緊急度と重要度の理解
はい、みなさんおはようございます。ちょっとね、久しぶりの更新になったんですけれども、はい、元気にやっていきましょう。
今日はですね、「緊急ではないけど重要なことは絶対に後回ししてはいけない話」というテーマでお話をしていきたいなと思います。
でですね、先に結論を言うと、国籍を失っちゃうん、ちゃいましたっていうね、ちょっとね、そんなお話なんですよね。
なので、今日の僕の実例を基に、「緊急ではないけど重要なことは絶対に後回しにしない方がいいよ」という話をしていきたいなと思います。
でですね、まずですね、みなさん、緊急度と重要度のマトリックスっていう考え方、聞いたことはあるでしょうか?
多分ね、これを聞いている方のほとんどの方はね、聞いたことはあるんじゃないかなと思います。
でですね、このマトリックス、ちょっと概要欄の方にリンク貼っておこうかな。
縦軸を重要度、横軸を緊急度で表します。
でね、4つの箱ができるんですよ。
一番ね、やらなければいけないのは、重要でかつ緊急度の高いもの。
例えば、明日までに絶対に会議があるから、それまでに資料を作らなきゃいけない。
これはね、例えば緊急だし、かつね、会議っていう重要なものがあるから、これ絶対に一番最初にやらなければいけないタスクですよね。
でですね、大体ですね、次に人がやりがちなのって、重要じゃないけど緊急なもの。
これをね、結構やりがちなんですよ。
例えばなんだろう、ちょっとなんかパッと思いつかないんだけど、あんまり重要じゃないけど緊急。
で正直これやらなくてもよくないみたいなものって世の中には結構あって、そこに手をつけがちなんですけれども、
今日はですね、必ずやっといた方がいいもの。
この緊急じゃないんだけど重要だよってこと、ここですね。
ここを、どれだけの自分のタスクとか時間っていうのを避けるか、そこに意識を向けられるのかっていうのがね、非常に大事なんだよっていうちょっと話をしたいなと思うんですよ。
出生届の重要性
で実はこれね、今日の話は僕の話じゃなくて僕の友人の話なんですよね。
冒頭でも言ったように、彼女の子供がですね、日本国籍を取得できなかったんですね。
これはもう緊急じゃないけど重要なことを見過ごして手をつけなかったからっていうことなんですね。
ちょっと順を追って話したいと思うんですけども、彼女はですね、生まれながらにして中国籍なんですよね。
具体的に言うと、お母さんが日本人でお父さんがアメリカ人なので、日米両方の国籍を生まれながらに持っているんですよ。
日本の国籍法っていうのかな、順次で言うと、子供の親が日本の国籍を持っていれば、その子は自動的に日本の国籍が付与されるんですよね。
彼女に子供が生まれたんですよ。
これはもう1年半前くらいに大使が生まれたんですよね。
この子はアメリカで生まれているし、日本の土地も踏んだこともないし、言うなればほとんどアメリカ人の生活をしているんですけれども、
さっき言ったみたいにお母さんが日本の国籍を持っているので、日本の国籍を有することができたんですよね。
ここが結構トリッキーなんですよ。
これは日本に住んでいる日本人の方っていうのは、ほとんど気にしたことのないことだと思うんですけど、
例えば僕らみたいに海外に住んでいる日本人が子供を産んだ時っていうのは、当たり前ですけども、日本にいわゆる出生届を出すんですよ。
多分日本も皆さん出すよね。出生届を出して、多分戸籍に入ったりとか、そういう手続きっていうのを子供が生まれたよっていう方はしたりとか、
したことあるよっていう方多いと思うんですけども、それは別に海外に住んでいる我々日本人もするんですよ。
ここに一つ大事なポイントがあるんですけども、出生届ですね。日本の国籍を留保するっていうようなチェック欄があるのね。
これは日本の出生届にあるのかどうかわかんない。多分あると思うんだけど、少なくとも海外の僕らが日本の領事館とか大使館とかに出す出生届にはここのチェック項目があるんですよね。
これをチェックしないと日本国籍っていうのがその子供に付与されないんですよ。しかも時間があって、生まれてから3ヶ月以内にその出生届っていうのを出さなければいけないのね。
そうなると自動的にもらえていたはずの日本国籍っていうのがもうつかなくなっちゃうんですよね。
さっきの僕の友人の話に戻すと、昨日ちょうど話してたんですけど、
彼女はね、そういえば日本に子供の出生届出してないわみたいな。日本のパスポートを子供に取ろうと思うんだけどどうすればいいかなみたいな相談を受けたんですよね。
ちょっとこれなんか嫌な予感をするなと思っていろいろ調べてたんですけど、
さっきも言ったみたいに、生まれてから3ヶ月以内に出生届を出して、しかもその日本国籍を留保する、日本国籍を持っておきますよみたいなところのチェック欄を付けないと戸籍にも入らないし、日本国籍を付与されないんですね。
この子っていうのはもう今1歳半ぐらいかなので、3ヶ月以上経ってるんですよね。
それでいろいろと調べてた結果、日本国籍を持てたけど、厳密に言うともう今は日本国籍は失っちゃってる状況なんですよね。
日本国籍を復元するというか、改めて取るっていう方法はあるにはあるんですよ。
この方法っていうのは結構難しくて、まず何をしなきゃいけないか。
まず18歳未満であること、これが大前提です。
なので18歳を超えちゃうと、いわゆる成人になるのかなって扱いとしては。
なのでアメリカ人である成人が日本国籍をまた取ろうとすると、これまた難しいんですよね。
また一覧ハードルが上がっちゃうんですよ。
ただ18歳未満であれば、もともとそういうような権利を持ってました。
でも実は取ってなかったんで。
またそれは法務局かなんかで、あなたは日本国籍を持ってたから、じゃあ扶養しておきますねみたいな感じになるらしいんですけれども、
でもこの条件が日本にいて、かつ日本に住んでるっていう証明ができなきゃいけないんです。
いわゆる住民票を入れてるってことだと思うんですけど、できなきゃいけないらしいんですよね。
さっきも言ったけど、僕の友人ちゃんはずっとこっちに住んでるし、日本に住んだ経験っていうのはないんですよね。
でもお母さんが日本人だったから日本国籍は持ってるっていう、ただそれだけなんですよ。
なので今後日本に住むことはないだろうし、日本に住民票を入れることはないだろうっていう感じなんですよね。
なので彼女の子供に今日本国籍をつけとけばよかったなっていう、いわゆる後悔みたいな感じには少しなってるのかなと思うんですよね。
ちょっと今日話があっちゃこっちゃ言ってるんですけど、テーマにもある緊急ではないけど重要な話。
これが割と今回の件にも当てはまってるんですよ。
っていうのは、特に子供生まれたよとか、特に出産した母体のお母さんの方ですよね。
出産直後って生活リズムめちゃくちゃ狂いし、母乳の時間がもう真夜中でもあるし、体もなかなか追いついてないっていう中で、
やっぱり出生届とかね、そういうお役所手続きってめんどくさいな、後にしちゃおうかなっていう後回しをしてしまうことっていうのがやっぱり往々にしてあるんですよ。
いわゆるこの緊急ではない事項なわけですよね、その時に考えるとね。
その時に緊急なのは赤ちゃんのおしめかいたりとか、赤ちゃんにミルクをあげたりとか、それが一番緊急かつ重要な事項なわけですよ。
将来の可能性について
ただですね、緊急ではないけど重要な事項っていうのはまさしく今回の出生届、これを出すことだと思ったんですね。
改めて僕は、やっぱり3ヶ月、猶予あるよとか思って、後回しにしとこ、後回しにしとこってなった手前、日本国籍がなくなっちゃった。
これってめちゃくちゃ悔やんでも悔やみきれないような事だと思うんですよね。
なので、今回ね、昨日ちょっとそういうような友人とお話をしていて、改めてこの緊急度と重要度のマトリックスっていうのが僕の頭の中にパッと浮かんだんですよね。
緊急じゃないけど重要な事って世の中にたくさんあるし、そこにいかに自分の労力、時間とかお金とか優先度っていうのをつけられるかどうかっていうのは結構大事だよなと思うし、
なんでこの話になったかっていうと、カナリオがね、ぼちぼち第2子を出産するんですよ。
なので、第2子の場合は、もうこのお役所仕事みたいのは、こっちでもね、僕の方でもやっぱりサポートできるところはやるね、書類書いたりとかさ、そういうような資料集めたりとかやるから、
とにかく将来何があるかわかんない、その2人目の子供がさ、日本が大好きになってアニメが大好きになってさ、日本に行ってみたい、日本で働いてみたいってなった時に日本国籍がやっぱあるかないか、日本のパスポート持ってるか持ってないか全然違うんですよ。
例えば1人目の場合でっていうのは、今もし日本に住みたいってなったら日本国籍を持ってないんで、たぶん日本に滞在するビザとかそういうのが新たに必要なんだけど、日本国籍を持っているわけじゃないですか。
だから、そういうような自分の子供たちの可能性を潰さないためにも、とりあえずとっときっていうようなところは昨日もお話をしたんですよね。
なので、改めてちょっと僕の昨日の例を通して、この緊急度、重要度のマトリックス改めて皆さんの方にも共有しつつ、ぜひ皆さんどうですか、緊急じゃないけどなかなか先延ばしにしてるんだけど、重要なことってないですか。
ちょっと改めてこのあたりを棚は漏しするいい機会になればいいかなと思って今日撮っておきました。
はい、ということで今日はこのあたりにしたいなと思います。ご静聴いただきどうもありがとうございました。