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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回の配信、前回に引き続きまして、ジャガジャガラジオのニックさんから頂きましたテーマでございます。ニックさん、本当にありがとうございます。
前回は聞いてないよという方のために、ニックさんことニックザガを家庭料理にできないさんがされております、ジャガジャガラジオについて簡単な紹介させていただきますと、
ジャガジャガラジオさん、ニックザガを家庭料理にできないことをニックさん、それとハリートさん、サキちゃんさん、エビのしっぽさんの女性4名でされているポッドキャスト番組です。
沖縄に関する話だとか、お弁当に関する話、漫画に関する話や、主婦あるあるなどなど、様々な話題で楽しく明るく好きなものを話す雑談番組でございます。
皆様お一人ずつがピックアップされた自己紹介の回も配信されております。 様々なテーマがあるんですけども、個人的に好きなエピソードの一つは、
エピソード29の煩悩漫画、その続編のエピソード35、煩悩漫画、読めたかな?でございます。
僕も漫画が好きで、漫画好きが行き過ぎて、このクスケンラジオと別で、マンラジという漫画についてしゃべるポッドキャスト番組をしておりますけども、
やっぱり漫画って面白いですし、とてもすごいわかるんですけども、好きなものをお話をするのって本当に面白いんですよね。
好きなものを話している時の、この声の明るさとか、聞いているこちらの気分も明るくなります。
また、漫画についての話ということで、どういう漫画が面白いのかな?とか、そういったお勧めをされているところも聞いたりして、とても興味を惹かれました。
漫画が好きな方であれば、ぜひともこのエピソードを聞いてみることをお勧めいたします。
また、このエピソードも含めまして、どのエピソードもとても面白いです。
皆様、ジャガジャガラジオ、よろしければお聞きくださいませ。
今回、そのジャガジャガラジオをされておりますメンバーのうちの一人、ニックさんからいただきましたテーマ、早速紹介させていただこうかなと思います。
それでは、今回のテーマはこちら。
寝落ちと気絶はどう違うの?
今回はこのテーマで話をさせていただきます。このテーマをいただきました経緯としましては、先日この番組内で配信しました第123回の湯船に使って気絶する恐れがあるのは何で?
お風呂の気絶対策に水分を!というエピソード。このエピソードを配信させていただきまして、感想コメントをいただきました。
そのエピソードの中では気温差によって過度の血管収縮を繰り返すのは体に負担になりますし、気絶が起こりやすくなるという旨の配信をいたしました。
そこから気絶と寝落ちとかってどう違うのかなという点でニックさんから質問いただきました。本当にありがとうございます。
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ということで今回は気絶と寝落ちの違いということで話をしていこうかなと思っているんですけども、実は寝落ちというのはそもそもで
睡眠よりも気絶に近いというふうに言われております。一応寝落ちは寝落ちで睡眠ではあるんですけども、ただ気絶に近いという面が非常にあるのが寝落ちです。
本当だったら寝落ちは睡眠の分類なんですよなんで睡眠と気絶の違いについて話をしていくっていうのが非常に話しやすいパターンではあるんですけども
今回もちろんその睡眠と気絶の違いにも触れますけども、その中でも寝落ちはなんで気絶に近いのかという点で話をしていこうかなと思っております。
ということでまず前提としてなんですけど睡眠と気絶の違いこれについて話をさせていただこうかなと思っております。
睡眠と気絶の違いって何かネット検索とかしますとよく出てくるワードですけども、睡眠は体を休めるメンテナンス時間
気絶というのは脳の血流が一時的に減少して突然意識が消失することと言われます。
ここにさらにもう少し今回話を掘り下げるために引き続きネットとかでよく出てくるんですけども
睡眠と気絶の身体的な特徴の違いについて触れさせていただきますと
睡眠というのは体の動きが止まるとか意識が失われる
心拍数や血圧体温代謝が下がる
脳の活動が低下する夢を見る何らかの刺激を受けると覚醒するこんな風によく書かれております
一方の気絶というのはどうなのかと言いますと突然短時間意識を失う
体が動かない
呼吸が浅くなったりする
体が冷たくなる脳への血流が戻ると意識が戻るという風に書かれております
夢を見るとかの結構大きな違いはあるとはいえどっちも意識を失うし体も動かしにくくなるし
気絶の方では体が冷たくなるとも言いますけども睡眠でも体温が下がったりとかそういうのもあるので
意外と睡眠と気絶って大して違いはないんじゃないかなと思われますが
睡眠と気絶で大きな違いが2点あります
まず1点目は睡眠の場合は心拍数や血圧体温や代謝が下がるのに対して
気絶は呼吸が浅くなったりするこの点ともう1点
そもそもで気絶は脳の血流が一時的に減少して起きているということでございます
この2点に大きな違いがあります
もう少し話をさせていただきますと睡眠というものはあくまで体を休めるメンテナンスです
体のリラックスをつかたどる腹交換神経が働きまして体を休めるように促します
それによりまして体の活動が下がります
活動が下がるので当然代謝も落ちますし
代謝が落ちることで体内で熱を作る働きこれも弱まりますので体温も下がっていきます
それと活動を減らすので体を動かす時に比べれば体中にエネルギーを運ぶ必要性これが少なくなってくるので
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血液を全身に頑張って送らなくてもいいんだとなりまして血液の流れを落としても良い
よって血圧とか心拍数これが落ちてもいいというふうに睡眠ではなります
では一方で気絶ってどうなのかと言いますと気絶の場合突然意識を失っているためこれ体も驚いています
睡眠の時というのは交換神経と腹交換神経の働きのスイッチがうまく切り替わるんですけども
気絶という時はこのスイッチの切り替えもうまくいかないです突然バッと意識がなくなるので腹交換神経と腹交換神経のスイッチの切り替えがうまくいかないです
それによりまして睡眠の時と違って体をうまく休められなくなります
腹交換神経の働きを本当はしっかり働かせたいんですけども突然意識が失っても交換神経と腹交換神経スイッチ切り替わってないです
交換神経もある程度活発になってしまっています
それによりまして腹交換神経を存分に働かせられないので体がリラックスできないです
その時に特徴的なものとして気絶の場合は呼吸が浅くなるというものがあります
睡眠の時は基本的には皆さん呼吸が大きくゆっくりになるんではないでしょうか
これは腹交換神経が呼吸の吐くという部分を担当しているので
睡眠時には腹交換神経が活発になっていることで息をしっかりと吐きます
それによって自然と呼吸が大きくゆっくりになるのが睡眠時の特徴です
ちなみになるんですけどリラックスする時は深呼吸するといいよと言われるのも息をしっかり吐くことで
リラックス担当の腹交換神経ここに刺激を与えるのでリラックスしやすくなる
だから深呼吸はいいんだよと言われております
話を戻させていただきますと一方で気絶の場合はどうなのかと言いますと
意識を失っても腹交換神経と共に交換神経も働いています
交換神経の場合は息を吸うのを担当で腹交換神経は吐くのを担当しております
両方が働いてしまっているのが気絶です
両方の働きがごちゃごちゃになってしまっていることでしっかりと呼吸を吸うこともまたしっかり吐くこともできず呼吸が浅くなります
起きている時とかでなんか呼吸がちょっと荒いかなという時は意識的に例えば深呼吸をしようとかするんですけども
意識も途切れているので無意識化で行われます
そうなってくると交換神経と腹交換神経の働きがごちゃごちゃになるので呼吸がうまく整わない呼吸が浅くなるっていうのが起きます
こういうふうに気絶と睡眠では呼吸に大きな差が出ます
また呼吸が浅いままが続いてしまうと交換神経が働き続けるのでなかなか腹交換神経だけの睡眠に切り替えにくいっていうのもあったりします
そして次に気絶と睡眠におけるもう一点の違いの話をしますけども
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気絶は脳の血流が悪くなっているという点です
睡眠の時も脳の活動は低下はしています
ただ低下をしているとはいえ一部の機能は寝ている時も活動しています
呼吸を司る部分とかもあったりするんですけども他にも睡眠の時に記憶の整理や定着を行うとか
脳の中の老廃物であるアミロイドβを除去しようとする働き
こういったのも脳の中では睡眠時でも行われています
ということで寝ている時でも脳というのは働いている部分はあります
一方で気絶の場合なんですけども
脳への血流が低下したことで気絶というのは起きています
その結果脳に血液という栄養素が行き渡っていないです
なので先ほど挙げたような記憶の定着とか整理とかいった脳の働きにも支障をきたすのが気絶です
よく格闘技とかでKOされた際とかに気絶した場合目が覚めたら意識を失う前の記憶がなくなっているということがよくあります
自分はなんで意識を失ってたのかわからないどうやって倒されたのかわからないという状況
これは気絶をして脳への血流が悪くなったことで脳の機能自体に悪影響が出て記憶が定着できていない
そのために起こる現象がこの記憶が飛んでいるという状況です
こういうふうに睡眠と気絶とは大きな違いがありまして
ただ睡眠というのは体のメンテナンスということで大事な働きなんですけども
気絶は体に悪影響なことが大変多いというのが大きな違いです
ここまでは睡眠と気絶の違いですけども
では今回のテーマである気絶と寝落ちの違いということで話をしていきますけども
寝落ちというのは何かをしている最中に急な眠気でそのまま眠ってしまうという状態です
眠ってるんだし脳の血流止まってるわけじゃないじゃん
だから寝落ちだって睡眠だろう気絶じゃないだろうと思われるかもしれません
ただ寝落ちというのは何かをしている最中にいきなり眠る状態です
例えば読書とかをしたり勉強したりスマホ操作をしている時など何かをして急に眠る状態です
この時なんですけども急に意識が途切れるということは
交換神経と副交換神経のスイッチうまくいってないです
自律神経が乱れたままの睡眠になりやすくて
本来の睡眠である体のメンテナンスこれがうまく働かないようということが多いです
本当であれば睡眠この時の布団に入って眠る体勢整えてでしばらくしてから寝つきます
でこのしばらく寝つくまでの間に人間はだんだんと交換神経から副交換神経のスイッチの切り替えを行っていきまして
睡眠の時には副交換神経がしっかり働くようになります
ただ寝落ちの場合はいきなり睡眠に入るのでこの交換神経から副交換神経の切り替えうまくいってない状態です
なので睡眠をとってでも交換神経も働いてしまっているという状況なので
例えば睡眠をとってもすぐに起きてしまうとか副交換神経がうまく働いてないので疲労感とか取り切れない
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次の日に疲れが残るという感じが非常に多いです
もちろんとてつもなく疲れていて朝まで泥のように眠るこういったこともあるんですけども
何気なくスマホ操作とかをしてて眠ってしまった時など
夜中に急に起きたりすることありませんか
そういう時の睡眠ってあんまり疲れが取れてない感じがしませんか
もちろん布団の上で寝たわけではないので寝てる時の姿勢の問題こういったのもあるんですけども
副交換神経の働きが十分ではないため疲労感が残っている感じになりやすいですし
交換神経も働いてしまっているので少しのことで起きやすくなったりもします
このように寝落ちというのは本来の睡眠の働きである体のメンテナンスがしっかり行われてないことが多くて
寝落ちというのは睡眠としては良くないもので実は気絶に近いものだとよく言われております
じゃあこの寝落ちを減らすためにはどうすればいいのかといったところで本日のワンポイントです
本日のワンポイント
寝つきがいいのは睡眠リズムが乱れているサイン
布団に入って寝つくまでにだいたい5分以内に眠れるよという方
実はこういった寝つきがいい方こういった方も寝落ちと同様で気絶に近い睡眠をしている可能性が高いです
本来布団に入って寝つくまではだいたい5分くらいの時間が必要だよとよく言われています
その5分くらいの時間の間に交換神経から副交換神経のスイッチの切り替えを行っていきます
でもそういうふうにすぐに眠ってしまう方寝つきのいい方って何が原因なのかと言いますと睡眠不細が原因だと言われています
睡眠不細睡眠は睡眠ですけど不細はよく借金とかの意味の不細ですね
これ普段の睡眠が足りてないということです
一般的に睡眠時間が6.5時間から7時間くらいが人間には必要と言われておりますけども
それに足りてないと睡眠不足になりましてその睡眠不足が長く続いている状態が睡眠不細と言われております
なので寝つきが良すぎるとか寝落ちが多い方はやはり普段の睡眠をしっかりととっておいた方がいいです
睡眠が足りてないためにやはりもう眠気がに勝てず急に意識を失っているという状態が起きています
この睡眠不細の対策として普段の日は睡眠時間が足りてないけども休みの日にたっぷり寝て睡眠時間を補うんだという方もいらっしゃいますけども
これはこれで良くないです
普段の生活リズムと大きく生活リズムが変わることになるので体が時差ボケのような感覚を起こします
例えば普段は5時間睡眠だけど休みの日は8時間寝るよという感じになったとします
そうしますと普段の人3時間のギャップが生まれます
この3時間分時差ボケのような感覚になりまして交換神経と副交換神経の切り替えなどがいつもと時間と変わるため
自律神経が乱れやすくなったりします
なので普段の日と休日で睡眠時間が大きく違うこれも避けた方がいいです
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なるべく毎日安定した睡眠をとるのが大事と言われております
今回はこんな感じです
今回は寝落ちや気絶睡眠との違いなどで話をさせていただきました
テーマをいただきましたニックさん改めてありがとうございました
僕自身睡眠時間が足りてるわけではないんですけども自分への今しめとしても話をすることができてとても良かったなと思っています
睡眠というのは体のメンテナンスにとても大事ですのでメンテナンス時間を設けないと体にガタが来るよというのを話したかったのと
それと本編では話漏れましたけども睡眠時にアミロイドβという脳の中の邪魔者を除きます
ただ睡眠時間が少ないとこれの除去がうまくいかないので認知症になりやすくなるとも言われますので
認知症対策としても睡眠は大事ですので皆様睡眠時間はしっかりとりましょうというところで今回の話が終わりです
ここ最近は本当嬉しいことに様々な方からテーマをいただけております
テーマをいただければどんどんいろんな平話をしていきたいなと思っておりますので質問やテーマなどいつでもお待ちしております
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです
それではまたお会いしましょう
