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2023-12-13 07:35

「わたしにとっての「間(あいだ)」」のスキマ

「間(あいだ)」とはなんなのか?間があるから本体がある?間を探究し、造形してみる。そうすることで見えてくる自分に通底するテーマとは?

サマリー

今回のノートのタイトルは、「わたしにとってのあいだ」です。今回は、久々にムサビの造形についての話題です。体調がとても悪かったので、病院に行って、レントゲンなども撮ってもらいましたが、おそらく肺炎だったのではないかと言われました。そのため、かなり大変な日々を過ごしましたが、だいぶ回復しました。

体調悪化と病院
今回のノートタイトルは、「わたしにとってのあいだ 。」です。
今回は、久々にムサビの造形ネタです。
この2、3週間くらい、体調がめちゃくちゃ悪くて、
熱が上がったり下がったり、ぶり返しているっていう感じで、
結構大変だったんですけど、ようやく回復してきました。
病院に行って、レントゲンとかも取ってもらったんですけど、
多分肺炎だったんじゃないか、みたいなのを言われて、
結構大変な日々を過ごしておりましたが、だいぶ治ってきました。
そんな中ではあったんですけれども、先週の土曜日、
毎週土曜日、ムサビの今、造形構想リテラシー実習、
ちょっとね、授業名は長いんですけれども、要はアートの制作をするっていう、
授業になっています。その日その日毎日、テーマが設定されて、
そのテーマに沿って、制作ですね、ドローイングしたり、
造形、なんかものを作ったり、っていうことをして、
展示、簡易的にではありますけど、展示までして、
好評をもらうという、そんな授業になっています。
今回はですね、今回のテーマが、
あなたにとっての間、漢字で、ま、人間の源って書いて、
間って読むように設定されてましたけども、
あなたにとっての間を作品にしなさい、ということでした。
この間っていうのをどう捉えるかっていうのも、
人それぞれだと思うんですけれども、
一番最初、少し講義というかね、イントロダクションがあるんですが、
間っていう字は結構日本語だといろいろ使われるよね、って話が、
人間とか時間とか空間とか、まさにそういう間の部分もあるし、
仲間とか、世間とか手間とか、
あと、なんか面白いのが、間違うの、
なんで間を違うと間違う、ミステイクなんだ、みたいなのもあって、
結構面白かったなと思う。
あと、ルヴィンの壺って、字と図っていう、
ネームでよく出されますけどもね、顔が横向きに向き合っているのが、
実は壺なのかっていうので、結構、
目の錯覚とまではいかないんでしょうけど、
どっちを字として見るか、みたいなところで、
当てる絵ですね、そういうものがあったりとか、
結構いろいろな間っていうのが挙げられて、
その中で自分はどういうものを間として考えるか、
そしてそれをどう表現するかっていうことがありました。
で、ここでも何かこう、
間っていうものを正しく定義して人に伝えるっていうよりかは、
私はこういうところに間っていうものを感じて、
それを具現化するっていうんですかね、
言葉だけじゃなくて、頭にあるだけじゃなくて、
何か形だったりにして、目に見えるものにして、
それを媒介して他人に伝えるっていうことがアートだったりするということで、
今回はですね、そういうのを作っていったという感じです。
で、今回、じゃあ何の間にしようかなというところであったんですが、
人と人との間、人と人との距離みたいなものをちょっとパッと思いついたんで、
何か考えてみようかなと思いました。
で、昔、もう多分ちょっとかなり古い映画なんであれなんですけど、
ザ・フライっていうね、ハエ男の恐怖だったかな、
っていうのが原作で何か映画化されたやつらしいんですけれども、
時空転送装置に一匹のハエが迷い込んじゃって、
博士がハエと一体化してしまうみたいなのがあったんですけれども、
結局、それはこうね、細胞の単位でつぶつぶにしてみたいなのがありましたけども、
人間さらにね、細胞もいろいろ炭素とか酸素とかっていう、
そういう原子で分解できますし、
もっと言うとクオークタとかっていう、
素粒子みたいなところに分解されるっていうふうに言われています。
でもその素粒子もね、本当は量子として並みなんじゃないかみたいなのもあるけども、
その辺なんだとちょっと分からないんですが、
でもやっぱりこう、つぶつぶ粒子っていうもので構成されてるってことは、
つぶとつぶの間は隙間があるんじゃないかな、っていうのが、
思って、高校生ぐらいですかね、ちょうどそういうのを習ったときに、
ああ、そうか、人間でつぶつぶで構成されてるんだ、
なんてこう、やっぱり隙間があるような気がするし、
実際こう、人と人とがすり抜けられない、なんでだろう、みたいなことをですね、
おひやり考えたこともありました。
今回はそれを、本当に素粒子っていうふうに考えるとなかなか難しいので、
ちょっと分かりやすい大きさで、
ある種こう、粒子化、量子化して、
それを少しずらして、人と人を近づけることで、
なんかちょっとこう、めり込んだ感じを表現できるんじゃないかなっていうことで、
ノートの方に写真を載せたんですけれども、
発泡ステロールのブロックで、人間のこの頭の部分をね、
二つ作って、それを量子化、バラバラにして、
ちょっとこう、組み合わせるっていうことを、
作りました。
で、作ってみて、本当はね、もう少し精度高く加工して、
ちょっとこう、本当に半分めり込んでるみたいにしたかったんですけど、
なかなかちょっとそこまで時間がなくて、
加工精度も悪くて、うまくいかなかったんですけれども、
やってみて、結構、なんていうかな、
この人の距離っていうのは、本当にピッタリ、例えば握手とか、
そういう時にゼロメートル、距離ゼロメートルになると思うんですけども、
やっぱりこのマイナスになりそうだなみたいなのを、
やっぱりちょっと思って、作ってみて思いました。
で、その時に面白かった、作ってみて面白かったのが、
他人がこう、めり込むと、逆にこう、反対側がですね、
ビョンって飛び出るんですよね。
それが、何かこう、他人との関わり合いによって、
新たに見つけた価値、みたいなのも、
表現できるかもな、なんて思って、
ちょっとこのテーマ、やっぱり自分の、
通定するテーマっていうんですかね、
人間の関係性とか、そこに生じる価値創造、みたいなものが、
こう、現れてきたなというのがあって、
非常に何か、制作してみて面白かったなと思っています。
はい。逆に長くなっちゃったんですけれども、
というわけで、今回の隙間が、
ここまでにしたいと思います。
ではまた。
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