コミュニケーション基盤の整備
始まりました。こーざきFM 第20回。よろしくお願いします。このチャンネルでは、アメリカ・ロサンゼルスでITマネージャーをしています。私、こーざきが日々の気づきや感じたことについて、いろいろとお話をしていきます。
今日はですね、ITマネージャーとして、これからやっていきたいことについてお話をしていこうかなと、
思います。いつでもお話したんですけど、今年の明日で、アメリカでいうと2社目の会社で働き始めたんですけど、ポジションがITマネージャーという形で、事業会社の中でIT部門を束ねる立場という形で今仕事をしているんですけど、
自分が入った経緯っていうのが、とにかくITに関して手が回ってないところがいっぱいあるから、もうお任せするんで何とかしてくださいみたいな感じなんですよね。
入ってみて、使用期間も終わって、なんとなく会社の全体も見えてきた中で、何から手をつけていこうかなみたいなのがあるんですけど、ちょっとそれをお話ししていこうかなと思います。
まず会社の規模みたいなところを言うと、従業員数がだいたい800人ぐらいですね。アメリカ全土で拠点が十数箇所ありますと、そのうちパソコンを使っているユーザーがだいたい500人ぐらいかなっていう会社ですと。
本当に入る前から聞いてはいたけど、入ってみたら本当にやることいっぱいあるなっていう感触です。
主だったところで、大体3つぐらい大きく分類するとやらないといけないことがあるんですけど、1個目がまずコミュニケーション基盤を整備するっていうミッションですね。
これ何かというと、コミュニケーションのために社員の人が使っているツールがバラバラなんですね。コミュニケーションっていうと、メールとチャットと会議だと思うんですけど、あと電話もあるんですけど、メールはみんなM365のエクスチェンジを使ってて、
それはいいんですけど、次チャットですね。これが本当にバラバラで、まずZoomでチャットしている人もいる。
Teamsでチャットしている人もいる。携帯電話のテキストでコミュニケーションしている人もいるし、多分なんですけど、WhatsAppとかLINEとかカカオとかそういうコンシューマー向けのチャットツールでコミュニケーションしている部署も何かいそうな気配がします。
なので、チャットツールは結構バラバラですね。会議ツールもこれもまちまちで、主にはZoomなんですけど、拠点によってはTeamsのほうが使われてたりっていうので、シンプルに両方ライセンス持ってるのもったいないなみたいな状況もあったりするので、これも整えていきたいね。
電話もそうですね。拠点によって結構使っているソリューションがバラバラだったりするので、拠点によってはデスクホンの中に1台もないですよっていうところもあったりとか、逆に1台ずつデスクに固定電話が置いてあって、PBXがあってみたいなところもあるし、これも統一をしていきたいっていうところですね。
コミュニケーション基盤を整えるって結構骨が折れるというか、エイヤーでトップダウンで落とすっていう形に結局なるんですけど、
本当に日常的に使ってるツールじゃないですか。そこに手を入れていくっていうところの労力。場合によっては、例えばTeamsってこういう使い方するんですよみたいなトレーニングとかが必要になってくるのかなとかも思ったりしますし、
これはちょっと、今は個人的にはTeamsに統合していくしかないなっていう風に道筋が見えてるので、もうちょっとずつ自分の周りからTeams使っていこうよっていう活動をしているところですね。
その次ですね。大きくやりたいこと2つ目は、認証基盤の統合ですね。これは今パソコンを使っているユーザーのアカウント管理とかっていうのは基本的にオンプレミスのアクティブでやってますと。
なんですけど、それ以外のアプリケーション、例えばZoomのアカウントとか、社内のワークフローシステムで使っているKintoneであったりとか、それ以外の例えばVPNのユーザー管理とかであったりとかっていうのは、それぞれ別個の認証システム、それぞれだからユーザーにしてみたらZoomのIDパスワードとかKintoneのIDパスワードとかって別で管理してるので、
それを将来的にはオンプレのIDもなくすっていう方向性で長い目で考えて、エントラーIDを使ってサードパーティーのSaaSとかもシングルサインを入れて1個のIDパスワードを管理すればいいっていう風にユーザーには考えています。
そういう風に仕向けていきたいなという風に思っています。
認証とセキュリティの強化
セキュリティ的にも、IDパスワードを管理する分が増えると、その分だけ漏洩するリスクも高まるので、ここはマストかなという風に思っています。
3つ目がセキュリティですね。やりたいことやらなあかんこと。
セキュリティに関しては、もう体感ですけど、日本でいうところの10年前みたいな状況。
もうあれ大丈夫かなみたいな感じなんですよね。
何がっていう話なんですけど。
例えばエンドポイントのソリューションでいうと、結構古いやつを使ってたりとかね。
あとは、さっきも言いましたけど、シャドーITみたいなのがやっぱりたぶんちらほらあったりするんやろうなあっていうので、それもちゃんと管理できるようにしていきたいっていうのもありますし。
具体的には、今考えてるのはMicrosoft 365のE5のセキュリティのソリューションをどんどん入れて、ちゃんとデバイスのログとかも取って、怪しい発動があったらちゃんと補足できて、ちゃんとアラート上げて、
ということができるように整えていかなあかんなというふうに思っています。
もろもろ今挙げた3つのこと、コミュニケーションの基盤、認証基盤、セキュリティですね、全部やる上で、やっぱり今考えてるのはもうMicrosoft 365のE5を導入して、もしお金ないって言われたらE3かなと思ってるんですけど、
もろもろそっちに寄せていくっていうのを、向こうにぐらいかけてやっていければなあというふうに思っています。
今までだから、こういうのをやれる人が社内にいなかったがゆえに、結構チグハグな形でいろんなソリューションをそれぞれの部門の都合で入れたりみたいな経緯があったりして、
今後もだから、基本的にはこういうブランドデザインっていうんですかね、を描いてやっていくっていうのは自分で、私一人一人一人でって言うとあれなんですけど、なんか旗振り式をとっていかないといけないっていうところで、
今までここまで大きい絵を描いてください、お任せしますので、よしなにみたいな感じで任されることってなかったので、そういう意味ではすごいやりがいのある仕事だし、ある程度予算っていうところでも持たせてもらえているので、
そういう意味では結構恵まれている環境なのかなというふうに思ったりしています。
ちょこちょこメンバーに仕事を振ったりとか、ポイントポイントでベンダーさん使ったりとかいう形で進めていければなというふうに思っています。
ということで、今日は光崎がITマネジャーとしてこれからやっていきたいこと、やるべき課題についてお話をさせていただきました。最後までお聞きいただきありがとうございます。
もし同じようなことをやっていらっしゃる上司室の人とか、こういうのをやったらもっと便利にできるみたいな事例をお持ちの、もしこれを聞いている人でいらっしゃったら、レターコメントいただければなというふうに思います。
それではまた、バイバイ。
