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こんにちは、遠藤克樹です。久野勝也の労務の未来、久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
ということで、今週は前回からのつながりで、年金調査というのが各企業に必ず来ると。
社会保険が適切に申告されているのか、みたいなところのチェックなんですかね。
年金調査というのがあるんだけど、具体的にどんな中身になっているのかという、ちょっとどうなんですかね。
人によってはマニアックな話にもなるかもしれませんが、やっていきたいと思います。
お願いします。
年金調査では正式名称ではないんですけど、一般的に健康保険、厚生年金保険事務についての資格及び報酬等の調査という名前で、
事務所から連絡が来ました。
だいぶ長い名前ですね。
簡単に何をやっているかというと、例えば社会保険の保険料って、算定基礎統計というのを出すんですね。
4月、5月、6月の平均給与で計算するんですけど、それって本当に正しい数字で入っているのかと。
例えばそれを低く書けばですね、保険料安くなりますし、実は計算方法が間違っているということもなくはないんですよね。
そういったところの数字が合っているかの調査と、あとこれ月額変更って社会保険ものすごい精度が難しいんですけど、
お給料を上げまして、給料を上げてその給料を上げたのが、向上的に3ヶ月間続くと4ヶ月目から保険料を変えなきゃいけないっていうのがあったりだとか、
あとは、例えばパート3が週30時間以上働くよう、これ毎回やってますけど中小企業ですね、一般的には、社会保険かけなきゃいけないんですけど。
これも自己申告にほぼ近いと思うんですけど、会社が申告しないと社会保険加入できないので、本当に社会保険加入すべき人が全員入ってますかみたいな調査とかですね。
あとは、少余にも社会保険におかがるんですけど、少余に対してですね。
あ、少余って社会保険、わかりますね。
言われないと何か、確かにさっきから出てた記憶がありますね。
そうなんですよ。これを少余も申告しなきゃいけないんですけど、申告書ちゃんと出てますかとかです。
少余だけ抜けてるケースってあるんですか?
これ結構ありますね。
あるんだ。
それやっぱり出しが見つけちゃったとかですね。問題もないですね。
こんなあたりを網羅的にチェックしようというのが、一般的にこの調査ですね。
これって今ちょっと具体的に一個ピックアップしちゃうんですけど、例えば30時間を超えた場合って、基本的に週に30時間を超えた場合は社会保険加入じゃないですか。
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はい。
ただ、慣らしていって、例えば月、今の計算だと120時間ですよね。
はい。
突発的にこの週40時間ボンっていったけど、トータルで120に収まったっていうことだってなくはないですよね。
そうですね。
でも30を超えた時点では、もうその瞬間入らなきゃいけないっていうのが基本ルールなんですね。
もともと労働契約が一番大事なので。
実態じゃないんだ。
実態ももちろん大事なんですけど、これ年金調査でも賃金代帳と出勤後タイムカードと雇用契約書を持ってこいと言われるんですけど、
まず雇用契約書を確認するんです。
雇用契約の時点で週30時間以上超えてたら、これ社会保険加入させなきゃいけないので、当然加入させてくださいねっていうような指摘が入りまして、
そうすると一部の悪いことを考える人は20時間で組んでですね、
残業?
残業させようという話になるんで。
そうするとタイムカードの実態を見ると、いやいや労働契約は30時間未満ですけど、実質これ実態としては30時間超えてますよねと、
向上的に超えてますよねってことになれば、これは社会保険入ってくださいよっていうような指摘が入りますので、
雇用契約を見て実態を見るっていうのが一般的な流れです。
なるほど。
たまたま超えたぐらいだったらしょうがないですよねって話になるんで、超えないように気をつけてくださいっていう指導が入りますし、
明らかにこれ開発8割以上も超えてるという話になれば、これは雇用契約から変更していただいて、社会保険入ってくださいねみたいなことを指導の中でされると。
これ社会保険をそうなった場合に、これ実態としては入らなきゃいけないよと認定された時っていうのは、早急なんですか?
これなかなかこの場で言っていいのかどうかわからないんですけど、いい分ですけどね。
実態はですね、特に悪質ではなければ今月から入れましょうみたいな話になりまして、
これ経営者とは取り扱いが違いまして、事業に関してはどちらかというと未来に向かって入れていこうという話になるんですけど、
なぜかというと、訴求するとですね、保険料が遡って生産かけなきゃいけなくて、負担もまた大きいので。
いやですよね、個人の方にいきなり15%訴求して何年とかね、仮に1年だとしても払えないみたいな話も出そうですもんね。
そうなんですよ、かなりキャッシュアウトしていきますし、あと使ってた保険証が変わるんで、ものすごい行政的にも煩雑になりますよね。
病院もですね、支払い先変えなきゃいけなかったりするので、そういったところもありまして、あんまり重要な方はどちらかというと、
もともと経営者側が悪いのでっていう話になりますので、そんなに訴求はしないかなと思うんですけど、
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たまに悪質なケースなんかだと、社長とか役員の方が本当は社会保険入ってなきゃいけないのに、入らずに放っておくみたいなケースがあるんですよ。
こういった場合は結構ペナルティ大きいですね。もう2年間遡って入れますと、保険料も全部徴収しますっていうのは私見たことあります。
要は個人の方にはしないけど、会社側の方には訴求するようみたいな形になるんですか?
会社の役員の場合ですね。それはわかるじゃないですか。本来自分たちっていうか運営側だよねというような形。
そこに保険料を収めたくないという意図が感じられますみたいなケースのときは、遡るかなみたいなところがあります。
なるほど。でもとにかく誰なんですね。申告ベースなんですね。
そうです。だから申告ベースなので、調査のときに持ってきてっていう書類も賃金代帳とか出勤後タイムカードとかですね。
そういったものからプロの目が判断して、やっぱり見るとわかるんですよね。この人って本来入れなきゃいけないのに入れてないですよね。
あと面白いのは厳選徴収簿とかも持ってこさせられるんですよ。
何でかというと、タイムカードとかそういったものを提出あえてしないとか、賃金代帳持ってこない人もいるじゃないですか。
でも税金とかって結構みなさん恐れてるので、厳選徴収簿とか厳選所得税の毎月の納付とかってあるじゃないですか。
そこの金額と賃金代帳の金額を合わせるとかチェックしたりだとか。
そういったことをやりながら、全員のタイムカードが出てるかとか、そういったこともチェックします。
なるほどですね。
じゃあ結構、賃金代帳、タイムカード、厳選徴収、この辺りがポイントになって提出を求められたりするってことですかね。
そうですね。そういったものを持っていくとかいうことが多いですかね。
でもそういうふうに言うと、前回深刻ベースだから出さなかったら何も起きないじゃんとは言いましたけど、
今の要素をチェックすると基本的に該当は表現として難しいですが、バレますよね。
すぐバレますよ。やっぱりプロなんで、普段何千社とか見てるので、
だいたいどこで数字が壊れるのかとか、たまに悪いことをしてる人もいますので、
どういう方法でやってるのかぐらいは理解してるので、それはすぐにわかってしまうので、
普段からちゃんとやっていくってことが大事かなと思いますし。
よかったです。前回の回だと出さなきゃバレないぞ会みたいになっちゃってて、そわそわしてたんですが、
今回の件でね、基本どこかでバレるよということを、ここで改ざんしてたらもうアウトよねって話ですね。
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そうなんですよ。よく調査とか行ったときに変な相談が来るんですけど、
これまともに出して大丈夫ですかって、いやもうまともに出すしかないですと。
間違っても書類の改ざんするとかですね、もうやめましょうと、
そういうのは絶対にいいことは起きませんって話はアドバイスさせてもらって。
あとは、従業員との信頼関係の話もやっぱりあるので、
ヒューマンエラーももちろん起きると思いますけど、
例えば所要支払い届け出し忘れたって話になればですね、
その分だけ従業員さんの年金が減るわけで、
そういったことがあれば速やかに出し直すとかですね、
従業員の方に説明するとか、そういったことが大事になってくるかなと思います。
なるほどですね、でもそう思うと結構、
働いている方の社会保険の申請っていうのは企業側に委ねられているので、
企業の方がちゃんと申請していないと、
その被害が実は社員さんたちに被るという流れでもあるわけですね。
それが年金とかだと結構ね、将来につながってるんで、
怖いっちゃ怖いですよね、見えないんで。
そうなんです、だから社員の方も年金定期便とかが届くので、
その時に会社がいくらの保険料で申告したかも一応分かるんですよ。
いやーでもあれ見れますかね、自分で。
チェックするといないと思います。
読めないんですよね、また来てるねっぽいですよね。
そうですそうです。
そういうことか。
今だから年金ネットとかで、マイナンバーでも確認ができますし、
年金事務所のサイトでもネットで確認ができるので、
自分の分の標準報酬とか、
ああいうのを活用して、本当に明日聞いてる方はチェックするといいかもしれない。
いやーですね、てか本当に社会保険というこのブラックボックスにしてしまっている実態を
自分でちゃんと見ると決めてやっていかないと、何が起きてるか分かんないですね。
ということでやってまいりましたが、そろそろ次回ぐらいから、
社会保険いろいろね、壁があって調整入らないようにしようとか、
社会保険入らないように努力をする方向が壁として現れてますけど、
入るといかにメリットがあるのかという話を、
ちょっとそろそろしていきませんかと思っておりますので、どうでしょうか。
お願いします。
どうしても入りたくないという方も多いと思うんですが、
入ったらいいんだぞという話もしていきたいと思いますので、
次回からも楽しみにしていてください。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
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