1. 今夜も図面を描きながら
  2. #10 リスナーさんから「照明」..
2025-07-31 31:06

#10 リスナーさんから「照明」と「図面」のお悩み相談

【今回のトピック】|祝10回|寝室の照明どうしてる?|それぞれの寝室の光|図面やCGの見方|カーナビのように|敷地に立つ|100点を目指さない家づくり|価値観・暮らし方は変化する|設計者に委ねる|設計者への信頼と関係構築|他者評価は気にしないでいい|家づくりは共同作業|


今回は、火を噴き始めたお便りフォームからいただいた質問にお答えする回です。

設計中や引越し後に関わらず、家に対する悩み事はあるものですよね。


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サマリー

今回のエピソードでは、リスナーからの照明と図面に関するお悩み相談に対し、建築設計者のアゲミト福島がアドバイスを行います。具体的には、ダウンライトの利用方法や寝室の明かりの配置についての考え方を共有し、リスナーとのコミュニケーションの重要性にも触れます。このエピソードでは、照明に関する様々な悩みや提案、特に家庭での照明の選び方について議論されます。また、神奈川県で自宅の設計を進めるリスナーからの図面に関する相談も取り上げられ、図面の理解が難しいことへのアドバイスが提供されます。リスナーのお悩み相談が取り上げられ、家づくりにおける信頼関係の重要性が強調されています。設計プロセスにおいて、価値観の共有とコミュニケーションが不可欠であることが語られています。

ポッドキャストの開始と感想
スピーカー 2
はい。 じゃあ行きます。
こんばんは。今夜も図面を描きながらです。 建築設計をお仕事にしているアゲミト福島が、夜な夜な図面を描きながら話していく番組です。
肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたらと思っています。
スピーカー 1
こんばんは。
はい、10回目。
今回10回目、ついに大台に乗りました。
大台っていうにはちょっと早いですけど。
でも、言っても、2ヶ月半ぐらいか。
スピーカー 2
もうそんな経つ?
スピーカー 1
なるんですかね?これが10回ってことは。
うん、そうですね。
スピーカー 2
あの、コツコツ毎週木曜日の夜8時に配信しようとやっております。
スピーカー 1
これ、ちなみにですけど、木曜の夜ってどうなんですかね?いいのかな?
別に気に…いつでも変わんないですかね?
スピーカー 2
なんかさ、夜聞くかな?って気もせえへん?
あの、この前お会いした人が、車の運転中によく聞きますって言ってもて。
スピーカー 1
いや、僕もそんな風に言われて。
スピーカー 2
よし、出した!って思うけどさ、
スピーカー 1
夜出されてもみんなふーんって気持ちになるんちゃうかな?って思ってさ。
スピーカー 2
ね、そうかもしれんですね。
朝仕事に行くときとかさ、ご飯作り始めるときとか、
なんかそういうときのほうがいいのかなと思う。
スピーカー 1
かもしれんですね。
また、あれですね、突然変わるかもしれんですね。
スピーカー 2
配信する曜日とか、時間とか。
仕上がった日が木曜日で、木曜日に配信したの。
あ、そうそうそうそう。
ただ、続いてるだけやもんね。
スピーカー 1
いつでもいいのかもしれんすけど。
スピーカー 2
どうなんでしょうね。
ね。
まあまあでも、ほんとに続いてよかったです。
スピーカー 1
はい、ひとまず10回迎えてよかったです。
スピーカー 2
どうですか?10回迎えて。
リスナーからの相談
スピーカー 1
いやあね、楽しいですよね。
あの、いや、けっこう、
え、聞いてくれてるんですか?っていう方から聞いてますよって、声かけてくれたりとか。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
うん。
あとはこの、今設計進めてるクライアントさんとか。
聞いてくださってて、毎週こう、コメントくれたりとか。
それで、今計画中のおうちに対しても、
あ、こここうしてもいいかもしれんすね、みたいな話をすることもできたりして。
スピーカー 2
ふつうだったら、打ち合わせ中ぐらいしかこういう話ってできない。
スピーカー 1
けど、それを、まあこっちから勝手に、気ままにですけど、
いったんこう話をすることで、
スピーカー 2
なんていうのかな、打ち合わせをしてるに近いことにもなってるというか。
スピーカー 1
なんて、なんて素晴らしい。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あけみさんの周りではどうです?
やっぱ、毎週配信してるから、
習慣になって聞いてくれる方がいるっていうのが嬉しいよね。
うん。
あとはどうだろう。
確かに、今お仕事させてもらってる方が聞いてくださってて。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
とかっていうのはね、人となりを知ってもらえるから、
スピーカー 1
かっこつけやんくていいのがいいよね。
スピーカー 2
もうこういうのなんです、私こんなんですって。
スピーカー 1
そうすればね。
すごくいいかなって思うし、
スピーカー 2
まあ、聞いてるよって言ってもらえると嬉しくて、
やる気が出るというか、出るよね、やる気。
スピーカー 1
出ます。すごい出ます。
スピーカー 2
ありがたいことに、初めてすぐにいろんな方が聞いていただいて、
反応があるから、やっぱ続けられるし。
そうですね。話のネタがつきないっていうのがいいね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
しゃべることないなーとかならんもんな。
ならないですね。不思議と。
スピーカー 1
なんか、これまた収録すると思いますけど、
このポッドキャストをやり始めたことをきっかけに、
どんどんこうやってみたいこととか、
こういうの作ってみたいよねとか、
いろんなこう、構想がね、出てきたりしてて。
そういう意味でも、このポッドキャストの配信以外の部分でも、
すごいこう、広がりが出そう。
まだ出てないからな。
出そうって感じ。
言うだけ言うとこみたいな感じかもしれないです。
スピーカー 2
ね。
それすごく、なんかこれから楽しみなことかな。
ですね。
スピーカー 1
たぶん近いうちにね、なんかそういうたくらんでるところを話しするっていうの。
スピーカー 2
できるかどうかわからんけど、
面白そうやし、考えてみましょうみたいな感じのことがね、
話せたらいいし、そういうことを共有できたらいいかなって思います。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
やっぱほんと、聞いてくださってる方がいるのを実感するとね、
やっぱり続けれる気もするし、
まあ、僕らも楽しいからやってるだけとは言いつつもね、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうやって反応いただけることが何よりで。
スピーカー 2
ね。
そうそう。
はい。
あの、でね、今日はお便りフォームに、
うん。
お便りが最近いただけるようになって、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なかなかお便り送ったのに、
無視かなって思われると申し訳ないので、
ここら辺で一回ね、読ませていただいて、
はい。
うん。
なんか内容について話しできたらいいかなと思って。
スピーカー 1
うん。
結構僕ら取りためてる、
まあ、この何回分か取りためてるから、
割とね、配信のスケジュールっていうか、
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
割と先まで決まってはいるんですけど、
スピーカー 2
なんか時間差がね、できちゃうからね。
スピーカー 1
うん。
こうお便りいただけたときは、
ある程度ね、たまってきたときには、
間に差し込んだりとかしながら、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
レスポンスよくやりたいなとはなるべくね、
思って。
スピーカー 2
だから、まあ、つまりあれなんですよ。
もう10回目実は取り終わってるんですけど、
あの、忘れて10回目取っちゃって、
スピーカー 1
はい。
10回目って言いたかったって言って、
スピーカー 2
お便りフォームを10回目にさせていただくっていう。
はい。
スピーカー 1
いや、でもいいと思います。
はい。
スピーカー 2
ね。
うん。
はい、そういう回です。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあ、2つお便りが来ているので、
はい。
読んでいかせていただきます。
はい。
ラジオネーム、恋するメロンパンさんからです。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
こんにちは。
いつも2人のラジオを楽しく拝聴させていただいてます。
第4回で光のお話、とても面白かったです。
我が家は掃除が苦手なので、
家の電気をすべてダウンライトにしたのですが、
暮らし始めてから寝室もダウンライトにしたことを、
とても後悔しております。
寝室は普通のライトにすればよかった。
せめてダウンライトでも調光できるタイプにすればよかったと。
我が家のダウンライトは調光できないタイプなので、
消すかつけるかの2択しかありません。
私は寝室の電気を消して、
廊下の電気をつけて、
扉を少し開けることで調整していますが、
娘は電気をつけたまま寝ています。
疲れが取れなさそうで嫌だなぁと思うのですが、
廊下の明かりだけだと暗くて嫌だそうです。
家族全員寝室分けています。
お二人はどんな明かりで寝ておりますか?
真っ暗でしょうか?まめきゅうでしょうか?
また、家族と一緒に寝ている場合は、
寝るときの明るさの価値観はあっていますか?
お話しいただけると嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。
照明に関するアドバイス
スピーカー 1
はい。恋するメロンパンさんありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
そうですね。どうですか?
スピーカー 1
寝室のダウンライトってね、やっぱ寝るときって見上げるから、
スピーカー 2
光源がね、ちょうど真上にあるのもあるし、
スピーカー 1
調光できるにしても、やっぱ、
見上げた、視線の先、寝転んだときの視線の先にやっぱ光源があるので、
ちょっと注意深く配置だとかね、考えないといけないところですね。
スピーカー 2
あのね、埃がたまるの嫌ってすごいわかるんですけどね。
寝室に、そうですね、ダウンライトするときは足元の方にすることが多いかな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
寝るときも使うけどね、朝とかね、寝室窓小さくする人もいるから、
照明気をつけてっていう人やと、
日は照明いるし、どう使い分けるかっていうところはあるよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
調光にしても、なんていうんだろう、一番暗めに絞ってても、
切れる瞬間、グラデーションでスーッと消えていくんじゃなくて、
やっぱどうしても最後のとこパチンと切れるから、
なんか絞り切れないっていうのもあるから、
やっぱり、ダウンライトは日中用で、
夜はスタンドライトとかね、
がいいのかなーっていうのは思うかな。
間接照明とかね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
どうしても、そう光源がね、ですね、
スピーカー 1
なんかスポットライトでアッパー、その天井に向けて照らすとかね、
なんかそういうこともしたりはしますが、
照明の選択とアドバイス
スピーカー 1
やっぱ埃がどうとかってなると、
フロアライトやスタンドライト置いてかなー。
それも、まあ結局掃除いるか。
スピーカー 2
まあ、ね、掃除はいるよね、どうやってもね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ダウンライト以外やと。
なんかあの、ベッドボードのところにを作って、
そこにこう照明仕込んで、
ね、あの、ニッチというか、ちょっと棚みたいなところが光るようにとか。
そういうのでこう、棚掃除みたいな感覚で、
ね、掃除もできてとかはあるやろうけど。
まあ、でも、今ね、もう家完成して、
困ったなーってなるやったら、やっぱりもうスタンドライトしかないのかな。
スピーカー 1
うーん、そうですね。
それがいいかなー。
スピーカー 2
くしまくんどうやって寝てる?
スピーカー 1
うちは3畳の寝室ですけど、
あの、壁のレセップですね。
あの、壁にソケットつけて、電球つけてるタイプで、
で、その電球が、まあ10ワット相当。
スピーカー 2
ああ、すごい弱い。
うん。
スピーカー 1
ほんとに夜ほんのり光るだけ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
夜、その寝室で着替えたりとかっていうことがないので、
部屋の構造上というか、
寝室はほんと寝るだけの部屋なので、
スピーカー 2
それでいけてますが、
スピーカー 1
寝室から一歩外出たところが、あの、着替えれるスペース。
ウォークインクロゼットみたいな場所になってるので、
そこはまあ明るい照明にしてるんですけど。
うんうん。
スピーカー 2
つけっぱなしで寝る。
スピーカー 1
そうですね。
まあ、僕が気づいたら、途中で起きたときとかは消しますけど、
基本はちょっとついてる感じですね。
スピーカー 2
電球は乳白透明。
スピーカー 1
それはクリアです。
スピーカー 2
はい。
ああ、そうか。
で、まあ、もちろん電球色だよね。
はい。
スピーカー 1
で、まあ、すごい弱い光ですね。
スピーカー 2
まあ、それだと光源見えても、
ね、目がしんどいとかないもんね。
はい。
まあ、ただ、あの、絵本の読み聞かせとかするときには、
スピーカー 1
ちょっとその電球から遠い側やと、
うーん、ちょっと読めへんみたいなぐらいの明るさになったりするので、
そこはね、ちょっと不便ちゃう不便ですけど。
スピーカー 2
うーん、うちはあれやな、あの、
床に置くスタンドライト。
うーん。
スピーカー 1
けっこう大きいボールみたいなライトで、
スピーカー 2
50センチぐらいあるのかな、ちょっかい。
スピーカー 1
うーん、大きい。
スピーカー 2
それだけで夜は、まあ、寝る前だけやからね、過ごして。
で、今までは、絵本読み終わったらバチッと消してたんやけど。
はい。
なんか、寝つきがちょっと悪かったりすると、
充電式の小さなあの、なんていうの、キャンプ用みたいな照明をつけて、
まぶしくない、こう、光源を下にして、
ほんのり明るい感じにして、寝ることが多いかな。
で、夜ね、あの、気になってきたら消すっていう感じかな。
だからね、そういう、なんかあの、キャンプ用みたいなコンセントの位置がどこにあるかとかもね、あの、
関係してくるから、キャンプ用のやつとかで、
けっこう、あの、ほんとに充電全然せんでいいから、
そういうので寝るのもいいと思うし、
高度ないから、あの、ほこり溜まったりとか、
煩わしくないから、
いいかもしれへんです。
スピーカー 1
そうですね。恋するメロンパンさんの家ね。
それこそあの、災害対策にもなったりしますしね、そういうものって。
スピーカー 2
そうなのよ。
そんなとこですかね。
はい。
スピーカー 1
まあ、ダウンライト、まあ、最悪聴講にね、変えることも、
まあ、スイッチまでいるかもしれんすけど、
するっていうことも一つかもしれないですね。
スピーカー 2
なんかね、暮らしてみてやっぱり気づくこととかたくさんあるから、
そういうのに対応できるといいけどね。
スピーカー 1
うーん、そうですね。
スピーカー 2
商品が。
うーん。
はい。ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
図面に関する相談
スピーカー 2
じゃあ、次です。
えーと、ラジオネーム、今夜は図面とにらめっこさんからです。
いつも楽しく拝聴しております。
現在、神奈川県で自宅の設計中で、毎晩図面とにらめっこしています。
私はもともと建築に詳しいわけでもなく、
もちろん家作りは初めてなのですが、
図面やパーソンを見たときに、
そこでの暮らしを想像するのが、とても難しく感じます。
括弧、寸法やCGで物理的な理解はできるのですが…。
おそらく実際よりかなり広い空間を想像していたり、
空間と空間との繋がり方や光の感じなど、
暮らしの中で見えるリアルな景色として思い描くのが難しく、
良い判断ができているのか不安になります。
プロとして図面やパーソンを見る際のアドバイスや、
素人が陥りがちな失敗などあれば教えてください。
他にも伺いたいお話がたくさんあります。
お忙しいとは存じますが、これからも番組頑張ってください。
スピーカー 1
今夜も図面とニラメッコさんって、すごいなんか、番組名をなぞらえた素敵なラジオネームをつけてくださいましたね。
スピーカー 2
確かにそうなるよね。家建てて、仕事から帰って、夜は図面を見て、楽しい時間ですけどね。
スピーカー 1
ねえ。これすごく難しい話ですね。
建築の仕事をやってると、学生時代とかからね、ずっと常にコンベックス、メジャーとか、持ち歩きなさいとか言って、
スピーカー 2
寸法の感覚を自分に染み込ませる訓練みたいなのをずっとやってきてるので、
スピーカー 1
だからこそ、図面にできるみたいなところが多々あるんですけど、
それをやっぱり、それこそ家づくり初めての方がほとんどだと思うんですけど、
スピーカー 2
そういう方たちが、自分ごととして落とし込めるかって、すごくこう、そもそも難しいなって、やっぱ思いますよね。
そうですね。
ねえ、やっぱり経験、今まで経験してきた、例えば実家とかさ、今住んでる家の部屋の広さとか、そういうのを基準にしないとわからんもんね。
そうなんですよね。図面とかパースって、なかなか難しいですよね。立体やし。
スピーカー 1
うーん、実際にできるのはね、立体やから難しいよな。
スピーカー 2
僕らでもパース難しいよ。なんていうの、パースって3Dで見て検討するけどさ、
できてみて一緒もんできてるはずやけど、ああーって思うことあるもんね。
スピーカー 1
うーん、あります。
スピーカー 2
ここに質感があったりとかさ、1分の1というかリアルなスケール感で見えたときにさ、
あんなに検討するけど、やっぱまだまだ気づくことがあるから、それを初めての方が判断するのは難しい。
しまくん、どうしたらいいですかね?
スピーカー 1
まず、図面を見るときのアドバイスとしては、
図面ってこう、もらったときに部屋名とかが書いてあって、この向きで見ます、みたいな。
たとえば、北側上で図面が書かれてるっていう、その状態ばっかりで見るんじゃなくて、
こう、くるくる回してみるといいと思うんですよ。
スピーカー 2
あー、そやね。
スピーカー 1
たとえば、こう、駐車場、車止めて、家帰るまでのアプローチを、
その、なんていうか、カーナビみたいに、
カーナビみたいにくるくる回しながら、こう進んでいくように図面を眺めてみるとか、
すると、すごく見え方が変わったりしますね。
やっぱ、敷地に立って図面見てると、
その、実際にね、周りの景色とのどんなつながり方をするかとか、
いうのも見えてきますし、
スピーカー 2
そやね。
スピーカー 1
うん。それはすごくいい気がしますね。
スピーカー 2
うん。
どうしてもね、その、おっしゃってるように、実際より広く空間を想像してしまう運だと思うんです。
その、CGのパースとかもね、
あの、ちょっと広角になってたりとか、
不安に感じられてる通りやと思うんで、
やっぱりそういうときは身体感覚を大事にして、
現地に足を運んで体感してみてっていうのがいいかなとは、
まあ、そう思うかな。
なんかね、あの、家づくりって、
こう、100点を目指すのとはちょっと違うというか、
なんか、他者評価で100点を目指すのとはたぶん違って、
自分だけの答えがあっていいと思うので、
そう、あの、なんか一つも失敗したくないとか、
そういうスタンスでいると、すごくしんどくなるし、
スピーカー 1
そうなんですよね。苦しくなるんですよね。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
設計するときって、過去を生きてきたことを参照しながら、
今の価値観で建築を考え、空間を考えたりするわけですけど、
こう、生活って、こう、10年、20年、30年、50年って、
図面を理解するためのヒント
スピーカー 1
この建築っていうのは立ち続けるわけで、
今の価値観のままずっと暮らせるとは、やっぱ、僕、思わなくてですね。
だから、こう、今、自分が持ってる感覚っていうのを信じすぎなくてもいいというか、
今が、うーん、なんていうんだろうなあ、その、
また、これも投げやり?なんかなあ。
スピーカー 2
なんか、そう思うところもあって、
スピーカー 1
また、自分の価値観もいずれ変わってくよっていう生活の仕方もね、
家族構成も変わってくでしょうし、
まあ、体の変化もあるでしょうし、
だから、今、ベストなものができたと思っても、
意外と、こう、数年後に全然、あれ?って思うことになることもあると思うので、
スピーカー 2
からこそ、プロがいるんだと思うし、
あの、プロの人が提案してくれる。
だから、大事なのは、
その設計を頼んでる方を信頼しているかどうかというか、
やっぱね、この人の設計がいいなあとか、
考え方素敵やなあとか思って頼んでるんでしょうから、
いい判断を全部自分がしなきゃいけないってわけじゃなくて、
ある程度、委ねて。
で、委ねるためには、
お互いを理解し合えるようにコミュニケーションを取るというか、
しっかり打ち合わせをするとか、
仕事だけじゃなくて、
たとえば、終わった後にちょっと食事するとかさ、
だから、そういうのが大事なんじゃないかなあって、
そこかなあ。
スピーカー 1
やっぱり、家づくりって時間かかるし、
スピーカー 2
人生をかけた一大プロジェクトみたいなところがあるから、
なんていうかなあ、一緒に作り上げてくもんだと思うんですよね。
設計事務所と、大瀬氏さんご家族と、
あと大工さんとか作ってくれる方と、
みんなで作り上げてくものなんで、
信頼できるなって思う人と、
やっぱり家づくりってしないと、
大瀬氏さんはもちろん信頼できない人と仕事しちゃうと不幸せになるし、
僕らも設計する側からも、やっぱり信頼関係が築けない仕事って、
すごい不幸な。
ねえ。
この前もなんかちょっと話してたけど、
個人でやってて、本当に何件建てれるかっていう、
限られた数しか一人でやってたら建てられへんから、
やっぱりいいもん作りたいし、喜んでもらいたいし、
それがなんか悲しい終わり方すると、
そういうのはないようにしたいね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あれですよ、今夜もずめんどにらめっこさんが、
どうとかじゃなくてというか、
言い方と設計されてるんやとはもちろん思うんですけど、
難しい話ですよね。
でも、本当信頼できる方と出会えると、すごく楽やと思いますね。
スピーカー 1
こう、一つ一つの判断、
素材選びだとか、
ちっちゃな扉のつまみとか、
コミュニケーションの必要性
スピーカー 1
そういったものも選んでいくことになると思うんですけど、
そういうときに、理解しあえてる人やと、
こちらが提案するときにも、すっと決まっていく。
なんかその、信頼関係なのか、価値観の共有ができてる状態やと、
そういうのがやっぱり、一つ一つがスムーズにいったりするので、
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
全部全部自分で決めないとって思うよりは、
適度にゆだねつつ、やっていけるといいのかなとは思いますね。
スピーカー 2
そうやね。
あとは、相手がどう答えを出してくれるかっていうのを待つっていうのもいいと思う。
スピーカー 1
やっぱり、図面描く上では、そのコスト面であったり、
構造のことだったり、
なんかまあ、いろんな条件があって、その提案がなされてるとは思うので、
ね。
スピーカー 2
ねって言って。
そうなんですよね。
わかりますよ。
わかります。
そういう気持ちになりますね。
やっぱりうまくやりたいし、失敗したくないしね。
スピーカー 1
はい。僕たちも設計する上で、おじさんがこういう感覚になりうるよっていうのはね、ちゃんとじゅうじゅうわかった上で取り組んでいかないといけないなと思うし、
スピーカー 2
やっぱり最初の設計を依頼していただく前に、いかに価値観を共有できるか。
そうやね。
スピーカー 1
そこすごい大事やなって思いますね。
スピーカー 2
そんなとこですかね。
いやいや、こっちから一方的に発信するだけじゃなくて、こうやってお便りいただけると、
聞いてらっしゃる方がどういうことを考えたりとか、
スピーカー 1
僕らの話を聞いていただいてってのも知れて、すごく学びがあるというか、
スピーカー 2
学びって言うとあれやな。
気づかせてもらうことが多いような気がしますよ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
こんなとこですか?
スピーカー 1
お答えとして、大丈夫やったやろか?
スピーカー 2
ええ。
スピーカー 1
ねえ、なんか真面目なほんとに。
スピーカー 2
って言われて、トーンがあれですけど、答えられたかな?
もし、不完全燃焼やったら、もっかいトライしてみてもらいましょう。
ちょっと物足りませんって言って。
スピーカー 1
さらなる不完全燃焼を呼び込むかもしれへんっていう。
スピーカー 2
あの、あれです。気軽に聞いてください。
いろんなこと。
こんな家作りのこととかもいるし、もっと気軽な。
スピーカー 1
気軽な。
スピーカー 2
そうそうそう、建築家2人っていうね、なんかこう、のが出てますけど、
スピーカー 1
まあ、いち人間やし、いちパパやし、いち夫やし、みたいな。
スピーカー 2
そうやね、そうそう。
なんかね、家作りのことになるとこ、ちょっと、ちゃんと答えな、みたいなスイッチ入るけど、
もうちょっとゆるくいこうと思っております。
そこですかね。
じゃあ、今夜はこれぐらいで、また次の夜にお会いしましょう。
スピーカー 1
お会いしましょう。
スピーカー 2
おやすみなさい。
スピーカー 1
おやすみなさい。
31:06

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