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2023-12-08 11:19

第54回 社会保険加入のメリット!「傷病手当金」と「出産手当金」

【毎週金曜日/朝8時配信】
社会保険労務士の久野勝也が、混迷を極める「労務分野」について、経営者と労働者のどちらの立場にも立ち切り、どちらの立場にも囚われずに、フラットな視点でお届けする番組です。

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00:02
こんにちは、遠藤勝也です。久野勝也の労務の未来、久野先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで、今日は前回から続きでして、社会保険加入のメリットということでいきましょう。
ちょっと簡単に振り返りしますか。
はい、やりましょう。
まず、私ができますか。
はい。
お前、分かってるのかと。
そうですね。チェックしましょう。
社会保険は大きく、公定年金とまず健康保険に分かれるわけですよね。
そうですね。社会保険は。
前回やったのが、あくまでも公正年金。
それは国民年金の上に2階建てとして成り立っている公正年金ですよと。
公正年金、保険と言うんだよって話でしたよね。
そうですね。
これはもう私が知らなかったって話だけですが、よくある年金って言うと、老後っていうことに老齢年金ばかり意識が入ってますが、
実はこの公正年金の中には、老齢と障害の時と遺族亡くなった時の保障っていうので、3種類ぐらいのいい感じの保険が担保されてるんだぞというのが国民年金、公正年金ですよと。
そうですね。
合ってますか。
合ってますね、はい。
ただ、社会保険これだけじゃ終わらないぞと。
はい。
ということで、今日やらなきゃいけないテーマがこれからですね。
はい。
お願いします。
お願いします。
よく扶養っていうね、旦那さんの扶養とか奥さんの扶養に入るっていうところで、扶養に入ると自分自身が保険料負担しなくてもいいよって話になると思うんですね。
保険証が一番わかりやすいと思うんですけど、保険証も旦那さんの扶養みたいな形とか扶養の保険証がもらえると思うんですけど、社会保険に入ると自分自身が非保険者っていう保険をかけられる人になるわけなんですよ。
保険者としても独立すると。
それに僕はすごくメリットがあるなっていうふうに思っておりまして。
非保険者であることが大事だと。
そう。そうすると、今さっき話した健康保険プラス厚生年金っていう状態になると思うんですけど、厚生年金はこの前初説明したと思うんですけど、
今日はこの健康保険の良さっていうのを説明したいなと思ってまして、まず一つがですね、二つあるんですけど、小病手当金っていうものと出産手当金っていうのをもらえるんですよ。
この辺耳障りは聞いたことあります。
聞いたことありますよね。
かなり。
小病手当金って結構すごくて、小病手当金って何かっていうとですね、例えばプライベートで病気しましたと。
3ヶ月入院しなきゃいけないって話になった時に、
普通会社って有給もなくなってると思うんで、給与出してくれる会社って見たことないんですよ。基本的にはね。
そうなってくると給与もらえないわけなんですけど、この期間に給与の3分の2を小病手当金が補填してくれるんですよ。払ってくれるんですよ。
そうなんですか?
はい。ちょっと今日は細かい標準報酬かけるとかでいろいろ計算式あるんですけど、だいたいざっくり給与の3分の2。これを最大1年半払ってくれるんですよ。
そんなに?
はい。だから長期の病気とかでも治せるきっかけを作れる補填なんですよ。
03:05
最近の世の中の流れで言うと、結構精神疾患的なものもあるじゃないですか。
そっちとかで休まなきゃいけない時とかに、この小病手当金が当たるんですか?
そうですね。もちろんそれも使えますね。やはり収入が途絶えると、人間って早く復帰しなきゃとか精神的には追い込まれると思うんですけど。
ですよね。
はい。なので精神疾患の方も小病手当金よく使われますけど、会社の給食制度とかいろんな制度との兼ね合いはもちろんありますけど、
基本的にはお金の方は1年半国の小病手当金で保証してくれるので、非常に社会復帰するためにすごくいいお金なんじゃないかなって思うんですけど。
なるほど。小病手当金。
もう一個は出産手当金っていうのがありまして、これは女性限定になるかもしれませんけど、
本人が子供を産みますって言った時にずっと働いてる方が子供を産むわけなんで、そこそこ自分が健康保険、個性値引きにかけてってところで、
割とギリギリまで仕事するケースが多いかなと思うんですけど、出産って基本的には出産予定日の42日前から3前って言うんですね。
生まれた後56日間のことを3号って言うんですけど、この3前3号の時に給与の3分の2を国が払ってくれる制度なんです。
ほうほうほう。
で、その後、子供生まれてから56日をどうするのかって言ったらですね、その後は、今日はちょっと細かく説明しなきゃいけないけど、
雇用保険の方でまた給付が出るんで、子供が1歳とか子供が2歳になるまではずっと給付が出続ける。
あ、あれって原始が変わってるからああいう仕組みになってるんですか?
そうなんですよ。で、雇用保険の給付をもらえる方は結構多いと思うんですね。
雇用に入っててもらえるケースがあると思うんですけど、この出産手当金に関しては、健康保険にですね、社会保険に入っていないとですね、もらえないところなんですけど、
給与の3分の2っていうことで、結構大きい金額かなと思うんですけど、この辺りをもらえるっていうのはすごく、
出産もお金がすごくかかりますし、どちらかと言えば働けないので収入が入ってこなくなる期間ではあると思うんで、
すごくその大きな出産後の子育ての原始になるんじゃないかなということで、出産手当金がもらえるよっていうのはすごくいいんじゃないかなと思います。
これはあまりに基本的すぎる質問をしてしまうんですが、社会保険の今日の話の中の厚生年金ではなくて健康保険の方の保証されているものとして、
小病手当金と出産手当金があるという話ですよね。
この付与になった場合には、第3号ってやつですか?
そうですね、はい。
今130万の壁でいろいろ出てますけど、付与者の時って保証されているのが、実は厚生年金は入ってなくて国民年金と健康保険だけだよって話だったと思うんですが、
はい。
そこまで合ってますか?
06:00
合ってますね。
この時の付与者の方の健康保険が入っている時に、この小病手当金、出産手当金っていうのは担保は?
されないですね、もらえない。
されないんですか?
はい。
全然健康保険担保されてないじゃないですか。
3割負担とかですね、保険所は使えるという状態ということです。
医療機関を受けた時に保険所使えるよっていうメリットがあるだけで、健康保険全部賄ってるわけじゃないんですね、付与の状況で。
でも給付は出ないよってことですね、小病手当金、出産手当金って。
給付は出ないよって言い方なんですね。
そうなん?
あまりにあれですね、私ナビゲーターやってていいのかっていうくらいに知らなすぎて、目から鱗、社会保険な状態なんですけど、そういうもんなんですか?
だから小病手当金って給与の3分の2出るって、こんなの民間保険に入ろうと思ったらですね、とんでもない保険で取られるわけですよ。
しかも1年半ですもんね。
そうなんですよね。だって年収分くらいですからね、普通に考えて1年分くらいの給付を出してくれっていう話みたいなもんなんで。
これを実は健康保険で賄ってると。
そうですね、それもついて年金も2回だって、障害も2回だって、遺族も2回だって、っていうようなところですよね。
でいてこの給付があると。
というのをするためには、結局冒頭に戻ると、社会保険に自分が自ら非保険者として加入しなきゃいけないんですよと。
はい。
なんかここまで話をしていくと逆に、社会保険に加入しない、壁を越えないで一生懸命加入しないようにすることのデメリットの方がちょっと感じてきますね。
そうなんですよ、だから僕、社路市開業しまして、個人事業って国民年金と国民健康保険じゃないですか。
でもそれ期間が不安すぎて。
知ってるが良い。
そう、法人化すると自分で入れるようになるんで、代表者でも。
なので僕が、小事業の頃、対外的な信頼を得るために法人化するとかっていろいろ。
ブランディング的な、外づらでいけないみたいな。
個人と個人の気持ちとしては、とにかく健康保険と厚生年金に入りたいっていう気持ちは強かったですよね。
それは初めて聞きましたね。
厚生年金に入りたいから法人化したいっていう社長は聞いたことないんですけど。
社路市みんなそう思ってると思いますけど。
フリーランスの方で個人でやってる方とかも、いろいろ保険料のこと考えて、皆さんなんとなく民間保険重視でやっていくんですけど、全然違うと思ってて。
とにかく1日も早く法人化して、とりあえず健康保険、厚生年金に入った上で保険設計した方がいいと思います。
めちゃくちゃ新しい観点の話聞きましたね。
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意外と言ってる人いなくないですか。
フリーランスの方、法人化するその目的は社会保険加入だぞってことですよね。
絶対そうだと思いますよ。
聞いたことないわ。
そんなにいい保険なんだ。
いいですよね。
だからずっと青い保険所に憧れてましたからね。開業した当初まで。
絶対ネタにしてますよね。
そんなことないです。
本音。
本音です、本当に。
社老師の専門家の先生が、そして法人格としてもかなり大きくされている先生が、これだけ保険としていいんだぞって言ってるんで、
一旦細かい話も一部ありましたけども、大枠とで捉えていただいて調べると、本当にいかにいいか数字も出せますので、
ちょっと見てもらうといいのかもしれないですね。
どうですか、社会保険の加入メリットは伝え切れたかなっていう感じですか。
そうですね、やっぱり入りたくないって人が非常に多いと思うんですけど、一度いいきっかけなので聞いていただいた方に是非、
自分で調べてですね、納得して、納得してなくてもですね、私もと信じて入ってもらうのはいいんじゃないかなと思います。
それは工藤先生の信頼次第ですね。
はい。
誠実に配信しておりますんでね、信じていただきたいですが、
ただ結局、手元のキャッシュ残したいっていうところになると、ちょっと入りのやめとこうかなっていうところの葛藤なんですかね。
そうですね、でも結果として別なことでお金かかってる可能性が高いよっていうことも考えた方がいいかもしれないですね。
おだるで見たときね。
はい。
確かに。
ということで、社会保険加入のメリット、2本立てでやってきました。
またこの辺で細かいところ聞きたいものが出てくると思いますので、
今日は大枠やったので、もし何か質問等ありましたら是非お待ちしております。
終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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11:19

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