2023-09-22 27:53

#20 才能起業編③:プロダクトのつくり方。競合を分析すれば、答えは自ずと見えてくる

▼今回のトーク内容: 才能起業編第3回は「プロダクト編」/サービスイメージを描く/情熱がオリジナリティをうみ、信頼が差別化につながる/マネが成功率をあげる理由/「右手と左手マーケティング」/ビジネスモデルキャンバスを埋めていく/肝は「顧客セグメント」/西口一希さんが提唱した「N1分析」/N1分析すべき3人と、それぞれへのアプローチ/売れるサービスは価値を提供できている/3つの提供価値「経済的価値」「感情的価値」「未来的価値」/ポジショニング設計で競合との違いを確認する/才能発揮モデル・発動条件と合致しているかを確認しよう

▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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▼参考URL

株式会社TALENT 公式サイト

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TALENT PRENEUR ⁠⁠https://talent-preneur.jp/⁠⁠⁠

Podcast Studio Chronicle 公式サイト

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

00:01
才、凡人の非凡な才能を価格する。この番組は、才能という概念を再定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能の生かし方を楽しく発信していく番組です。
こんにちは、パーソナリティを務めます。株式会社タレント代表取締役のタカチンクと佐野たかしです。
同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーの野村貴文です。ポッドキャスト才第20回です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
才能起業編今回が第3回目ですね。
野村貴文そうですね、第3回目ということになります。
第1回目では仮説編、第2回目ではちょっと順番が入れ違ったんですけど、前提編というのをお話しいただきまして、今回は何編ですか?
野村貴文プロダクト編ですね。
プロダクト編、はい。
野村貴文まあそのままサービス作りとも言えるんですけど、一般的にプロダクトとも呼ばれているので、プロダクト編ということでお話をしていきたいと思います。
タレントーク)はい、よろしくお願いします。
野村貴文前回の復習なんですけど、前提編という形でサービスをそもそも作るとはどういうことなのかとか、売上げを上げるとはどういうことなのかというお話をさせていただきました。
タレントーク)はい。
野村貴文今回はその売上げを上げることの中の5つの指標があったと思うんですけども、認知数×見込み顧客獲得率×制約率×サービス価格×リピート率の中のこのサービス価格を決めるためにどうやってサービスを設計していくのかってお話をしていきたいなというふうに思っています。
タレントーク)いやー、この価格の設計って難しいんですよね、本当に。
野村貴文めちゃくちゃ難しいです。
タレントーク)うーん、そうなんですよね。一番なんか私も頭を悩ませるところですね、今現在進行形で。
野村貴文そうですね。で、実はちょっと結論から言うと、今日価格の設定の仕方まではいかないんですね。
タレントーク)はいはいはいはい。
野村貴文っていうのもマーケティング手法が全部見えた段階で決めます。
タレントーク)わかりました。じゃあまずはその前のサービスの決め方ってことですね。
野村貴文そういうことです。で、これが決まってマーケティング手法が決まると、じゃあ第一弾のサービスをいくらで販売するかが決まってきます。
タレントーク)はいはいはい。
野村貴文結構複雑なので、まあ分かりやすく5つにしたんですけど、本当はもう少し複雑ですね。
タレントーク)そうですね。
野村貴文では早速なんですけれども、ご自身のサービスをどうやって具体的に作っていくのかというお話をしていきたいんですが、
タレントーク)はい。
野村貴文仮設編のところで少し思い出していただきたかった3ステップですね。
タレントーク)はい。
野村貴文やりたいことを言語化し、競合リサーチをして、そして真似しつつ自分なりにアレンジするというこの3ステップについてお話をしたと思うんですけど、
この③の真似しつつ自分なりにアレンジするのところから進めていくとスムーズなのでお話をしていきたいと思います。
タレントーク)はい。そうですね。だからもうやりたいことが言語化されていて、競合とお母式企業の分析も進んでいるという状態ですね。
野村貴文そういうことですね。
タレントーク)はい。
タレントーク)というふうに真似しつつ自分なりにアレンジするのかというところもさらに3分解できるので、3ステップでさらにお話をしていきたいんですけど、
一つ目がサービスイメージを描くということですね。これも抽象的なんですけど、自分たちで競合調査をした中に、このサービスいいな、このサービスいいなというふうになっていくと、
自分だったらこうするかなみたいな発想が生まれてくると思うんですよ。
なので、これを真似しつつ自分だったらこうするというアレンジをも早速考えていきながら、そのままビジネスモデルキャンバスに一つ一つ埋めていくということをしていきます。
ただ、どうしても思いつかないという人は、一番近いサービスをそのまま真似するというところからスタートしてみてOKかなというふうに思っています。
03:07
タレントーク)なるほどなと。もう完全に真似ってことですね。
タレントーク)完全に真似です。結構意外とやっぱり良くて、一番やりやすい真似って何かというと、インスタグラムアカウントとにかく真似してみるとかですね。
タレントーク)なるほどなと。はいはいはい。
タレントーク)例えばメイク発信とか食事の作り方発信とかいろいろあるじゃないですか。
タレントーク)はいはいありますね。
タレントーク)ああいったものを徹底的に真似するんですけど、真似しててもメニューとかは少しずつ変わってきたりとか、自分なりの動画の撮り方が変わってきたりとか少しずつやっぱりなるんですよ。
タレントーク)うんうん。
タレントーク)ただ、最初は真似してやってみると、こうやって撮ってるのかとか、こうやって企画してるのかとかすごい分かってくるので、練習としてはすごくいいです。
タレントーク)確かに。だからもう練習して、どういうことをやってるんだろうかっていうのを学ぶという意味でやっちゃっていいってことですね。
タレントーク)そうですね。よくマネブイコール学ぶとも言われてたりすると思うんですけど、
タレントーク)はいはいありますよね。
タレントーク)真似してみましょうっていうところからが本当に大事です。
タレントーク)これね、やっぱり一個ね、あのメンタルブロックあると思うんですよ。
タレントーク)やっぱりこう、
タレントーク)ね、真似しようと思うと、なんかパクったっていう風に言われるんじゃないかとか、
タレントーク)周りからあの人の真似でしょみたいな感じで、後ろ指刺されるみたいなメンタルブロックがあるんですけど、
タレントーク)もうそんなことは一切気にしなくていいってことですね。
タレントーク)もうそういうことですね。正直嫌がられることは全然あると思うんですけど、
タレントーク)はいはいはいはい。
タレントーク)前にも伝えた通りビジネスってないサービスがなくてですね、
タレントーク)はいはい。
タレントーク)例としてマッサージ店とかネイルサロンとか美容室とか飲食サービスって真似てません?
タレントーク)確かになんか日本に何十万店何百万店ありそうな感じしますね。
タレントーク)焼き鳥屋さんいっぱいありますよね。
タレントーク)ありますよね。
タレントーク)居酒屋いっぱいありますよね。
タレントーク)うん。
タレントーク)お寿司屋さんいっぱいありますよね。
タレントーク)ありますね。
タレントーク)じゃあ差別化なんですかって言われたら、対象の握り方とかじゃないですか。
タレントーク)そうですね。
タレントーク)多分場所となんか味みたいな感じですよね、差別化は。
そうですよね多少なら あるとしたら
で、じゃあそれ真似しちゃったらなんかああだこうだって言ってくるのってもうちょっと誤発答というかなんかしょうがないじゃないですか
そうですねはい
じゃあこれwebサービスとかだと結構叩かれるんですよ真似されると ただ一旦は真似から入って情熱注いでいくと絶対オリジナリティに変わっていくので
ああいい言葉ですね
だから情熱が重要なんですよ売れそうだからでやるともう徹底的に最後まで真似しちゃって
これなんかすごい変な人だと思われてあいつは真似したって言って叩かれちゃうみたいなことが起きるんですけど
最終ゴールはアレンジするゴールとしてるんでなのでメンタルブロックを外していただいて大丈夫です
いいですね最後情熱があればちゃんとオリジナリティが出てくるということですね
絶対出ますねオリジナリティ出てないってことは多分情熱そんなにないと思います
なるほどそっかその方程式も当てはまりますね
はいさらにですねスモールビジネスにおいて真似って結構成功確率を上げると思うメリットもありまして
理由としてはもうすでにそのビジネスが成り立っているからだしうまくいってるっていう証拠なのでもう大丈夫なんですよ
でじゃあ差別化どうしたらいいのっていう疑問が湧いてくるんですけどここも情熱と信頼でカバーできます
いやいいですねシンプルこの話はすごいシンプルでわかりやすい
06:01
前にもお伝えしたかもしれないですけど野村さんとかリファラルっていう紹介マーケティングじゃないですか
はいはいそうですねいまのところは ご紹介でご縁でやってるじゃないですか
僕もそうなんですけどご紹介っていうものに対して市場というものはあんまり働かないので
競合とかもどうでもよくなってくるんですね紹介って
そうですね確かに 例えばですけど龍之介の紹介だから大丈夫だとか
それこそ多分ね僕なんかは本当に古典の繋がりで野村さんと出会ってますけど
多分ご紹介なかったら一緒にお仕事させてもらってなかったと思うんですよね
そうですね多分 調べないじゃないですか僕野村さん以外のポッドキャストプロデューサー1ミリも調べなかったんですよ
ありがとうございます決め打ちですかそれは嬉しい それは繋がりで知ってるからですよね
僕もやっぱり調べられないんですよ他にどういう人がプロデューサーでいますかとか検索されないんですね
そうですね 営業資料とかありますかって聞かれたことないんですよ一回も
それよりもなんかやりません一緒にみたいな感じで打ち合わせしてたらじゃあやりましょうみたいなそういう風になるってことですね
そうですそうですで価格のあいみつって言われている要は比較をするってこともされたことがないですし
そうですね だからこそ真似して情熱があれば大丈夫だってことなんですよね
いやーでもこれ本当にそうですよねその人が誰と繋がってるかっていう話
まぁあとは繋がってるっていうのをもっと踏み込むと誰にこう信頼をされてるかっていうのって
それってもう絶対にコピーできないですよね コピーできないですね
ですよねだからまぁインターネット上でひょっとしたら自分と同じようなサービスやってるなっていう人が見つかったとしても
多分その人にはその人の人脈があるし自分には自分の人脈があるからそこはおそらくかぶんないでしょうってことですね
そういうことです いやそうですよね
実際僕も結構真似されること多いんですけどなんか最初すごい嫌な気持ちめちゃくちゃあったんですけど
なんか情熱注いでたらお互い違う方向に行ってることがだんだんわかってきて
結果全然違うサービスになってたねってことが多くあるんですよ
実際この才能っていう観点のサービスって世の中に多分もう僕も全部調べ尽くしてますけど
意外とあるんですよね才能とか強みっていうワードで検索すると
なのでいっぱいいるんですけどみんな違うなと思ってます
そうですねいやでもねこのなんかもう真似して情熱があればちゃんと差別化できると
でその情熱と信頼っていうのはやっぱこう差分につながるっていうのはなんかもうすごいねシンプルでいい考え方だと思いましたよ本当
よかったですあんまりねここに具体的なロジックはないんですけどねそうなるよってことなんですよ
そうですねスモールビジネスにおいては本当にそうですね
経験則です絶対そうなりますね
2つ目がビジネスモデルキャンパスを埋めていくっていうさっき伝えた通りなんですけど
じゃあ次にイメージができたらどんどん埋めていってくださいっていうのが2つ目のステップで
ただこれ埋めるときに結構注意点があるので今日ここについて詳しくお話ししていきたいなと思ってまして
埋めていく中で一番大事なポイントが顧客セグメントっていう部分なんですよ
顧客セグメントはい
もはやここだけが肝って感じですかね
どういったものなのかというとそもそもセグメントとかセグメンテーションとかターゲットとか
例えばペルソナとかいろいろ聞くじゃないですか
これの違いちょっとご説明したいなと思ってるんですけど
セグメンテーションっていうのは例えばなんか属性がいくつかあるよね9個みたいな属性があって
09:02
市場上ではこういう9個の属性があるよねっていうセグメントですね
を説明する概念のことです
その中の一部を切り取ってじゃあ20代男性会社員とかだったらターゲティングですよね
さらにここから絞ってさまざまなデータを取って
よりこの人が売れそうだよねっていう想定モデルを作ることをペルソナ分析っていうんですよ
仮設のAさんとかを立てて20代男性会社員趣味はnetflix奥さんがいる年収は500万とか切っていくやつですね
で想定モデルを作るというのがペルソナ分析っていうもので
もう一つあるのがN1分析って言われている西口和樹さんという方が提唱された概念なんですけど
一人の方を具体的に実際にお客様になっている人だったりとか
実際に競合サービスを使っている人を徹底的にインタビューして調査をしていくっていう仕組みですね
これがN1分析って言われるものです
なのでN1分析とペルソナもちょっとまた違うんですけど
ペルソナは想定した人でN1は実際に存在する人
だからまあその顧客ヒアリングっていうのがN1分析の場合は必ず入るってことですね
時点入ります
今回ご紹介したのはこのN1分析っていうのを
この顧客セグメントっていうジャンルの中ではやってもらいたいなと思ってまして
ビジネスモデルキャンパス使ってるんでセグメントって言葉使っちゃったんですけど
あんまりセグメントとターゲットは今回のタレントの才能を生かした企業の中ではあんまり考えなくて大丈夫だと思ってます
まああれですよね多分そのセグメントとターゲットを考えるのはもうちょっと多分その大きい企業ってことですよね
そうなんですよ大企業とか中小企業の結構事業規模が確立しているところの
具体的なマーケティング手法で使うとか多くて
例えばわかるんですけど売上がもう二桁億円ぐらいあってさらに伸ばしていくにはどうしたらいいかみたいなそういうタイミングですよね
そういうことですそういうことです最初の月数十万円から100万円を生むみたいなタイミングではほとんど意味ないかなっていうか
やってもなんか自己満員終わっちゃうみたいなことが多いので
そうですね
僕右手と左手マーケティングってよく言ってたんですけど
ほうほうほう
ちょっとこれはすごい独特な表現でして
初めて聞きました
フリーランスとか一人起業家のマーケティングは
自分が手がつなぎたいと思っている方々にしか届けようとしなくて大丈夫ですよっていう表現で
おお面白いはいはい
右手と左手が埋まったらこれ以上考えなくていいこの二人に集中してくださいっていうやつですね
うーんなるほどだからそのスケールとかそういう話じゃなくて
自分の左手と右手の範囲でまずは第一歩を踏み出せたら成功ってことですね
そうですこれをさらに一つの手にしちゃったのがN1分析なんですけど
はいはいはい
この西口和樹さんという方がN1分析っていうのを提唱されて本とかもいくつか出しているので
それ読んでいただくのもわかりやすいんですけど今回は才能企業なので
その中でもどうやったら一人の顧客に対してインタビューをしていけば分かっていくのかみたいな話をしたいなというふうに思っています
西口さんの手法とかだと顧客ピラミッドとかRFM分析とか色々あるんですよ
はいはいはい
結構難しくて実際これ全部使いこなすとすごい腕のマーケターになれるんですけど
12:00
ええ
今は一旦置いておいて大丈夫です
まずはそういうふうに西口さんの場合はいろんな人にヒアリングをしていって
それぞれの人はこういうふうに考えてるみたいな法則性を見出してると思うんですけど
まずは第一歩としてはある方を深く知るっていうのから始めればいいってことですよね
そうですね確か西口さん5人か6人ぐらいの段階のピラミッドに確か分けてるんですけど
僕の方では1人なんですけどこの1人を一応リサーチ段階では3人やってほしいんですね
売る時は1人でいいんですけど
なるほど複数にやるにはやるんですね
一応リサーチ段階では3人だけやってほしくてどういう3区分なのかっていうと3つありまして
競合サービスを受けたことがある人で2つ目が競合サービスを受けたことはないけど検討している方
で3つ目は競合サービスを受けたことがなくて詳しくは知らないんだけど知ったら検討してくれそうな人
面白いですね
いなかったらこのうちの1人でも大丈夫です理想はこの3人
この人たちにどういう問いを投げていけばいいのかっていう具体的な問いをご紹介できたらなと思ってるんですけど
まず1つ目の競合サービスを受けたことがある方にはそのサービスを初めて知ったきっかけは何ですかっていう問いですね
そのサービスを利用することになった主な理由は何ですか
3つ目がそのサービスに対して何か改善してほしい点や不満に感じる部分はありますか
5つ目がそのサービスに今後追加してほしい議論や内容は何ですか
最後にそのサービスを再度利用したいですかもしくは誰かにご紹介したいですかその理由は何ですかっていう問いですね
そうですねこの問いの数々はかなりメッセージが得られそうな感じがしますね
めちゃくちゃわかるんですよね何が肝なのかがめちゃくちゃわかってきます
そうですよねどうして何でお金を払おうって決めたかっていうところですもんねこれ要は
そうです
もう1個付け加えるとしたらそれが満足したかどうかっていうその3つを深く聞いていく感じですよね
そういうことですそういうことです
次に競合サービスを受けたことないけど検討している方には少しだけアプローチが違うのが
さっき最初に説明したそのサービスを初めて知ったきっかけは何ですかは同じ質問です
2つ目がそのサービスをまだ受けていない理由は何ですか
そうですね大事ですねこれは
同じような質問ですけど現時点でそのサービスに対する印象はどのようなものですか
次にそのサービスを利用しようと思った際に何か迷っている点や心配事はありますか
これが一番の受けてない理由になるんですけど具体的に聞いてあげるということですね
そのサービスを利用する上での期待する点や特に重視するポイントは何ですかということで期待値ですよね
この辺りを確認すると検討しているけど踏み出せない理由がわかってきます
最後に競合サービスを受けたことがないけど詳しくは知らないけど知ったら検討はしてくれそうな人
この問いがですねこのサービスを知った時に受けたいと思いますかもしくはその理由は何ですか
一旦サービスをお知らせしてそんなのあるんだって言った時に受けたいと思うかどうかですね
そのサービスについての現時点での印象はどのようなものですかプレゼンした後に印象を聞くっていう
あとはそのサービスを選ぶ際の決め手は何になりそうですか安いじゃんって言いそうだったら安い価格帯ですよね
15:05
サービスの質がめちゃくちゃ感動してたらサービスだと思いますし
あとはそのサービスについての詳しい情報や特典があると興味を持つ可能性は高まりますかっていう
これはこういう特典結構キャンペーンでこのサービス出してるんですけど
タイミング変えたりとかしてこういうキャンペーンが打ち出されたらまた欲しいとなっちゃいそうですかねってことを確認するってことですね
最後にそのサービスを利用する上での心配事や懸念事項は何かありますか
ちょっと長くなりましたけどこの辺りの問いをですね投げかけるとN1分析のかなり大事なポイントはできるんじゃないかなというふうに思っています
そうですねお話聞いてて思ったのは興味がある人へのインタビューっていうのは何となく分かりやすいというか結構得られるメッセージ多いのかなって感じはしたんですよね
なんですけどこれから触れたりそもそも興味がないっていう方って結構メッセージ得るの難しいんじゃないかなと思ったんですけどどうですかね
実際難しいのでそこはもう対象にしなくていいなと思ってまして興味がない方に潜在顧客ですよね
潜在顧客とか潜在顧客がいると思うんですけど今これ潜在顧客に対してのインタビューで潜在顧客に対してのインタビューは結構事業成長させたいんだったらやってもいいかなって感じですかね
でもそうか最初はもうあの左手右手の理論で言うとまだ最初のうちで手をつながない人はまあ見なくてもいいということですね
そういうことですそういうことですプロダクトアウトと言われているスタートアップがよくやる手法ですけどまだない市場を生み出すみたいなことをやるときはそれが絶対必要です潜在顧客に対してのアプローチは
結構資金力と体力がすごい必要なんであまりお勧めはしてないですね
いやそうなんですよねこれはですねビジネスメディアの反省でもあるんですけどよく出てくる企業ストーリーって全く世の中にないものを生み出しましたみたいなパターンが多いんですけど
この多分スモールビジネスで言うとそんなことは必要ないということですね
ないですねやりたい方はもうスタートアップ経営目指したほうが絶対良くて
今のある市場とまた世の中にない市場の結びつきのギリギリラインを狙って全くないサービスとか全くない世の中に概念を伝えていこうみたいなやり方はやった方がいいんですけど
結構大変な道のりだし相当強いカリスマ性とあったりとか経営力がないと保てなくてただそれで成功する方もいらっしゃいます
さらにスタートアップの概念でもないさらに未来的な思想を体現しようとしているのがそれこそコテンさんとかそうなんですけど
この後ご紹介する3つの価値というのがあるんですけどビジネスする上で3つの観点から結構お金って生まれるんですよ
3つの視点があってこの経済的価値というのが一つ目でこれは投資対効果が高いサービスですね
感情的価値これは好きな感情を満たせるとかコンプレックスを改善のためのサービス
3つ目が未来的価値未来の世の中のためになるサービスコテンさんはこの3つ目なんですけど
三つ目が一番難しいですよねこれはめっちゃ難しいですだから本当にそのチャレンジは私も頭が下がるなと思っていつも拝見してるんですけど
18:01
人類のためには3つ目はとても重要なのでスタートアップ経営もめっちゃおすすめなんですけど
まずスモールビジネスからスタートアップ経営じゃないけど未来的価値を頑張るっていう企業も全然数多くありまして
今の大企業なんかもね一番最初の頃なんかベンチャーからスタートしてやっていってると思うんですよ
そうですねなんかその大手小売りチェーンであっても最初はなんか1店舗の街の店舗から始めたわけですもんね
そうですねそういうところからスタートしていきますよね
っていう形でこの3つの価値っていうものを着目しながらやっていくと大事で
3つの価値はすごい重要でサービス作った時に最終チェックに使ってほしいんですよね
このサービスって投資対効果のある経済的価値サービスかな
このサービスって誰かの好きとか誰かのなんか辛いとかコンプレックスとかわかんないですけど
何か打破したいみたいな感情に訴えるサービスなのかなとか
なんか未来にちゃんと必要なサービスなのかなっていうのをちゃんと物差しで測って
どれとも当てはまらない場合はかっこいいサービスに見えても多分売れない
そうですねめちゃくちゃ難しいです
それ世の中にないじゃんっていうサービスって言われたりするじゃないですかアイディアで
ありますねはい聞いたことないみたいな
ない理由があるんですよ
そうなんですよねだからその新しいっていう風になるんですけど
今まで先人たちがそれをやってこなかったのはなぜかってことですよね
そうですそれは大体この3つの価値に当てはまらないからなんですよね
そうですね
なんで概念広めるまでに時間かかってお金が足りなくて消滅するか
概念さえ広がらずにもう全く価値がないってみなされてしまうから
っていうことですね
次に売れるかどうかじゃないですけどちゃんとビジネスかどうかを
ちゃんと設計するための確認事項として2つ目に使えるのが
ポジショニング設計と呼ばれるものなんですけど
マトリックスって言われている横軸縦軸の4マスみたいなやつですね
あれで自分のサービスが競合とどう違うのかっていうのを
チェックしていくっていうことを考えたりします
これ作るのもすごい難しいのでよくある例として横軸に
年収N1の年収ですねとかペルソナとかターゲットのこの年収
っていうものを引きます
例えばこのサービスって世帯年収500万ぐらいの人向けなのかな
とか企業家で年収1000万以上ある人がターゲットなのかな
みたいな感じで引きます
で縦軸では悩み別ですね
例えば恋愛のサービスとかだったら結婚の悩みがある方が上軸で
下は恋愛の悩みがある方
でも恋愛か結婚か曖昧な人もいるから真ん中もあるじゃないですか
みたいな感じで年収500万円層で結婚向きのサービスを
僕は作ろうとしてるんだってことになると
右上が自分のポジションじゃないですか
でも別の恋愛サービスだと年収とか関係なくて
なるべく無料の安いオンラインサロンとかにして
恋愛に特化してる人っていう場合は
左下のポジションになりますよね
こういう感じで競合サービスどこかなって当て込んでみて
意外と自分のポジションって被ってないなってことが分かると
それが差別化になってきたりとか違いになったりとか
自分ってこの辺のポジションにいるんだってことが分かって
21:01
後の戦略設計に使います
そういうことですね確かに
場所を意識するっていうのは大事ですよねそうやって考えると
大事ですね
真似した方がいいよと言いつつも
いっぱいそこに競合サービスがありすぎると
余りにもありすぎて
確かにな
ふーんって感じになっちゃうんで
だから大枠の部分は真似していいんですけど
さっきの熱意があれば独自性が生まれるじゃないですけど
ちょっとだけなんかこう自分ならではのなんかが入れれないかっていう風に
探るってことなんですかね
そういうことですね僕とかだと
いろんなジャンルでもありますけど
マーケティング事業部がうちの会社にあるんですけど
どういう風にずらしてるかっていうと
普通のマーケティングって上流マーケティングと
小さいマーケティングがいっぱいあるんですね
例えばSNSマーケティングとか
でそう考えた時に僕は上流なんだけど
個人にフォーカスしてるんですよ
はいはいはい
比較的上流って企業マーケティングが多いんですね
なんですけど僕はもう社長とかタレントにフォーカスをかけた
インフルエンサーマーケよりの
さらに企業の組織にとって必要なマーケティングをするっていう
ポジションなのでちょっとずれてるんですよ
はいはいはいはい
これってなんか才能っていう情熱があったから生まれたんですけど
最初マーケティングずっとやってたらなんか才能という情熱が生まれてきて
いつの間にか僕あの才能って会社にしちゃいましたけど
うんうんうんタレントっていう会社ね
どんどん情熱がどんどんポジショニングになっていったっていうケースですね
はいはいはいそういうことですね
ああそっかだからやっぱりそうですね
マーケティングという割と広い概念のビジネスを突き詰めていったら
才能という独自性が生まれていったってことですもんね
そういうことですね
まさにさっきの話
コーチングとかもそうかもしんないですね
経営者向けのコーチングで経営者か会社向けで横軸
はいはいはい
横軸はもしかしたら年収別かもしんないですけど
悩み別としてはコーチングの中でも目標達成型なのか自己理解型なのかって
僕自己理解型で経営者向けなんですよね
そこだとまあまあ他にもいるんですよちょこちょこ
でもそこになんか情熱が入っていったら結果才能になったんで
なるほど面白いですね
差別化っていう感じですね
そんな形でポジショニングを設計していきます
最後にこれ一番大事なのが才能発揮モデルとして違和感がないかをチェックする
ご自身の欲求才能発揮モデル発想条件と合ってるかどうかを
都度確認するっていうことですね
これも自分の例になっちゃうんですけど
例えば僕だったら人の才能を活かしたいっていうことを強い欲求として持ってるので
機械的サービスに対して欲求がかなり半減してしまうんですね
機能的だったりとかルール化されすぎてしまってるみたいな
こういうサービスは急になんか才能を活かすっていう云々じゃなくて
全部ロボットをやってもいいじゃないですか究極
そうですね最近はAIがやれそうなことが増えましたからね
そうですよねできればAIがやらない仕事を選びたいなと思ってますし
あと発動条件として怖い人とか怖すぎな人がすごい苦手っていうのもあるので
とかそういう業界が多い方とかがあるじゃないですか会社に
そうですね正直なところありますよね
ちょっと僕はやっぱり苦手なんですよね
なんでそういう業界になってないかっていう確認と
あとは才能して僕01っていう才能があるんですけど
24:00
拡大していく際にずっと俗人的で自分がやらなければいけないモデルだと
100をずっと自分で頑張らなきゃいけなかったりするんで
もう01じゃなくなってくるんで辛いんですよ
なので常に01で作ったら誰かに渡せるとか
組織ができるみたいな体制ができるモデルじゃないとやらないっていう風にルール化してます
そういうことですねでもあれですね機械的なのが嫌っていうのと
俗人的なのではないのにするっていうのって結構バランス難しいですよね
めちゃくちゃ難しいので
常に機械的になりすぎない俗人的じゃないやつ難しいんですけど
ですよねそれって結構ね相反する概念ですもんね
相反するんですけど結局なんかその事業って変化していくじゃないですか
でいろんな人がいて人が作っている事業だと比較的そんなに機械的になりすぎないんですよね
例えばコーチング事業とかだったら会社の中にたくさんのコーチングトレーナーがいて
それを企業向けにコーチを提供したりとかしていたら
コーチングのノウハウって常にアップデートができるじゃないですか
そうですね
でどんどんどんどんアップデートしていけばいろんなコーチングのパターンが生まれてきて
じゃあ5パターンとかあったとするとその5パターンのコーチングモデルをいろんな人に提供することができたりするんで
比較的才能は生かせるっていう風にできたりするし
でも俗人的じゃないみたいなこともできたりします
なんでもう&で頑張ってどっちも達成するって感じですね
なるほどそういうことですね
ということを大切にするっていうのがその才能発揮モデルとして違和感ないかを絶対にチェックするということになります
結構マシンガンで喋ってしまいましたけど
いやいや中身濃かったですね今回
なんかこれ自分でまず考えてみてでこれを聞いてでちょっとブラッシュアップしてでやってみてうまくいかなかったらもう一回聞くと結構気づきが多そうな回でしたね
そうかもしれないですねやりながらもう一回戻ってくるっていうのがすごい重要だと思います
そうそうそうなんか最初から多分そのマニュアルを設計して一筆書きにいけるってあんまりなくて
やってみたらこの辺が足りなかったみたいなことが気づくと思うんですよね
そうですね
はいその時になんかもう一回聞き直していいかなと思いました
事業を作るのはもう高速回転で何十回も事業を作り直してみるというのがすごい重要なので
うーんそうですよね
ひたすらくるくるくるくる回し続けるというのが大事ですね
まあ今回はこれで以上になるので
はい
次回からはですね方程式に従って売上を作るための方程式に従って
④番以外のマーケティングの設計をお話をしていきたいなと思っています
分かりました
認知数を上げて見込み顧客獲得率を上げて制約率を上げるというのがマーケティング設計で
リピート率の話は一番最後にまたお話をしたいなと思っています
分かりました
なんですけど結構難しい話というか固い話になってきちゃったんで
次回はですねできれば野村さんと僕がどうやって具体的に自分の才能とかやりたいことを実現させて
ビジネスしてきてるのかみたいなやつを雑談で話す回みたいなのをちょっとやってみたくて
いいですねやりましょうか気軽に聞ける回ですね次回は
そうですねここはかなり具体例になると思うんで
そうですね 確かに今までの回ってどっちかっていうと
リツラーの皆さん多分メモしながら聞いたほうがいい回が多かったと思うんですけど
27:01
次は割と聞き流していただいてもいい回ってことですね
そうです聞き流しながら2人はこうやって作ってるんだってイメージを抱きながら
事例にしていただけたら嬉しいかなというふうに思っています
分かりましたぜひやりましょう
ということで次回もよろしくお願いいたします
よろしくお願いしますでは続きは次回いきたいと思います
西 凡人の非凡な才能を科学する
ここまでお聞きいただきましてありがとうございました
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この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます
それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします
27:53

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