年金と資産運用の基礎
こんにちは、遠藤嘉津です。久野勝也の労務の未来、久野先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日は年金と資産運用の基礎講座の第3回目ということでやっていきたいと思いますので、
1回目、2回目はどちらかというと、年金のまず基礎知識をお伝えしてきたんですけれども、
今日はそれらを踏まえて、要は年金が結構足りないだろうということに気づくので、
じゃあ、どのように将来に向けて資産をちゃんと作っていくのかという話に行きたいと思います。
何をどうやって増やすかというのがあると思うんですけど、基本はニーサとイデコですよね。
基本はニーサとイデコ。
イデコは個人型なんですけれど、それの企業版の企業型確定拠点金に分かれまして、
それを私は老後の年金では強くお勧めしております。
この辺りは、ヘンドさんも無理やり入ってもらいましたけど。
そうですね。このお仕事をさせていただく以上入らないという選択肢はないということですね。
そうですね。本当に入っていない人は入った方がいいと思います。やった方がいいと思うんですけど、
確定拠点金の話は一旦置いておきまして、投資の超基本みたいなところ、そこをちょっと解説したいなと思っていまして。
あららら、番組がもう何の番組だって感じですね。ロームの未来じゃなくて投資の未来と。
働く上で老後ってめちゃくちゃ大事で、老後が不安だと目の前のこと集中できないんですよ。
いいパフォーマンスを出すためにも社員の老後っていうのは安心させないといけないっていうのは経営者がやらなきゃいけないことなんですよ。
だから多くの会社が退職金とかそういうことを一生懸命やってるじゃないですか。特に大企業は。
あれもやっぱり合理性がありまして。
社員が目の前のことに集中して安心して働けるようにという環境の整備ってことですね。
そうですね。ただ日本の問題だったのは退職金制度が充実しすぎてて、老後の資金を増やさなくても企業が増やしてくれてたんですけど、
最近も転職も増えてるし、企業もそんなに余裕がないので、老後のお金をしっかり積み立ててくれてないケースがあるので、
インフレとかも来てるので、1500万とか1000万もらっても足りませんみたいなことが出てきてるので、
その足りない分に関しては自分で貯めるしかないよねって時代になってきてるんで、そこは大きな背景でみんな投資の勉強をし始めたってところがあるかなっていう風に。
複利の重要性
今日ちょっとお伝えしたいのが長期分散投資っていう分散っていうところと、長期って何のことかっていうと福利ですね。
この2つをちょっと今日学んでほしいなという風に思います。
いいですね。完全に資産運用の入門セミナーみたいになってますね。
はい。めちゃ大事です。福利。福利やりましたよね。高校時代にね。福利計算って言いましたね。
福利計算は例えばですけど、福利がとにかく大事なんですね。運用する上で本当に1%でもいいので金利をつけるかつけないかということで、
大きくその人のお金っていうのは変わってくるんですね。
で、提供金とかにお金積みますと、金利ってもう今0.1%もないぐらいじゃないですか。最近0.1%超えてますみたいなところをあんなに入れてると思うんですけど、
これは毎月1万円を例えばですけど30体までコツコツ積み立てますと。
そうすると何もしなければ360万円貯まると思うんですけど。
これを福利の力を知ってほしいので、仮に0.1%で運用しながら毎年毎月1万円を30年間コツコツ積み立てるとですね、なんとお金が365万円になるんですよ。
5万円増えました。
5万円増えました。
0.1%ですかね。
0.1%。1万円に0.1%かけて、次にまた1万円に0.1%かけてってずっと繰り返していくわけですよね。
これをまた後から入って1万円に0.1%かけてっていうような計算をしていくわけなんですけど、
次に360万円を仮に30年間ですけど、3%で運用するとどうなるかというと、お金が583万円になるんですよ。
何本増えました?200万ぐらいですか?
223万円ですかね。
223万。何もしてないで3%の金利にしただけ。
そうなんですよ。すごいですよね。
で、これ5%だとなんと832万円と。
倍以上?
倍以上になります。
って考えていくと、例えばですけど、よく3000万円貯めるって言った時に絶対無理ですとみんな言うんですよ。
でも月2万円ずつお金って積み立てられますかって言うと、それは頑張ったらできるかもしれませんっていう人いるんですよ。
でも例えばなんですけど、サラリーまでどれくらい働くかどうかわかんないんですけど、仮にですけど40年働きますって言って、毎月2万円ずつ積み立てていくわけですね。
これ5%でもし運用できればですね、40年間でお金で3000万貯まるんですよ。
あれ?3000万来た。
3000万来ますよね。
5%ですか?
5%だったら。
ちなみにそのまま貯めてったら何本ですか?
そのまま貯めてったら大体960万が元本。
3倍以上か。
そうなんですよ。おさらいしますと2万円ずつ、例えば23歳からコツコツコツコツ貯めていきますと。
これを40年なので62歳まで2万円ずつ貯めていくと元本960万円ですよね。
これが5%金利に回せればなんと3000万とび52万403円。
この40年間俺は何をしてたんだっていう。
そう。
後悔につながる。
だからいろんな方と話をするんですけど、3000万貯めれますかって言うと貯められないと。
でも月2万円積み立てれますかって言うと積み立てられる可能性ありますという話ですよ。
この話を聞くたびにさあ始めようと思っていつも挫折するやつですね。
この瞬間は高まるんですよね。
高まる。
なるほどね。さすが福利ね。
福利は人類最大の発明だといったこの福利を。
そうなんですよ。
よく確定価値転金なんかでも5%も回らないだろってよく言われるんですけど、
実際やっぱり統計データ見てても5%ぐらいで回ってるんですよ。
なので何やるかどうかは別問題として頑張って5%ぐらい金利回せるように。
10%とかいくと大抵詐欺みたいな商品があるので7%、8%みたいな。
5%ってのは現実的には無理じゃない数字なのかなと思うんで、
頑張って3%から5%ぐらいで運用できるような力をつけていくっていうのは一つポイントかなと。
そのためにちょっといろいろ勉強しなきゃいけないなと思うんですけど、
福利っていうのはそういう。
3000万円の資産形成
ベースになるのは福利を使ってしっかりと個人資産を将来に向けて作っていく。
そうですね。
いわゆる技で言うと入れ子と兄者がまず基本だよねと。
そうですね。
というセットがあるわけですよね。
福利の力というかね、今すぐ2万円から積み立てていこうという気持ちにもなりましたけど。
一応せっかく福利の話してるんで、72の法則っていうのも聞いたことありますかね。
72の法則っていうのは是非福利の凄さを知る上では大事かなと思うんですけど、
目の前に100万円ありますと言ったときに、
例えば5%という数字を72÷5をするとです。
14点いくつで出てくると思うんですけど。
目の前の100万円が倍になる速度を計算するのが72の法則なんですけど。
14年ぐらいで。
はい、14年で100万円が200万円になりますよ。
これが10%だと72で、72÷10で7.2なので、7.2年でこれが倍になりますよってことですよね。
なるほど。
ちょっと10%だと危なっかしいものもあるかもですけどね。
そうですね。
なので72の法則っていうのもちょっと覚えながら、
あ、なんかすげーなということで、まず福利はすごいっていうことを一個覚えてもらって。
改めてでもさっきの話があると、2万円ずつで40年後で3倍ぐらいになってましたもんね。
そうですそうです。
だから5%で回すと、ざっくり14年ぐらいで倍か。
そうなんですよ。
14年って言うと、普通に働き始めてあえて新卒だとした場合、22の14の方が、
36歳ぐらいの時にはもう倍の差が開いてるってことですね。
そうですよ。だからね、若い時に金使いまくりましたけど、
1年間の省力代を取っとけばよかったなと。
運用してたらね、もう今頃…
福利を使った運用の基礎
そういう人たち、省与は全部しっかりと長期分散投資に回して、
省与全部そっちに…
行きますよね。
彼らそしたらさ、年間で仮に100万だとしても…
すごい、下手すぎると何千万かになってくる。
多くですよね、下手すぎると。
だから大企業はチャンスにあふれてますよね。
そういう意味じゃね。
だからサラリーマンでお金貯めるコツとしては、好きな給与で生活することなんですよ。
で、省与は全部資産運用に回すっていう、これがたぶん原理原則なんじゃないかなと。
もう今すぐイヤホン取りたいですね。
そう。20代に僕も気づいたらたぶん今こんなことになってない?
こんなに経営しなくていいんですかね、イヤホン。
なんかね、20代からありがでは全部使えみたいな、そういう…
そうですよね。私もそう教えてもらいました。
そうですよね。経験に変えるんだみたいな。確かにそうだなと思いましたけど。
省与でカードの支払い全部そこで済ましてましたよ。
そうですよね。省与払いで。やめた方がいいですね。
この話を聞いてたらって感じですがね。
改めてちょっと話を戻すと、福利を使った運用。
コツコツ貯めていきながらの福利というのを掛け算にするときのインパクトを知っていただきたいというのが大前提ですかね。
あともう一個ね、世界福利フレーズなんで、これもう一個福利の力って知っておいた方がいいかなと思うんですけど。
いろんなリスナーさんがいるとして、60歳で目の前に2000万あるとするじゃないですか。
溜まったと。
これ毎月10万円ずつ取り崩しながら生活していこうかなと思ったとしますよね。
この時も実は福利めちゃくちゃ大事で。
これあの10万円ずつ、2000万円10万円ずつ使っていくとですね。
お金って16年でなくなるんですよ。76歳の時なくなるんですね。
2000万円を運用して3%で金利回しながら10万円ずつ崩していくと。
要はまず毎月10万円なんで、1ヶ月目にお金を下ろしますと1990万円になるじゃないですか。
これを3%で運用しながら、また1980万円みたいな感じでどんどん崩していくと。
崩していきながら運用していくと。
お金ってね、83歳までお金持つんですよ、23年。
ハンパーの場合?
ハンパーの場合。
ハンパーの場合?えっと、約10年?
約10年伸びますよね。
マジ?
はい。で、5%で回せば94歳まで持つんですよ、お金。34年。
えー。
これ意外とみんな知識ないんですよ。
年金、例えば対象金2000万円もらいましたって言ったら、いきなり提供金に入れるんで絶対入れちゃダメなんですよ。
運用しないと。
しかもゆっくり運用していって、使っていけばいいんですね。
運用しながら取り崩す。
怖いから、特に減らしたくないという意識が働くんで、よく大手がやってる金融機関とかの定期預金とかにぶっ込んじゃうんですけど、あれはいっぱい良くない。
かといって攻めすぎちゃダメ。
攻めすぎちゃダメ。
無くなってる人結構いますんで。
だから本当に手堅いような、ニーサとかそういったもので運用しながら崩していくっていうのは大事かな。
若いうちの目の前の給料の一部をしっかりと運用していて、老後に充てるっていう考え方も一つだけども、
老後に入るこのまとまった現金を退職金とかでもらったお金をしっかりと運用しながら取り崩していくっていう形で老後を伸ばしていくっていう2つ大事ってことですね。
資産運用の重要性
そうなんです。これ意外とみんな知らない。
前者はたんざん聞きますけど、後者の説明って意外と受けたことないですね。
ないですか。これ大事ですよ。
これはちょっと周りの皆さん、自分はまだ早いと言っても、親とかがこういう状況に近くなったりする方も多いでしょうからね。ぜひ教えていただいて。
貯めるところと出口のところを抑えるだけで、お金ってそんなにいらないんだってことも分かるんですよ。
なるほどね。
悔い改めたほうがいいですか。
この回定期的に配信したいですね。
そう。これ本当に何回言われても、たぶん20代に言われても気づいてなかったと思うんですよね。
ぜひ若い方に、別に経験買うのも大事なんで、本当に1万円でもいいと思うんで、やるかやらないかでしょうね。
ということで、今日は一旦ここまでです。
最後に次回、これらを踏まえた上でって感じですかね。
そうですね。これを踏まえた上で、分散投資もやらなきゃいけない。
ですよね。また引き続き投資の話に行きたいと思いますので、ロームと投資の未来楽しみにしていただければ。
はい、お願いします。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
この番組では、くのまさやの質問を受け付けております。
番組内のURLからアクセスして、質問フォームにご入力ください。
たくさんのご質問お待ちしております。