かしこまりました。
ポトキャズカ歌劇団では赤田陽子先生の役をやらさせていただきました、
赤田陽子こと私赤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。めちゃくちゃお世話になりました今回。
いやいや、そんなことはないんじゃないですか。
僕が台本を書いたわけじゃありませんし。
たぶんだからリツアーさんはね、僕が何をしたのかって分かってないと思うので、
明るく話をさせていただくと、
今ベアさんがね、僕が制作にも関わってたんですよっていうふうに触れていただいたんですが、
最後に聴いていただいた、たぶん最後に流れる予定ですよね。
そうです。
みんなで歌っている楽曲があるんですけれども、
そちらのミックスっていう作業を、
僕が基本的には全部やらさせていただいて、
っていう感じで関わらせていただいていたので、
いわゆる音楽のところは制作やらさせていただきました。
曲作ったのはベアさんなんですけど。
っていう感じの、一応制作人として、今回お話をさせていただきます。
そうですね。
ちょっともう、ことの始まりから軽く説明していこうかなと思っているんですけど、
はい、どうぞどうぞ。
一応今回、ポドキャズカ歌劇学校の特別公演を、
「星屑の灯火」っていう形で作って、
そもそもチャウラジオさんというラジオ番組の、
でも一回コントを僕が作ってやったことがあって、
それはちなみに聞いたことはなかったですか?
このチャウラジオエピソード0の、
だからこれはあれですよね、
チャウさんと犬塚さん、
僕ついつい犬字って呼んじゃうので、ごめんなさい。犬塚さん。
そのお二人が出られてってことですよね。
そうですね。
そっちバージョン、僕ごめんなさい、聞いてないかもしれないですね。
一応企画的には、今のチャウチャウラジオの前に、
カラヴィアと犬塚がラジオ番組やってて、
それが解散して、チャウラジオの方が始まったみたいな、
一応作りにしてあったんですよ。
なるほどね。
アニメの劇場版とかでよくある前日丹の。
そうですそうです。最近の流行りの。
わかりますわかります。
ぜひとも、僕も含めね、
リスナーさんまだ聞いてない方はぜひ聞きましょう、今から。
一応それを作って、それを聞いた、今回男役で出ていた水城誠さんが、
私もなんかやりたいですっていうふうにDMを送ってきてるんですよ。
嬉しいですね、いわゆるペアさんじゃない方から、
そうやってご提案いただくのは。
そうですね。
これね、チャウラジオのときも結構大変だったから。
そうなんですか。
僕は正直、やりたいですって言われたときに、
じゃあやりましょうって気持ちよくは受け取れないんですよ、正直。
前回のチャウラジオさんのときのいろんな大変さが。
そうですね。
体験してるからって言うんですよね。
だから最初に水城さんにそのメッセージをもらったときも、
するんだったらガチでやってもらいますけど、
それでもいいですかって結構強めの感じで返して、
それでもいいですっておっしゃったので。
それはガチでコント、いわゆる笑かしにいきますよみたいな感じのガチ感。
ちょっと参加したいですぐらいの感じだったらやめてもらえますかっていう、
僕の気持ち的なやつですね。
ベアさんのときはチャウラジオさんのコントで燃え尽きしょうこぶんじゃないけど、
やりきた感があるからみたいなね。
そうですね。
いろんなエッセンス込みで、ちょっと脅しにかかるみたいな。
ふるいにかけて。
ちょっと軽い気持ちじゃないですかっていうのを確認したくて。
文章だけだと分からないところはありますから。
そういう気持ちがあって、
ちゃんとやりたいって一応意思は確認できたんで、
ここからどうしようかってなったときに、
前回と同じことをやっぱりあんまりやりたいですよ。
2番戦自慢したくないぞと。
新しいことをしたいって感じでは必ずしもないんですけど、
やったことが自分に返ってくることじゃないと取り組めなくて、
性格的に。
いわゆる俺のメリットどこやねんっていう。
そうですね。
自分の成長できるみたいなところがないと、
僕は燃えないんですよね。
でも分かるかも。
似たようなことをしたいんだったら、
自分が台本を考えてとかじゃなくて、原案だけやるとかね。
僕もそれぐらいになっちゃうかも。
本当ですか。
僕そういうところがアガサンに通じてるなっていうのをずっと思ってるから、
だから自分のモチベをさらに燃やすためにと思って、
アガサンにこういうポトキャズカみたいな企画を考えてるから、
ぜひ協力してほしいんですって言って、
お願いをした形だったんですよ。
なるほどね。
だから僕はガソリンみたいな。
そんな感覚ありますか?誰かと作品作ったりする上で。
作品を作ったら、この人が必要だみたいな。
この人も入れて、一緒に燃やしたいみたいな、自分をもっと。
もっと燃やしたい?
僕の場合は何かをやりたいっていうときに、
自分で結構ある程度考えて、
今度だったらね、こういう台本おもろいんちゃうかなっていう風に考えて、
そっからキャスティングしていくみたいな感じですかね。
いわゆる。
そうなんですね。
僕実際そういうことやったことないんで、想像だけなんですけど。
急に、そっか。コント。
でも確かに僕は音楽が得意なんで、そっちで話をすると、
音楽はやっぱり僕は誰かとやるのが前提で考えちゃう。
いわゆるベアーさんと似たような感じで、この人だったらガソリン投入してくれるよね。
自分の音楽プラスアルファでもっといいものできるよねっていうことで、
組んだりっていうことはやっぱり僕も考えますね、毎回。
僕にとって今回それがアガサに白羽の矢が立ったっていう状況だったんですけど。
はいはいはいはい。
一応なんかXでちょっとお願いして、
軽くね最初は表、誰でも見えるところでちょっと軽くこんなこと考えてるんですみたいな確か、
イメージをして、それで交換職だったから改めてちょっと企画を全体像みたいなのを決めてから、
DMの方でお願いした流れでしたね。
そうだったんですね。
なんか僕はねその、いきさつをね今初めて聞いたので、
僕からしたらこう前回年明け呼んでいただいて、
からまだね半年も経ってないのにまた呼んでいただいて、
こんな光栄なことはないなと。
純粋にもうハッピー嬉しい最高っていう。
本当ですか。
まさかそんな。
今が6。
今6末ぐらいなんで。
ですよね。
半年経って全然経ってないっていう。
早すぎて感じかもしれないです。
でももうその関係ないくらい。
めっちゃ嬉しかった。
ついこの間の土曜日に収録して、
そのポドキャズカのコントはですね。
だけどこのお誘いしたの自体は4月後半からちょっと声をかけて、
5月初めぐらいに確か企画を簡単にまとめて、
それでオファーしたぐらいの感じでした。
僕も今思うと、そんなに前だったんだって今びっくりしました。
そうですよね。
その間何もしなかったかって言ったら、
でも結構忙しく動ききましたからね、その間も。
そうですよね。
今回のコント、ベアさんだったら台本作りからコンセプトを練り上げていくっていうのもやってたと思うし、
音楽の制作も同時進行で動いてたので、
僕もずっとどういうふうにしようかなっていうので、
パソコンとにらめっこしながらっていうのを続けてたら、
もう6月終わりぐらいですか?みたいな。
マジかってなりましたね、今回。
本当に大プロジェクトやっちゃいましたね。
そうでしたね、これデカかったですね、プロジェクトとして。
今思うと時間かかり、他の方は分かんないんで、
これが短いのかもしれないんですけど。
そっか、そんなに経ちましたか。
終わってみるとあっという間でしたね。
ちょっと楽曲の作りのところから、ちょっと軽く振り返ってきたと思ってたんですけど、
さっき赤さんが、僕が楽曲を作ったっていうふうにおっしゃってたんですけど、
Snow AIっていうコミュニティのエピソードの中でも紹介したことがあったんですけど、
それで曲を作って、歌詞が入ってるんですけど、
それもまたAIで分離できたので、メロディーだけにできたので、
これを使って、自分たちが歌ったら面白いんじゃないかなっていうのが発想の始まりだったんですけど。
いわゆるAIに曲は作ってもらうんですけど、
いわゆるAIもちゃんと言葉を歌ってるじゃないですか、
それはベアさんが歌詞を自分で考えて、AIに送ってるっていう感じなんですか?
どうだったかな。
そこのあやふやでも勝手にやってくれるんですね。
うん、そんなちゃんと指示しなくても作ってくれる。
初めて知りました。
てっきりリスナーさんの方はね、実際発表されてる曲しか聞いてないかもしれないですけど、
原曲だと結構歌詞がちょっとだけ今のバージョンと違う言葉も入っていたりして、
てっきり僕はAIの段階からもベアさんが全部自分で歌詞考えてってやってると思ってたんで、
どえらい熱量入ってんなって、原曲の時から。
思い出しました。
僕は宝塚っぽい曲っていうので、たくさん曲を作って、その中からいいのをチョイスしたんでした。
え、じゃあもしかして、あんまり歌詞の中のベアさん要素って実はエネルギー薄かったんですか?
それを赤谷に渡したら、メロディと言葉の数が合ってないから、そこを調整した方がいいですってことで。
そうですね。ここから僕が本格的に関わってくるんですけれども、
どうしてもAIが歌っているものになると、歌っているとか作曲しているものになると、
その絶妙な音量バランスでコーラスパートが入ってたりとか、
あといわゆる楽譜ってやつに直したときに、
どっちなのかわからない中間地点の音符っていうのも出てきたりもあったので、
今回4人で歌いましょうっていうことは決まっていたので、
なので一旦メインメロディを、僕ちょっと下手くそですが簡単にピアノで打ちコマさせていただいて、
これでメインメロディはこれで合ってますかっていう確認をさせてもらったっていうところから、
結構僕が実際に関わってくることになりますね、ここからは。
そうですね。あの辺もあんなことやってもらえるって思ってなかったから、
結構こっちもらっていいのかなって内心をもらう。
そうですね。特にお願いされたわけじゃなかったので。
で、なんでそういうのを作ったかっていうと、
オリジナル楽曲なんで正直そこまで決め込まなくても皆さんが歌うフレーズが若干違っても、
いやオリジナルなんでって言ったらそれ正解じゃないですか。ではあるんですけど、
あとでいわゆるミックス作業をさせていただくときに、
じゃあどこの音程をある程度修正することができるんですけども、
いわゆる僕にとってのメリットとして先に作っておけば、
じゃあこのメロディに合わせて皆さんの歌も微妙に音程を微調整させていただくっていう目安にもなるっていう、
そう実は僕にとってはメリットばっかりで、
で何だったら僕自身も今回歌わさせていただいてるので、
僕が歌いやすいっていう純粋な。
後から自分が楽するために作ったみたいな。
なるほど。
一面もありますね。
初音ミク版で歌ってるやつもくれましたもんね。
なんていうのかな、僕はピアノの音でメロディが入ってれば、
じゃあこういうふうに歌いましょうってある程度イメージできるんですけども、
ほとんどの方はピアノだけ聴かされても、歌詞カード見てもどこでどう歌うねんって分かりづらいと思うんですよ。
AIとは歌詞自体が変わっていた部分もあるので、
特に変わったところは自分で考えて歌わなきゃいけないじゃないですか。
なのでやっぱりボーカロイド、今回初音ミクだったんですけど、
でやっぱり言葉も歌ってもらうっていうメロディーを皆さんと共有させていただくと、
ベアさんも初音ミクになった途端すげえ分かりやすくなったんじゃないのかなって個人的に思うんですね。
どうでした?
僕正直言うと僕はAIの歌い方を一番最初に聞いたから、
ずっとAIの歌い方を参考にしてました。
じゃあ初音ミクで一応音程の確認みたいな。
でもそれでも僕的にはガイドメロディーとして機能してるんだったら、
やっぱりやってよかったですね。
ピアノよりは初音ミクのほうがガイドとしては優秀だったんじゃないのかなって思うんですよね。
多分みんなそんな感じで使ってたと思います。
そういうふうに発音ミクがあってよかったなっておっしゃっていただいた方もいて、
ただねこれねプチ大変だったことがあって、
いわゆるピアノって打ち込むと、
この音で打ち込みましたよっていうデータが残るんですけど、
それをそのまんま初音ミクのソフトウェア、僕はアプリケーションなんですけど、
そこに横流しすれば、正直僕はコピー&ペーストしたら作業終わりだったんですけど、
僕の使ってる初音ミクモバイル版はですね、
そういうコピー&ペーストが通用しないアプリケーションで、
PC版はできるんですけど、
だから一旦自分でピアノ打ち込んだやつを見ながら、
もう一度初音ミクを1414ちゃんと打ち込んでって、
やべーすっげーにドデマ入っちゃったみたいな、
プチ苦労話がね。
初音ミクって結構高いんですか?買うんですか?
僕アプリケーション版、モバイル版は、今価格どうなんでしょう?
定価は5000円ぐらいで、まずそのオーカロイドを編集できますよっていうソフトが5000円ぐらい。
3000円かな?3000円で、初音ミクを今度は買わなきゃいけないんですよ。
だからトータルで8000円ぐらいですかね。
僕はモバイル版なんですが、PC版だと今の一番新しいやつで、
1万2、3000円ぐらいで確か買えるはずなので、
もし皆さんも初音ミクご興味があれば、絶対にパソコン版の方がいいです。
モバイル版なんだかんだでできないことが多すぎて、後で苦労する。
全然知らなかった、初音ミク買うんだっていうことがまず。
僕ね、もともと持ってたんですよ。
ペヤさんにとっては初音ミクって無料なんちゃいまっかーの話ですよね。
無料とかそんなことすら考えてなかったし、お金がかかるものとか。
そうなんですよ。初音ミクは有料になります。
最近だとミクだけじゃなくて、シンセサイザーVとか、ボイスロイドとか、
いろいろ初音ミクじゃない技術のボーカロイド音声もあるんで、その世界も面白いですよ。
そうですね。
数めちゃくちゃあるんで。
そうだ、思い出しました。そういえば初音ミク作る前に、原曲の速さがね、
曲の速さっていうのがあったんですけど、ピアノと初音ミクの間にテンポがペヤさんの要望で、
もうちょっとゆっくりの曲にしたいっていうのがあったんですよね。
そうでしたね。
あれ地味に大変でしたね、あの作業ね。
本当ですか。
ペヤさん的にはそんな大した作業じゃなかったですか。
自分が作ったときですか。
ペヤさんに調節してもらってやってもらったんで。
僕は自分流して自分の聴いた感じで、このくらいかなっていうのを数値をいじったぐらいの感じでした。
やはり個人的に大変でしたね。
音楽的な、またマニアックな話になるんですけど、今皆さんが聞いてもらったバージョンはテンポが124っていう速さのテンポなんですね。
ミディアムテンポと呼ばれる速さなんですけれども、もともと130だったんですよ。ちょっと速い。
ペヤさんがこのテンポがちょうどいいですねってなったのが124.8っていう小数点がついた速さのものになっていて。
小数点つくことは全然構わないんですけれども、ペヤさんがメトロドームとかも一緒につけてくれたんですけど、それが133っていう速さになってて。
だから、メトロドームの速さを信じていいのか、伴奏が入ってきてからの124.8を信じればいいのかっていう。
あれね、ちょっとだけ修正。修正っていうか、後々大丈夫かなって思いながらでしたね、あの時は。
やっぱり皆さんの録音環境が違うので、4人とも。僕は124.8で、いわゆるメトロドームとか適当に鳴らしながら歌うとかもできる環境にあるんですけど。
他の方だったらね、アプリケーションは基本的に小数点取り扱えないメトロドーム鳴らせる時でも、整数だけっていうバージョン結構多いんで。
そうそう。だから今から録音始まった時に大丈夫かなって実は思いながらでしたね、今思うと。
そうですね。
あとね、初音ミクモバイル版ね、小数点対応してなくて、マジかよって思いました。
いやいや、あなた音楽のソフトでしょって思ったんですよ。やっぱPC版にしてください、皆さん。
じゃあ次のコート行きましょう。
行きますか。次は初音ミク版もらったから、じゃあこれでちょっと歌ってみますかってなって。
そう、やっと準備が終わって。
それぞれ個別で撮って、それをちょっと赤坂にお渡ししてっていう状況でしたよね。
そうでしたね、随時ね。録音できた方から、ベアさんにも僕にもデータが行くような流れになってましたね。
さっきもちょっと雲行き怪しくなったっていう話だったんですけど、この辺でちょっと赤坂でだいぶこう制作が大変で、ちょっとモチベーションが低下してたみたいなの後々打ち明けられたんですけど、実際どうだったですか、あの辺とかは。
モチベーションが低下したというよりかは、僕はどんどん面減らかしていくっていうのが性格なんですけど。
そうそう、一旦僕もちょっと落ちたときがあって、最初は皆さんが全員ね、最初から最後まで歌っているものをお送りいただいて、僕が実際にミックスってやつをさせていただくっていう作業をやってたんですね。
で、皆さん最初から最後まで歌っていらっしゃる歌だったので、僕のイメージとしては、途中で最初から最後まで4人で歌いっぱなしの曲になるかもしれないし、途中でやっぱりここは2人でとか、ここはソロでっていう風に。
っていうような、いろんなパターンを想像しながらミックスを行っていたんですけれども、一旦だから簡単に言うと4人が全員ね、歌っているバージョンっていうのを作って。
で、一応確かお渡しもしましたよね。4人で混ぜたらこうなります、みたいな。
もらいましたね、ラフミックスっていう形でいただきました。
いやなんか暑い夜でしたね。
そうでした。
そうでしたね。
結局このね、この企画で何一番したいかって言ったら、この星屑のトモシビの曲をめっちゃ良いの作って、それを最後にバンって出すっていうのが、僕が一番したいと思うんですよ。
それが僕が一番したかったことですね。
そうなんですよね。
だからそれまではコントもありの、歌もありのっていうことで、いわゆるバランスよくやりましょうみたいな雰囲気が漂っていたんですけれども、この話し合いがあってからはね、もうベアさんが結構強く、
もう今回は、コントももちろん大事なんですけど、それ以上に今回の曲をみんなで歌うっていう方がめっちゃおもろいやん、めっちゃ良い曲にしたらさらにおもろいやんっていうエネルギーがガンガンね、ぶつかってきて。
だから僕もミックスをやる立場としては、やっぱりそういう熱量とかアイディアとかがガンガン降ってきていただくと、もうすごくやってて楽しいし。
アイディアがあれば、僕もね、プロじゃないので、できるできないっていうこともちゃんと言えるし。
その後はね、結構トントン拍子みたいな勢いでね。
一気に、楽曲制作だけでいくと、ほんまグワッとスピードが速まって。
っていうね、ちょっと皆さんにはね、恥ずかしくてお聞かせできないぐらいね、僕ら熱い話をね。
うん、そうでしたね。
あの先に、多分これより前に普通にコントと曲を流すと思うんですけど、この裏にこんなやりとりがあったとかは全く想像つかないでしょうね。
ねー、それぐらい結構音楽も最終的には自然な形っていうか。
僕もね、ほんまに繰り返してずっと聴いてるぐらいには、すごくいいものができて。
それもね、こういういろんなことが積み重なっての結果なんですよね。
まあまあそういう、熱くなったんですよと、そこで。
うん、そうでしたね。
それまでは、いわゆる僕ができるやることと、ベアさんがやることっていう役割分担がちょっと不明確なところもあったんですよね。
そこは僕も、さすがにね、ちょっとだけ音楽ってこういう風に作るんですよのその触りだけでも、最初にお伝えしておけばよかったなと今だったら思うんですけどね。
結果的に前に進んだんで、これはもう終わった話ですね。
僕らのね、友情が深まったっていうことで。
そうでした。
せっかくなんかこう熱い気持ちの今話になったんですけど、やっぱり僕ね、技術的なところもやっぱりすごく気になってて。
最後に作った星屑ともしびの完成版のこともいろいろ教えてほしいなと思ってたんですけど。
もちろんですよ、もう何から何までもちろん、もうベアさんの曲なんで。
僕はもう積み隠さず、すべてお話できますよ。
実際、どんな感じでどうやってミックスしようかなみたいなイメージを作ったりとか、どこから手をつけていったかみたいなところで聞いても大丈夫ですか?
聞いてもいいですかなんてとんでもない。何でももう話しますよ。
もう編集して後で切っちゃえばいいんだから。
まず、ベアさんの中のこういう曲になればいいなはもちろん、僕はある程度再現したいっていう最低ラインっていうイメージはありながらも、僕の中のコンセプトっていうのも別々ありまして、
それは皆さん普段ポッドキャストっていう活動されていらっしゃいますから、いわゆるファンの方、リスナーさんの方が、ポッドキャストでも面白い話をしている、
喋り方が好きなんだと思っているようなリスナーさんの方が、この人歌ってもめちゃくちゃええやんってリスナーさんに思っていただくっていうのが僕の理想像としてはあって。
だから、ベアさんの中の例えばイメージと、そうしてしまうと僕の中のリスナーさんには微妙に聞こえるんちゃうかが天秤にかかった時は、
基本的には僕はリスナーさんのことしかあんまり考えてなかったので、ちょっとベアさんには心の中ですいませんと思いながら、
リスナーさんにうまい感じに届いてくれを優先して、みたいなミックス作業に入る前の僕の心構えとしては、
リスナーさんファーストっていう考え方のもとをミックスをしていたのと、
あとちょっとその、まだね、具体的な技術の話出てこないんですけど、
おそらく今回のこの4人で歌をみんなで歌って発表ができるっていう機会は、ほとんど今後ないだろうってやっぱり思えるんですよね。
滅多なことじゃないと。だからそういう最初で最後のせっかく4人で歌を歌ってるんだっていう、
僕のあくまでモチベーション保ち方の話なんですけど、だから皆さんの良いところっていうのをなるべくミックスっていう作業で、
少しでもそれが磨いていくことができればっていうのは忘れずにずっと。
で、ここからやっとミックスで何をしたのかっていう話に行くんですが、
じゃあここからすいません、リスナーさんの方、マニアックな話になるので、話半分でね、適当にご飯食いながら聞いてもらえればと思うんですけど、
ミックスって、じゃあベアさんにまず聞きたいんですが、ミックスってざっくりどんなことをしている作業だと思ってらっしゃいます?
ベアさん どんなことをしている作業?
おだしょー まあ今回だと4人の声プラス伴奏がある。
じゃあそのデータがありました。ミックスって、さあベアさん、今どんなことをやってるとイメージされますでしょうか?
ベアさん 僕のイメージ的には気持ちの良い聞こえ方の組み合わせを探すかな。
おだしょー はいはいはいはいはい。
じゃあその組み合わせを探すためにはどういうことをやってると思いますか?
ベアさん ああ、どういうことをやってるんだろうな。
おだしょー 想像で大丈夫ですよ。
ベアさん でも実際自分でやるんだったら、実際に重ねてみて、それが自分が気持ちいいかどうかをひたすら試行錯誤する感じですかね。
おだしょー じゃあその、いわゆる気持ちいい聞こえ方がしてほしいじゃないですか。
そういう時に、いわゆるわかればいいんですけど、どういうことをすると思います?
ベアさん どういうことをするんだろうな。
おだしょー ざっくりと。いわゆる気持ちがいいと思える部分はそのまんまでいいじゃないですか。
ベアさん そういうことか。
おだしょー 普通かなとか、ちょっと微妙かもしれないなみたいなものももしかしたら混ざってくるかもしれないですよね。
ベアさん なるほど。
おだしょー っていう時、Mixって何してると思います?
ベアさん 捨ててるんですか。
おだしょー 捨ててるんですか。いやいや、なわけないじゃないですか。
ベアさん いらないところ捨ててると。
おだしょー はいはいはいはいはい。あえて今ベアさんにこうやって質問させてもらったんですけど、
そのMixのことも少し好奇心あって、少し勉強しましたよっていうベアさんでも、結局やっぱりMixって何をしてるのかって正直全然わからないと思うんですよ。
ベアさん わかんないです。
おだしょー 特にリスナーさんの方はMix全然興味ないと思うので、なおさらわかんないと思うんですよ。
まずMixって何をする作業なのかというと、ケースバイケースは若干あるんですが、スタンダードでいくと音量をいじくってます。
今回は4人の声がありますので、みなさん音量が違うわけなんですよね。
伴奏の音量もありますから、なのでみなさんの音量をいじくりますっていう作業がMixのメインになってくるんですね。
で、この音量っていうのが実にいろんな種類がありまして、例えば有名な、あごめんなさいその前にMixって、あごめんなさいそうだ、僕はベアさんの答え返してなかった。
もうちょっとざっくり今のベアさんの話をまとめると、Mixって何かいい感じにするためにソフトウェアってやつをいろいろ使って処理をしたらいい感じになるんちゃいますかっていう感じで、
簡単に言うとソフトウェアをいろいろ使ってます。
なんかどうにかこうにかしてんだろうっていうのが基本的なMixなんですけど、そのソフトウェアを使って音量っていうのを基本的な調節をしていて、
例えば声には低い、高い、いろんな音が混ざっておりますから、場合によっては例えば低いところの音量を削って、
高めな声を低い音が削ることによって高い音が少し目立つような、それも一種の音量いじくってるっていう感じでもありますし、
あと純粋にやっぱり小さく歌ってるところと大きく歌ってるところっていう録音のそのままの状態だとすごく音量の幅がでかい、
そういうのはレンジが広いって言い方をするんですけど、それでも全然大丈夫なんですけど、伴奏と混ぜたときにおかしくなるんですよ。
いわゆるベアさんが気持ちよく歌いましたっていうときに、実際伴奏にそのまんま混ぜてみると音量を小さく歌ってるところは伴奏に完全に負けちゃうんですね。
ベアさんがガーンと情熱的にのところで歌ってるときは伴奏から浮いちゃうぐらい音量が大きくなっちゃう。
あくまでも今例え話ですけど、どうしてもその録音したまんまだと基本的には誰が歌ってもそうなるものなんですよ。
なのでその小さい音と大きい音の幅を狭めるようなアプローチが取れるようなソフトウェアもいろいろありますので、それも一種の音量を調節してるっていう。
あとはもっと細かくパートごとにいろいろみたいな感じで、ミックスって何やってるかって音量をやってるんですけども、
ベアさんもみなさんもそんな話が聞きたい、一般論聞きたいんじゃないってことだとわかってるので。
めっちゃびっくりになりました。
いい加減具体的な話をしていいですか。
あくまでも今回の場合では4人が歌っていますっていうときに、みなさん録音方法が全く違うものが届くっていうのは予測できていたことだったんですよ。
なので実際のこの楽曲でもパートごとで若干聞こえ方が違うといったようなこともリスナーさんも気づかれた方も多いんじゃないのかなっていうふうに思うんですね。
で、例えばソフトウェアを使ってバラバラな録音環境なので、感じると音がバラバラ。
もちろん歌い方バラバラなのは当たり前なんですけど、それを例えばめちゃくちゃバラバラな録音状態をいい感じにガーンとソフトウェアを強めにかけて強引に混ぜちゃえみたいなやり方もできなくはないんですよ。
そうすると、いわゆるまとまり感。いわゆる4人が同じ場所で歌ってるんちゃいまっかみたいな感じもソフトウェアってできなくはないんですけれども。
ただ今回はそのアプローチは取っていなくて、やっぱりそのみなさんのそれぞれの歌い方とか声自体であったりとかっていうところがリスナーさんにポッドキャストとギャップがあっていいよねとか歌純粋にうまいよねっていうふうに思っていただきたかったので。
なので僕が最初にやったことといたしましては、かといってそのままにしておくと4人がバラバラになるだけっていう音楽が出来上がってしまうので、今回はいわゆるミックスにするにあたっての話ですが、柱になってもらうメインボーカル。
この人をメインボーカルとして柱を据えますっていうやり方でアプローチをしました。
残りの3名をメインボーカルだと思って作った歌に対してそこに寄せていくっていうアプローチを取ることによって、録音方法はバラバラなんで、ある程度バラついて聞こえはするんですけども、
一本柱、この人がメインボーカルだっていうミックスの仕方をさせていただいたので、だから統一感はちゃんとある。
でそのメインボーカルは、伴奏とちゃんと噛み合うようなミックスを作る、ミックスっていうかいい感じの調整っていうのをまず組んだんで、
だから伴奏と混ぜても、人が変わっても、メインボーカルっていう柱があるから、あんまりそのバラバラ加減が、皆さんね、完成したバージョン聞いてもらってるんで、実際元々どんだけバラついてたのかわかんないと思うんですけど、
だからそのなるべく音楽的に聞こえるような、っていうやり方を今回は採用しようということで、メインボーカルに選ばれましたのが水城真琴さんになります。もう水城さんにメインボーカルを担当してもらいました。
でそこには、ベアさんマニアックな話しても大丈夫ですか。
ベアさん大丈夫ですよ。
ちゃんとした理由があります。水城さんになった理由。それが、音楽ってデータとして音を見ることができるんですけど、いわゆるスピーカーから流したときの聞こえてくる音量と、データとして見たときの音量って結構違うものなんですよ。
イメージできないですね。
リスナーさんたぶん言ってる意味全然わかんないと思うんですけど、例えば今回だと、ドスティさんのデータと水城さんのデータっていうのを目で確認したときに、聞こえてくる音量はそんなに変わんないんじゃないっていう音量で録音していただいてるんですけども、
データを見ると水城さんの方が5倍ぐらいかな。5倍以上は音量がでかいっていうデータになってるんですね。
へー。
っていう、ちょっとマニアックな話でわかんないと思うんですけど、いわゆるデータと聞こえてくるものは違うよと。
で、ソフトウェアをいろいろ使ってミックスをしていくっていうのは、音が最終的に変わるんですけど、基本的にはデータを操作するっていうソフトウェアの作業になりますので、
なのでそのデータとして取り扱いやすい、いい感じに録音できてたのが、まず水城さんが本当にベストな録音状態だったんです、データが。ものすごく良くて。
で、ベアさんも水城さん近いぐらいのデータ的には音量の見え方がしていたんですけど、
ベアさんはデータ上、小さい音は本当にデータ上見えないぐらいの小さい線になってて、大きい時はやたらデータ上めっちゃでかいみたいな感じになってたので、
なので、いろんなそういうデータのことを考えた時に、柱としてメインボーカラーとして据えやすいのが水城さんだったっていうことが一つと、もう一つがやっと音楽っぽい話になるんですが、水城さんの歌い方。
で、すごくね、ほんまに僕も水城さんの歌い方が純粋に好きだし、なおかつ今回の4人で歌うっていうのにめちゃくちゃ良かったのが、水城さんの歌うリズム感っていうんですか、その歌のリズムがフレーズの途中で微妙に早かったり、微妙に遅かったりっていう、いわゆるリズムが揺れているっていう歌い方をされていて、
で、それがね、いわゆる僕ら4人とも全員違う歌い方をしているので、いわゆるみんな違うリズム感で歌ってるんですね。なので水城さんが途中でちょっと早かったり遅かったりっていう、そのリズムの揺れ、音楽で言うとそれがかっこいいことになるんですけども。
めっちゃ面白いです、この話。
でも、メインボーカルがリズムが揺れているから、ちょうど中間地点というかマジでなじむんですよね。あとリズム揺れる音楽って本当にヒップホップを中心としてマジでかっこいいので、僕もね、水城さんの歌い方のリズムの揺れがかっこよすぎて、再現しようと頑張ったんですけど、できない。あれはもう天性のものっていうか。
やっぱりご本人のリズムで歌ってらっしゃるから、他には真似できないっていう唯一無理なところでもあったんで。みたいな理由があって、メインボーカルは水城さんっていう。
面白い。
でも、実際楽曲を通して聞くと、別に水城さんだけがめちゃくちゃ目立つみたいな聞こえ方はしてなかったと思うんですよ。
水城さんはい。まず皆さんに行ったソフトウェアはですね、ノイズを取るソフトウェアです。もうまずは何といってもノイズ。ただノイズは取りすぎたら声に影響出ちゃうので、もう薄く取れるぐらいで抑えてます。
で、ノイズを取る理由なんですけれども、僕ら普段音楽完成品を楽しんでいるので、あんまり録音したことない人はわかんないかもしれないんですが、実際歌を発表するときって、もともと録音してあるボリューム、音量からわけわからんぐらい音量を上げてるんですよ。もう意味のわからないぐらい音量を上げてるんですね。
で、やっと皆さんの耳にこれは歌なんだってわかるぐらいになるんですね。で、イメージしていただきたいのが、いわゆる伴奏があります。伴奏ってわけわからんぐらい楽器がいっぱい同時多発的になってるじゃないですか。いわゆる音量バカデカいわけなんですよ。それが一人の人間がボーカルだーっつって歌ったところで音量を勝てますかっていう話なんですね。
っていう感じでイメージしていただければ、いや語れへんやんっていうイメージつくと思うんですよ。だからわけわからんぐらい音量上げるんですが、そうするとやっぱりノイズ成分って音量が上がってる分、ノイズはノイズで聞こえちゃう。なので、ただやりすぎると声自体にもガンガン攻め入って、声が変わっちゃうので、そのギリギリぐらいを狙うような感じでまずはノイズをとっています。
水城さんの話をしちゃったので、水城さんの場合はですね、合計で3回ノイズの除去のソフトウェアを途中途中で挟んで今の音になっていますね。ノイズって言ってもいろんなノイズがありまして。
たとえばわかりやすいとこで言うと、エアコンが鳴ってますとかだったらわかりやすくこれノイズだよねってわかるじゃないですか。それはソフトウェア取りやすいんですけど、いわゆる僕ら歌うときに口をパクパクさせているものですから、その時の口が動いている途中にたまたま出ちゃったパチパチ音とかペチペチ音とかも、これも一種のノイズっていう風に捉えることが多いんですね。
そういうめちゃくちゃ細かいノイズを取れるようなソフトウェアもありますので、やりすぎ注意ではあるんですがそういう感じで。だから水城さん、ベアさんはね、ベアさん1回くらいで済んでるんですよね確かノイズ除去自体は。
ベアさんは何回か歌い直してもらってたので、もうね、ベアさん歌い直すたびにすごい録音状況がめちゃくちゃ良くなってて、びっくりするくらい。だから今楽曲で残っているもの、それが一番最後のテイクになるんですけども、もうびっくりするくらい歌い方変わってて、録音状態も最高だし。
どうなってんねんと思って、今までのはどないなってんねんみたいな。
聴いて歌ってって何回も繰り返したからでしょうね。
そうなんですよ、せっかくベアさんの話が出たんで一旦ベアさんに切り替えさせてもらうと、ベアさんの初期の録音状態は一旦置いといて、歌い方自体が最初はすごいベアさんらしい歌い方をされてたんですよね。ベアさんもその自覚はあると思うんですよ。
で、なんだろう、最後の録音になった途端に、何がきっかけかわかんないんですけど、ベアさんらしい歌い方をある程度犠牲にしていいぜぐらいの、こう歌ったらミックスしやすいんちゃいまっかっていう歌い方になってて。
ベアさんの中で何かあったのかなと思って聞きたかったんですよね、今日。
赤さんのやつを聞いたからかもしれないですね、歌ってるのは。
それめちゃくちゃ感じました。
こう歌うんだっていうのは僕は確かに受け取った気はします。
そう、皆さんには以前までの音を聞かせできないかもしれないんですけど、僕のコーラスだけ入ってたりとかっていう時期もあったんですよね。
で、ベアさんがどんどん取り直してくれてっていう手順があるんですけど、だからベアさんが僕のコーラスにドンピシャに合わす歌い方っていうのも最終的にされてて、
だから僕、自分の歌い直ししてないんですよ。ベアさんが僕に合わせてくれたから。
実際、だから僕の影響があっちゃったってことですよね。
明確に赤さんに合わせにいこうって思ったわけではないですけど、こういう歌い方の方が聞きやすさとかはいいんだろうなっていうのは思いました。
偶発的だったんですね。僕はその話を知らないから、めちゃくちゃ感動しちゃって、最後のベアさんの録音は。
すごいすごい、もうこれミックスしなくてもいいぐらいの、どうしたの急にみたいな。
実際はちゃんとミックスいろんなソフトウェアをかまさせていただいてるんですけど、
だからベアさんは本当にいろんな録音が残っているんですが、本当に一番最後の録音を基本的には使ってますね。
ほんまに部分部分でたまたまノイズが目立っちゃうみたいな、一瞬ポンと出ちゃったりもあったので、そういうところは差し替えたりしてるんですけど、
ほぼほぼ一番最後のテイクを使っております。そんな感じでベアさんの話を挟んじゃいましたけど、
ノイズ通るんですよ最初。クリーンな状態にすれば音量上げてもノイズ目立たないよねっていう。
今回の楽曲は伴奏自体がそもそもノイジーな、音質っていうとちょっと語弊があるんですけど、
もともとジャリジャリチリチリしてたので、ある程度皆さんの声の成分削るまでノイズ除去する必要性はないなと。
伴奏がもうノイジーだからええよねっていう感じの加減で。
なので別にノイズ取るから皆さんの録音状態が悪いってことじゃなくて、
誰が取っても口の中で鳴っちゃうノイズは絶対に出るんであんまりね。
僕の話参考にはしないと思うんですけど気になさらずにということで。
次にやったことが音程とか歌のリズムとかを調整できるソフトウェアがあるんですよ。
簡単に言うと音程外しててもソフトウェアで後で直せるんですよっていうことなんですけど、
このソフトウェアが本当に難しいんですよ。
操作自体が難しくて画面も意味わからんかったりとか、
結構ね極めてる人は職人技っていうぐらい音程とタイミング同時に調整できるソフトウェアが多いんですけど、
あれは時間どうしても手作業になるので、純粋に時間はかかりましたよねっていう。
ただあんまりミックスした感は出したかったんですよ今回。
いわゆる切って貼って繋げてるだけじゃないんですよっていう聞こえ方をリスナーさんにしてもらいたかったので、
音程に関しては結構アグレッシブに調節してるところもありますね。
だから曲を通して聴いた時にちゃんとここ音外してるんちゃいまっかみたいなものはあんまり目立たないような感じでリスナーさんも聴いてもらってるんじゃないのかなというふうに思いますね。
でね音程はね、結構ベアさんの調整が大変でしたね。
本当ですか。
その音程を修正するソフトウェアの欠点として、いわゆるベアさんの特徴的な歌い方って割と拳が入るような感じ。
いわゆるウェイみたいな感じの拳系の歌い方ってあるじゃないですか。
そういうのって結構音程の補正は苦手としてるんですよっていうようなこともあったりして。
だからベアさんが悪いって話じゃなくてソフトウェアの限界として。
その辺は結構ごまかす感じでちゃんと音ずれてるよねってばれない程度のところを責めたりとか。
あとあえて音程修正してますよねっていうのをちょっとアピールもしたくて。
そういうソフトウェアっていう選択肢もありますねっていうことで結構僕の声は音程補正かけた時に明らかに音程補正しましたよねって声に変化するぐらいまで強くかけてるところもあります。
だから一瞬ですけど僕の声がロボット音声。
なんか思いました。そういうところもあるなって。
そうそうそう。一瞬なんか我々は宇宙人だみたいに聞こえるような声になっているところも、ベアさんも今ありましたねって言ってるぐらい皆さんも多分聞いていただければ聞こえると思うんですが。
あれはね、僕が下手なのを大前提なんですけど、あえて不自然に聞こえるぐらい。
後でね、ソフトウェアで調整ができるんですよ。めちゃくちゃ音程通りにするのか寄せるのかみたいな。
微調整の時に僕はもうがっつり、もう完全にいわゆる初音ミク。もう俺は初音ミクなんだっていう部分を作って。
で、少しそういうソフトウェアが分かる人に対して、音程補正かけてるんだね、ちゃんとミクスやってるねっていう。
なるほど。
そうそうそうそう。だから僕以外の3名はなるべくそれがバレないように。
それはね、ほんまに一番時間かかります。
例えばね、ベアさんはいっぱい録音を送ってくれたんですけど、それを全部を採用してしまうと、もう音程補正だけで何十時間食っちゃうので。
そうですよね。
だからそこはもう一旦作業を止めて別なことをやってっていう。もうベアさんが納得いくまで録音を待ちましょうっていうスタイルを取ったりとかね。
自分でバランス見ながらやっておりました。
ここまでは結構ミクスの中でもまだねこれ実はミクスじゃなくて、今ノイズを取って音程を合わせただけなんですよ。
そう、まだ何もしてなくて。
ノイズ取るのも手作業なんで楽じゃないんですけど、やっとミクス始まります。