさなのかとか見たりするけど、ほとんどお菓子は名前ぐらいしか見ない。
法則化してるのかもなぁ、マーケティング、特にコミュニケーションが。
いやだねー。
これは多分他の各社も真似するだろうね。
これどうなんだろう、法話すんのかな、いつか。
いや、どうなんだろう。
全部名前長かったら逆になんか読まなくなりそう、ユーザーが。
まあそろそろ、だから多分あれぐらいまで極端なのはドンキホーテぐらいしかやらないんじゃない?
なんか一時期、僕コンビニ見かけて面白いなと思ってて、すぐ消えちゃったんだけど、
なんかね、あの通常のさ、コンビニとかで見かけるとさ、例えばキャベツサロとかさ、めっちゃあの情報盛り盛りって感じじゃん。
だから僕が見かけて、そうすごいなと思ったのは、もう情報がね、もう一文字しか書いてない。
すっごいシンプルなやつがあって、それものすごい目立ってたんだけど、
本当にちょっとしか見かけなくて、すぐ棚から消えちゃってたから。
なんか、マーケティング担当とか、そういう人たちにとっては新生には思えるのかもしれない。
面白いと思っても、一般的な消費者からするとあまりこう魅力的に感じられないとか。
企画者のあるエゴじゃないけど、一般消費者には受けられなかったっていうところもあるんじゃないかなって。
まあ、それこそただ目立つよ、確かに。目立つけど、ただ目立ってばいいっていうことじゃなくて、
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そうなんだよね。
情報をちゃんと伝えられた上で目立ってるから長いのが強いんだろうね。
そうだと思う。
うんうんうんうん。
あれだね。
表示回数が増えても、購入されなきゃ意味ないみたいな。そういう感じだよ。
ウェブマーケティング的な感じで言うと。
うん。
結局印象に残すっていうことだけじゃなくて、何を残すかが大事だからね。
そうだね。
なんかポテチの袋に塩とだけ変えられたらね。
いや、買おうと思わない。
思わないよね。
いや、目立つよ。目立つけど。
目立つけど、買おうとは思わない。
そやな。
うん。
そここそまさにマーケターの、まあ、腕の店で起こるというか、どういう風にバランスというかっていうのがあるよね。
そうだね。なんか有名な話で言えば、マーケティングで重要なのって認知度とか好意度とかなんちゃらかんちゃらみたいなこと言うけど、
なんかこう、好意度みたいなところがやっぱり塩としか書かれてないポテチだと、やっぱりどうしても印象としてあんまり良くないだろうから、
人を選ばれないんだろうなって。
塩だけだって言われても。
目立っても、認知はされても、いいなとはならないよね。
まあ、そんなところですかね。今回の仮説としては。
そうですね。
長い商品が増えているのかというと、商品の生まれるサイクルとか情報のサイクル、量が多すぎちゃってるから、もう名前しか見てくれないみたいな商品的に、
もうどうとかして名前しか見てくれない中で、冗長的価値をとにかく詰め込んで目立たせるっていう、高速化したコミュニケーションになったんじゃないかっていうところかな。
個人的な観点で言えば、多分名前しか見てないってことはもちろんないと思うんだけど、パッケージ全体とか見てると思うんだけど、
そういうある種の差別化的な手法の一種として、そういうのが特にドン・キホーテさんに重力してるんじゃないかなって思ったかな。
名前しかとまでは言わなくても、少なくとも本当に受け取る情報量超少ないよね。
そうだね。
普通にどうねじ込むかだよね。
あとはやっぱ弱者の戦略っていうのが割と個人的にはね、なるほどなって思った。
強者はこれはやらんっていう。
すでに知られてたらそりゃそうだね。
うん、そう思う。そんな感じかな。
本日はこんなところですかね。
はい、では次回予告ですね。
そうですね、これ次回がですね、テーマとしては、なぜ関西人はいつも同じような展開の吉本新奇劇を見続けるのかっていうね。
我々関東人ですけどからすると、かなり不思議だなって2人で話したことを、ちょっとゲストを今回呼んでみようかなと思ってて。
我々の共通の友人の関西人マーケターのしめじ君をお呼びして、同年代でマーケターとして話していこうと思ってます。
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はい、では今日も面白かったらよかったらチェックしてくださいということで、こんな感じです。
本日も聞いてくれてありがとうございました。
はい、ありがとうございました。