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おはようございます。コウブンです。
たぜんをしたり、パスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではアートギャラリーの企画を立てたりしています。
本日はですね、SNSとの付き合い方というテーマでお送りしたいと思います。
皆さんは、一日どれくらいSNSを使っていますか?
私の場合は、朝起きてですね、今日読んだ後に、今日座禅をした後にですね、スマホを開いて、旧ツイッターのXをチェックします。
そして、お昼ぐらいになって、もう一度Xをチェックして、インスタグラムなんかもその時に、そのタイミングでチェックするかな。
夜になって、またもう一度チェックして、その時にYouTubeがSNSに入るかどうかは微妙だと思うんですけど、YouTubeなんかも見えたりとかね、そんなことをするわけです。
皆さんの場合はどうでしょうか。朝起きたらね、必ずインスタグラムを見るとかね、電車の中でXの動向をチェックする、あるいは自分で投稿するとか。
あとは仕事中にFacebook、今は使っている方は少ないかもしれませんけど、Facebookをチェックするとか、そういったことがあるのかもしれません。
SNSっていうのは私たちの生活に深く、今は根付いてますよね。なのでSNSっていうのはね、とても楽しい、そして便利である。
その反面ですね、使いすぎて疲れてしまったっていう人もいるっていうのもまた現実ですよね。
比較とか嫉妬で落ち込んだりっていうね、そういったことがあるのかなと思います。
そこで今回はですね、仏教の中道という考え方を使ってですね、SNSとの健全な付き合い方っていうのを探っていきたいなと、そんなふうに思っております。
まずですね、中道とは何か、そういうところから始めたいと思います。
仏教の中道というのはですね、中道というのは中、上中下の中を使ってそこに道ですね。
中の道と書いて中道と、そんなふうに読みます。
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この中道というのは極端を避けてバランスの取れた道を歩むという、そういう考え方なんですよね。
お釈迦様が説いたと言われているこの概念、現代の私たちの生活にも大いに役に立つのかなと思います。
例えるなら、SNSを使ってですね、悪い例と言いますかね。
SNSに依存するあまり現実社会との接点を失う人、スマホばっかり見ててね、あまり会話をしない人、スマホに夢中になりすぎて。
他にも引きこもりの方、引きこもり全部がそういうわけではありませんけれども、
引きこもってしまってパソコンがばっかり相手になって、現実の人間関係というのをうまく築けてない人。
もう一方、反対にですね、SNSというものは一切やらない。
全くノータッチと言いますか、触らなくて、そしてデジタル社会というものに関しては全く触れないという方。
これもまた極端と言えますよね。
それをですね、中道の考え方に置き換えるのであれば、
SNSを適度に利用してリアルな人間関係も大切にするような仕方ですよね。
情報収集とか交流の手段としてSNSを活用しつつ、オフラインでの活動を充実させるという利用の仕方。
これがまさに極端じゃなくて中道のやり方だなと、そんなふうに思います。
つまりSNSを敵視するのではなくて、過度に依存するわけでもなくて、バランスの取れた使い方を見つけることというのが中道なのかなと思います。
では具体的にSNSの良い面と悪い面を見ていきたいと思います。
SNSの良い面、それは最新のニュースあるいはトレンド、そういったものをリアルタイムで把握できるというところがメリットですよね。
他にも遠距離の友達とか家族、そういった人たちの交流をするのが簡単になったということ。
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あとは自分の意見、他にも自分の作品、そういったものを世界中の人に発信ができるということ。
あとは同じ趣味を持つ人たちと簡単につながれるようになったということ。これがSNSのメリットなのかなと思います。
逆にSNSのデメリットというのは、ついつい長時間スクロールしてしまってスマホばっかり見てしまうというところ。
あとは他人の華やかな方向ですよね。それを見て何となく自分が劣っているような感じで落ち込んでしまうこと。
あとは個人情報、自分の個人情報だったり他人の個人情報もそうですよね。ついゆっかり喋ってしまう、ついゆっかり載せてしまったということ。
そういったことを流出してしまうリスク。あとは匿名性というものを利用して攻撃的な投稿をする、攻撃的なリプライをするとかね。
いわゆるクソリプってやつですよね。そういったところがSNSのデメリットなのかなと思います。
これらを踏まえて、中道的なSNSとの付き合い方というのを考えていきたいと思います。
まず中道的なSNS利用のためのポイント、5つのヒントとしましてはですね。
1つ目、使用時間を意識するということ。スマホの画面時間機能、スクリーンタイムというのでしょうかね。
それを活用して1日のSNS時間を把握するということですね。
1日2時間、1時間、とにかく自分なりの適切な利用時間を設定して、それ以上は見れないようにするというね。
それが大事かなと思います。
2つ目、目的を持って使うということ。
ダラダラと見るんじゃなくて、10分間だけ友人の近況をチェックするとか目的を決めて使用するということ。
他にも情報収集だったりとか交流、自己表現とか、そのSNSの長所を意識的に活用するということ。
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3つ目、リアルな関係を大切にするということ。
SNSでのコミュニケーションばかりに偏りすぎないで、直接会って話す機会を大切にするということ。
例えば、週末は友人と実際に会う時間を作る、オフ会とかね、そういったものを作る。
4つ目、デジタルデトックスを実践するということ。
定期的にSNSから離れる時間を作ってみるということですよね。
毎週日曜日とかね、いつでもいいんですけども、
見ない日というのを設定するというふうに思い切ってね、そういうのがいいかもしれませんよね。
あとは寝る前の1時間前とか、それは見ない。
お風呂にね、最近のスマホは防水ですからお風呂に持ち込む方も多いと思うんですけども、
お風呂にはスマホは持ち込まないとか、そういったデジタルデトックスを大事にするといいと思います。
はい、では5つ目、マインドフルネスなSNS利用を心がける。
どういうことかと言いますと、投稿する前に一旦一呼吸を置いて、
その内容が本当に必要かどうかというのを考えてみるということ。
他にも他人の投稿に反応する前に、自分の感情、あとは動機、そういったものを見つめ直すということ。
以上、5つがSNSを利用するための、中道的なSNS利用のための5つのヒントでございます。
はい、まとめ。
SNSは便利なツールなんですけども、使い方次第で私たちの生活に大きな影響を与えるんです。
中道の考え方を意識して極端に走らず、バランスの取れた使い方を心がけることが大事なんですよね。
完璧を目指す必要はないんです。
少しずつ自分に合った使い方を見つけていけばいいというふうに思います。
次にSNSを開くときは、この中道の考え方というのをぜひとも思い出してみてください。
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より健全で充実したデジタルライフを送れるんじゃないかなと思います。
みなさんのSNSライフが実にあるものになりますように、そのようにお祈り申し上げます。
それでは、本日のお話はここまでとしたいと思います。
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では、連常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。