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2023-05-17 11:17

70. サングラスはこわい?

バス運転手のサングラス実験
皆さんこんにちは、Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
皆さんお元気ですか?
どんな5月を過ごしていますか?
日本にいる皆さんは、ゴールデンウィークどうでしたか?楽しみましたか?
私はね、前のポッドキャストで言ったけど、子供と一緒にマラソン、マラソン大会に出ました。
初めてのマラソン大会。
走る前は、なぜか緊張しちゃって、心臓がドキドキしていたんですけど、走り出したら楽しかったです。
砂浜を裸足で走るっていうね、ちょっと変わったシチュエーションですから、それがまた気持ちよくて最高でした。
子供たちも初めてのマラソンですから、たぶん途中で諦めて、もうやだ、やめたいとか言うんだろうなって心配していたんですね。
だから走る前に、遅くてもいい、歩いてもいいから、とにかくやりきることが大事。
諦めないことが一番大事だから、とにかく頑張ろうって励ましていたんですよ。
そしたら、私の予想は大はずれでした。
私よりも子供の方が元気いっぱいで、私よりも早くて先に走って行っちゃって、
ママ遅いよなんて言われながら、私は必死に追いかけるみたいな、そんな感じでした。
若いっていいですね。
マラソン大会大変だったけど楽しかったので、絶対来年も参加したいなって思っています。
あと地元のマラソン大会にも参加したいなって思っています。
はい、今日のテーマはサングラス。
最近サングラスに関するあるニュースを見ました。
岡山県のバス会社が4月から1ヶ月間、ある実験を行っているんです。
どんな実験かというと、バスの運転手がサングラスをかけて運転するというものです。
それで運転手やお客さんにアンケートを取るんだそうです。
運転手にはサングラスをかけて運転するのはどうだったか。
お客さんにはサングラスをかけている運転手を見てどう思ったかとかね、そういう調査をするそうなんです。
サングラスをかけることでどんな効果や影響があるのか調べるわけですね。
で、今後運転手にサングラスを許可するかどうか考えるとのことなんです。
サングラスをかけていいかどうか決めるために実験するってちょっと面白いですよね。
でもこれには理由があるんです。
日本ではサングラスをかけながら仕事をすることは良くないこと、失礼なことだと思われています。
日本人とサングラスについて
特にサービス業では服装のルールが厳しいです。
日本ではバスも電車もサービス会社の一つとされています。
お客様を相手に仕事をしていますよね。
なので特に見た目とかお客様に対する態度には気をつけなければいけないんです。
皆さんの国のバスの運転手、電車の運転手はサングラスをかけますか?
日本ではそういう運転手は一般的ではありません。
私はまだ見たことがありませんね。
日本ではサングラスは目を守るための道具というよりもファッションの一つというイメージです。
それにどちらかというとネガティブな印象があります。
サングラスをかけている人はちょっと不良っぽいとか怖いとかかっこつけてるとか
そういうあんまり良くないイメージの方が強いです。
だからお客様の前とか目上の人の前でサングラスをかけるのは失礼だと思われています。
私は普段サングラスをかけることが全然ありません。
夏に海に遊びに行くときには一応持っていくんですけど、結局全然使わないんです。
サングラスをつけるとすべての色がちょっと変わっちゃうでしょ?
それがもったいないなって思っちゃうんです。
本当の色で景色を楽しみたいんですよ。
まあでも車の中でつけることはたまにあるかな。
コミュニケーション方法の違い
どうしても眩しい時とかね。
でも本当年に5回もあるかないかっていう感じです。
皆さんはどうですか?
いつサングラスをかけますか?
外に出るとき?運転するとき?
記事で読んだんですが、日本人の目は眩しさに強いらしいんです。
日本人っていうかアジア人かな?
目の色が濃いですよね。
多くの日本人の目は黒色です。
でも欧米の人の目の色は薄いですね。
なので眩しさを感じやすいんだそうです。
太陽の日の光の影響を受けやすいので目の病気になりやすいんですって。
だからサングラスを使う人が多いらしいです。
私が見たニュースでは、
専門家が日本と欧米のコミュニケーション方法の違いについても話していました。
このコミュニケーションの違いがサングラス事情に関係しているそうなんです。
顔の表情と文化の違い
欧米は個人主義の国で自分の意見や気持ちをストレートに言葉で表現します。
なのでコミュニケーションをとるときに一番大事な顔のパーツは口です。
これは顔文字。顔文字にも表れていて、
欧米の顔文字を見ると口で気持ちを表現しているんですよね。
口の動き、口の表現が豊かなんです。
なので口を見て相手の気持ちを読み取るんですね。
なので会話をするときにサングラスで目が隠れていてもそれほど抵抗感は感じないそうです。
逆にマスクで口が隠れることには強い抵抗感を感じるそうです。
では日本ではどうかといったら日本は集団主義ですね。
言葉で気持ちを表現することよりも目が大事です。
嬉しいとか悲しいとか相手の気持ちを読み取るときに一番見るポイントは目なんですね。
日本の顔文字を見ると目の表現が豊かです。
いろんな形の目があります。
そんな理由からサングラスで目が隠れていることに強い抵抗感を感じます。
反対にマスクで口が隠れていても抵抗感を感じないということらしいです。
どう思いますか?面白い分析ですよね。
バス運転手のサングラスについて
バス会社の実験の話に戻りますがこれ結果はどうなるでしょうね?気になります。
運転手からしたら眩しさを感じながら運転するのは危ないし目にダメージもありますよね。
お客さんの気持ちを考えるともしバスの運転手がサングラスをしていたら確かに最初はちょっとびっくりするかもしれません。
やっぱりそういう運転手に見慣れていないのでちょっと怖い感じもあるし不安を感じる人もいるかもしれないです。
それにカジュアルすぎるとか失礼だって感じる人もいるかもしれませんね。
なのでお客さんには運転手は安全対策としてサングラスをかけますって前もって知らせてその上でサングラスをかけるのがいいと思います。
安全のためってわかれば不安にならないしクレームも入らないと思います。
そういえばね昔ヨーロッパに旅行した時にバスの運転手がラジオの音楽を聴きながら運転していたのを覚えています。
それは小さなカルチャーショックでしたね。日本ではそういうことは絶対ないです。
サービス業なのでルールが厳しいんですよね。
私としてはラジオとか音楽ぐらい流してもいいじゃん。歌いながら運転したっていいじゃんとか思います。
まああんまりうるさかったら嫌ですけどね。
はい今日はここまでです。
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