それではそろそろ始めていきましょう。
こじらせ。
平成。
やわ。
みなさんこんばんやわ。
こんばんやわ。
こじやわの津田と。
佐々木です。
この番組はいろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについてお互いの好きなものを押しつけ合い独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
ということで今回94回トップをねらえ紹介していきますと。
まず概要から説明しようかなと思うんですけれども。
お願いします。
1988年から89年にかけてガイナックスという製作会社にて製作販売されたOVA作品ですと。
ガイナックスはエヴァで有名な。
有名ですね。
グレンラガンとかね。
そうですね。
全6話と。
エヴァの庵野秀明監督の作品でして。
優れたSF作品に与えられる有名な青雲賞という1990年の青雲賞メディア部門を受賞した作品ですと。
上尾さんからいただいたメールでは熱血美少女スポコン学園恋愛コメディ宇宙ロボットSFアニメと言われてましたけれども。
公式のキャッチフレーズがあるっぽくて。
ウィキペディアの引用なんですけど。
多分これ公式なんだろうなっていう。
炎の熱血友情ハードSF宇宙価格勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクルタイガーロマンっていうのが公式のキャッチフレーズっぽいですね。
タイガ?
タイガ。
タイガの歴史?
あのタイガってタイガドラマのタイガ?
タイガドラマのタイガ。
炎の熱血友情ハードSF宇宙価格勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクルタイガーロマンです。
ロマンの後ビックリマークが5個ついてます。
ロマン!
ロマン!
ということで、いかにも熱血っぽい、スポコンっぽい、熱くてまっすぐの作品みたいな雰囲気を醸し出してますよね。
いっぱいついてたもんね。
ミスターサタンの技みたいな。
サタンスーパーウルトラなんちゃらかんちゃらロングアタックみたいな。
そういう熱い印象を醸し出しつつ。
SF宇宙価格みたいなのもあったんですけど、結構SFとしてもすごく細かく設定交渉が練られてて。
助かる助かる。
カタカナがいっぱい出てくるんだけど、作中にドップラなんちゃらとか。
ドップラ効果。
ドップラ効果は高校物理でやるから。
ドップラローレンツシフトみたいなやつとか。
リアルにあるやつも含みつつ。
ドップラ効果もローレンツ力もあるよね。
含みつつでも造語みたいなのも多分ありつつ、いろいろ混ぜながらホントっぽくしてるというか。
バジェットゲージシステムとかあんのかな。
エーテル理論とかWikipediaみたいな。
タンホイザーゲートとかバニッシングエンジンとか。
本当にあんだかないんだかよくわかんないけど、そういうSF設定交渉みたいなのがすごいしっかりしていて。
第3話の出だしに良い子の皆さんへこれまでのあらすじっていうのがバッと出てきて。
スターウォーズの最初みたいに黒画面に白字で上がってくるやつ。
これまでのあらすじみたいなのが出るんだけど、ここを抜粋すると。
1995年にタンホイザーが述べた最初の論文。
運動する物体のエーテル磁気学によると、エーテルはWS理論における粒子に相当し、真空はその規定状態で定義される。
プランク重力の核子物理定数はうんぬんぬんぬんぬんぬん、難しいのがずっとブワーって流れてきてなんだこれみたいなのがあったりとか。
ちなみにこの裏では全然ストーリー関係ない、格子芸大会キャラクターのみんなでやってますみたいなふざけた音声が流れつつ、
画面箱ずっと今難しいのがブワーって並ぶみたいなちょっとギャグっぽい感じののが仕込まれてたりとか、
ちょっとおちゃらけギャグみたいなのやりつつも、SFのなんかちょっと深い難しいのを織り混ぜたりみたいな感じで進んでいったりとか、あとなんかセクシーって入ってる通り、なんかこう、なんかね意味もなくおっぱいが出てくる
そっか なんかすごい時代を感じるといい、なんかその続きの時代わかんないけど、なんかOVAだから、地上派じゃないから、多分ちょっとある程度緩いんだよね、きっと
せっかくだから出しときたい なんか意味もなくお風呂のシーンめっちゃあったりとか、すごいなんかめっちゃ胸が出てくる 制作側のフェチズムというかそういうのが出てんのかもね
そう、ちなみにトップを狙い俺2も見たんだけど続編の、なんか2でも多分そこ踏襲してなんか妙におっぱいが出てくるみたいなところがあったりもした そっか
そういう感じでですね、まあなんかここまで聞くとギャグもあり、SFあり、もう色気あり、で熱血みたいな、なんか明るいアニメっぽい雰囲気なんですけれども、もうめちゃくちゃ嘘でしたね
本当になんか、かなり俺が人生で見た作品の中でも、なんか悲しく、もう切ない、こううつアニメみたいな なでしこぐらい、よりは?
いやもう全然より、全然って言うとわかんない、なんか質、色々あるけど、まあかなり、うん、なんか本当に全員騙したなって思って えーそうなの?
その時に全員騙したな俺をってマジで思いましたと、いう感じでございましたと えー全然スポコンって言われてるイメージしかないな
いや本当に俺もそのイメージだったんだけど、ほんと騙したなって感じなんですけど、まあどんな内容なのか多分気になると思うんですが、その前にもうちょっと外側というか、あの話させていただきたいんですけど、スタッフ陣が、ちょっと今見るとレジェンド過ぎてちょっと笑っちゃったんで
そうだろうなぁ ちょっとそこを触れときたいなと思って、作品の中入る前に触れときますよと、まず監督が庵野秀明さん、言わずと知れたですよね、で脚本、岡田敏夫さん、庵野秀明さん
岡田さん脚本やってんだ 企画も、企画脚本か 企画はやってるだろうけど脚本もやるんだね
ウィキペディア見た感じ、正確に言うと、岡田敏夫さんと山賀博之さんが2人で、ペンネームは岡田敏夫で脚本書いて欲しいんだけど、まあでもそう岡田敏夫さんもガッツリ入ってると、あと絵コンテ、庵野秀明、樋口真嗣、ガメラとかレバーとかやってた樋口先生でね、で劇班、音楽、田中航平さん、ワンピースとかの
桜大戦もやってた 桜大戦もそうだよね、田中航平さんが音楽、キャラクター原案、三木本春彦さん、マクロスの方ですね、でキャラクターデザイン、久保岡俊幸さん、アイドルマスターの人ですね
ビッグタイトルバカ でなんかこう原画とか動画とかのエンドロールを俺がバーって見て、あ、この人知ってるみたいなのを、まあ多分もっと夢の人いっぱいいるんだろうけど、俺がファット見て、あ、知ってるっていう人をあげると、まあ貞本由悠季さん、エヴァのキャラクターデザイン 漫画とかも書いてらっしゃった そう、後藤圭司さん、なでしこのキャラクターデザイン、松原英乃さん、桜大戦のキャラクターデザイン
主題歌、オープニングエンディング、坂井のりこさん、のりぴーですね そうなんだ、知らなかった
という感じでですね、なんかその当時そのどういう位置づけというか立ち位置だったのかはわかんないけど、俺はなんかリアルに生きてなかったから、今見るとすごすぎるっていう、そうそうたるめんめんで作られてましたよというのをちょっと言っておきたかったという感じなんですけど
早速ちょっと内容にですね、熱血詐欺というか どんだけ隠蔽としているのかみたいなところを
熱血詐欺って言うとなんか、俺俺、俺だけどみたいな感じのイメージが頭に浮かぶけど
内容とどんだけ隠蔽としているのかっていう話をしていこうかなと
スポコンって言われてるけどっていう話ですね
まず世界観的にはですね、近未来、2021年かな、物語が始まったタイミングとか
ちょっと前だね
まあ俺らの今生きる世の中からするとちょっと前なんだけど
コロナ禍だよね、だから
いやまあそうなんだけど、88年当時の多分その、何年後だ?30年くらい?
何か多分なんかちょっと科学も進歩してみたいな感じなんだろうね
まあ普通にロボットとか宇宙船とかが出てくるような感じなんですけども
全然おらんけど
全然おらんけどね、リアルには、作中的には2021年ですと
で、謎の宇宙怪獣と呼ばれる生物が宇宙から侵略、侵攻してきている
ウルトラマンっぽい
な世界観で、地球は宇宙船とかロボットみたいなのを駆使して日夜、宇宙怪獣と戦いを宇宙で繰り広げているっていうような世界観ですと
で、主人公、たかやのりこ
たかやのりこ
声優を平賀のりこさんがやられていらっしゃいますと、主人公たかやのりこちゃんだけど
お父さんが宇宙戦艦ルクシオンの艦長でございまして
で、このお父さん艦長は、艦長の乗っているルクシオンは宇宙怪獣に襲われて宇宙で、消息不明になっている
あらま
まあニュースとかでは死亡したと言われているんだけれども
まあでも確定ではないというか、消息不明だから、まだ生きてるんじゃないかみたいな希望もありつつ
他に漂ってる可能性もなくはないみたいな
そうそう、ありつつ、あとまあそのお父さんすっごく尊敬してるから
お父さんへの憧れもあって、こののりこちゃんは宇宙パイロットを目指して
沖縄女子宇宙高校というパイロット養成学校に入学しました
っていうところからストーリーが始まる
で、このたかやのりこちゃんなんだけど
めちゃくちゃ運動神経がいい
だけど、メカオンチでロボットの操縦が全くできない
だからめっちゃ劣等生なんだけど
さっき言ったお父さんがすごい有名な宇宙戦艦の艦長だから
これに入学なんじゃないかとかって
クラスメイトからちょっといじめというか軽く
あいつ七光だろ
みたいな感じで、ちょっと白い目で見られている
スリザリンから見たハリーポッターみたいな感じ
そこの例えが合ってるんちゃってるかもしれないけど
まあまあそんな感じよ
なんかあいつすげえイキってるけど
どうせこねたらロボットも操縦できないしみたいな感じで
そういう感じになっています
でもえこたれず日々学校生活をしているんだけど
そこにある計画のために
鬼コーチ大田が赴任してくれる
鬼コーチ大田
このコーチ大田は若本のりおさんが演じられています
若本さんね今もブラーみたいな感じがあるけど
当時かっこいいイメージのほうがね
そうめちゃくちゃ2枚目超かっこいい
ちょっとなんかやっぱ独特の言い回しの感じはあるけども
めちゃくちゃストレートにかっこいいキャラクター
で鬼コーチ大田はトップガンのサングラスって言ってわかるかな
ティアドロップ的な
そうデカめのちょっとタレ目っぽいサングラスをかけてる