1. ラジオを口実に・・・
  2. #31 見たことない色のアーニ..
2024-11-27 35:16

#31 見たことない色のアーニーボール(2000年初頭の話)【ゲスト:シウル】

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引き続きシウルさんとトーク。
Slipknot が一世を風靡した2000年初頭、当時シウルさんが楽器屋で目の当たりにした異変をなどなど・・・今回も音楽の話をしました。

 

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※このラジオは音読さんを使用しています

サマリー

このエピソードでは、シウルとゲストが楽器や音楽スタイルの進化について話し、特にアーニーボールの弦の特徴やスリップノットの影響を語ります。また、2000年初頭のメタルシーンにおける楽器の変化や、アルバム『アイオワ』の重要性も再確認します。シンフォニックメタルやメロディックメタルの歴史と影響についても触れられ、シンフォニーXやストラデバリウスなどのバンドが取り上げられます。さらに、音楽の演奏環境や文化的背景が音楽に与える影響について考察されています。2000年代初頭の日本のビジュアル系音楽についても言及され、名古屋系や関西ソフトビジュアルの特徴、シャンプーシェイドの印象的なライブ体験が紹介され、音楽シーンの多様性と変化に焦点を当てています。

楽器の進化と影響
ここは、野良の音楽オタクが、どこで喋ったらいいかわからない話をするために作られた、ポッドキャスト番組です。
【ゲスト】ダマストリングするにめっちゃしょぼいんだけど、やってる人間は超楽しいみたいなことにもなるでしょ?
【シウル】そういうことで言うと、やっぱコーンとかが、あの辺のモダンヘビーネスとか、ラップロックミクスチャーが出てきた時の、
多分明確な楽器の進化って、ギターの弦がもう1本増えたっていうのは結構デカいんですよ。
【ゲスト】あー、デカいかもしんない。
【シウル】あの辺からじゃないですか、みんな7弦ギター使い始めたのって。
【ゲスト】そうですね、ベースもそうだし、5弦ベース。
【シウル】あ、そう、ベースも5弦になって、ギターも7弦になって、みたいなのって、
なんかあの辺のような気が、ちょうど多分95年から2000年くらいあたり、7弦ギターとかいうのは、なんかこう、
楽器のこと全くわかんない、俺でもなんかこう、あ、なんか明らかにギターが細い、みたいなとか、なんかそういうのはありましたね。
【ゲスト】かせひさんってギターのことはちょっとわかるたりします?
【シウル】いやー、もう全然技術的なことは本当に、なんか双方のことはなんとなく、こういうことやってるんだなっていうのは軽くわかるくらいのもので。
【話し手2】かせひさんの言ってるのは、そうかもしれないと思ったのが、高校生くらいの時に楽器屋さんに弦を買いに行った時に、
ギターの6弦の音、一番低い音ってEの音、ミの音が鳴るんですけど、ドレミのミの音。
ダウンチューニングとかって、当時はXジャパンのhideさんがソロデビューとかしてたので、ソロデビューはソロでやってて、
ロケットダイブとか、ビッグスパイダーの時期だから。
なので、6弦の1音下げるっていうのが、高校生の間でちょっと流行るというか、ああそういうのもあるんだっていう。
ドロップDチューニングって言うんですけど、Eの音をDまで落とすので、ミの音がレまで下がるんですよね。
ああ、なるほど、なるほど。
そうそうそう、で、いろんなバンドコピーしてるとね、この曲は半音下げでやるんだとか、
チューニングを変えるんだっていうのをなんとなく知り始めた時に、言ったら、こうね、分かる人に分かるかな、
アーニーボールっていうメーカーの弦が。
あ、はい、ポリギルバッドがまさにね。
ああ、そうですそうです。ダナリウムかアーニーボールっていうメーカーなんですけど大体。
で、アーニーボールはね、パッケージがすごいカラフルで。
そうですね、よく見ます。
よく見ますよね。
で、僕の好きなのは黄色だとかね、俺はピンクを張るとかって言ったんですけど、
見たことない色のアーニーボールが飾ってあって、その上にスリップノットのメンバーの写真が書いてある。
ああ、はいはいはいはいはい。
で、あ、スリップノットの弦出てるみたいな。スリップノットの弦ではないんですけど、そのシグネチャーじゃなくて、
多分スリップノットやるんだったらこの弦張るといいよってことなんだろうなと思って見たら、吹き出しが書いてあって、
俺たちはこの弦でAまで落とすって書いてあったんですよ。
ってことはです。Aってことなんですよ。
はい。
ミの音なんですよ。ホラーでは。
Aっていうのはラの音なんですよね。
ラの音。
そう、ラまで落とす。ってことはDでもない、Cでもない、Bでもない。
まあ途中途中にシャープもあるんですよ、これ。
はいはい。
EからDシャープ、D。
で、その、
で、Dの次に
もう一回落とすわけじゃないですか。
C。でもCシャープもいるじゃないですか。
うんうん。
で、またCが出てきて。
BシャープはいないからBが出てきて。
Bフラットっていうか、まあAシャープがいる。
もう、そこまで行くと。
だからめちゃめちゃ太い弦が
流行ったっていうか。
まあ要はその商業施設にあるような楽器屋さんで売っても売れると判断されてるわけですから。
やっぱりそのムーブメントは間違いなくあったんだろうな。
いやでも、やっぱりスリップノットの登場って20世紀メタルにおける最後の革命だったと思うんですよね。
アルバム『アイオワ』の評価
はいはい。この間もね、アイオワの話になりましたもんね。
まあ、アイオワ、そうこの前もちょっとねオフで喋ってたときに。
アイオワの、アイオワっていう本当にスリップノットが世界制覇を果たしたね、セカンドアルバムのアイオワっていうアルバムがあるんですけども。
当時あの有名な日本のメタル雑誌で99点っていうね、この先も俺おそらく見たことないような点数がついたんですけども。
とりあえずアイオワ進めますもんねやっぱりね。
そうですね。
スリップノットの話で持ってないとか聞いたことないって言われたら。
今なんかこの年でいろいろなんかデスメタルぐらいのコア、ドゥンスラッジハードコアとかまあ割と結構そのエクストリームメタルとかまあ総称して言われるようなジャンルとかはいろいろ聞いてきましたけども。
いろいろ聞いてきた上で改めてアイオワっていうアルバムを聞いたときにわかるのが、
まあこのアルバムにぶち込められたジャンルの多さよっていう。
あー。
内包してるものの多さってことですね。
なんかねこれ本当に言う人によってはねあのバカを言うなって言われるかもしれないんだけど、
下手した世界中売れたデスメタルアルバムはこれなんじゃないかなっていう。
その純粋な意味でのデスメタル、誰もが認めるデスメタルってことですか?
うーんまあデスメタル、デスメタル、ブラックメタルとかで一番売れたのはこのアルバムでもいいのかなって。
あのアルバムはその要素がやっぱねめちゃくちゃやっぱこう過分に含んでるじゃないですか。
まあまあやっぱ評価は高いですよ。
アイオワとかは。
それまあねデスメタル、ブラックメタル、それからまあねあの当時のモダン・ハビネスももちろん基盤としてはありますし、
その上に乗っかってる本当にアンダーグラウンドなデス・ブラック、ドゥームとかああいうなんかもう音楽がまあ上手にまとめられてるっていうかまあ込められてて。
あれアイオワの次があれですかサブネタル。
日本におけるメタルの状況
そうですねボリュームスイーツ。
あれもいいアルバムなんですよね。
あれだいぶ聴きやすくはなりましたよね。
聴きやすく。
デュアリティがやっぱり。
そうですね。
聴きやすくはないのかなでも。
あれはあれですごく幅が広がりましたよね。
別になんかセカンドのアイオワに関しては本当になんかアンダーグラウンドの音楽をメジャーで出してきたみたいな感じは。
確かにそうかもしれない。
あるけどなんかボリューム3はあれはなんかもっと広くハードロックだったりとか。
そういうところまでこうなんかこう持ってきたなっていう感じはありましたね。
それこそなんかねなんだっけスラッシュメタルの曲とかあったけどねもうギターソロが完全にスレイヤーが大好きな人が弾くようなギターソロだなっていう。
一発であスレイヤーが好きなんだこの人っていうのがよくわかるギターソロっていう。
そうですね音はあと俺多分サブミュニアルの方が好きかもしれない。ボリューム3の方が。
あれもねなんかいいですよね。
それでいうとですよ。
日本へのそういう影響というか上陸みたいな部分で言うと。
きちんとこうきちんとっていうと言い方あれだな。
スラッシュメタルをやってるなこの人たちはってこう表してもいいようなバンドいますか?
なんかほらやっぱり地元にもやっぱ本当に最高にかっこいいスラッシュメタルのバンドいるかもしれない。
とかなんだろう難しいですね。
やっぱアッパーグラウンドにいるかどうか。
アンダーグラウンドにやっぱアンダーグラウンドに今の最高にかっこいいバンドいっぱいいますからね。
難しいですねどうなんでしょうね。
僕はそこの尺そこもなんか知ってるからあんまりなんかよくわかんないですよね。
今もなお本当に素晴らしいバンドいっぱいいるから。
そうですねかっこいいですよね。
そう思ったのが自分の持っている音源でこの時期って同じかぶってるのでなんだろうと思ったらね。
日本だとねメタルと呼んでいいんだと思うんですけど音妙座なんですよね。
あー音妙座いいですね。
音妙座僕は一番最初のミニアルバム大好きなんですよね。
一番最初のミニアルバムってなんですか?
カジャの私が入ってるやつ。
一番本当にデビューミニアルバムだったと思うんですけど。
あれは持ってないかもな。
カジャの話だったけど一曲目に入ってあれめちゃくちゃ好きだったんですけどね。
あーそうなんですね。
音妙座好きですね。
僕はあれですよ音妙座のどちらかが持ってるギター同じように持ってますよ。
あー本当ですか。
一回もライブは見てないんですけどね。
ドラムが脱退されたんでしたっけ?
あーそうなんですね。
同じ時期、そうだ音妙座もそうでしたね。
日本でメタルって言ってた、僕ぐらいが最初に思いつくのがラウドネス、ガルネリウス、音妙座。
あーガルネリウスもそうですね。
くらいだったかもしれないですね。
ガルネリウスはでもそれなりに結構歴も長いし。
長いですよ。
長いですよね。
長いと思います本当に。
俺ガルネリウス一回見てるわライブ。
僕も一回だけ見てます。対バンイベントでしたけど。
あ、本当ですか。
一回見て、俺なんか知り合いが対バンするって言うんで見に行ったなそういえば。
あ、対バンするんですか知り合い。
ドラムさんで見た、そうだ。
10何年前かな。
いや、15年以上前ですね多分。
いや僕も同じで15年ぐらい前だと思う。
そうだ俺ガルネリウス見てるわ。
今急に思い出した。
そうだ見てる見てる。
結構じゃあライブも見に行かれるんですか。
ライブは本当にさっきも喋ってたんですけど。
本当に大学生の頃から地元のライブハウスずっといた。
本当にしょっちゅういました。
いいな。
そういう吸収の仕方ってまた違いますよね。
そう。本当に。
だからその生活って今も変わらないから。
いやもう素晴らしいじゃないですか。
それでどういうわけか僕もステージに立つ顔になっちゃって。
いいな。
その楽器自体は何歳ぐらいから得られてるんですか。
楽器自体は僕は多分。
でも多分30ぐらいからじゃないですか。
そうなんですね。
はい。ドラマの多分触りだしたら30ぐらいからだと思いますよ。
その楽器あった。そうか30だとないか。
僕高校生からだから。
その楽器やってる人間独特のこじらせ方ってあるじゃないですか。
あーなんだろう。
演奏する上でかっこいいと思うものとか。
あー。
だからごっちゃになるんですよね。
演奏しててつまんないとか簡単ってなった時に。
あー。
つまんない方向に行きそうになるんですよ。
実際俺が高校の頃はちょっと一回行っちゃってるから。
まだねその領域に達せてないんですよね多分。
えーそんなことない。年齢と人柄もあると思いますよ。
高校生だいぶちょっと痛いですから。
あーでもそれは僕は聞く側でやらかしてますから。
あーそうですか。
なんか分かんないけど。
こじらせるという意味では聞く側でこじらせると思いますんで。
こじらせの時ってどういうなんていうんですか。
いわゆる避け方というか。
シンフォニックメタルの歴史
なんだろう。それこそメタル史上主義みたいな。
そういう過激派みたいな感じにはなってたかもしれないですけどね。
はいはいはい。
そうですよね。
メタル、そうか。メタル史上主義だと早い思いですよねやっぱり。
早い思い、あと人から的にめんどくさい。
メタルの中の人。
俺めんどくさい。昔俺めんどくせえなって思いますもん。
止まんなくなりますからねやっぱり。
あれはね、まあでも一回病気にかかると治ってからは色々と楽しめるようになると思います。
そうなんですよ。あの時俺はバカだったんじゃなくて。
治るまでは時間かかりますけどね。
でもメタルはメタルでもやっぱ広いですよね。重たい方向ももちろん行ったんでしょうけど。
例えばシンフォニーXとか。
ああ、あの辺のメロディックメタルをもちろん聴いてました。
あれが俺も高校95年とかだと思うんですよね多分。
そっか。
多分油乗ってる時がねシンフォニーXが。
そうですね95年ですよね。僕は僕の多分メロディックメタルブームは多分第2期になると思うんですよ。
それこそシンフォニーX、まあストラデバリウスとか。
あの辺に影響を受けた若手のバンドが台頭し始めたぐらいが僕のちょうどメロディックメタルのブームですね。
それこそハロウィンとかガンマレイとかのドイツがそうだし。
北欧とかだったらストラデバリウスとか。
あの辺が多分やってたのが95年とか90年代だと思うんですよね。
だからそこに影響を受けた人たちの第2世代ぐらいですね僕は。
ソナターアクティカとか。
ああ、ソナターアクティカ。
ああ、あれが多分第2世代になると思うんですよ。
音楽の演奏環境の影響
やっぱりそのシンフォニックメタルって名前がついた頃ですよね。
そう、シンフォニックメタルもそうか。
あの辺はシンフォニックスとかのラプソディーが確立してましたね。
ああ、そうか。ラプソディーとか。
そうそう、ラプソディーとか。
ラプソディーは完全に後追いですしね、僕もね。
まあ分かりやすい融合ですもんね、やっぱり。
そうですね。
やっぱりその、イングウェイがそれだったとか。
いや、僕も今言おうと思ったんですけど。
多分そこはあの人だと思いますよ。
まあやっぱりあの人が補奏したのはあの人ですよね。
そうそうそう。
あ、こういう表現方法あるんだっていうのを提示したのはイングウェイだと思うから。
あれがなかったらシンフォニックメタルは広がることもなかったと思いますけどね。
もうちょっと時間かかったかもしれないですよね。
だと思いますね。
要はその、ジャンルとか自分が演奏してたりとか聴いてたりの中に
これの源流ってなんだろうってなった時にこう
無理やりこじつけもできちゃうわけじゃないですか。
多分僕も今はもうやり続けてるけど、
多分間違ってるんだろうなと思ってるようにしますもんね。
でも例えば、無理やり結びつけようと思えば
無理やりでもないから、俺一時期そうなんじゃないかと思ってたのが
メタルの裏側にあるのって
はい。
トランスだったんじゃないかなとか。
トランスミュージックの思想というか、
音楽的な作り。
さっき言った、音のハゼさとか、
一泊の中に詰め込むっていう意味も含めて。
あの二人は絶対お似合いなのに絶対一緒にいないよねみたいな。
二人に見えてるっていう。
それすごい分かるんですよ。
ですよね。
なんだけど、結局融合しなかったんですよね。
歴史を見るに。
そこはそうか。
でも後にインダストリアルメタルって言って。
ああいう機械、
割とどうなんだろうな。
割といわゆるインダストリアルの人たちの、
割と売れてる人たちのって、
どっちかっていうとすごく、
金属的な音を、
テクノみたいに淡々と同じフレーズをやるみたいな。
あんまり極端の転調がなくっていう、
的なインダストリアルが割と多い気がするけど、
やっぱりここからここまでどこまで音詰めるかみたいなやつも。
あと今話してて思ったのは、
演奏する場所の問題も大きいんじゃないかと思って。
そうか。でもそうですよね。
場所ってあれだと思いますよね。
ですよね。
教会とかそういう、
クラシックだと行き着くのがおそらく教会だと思うんですけど。
コンサートホールもそうですけどね。
やっぱりリバーブタイムとの相性。
例えば僕、ドラム。
僕はドラムじゃなかったですけど、その時。
どっかのクラシックホールで演奏しなきゃいけない時があって、
中学校だか小学校の創立記念のイベントで、
演奏で出てくださいって言われた時に、
ドラムの人が本当に悩んでて、
リバーブタイムが長いと。
あー。
だから、どんなにPAで絞ってもバスドラがボコンって言う。
そっか。そうですよね。
鳴り響き続きますよね、多分。
そう。だからあれは結構、
相性が悪いというか。
でもその、
北欧メタル、どうだろうな。
スウェーディッシュポップとか、
あの辺もそうですけど。
リバーブへのこだわりをすごく感じるんですよね。
あー、そうなんですね。
あー、なるほど。
代表例、永遠屋だと思いますけど。
あー。
でもカーディガンズもそうだもんな。
カーディガンズもなんか、
永遠屋とは全然違いますけど。
あー、でもそうかもしれない。
あー、そうですね。確かに。
逆に言えば、
リバーブタイムみたいなものが存在しない。
要は、完全外。
屋でもない。遮るものもない。
跳ね返ってくるものがないっていう場所での演奏って、
その要素って取り入れづらい。
アフリカンビートプラスメタルって、
文化と音楽の交わり
やっぱきつい。
のかなーみたいな。
融合しづらい。
あー、そう。
なるほどなー。
文化が交わるポイントがあるわけです。
シンフォニックメタルなんかはもうそれだと思う。
えー。
それで言うとやっぱ交わるものは、
なんとなく自然に相性のいいものを選ぶ。
そっかー。
面白い。
なのかなっていう。
楽器の構造自体が多分そうだと思う。
例えば、
打楽器って、
自然なリバーブがかかるところで
相当演奏しづらい。
そうかもしんないですね。
楽器なんじゃないかな。
そうかもしんないですね。
自分は今のところ想像でしかできないけど、
でも、そうかもしんない。
気持ち悪いかもしんない。
デッドな環境でやっぱりやりたい。
リバーブがない状態で演奏したい。
今のところ僕も小っちゃいところでしか
やったことがないから、
そうだよねー。
そう、そんな気がする。
逆に、
教会音楽みたいなのはリバーブありきの楽器だから。
難しいですけどね。
だとしたらって考えても難しいんですけど。
ちゃんと楽器やってる人しかできない目線だな。
いや、難しいですよね。
僕はもうちょっと楽器の知識とかあれば
もうちょっと広げることもできるんでしょうけど。
いやいやいや。
そういうことではないですよ。
そうなのかね。
でも、場所とか環境によって
発展する音楽のあるっていうのは
やってる側的な目線で考えると
確かにそうなるわなっていうか
そういうことかっていうのも
あるかもしれないですよね、確かに。
大きな土地柄で生まれる
それでも言うと
土地柄で生まれる音楽みたいなもので
日本では
北海道でやる音楽も
さすがに沖縄民謡があるから
あれは沖縄の音楽と呼んでいいと思うんですけど
九州と北海道で音楽的な差って
あんまり感じなくないですか?
でもどうしてアメリカだと
デトロイトの音だとか
西海岸の音だって。
ありますね。
スラッシュウェタルだと
断然俺はペイリアンが好きだって言いますよね。
ありますね、確かに。
ソミス先生のね
大衆音楽研究館のソミスさんは
やっぱりその植民地関係が
非常に重要だと。
アメリカにおける
クールジャズ、ホットジャズにも言えるし
中南米から
南米にかけても
違うんだと。
スペイン文化が強く入っている
ものなのか
テキサス、テキスメックスなのか
そうそう
あそこを境にカリブーを中心に
ちょっとまた変わって
カナダがこうだったんだとかあるけど
それで言うと
日本の
いわゆるタウンミュージックというか
生まれづらい
でも
収録にされていない時の話で恐縮ですけど
大阪にニューオリンズを感じる
というところで僕はやっぱり衝撃を受けて
カセイジンさんがおっしゃってた
そうかと
俺は日本には
そういうものは生まれないんだっていう
結論を一度出しておいたのに
言われてみれば
大阪ね
ニューオリンズね
別に
でもなあ
そうかもなあと思って
だから
高田渉の歌う
タンコフの歌とはまたやっぱ
違うんですよね
ユウカダンは
高田渉も京都で歌ってるから
微妙なところですけど
ユウカダンなんか
荒っぽさはないじゃないですか
ないですね
あれがない
でもなんか
よく
いろんなところで話してるんですけど
だから地元にいた時に
地元のライブハウスで
いろいろ見てて
大阪から来るハードコアバンド
大阪から来るメタルバンドとかって
ちょこちょこ
見る機会があるんですけど
大阪から来るバンドって
すげえなってなることが多かったんですよ
ああ
大阪のあの絶妙に
なんでしょうね
ちょっと
なんて言ったらいいんだろうな
新しいジャンルって言うほど
大きなムーブメントではないにしろ
大阪の
ムーブメントだよねって言うのって
ありますよね
大阪から来るものって
ちょっとどんなやろ
なっちゃってる
ありましたもんね
でなんか
先輩のバンドの
ツアーに大阪で
ライブをやる機会があって
それに一回ついてったことがあったんですけど
雨村だった
あのライブハウスが
初めて雨村の街を歩いたんですけど
なんとなく
なんとなくというか
分かったというか
こんな雰囲気の街から
こういうものが生まれるのは
なんとなく
分からなくないかな
あのなんか
雑多とした感じと言いましょうか
なんか
でもちょっと衝撃的でしたね
なんか
大阪だけだけど
こんな街なんだ
ほんとごく一部しか見てないですけど
でも結構なんか
カルチャーショックでしたね
大阪そうか
関西ってそういうのちょっとある
なんか
ビジュアル系の多様性
本当に独特だなって思いました
とにかく
あの
高校時代から
しばらくビジュアル系にどっぷりだった時期があるんですけど
いやいやいや
名古屋系っていうのは存在しますか
今僕もそれ思いました
ビジュアル系でやっぱ
すごいっていうのは名古屋系って言われてる
名古屋系で
それで言うとね
ソフトビジュアル系っていうようなジャンルで
ちょっとナチュラルメイク
というか
でこう派手な衣装っていうよりかは
Tシャツとかもちゃんと
普通に着る
無地の
Yシャツとか着たりとか
だから
ホストとは言わないけど
割と
自然な感じ
化粧はするんだけどっていう
そんなに頭はバチバチに
決めないみたいな
代表格ソフィアだと思うんですけど
あれねソフトビジュアル系って
関西強かったんですよ
ソフィアって
そこになるんだ
本人たちの自認は
そういうのにおいては別だと思うんですけど
でもこうナチュラルメイクで
要はビジュアル系って言われるのを
ちょっと嫌う傾向もあるのかもしれないですけど
ナチュラルな方向で
だからそれはね
いわゆる関西ソフトビジュアルみたいな
関西って
冠がついてたような気がする
へー
あるんだ
なんかあるんですね
ビジュアル系にも
名古屋系以外にも
シャンプーシェイドのライブ
土地柄みたいなものは
そうそう
名古屋はとにかく無茶苦茶って印象があるんですけど
そうですね
黒夢って名古屋でしたっけ
系のそうですね
元祖みたいな人とか
あーそうなんですね
そうですね
暗い思いみたいな
サビがないみたいな
サビない
そうそう
名古屋系も変化はあるんですけど
暗いというより
衣装
ビジュアル系って衣装のイメージも強いから
暗いというより
黒い
みんな
みんな黒い
全員黒づくめみたいな
ちょっとおどろおどろしいみたいな
のがやっぱり名古屋系の
ただね土地柄っていうよりも
さっきの有価団とかに比べると
どちらかというと
偉大な名古屋系の師祖がいるから
引き継ごうね
っていう文化だと思うんですよ
あー面白い
そういう
検証していこうね
俺たちっていうのが
きっと名古屋にはあるんじゃないかな
対して有価団はやっぱ土地から生まれた
音楽だから
まさに
ちょっとだから
発展の仕方が
違うような気がする
秘伝のタレを受け継いでるんじゃなくて
地産地消
地産地消
ここの土じゃないと
育たない野菜で
作ってるのか
土元がいて
土元というかこう
開発者がいて
これを大事に受け継いでいくんだ
まあ当然ちょっとアレンジもするけど
継ぎ足し継ぎ足しで作っていくから
微妙にこう変わっていくんだけど
あー
はいはいはい
今の名古屋系が
全然
黒夢っぽくないとは思います
今名古屋系と
呼ばれている人と黒夢を比べた時に
ジャンルで言うと
全然違うと言われちゃうんでしょうけど
でも名古屋系っていう
ビジュアル系はたぶんつく
ビジュアル系はビジュアル系で面白いんですけどね
やっぱりビジュアル系が
冠についちゃうせいで
メタルをやろうが
グランジやろうが
ポップスやろうがビジュアル系になっちゃうから
でもなんかその意味では
そこの橋渡しをやったのは
ディル&グレイとかになるんですかね
ディル&グレイ
でもね本当にメタルっぽいってなると
僕シャンプーシェイドの方がそうなんじゃないかなと
ディル&グレイは
でもハードコアっぽいですもんね
あー
メタルではない気がする
難しいところですけど
シャンプーシェイドの僕はね
すごい印象的なライブがありまして
あの
しゆりさん知ってるかな
シャンプーシェイドが男の客だけを
限定のライブで
男気ライブっていう
あった気がする
あれ見たんすよ
あれ見てシャンプーシェイドの印象が
ガラッと変わったんですよ
あーそうなんですね
こんなすげーバンドになったんだって
あれも多分大学の時に見たのかな
先輩に見してもらって
えぇーと思って
やっぱ楽器人が
相当テクニカルだったから
もうめちゃくちゃすごいじゃないですか
そうですね
日本だとプロデューサーついてどう
っていう中で
デモからどんどん
引き剥がされて
表に出てる曲
みたいな感じだから
実際にはもっと複雑だったり
変な曲多かったんだろうな
なんかアルバム聴いたら
うわ独特
なんかプログレっぽい曲あったりとか
なんかすげー
コンビ
あのほらやっぱり
そんなにねあの頃
シャンプーシェイドのことそんなに知らない人たちって
やっぱり3分の1の純情な感情ぐらいで
止まっちゃってるじゃないですか
ルノー・ミケジンの前世代から
そうそうそうそう
あっこから一個入ったらなんかすげー
なんかいろんなことやってるバンドなんだな
って思って
だから当時のバンド
特に日本のバンドで多かった傾向ですよね
一発売れて
好きなことやらせてもらおうっていう
シャンプーシェイドほんとそうですよね
ビーズは割とその流れ
作ったのかなと思うんですよ
あーそうだなー
確かに
ビーズはそうかもなー
そういうちょっと夢を
与えたのかなっていう
なんていうんですか
ちゃんと売れたから
全部英語の曲でもいいよねとか
はいはいはいはい
ちゃんと売れたんだから
やらせてよこれって言って
でもそれでもやっぱり1位取っちゃうから
もうお好きにどうぞっていう
確かにね
若手バンドマンの夢だったんじゃないか
俺たちも
めちゃめちゃ方向転換してもいいんだ
そうだよ
初期の頃
アニマイグミとか出して売れてますからねちゃんと
そうそうそう
セブンスブルースとかさ
あれ好きですよ僕
あのアルバム
ラム・イン・ベッドから始まるあの曲
あれいいアルバムですよね
あれめっちゃいいアルバムですよね
スイートリール・デビルズの曲の
ギターソロがレッドゼフェリーの
曲を丸々とっているんだよね
そうそうそう
それで言うと
ミスター・ローリングサンダーで訴えられてますからね
当時の音楽シーン
あははは
しょうがない
でもね
アルバムを聴くと
ハードロック好きなんだねって
そうそう
そうですねそういう意味で言うと
当時のJ-POPの楽しみ方の
1つではあったかもしれない
作り手側が
バレないように
じゃないけど
絶対バレるレベルでやるんだけど
ライト層にも
気づいてほしい感じ
なんか
あの頃はね結構ショックだったんですけど
ああ
もちろん
出さるんだねとびっくりしましたけども
今はね
世界中みんなやってる
俺も拝借させていただいてるみたいな感じですから
別に気にしない
でも
そこにセンスを感じる部分もあるじゃないですか
どこから取るんだっていう人もいるし
ありますね
毎日
そう
これ全然関係ない話していいですか
35:16

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